テポドン2で思うこと

北朝鮮のテポドン２が発射間際と言われている。だがちょっと待てよ、と
これで北朝鮮に何のメリットがあるのだ、金正日が最早軍を掌握しておらず
統制が利かなくなった？それが北朝鮮に何をもたらすのだ、自明のこととして
何ももたらさない。逆にこのテポドン騒ぎで最大のメリットを上げたのはどこだ、
日本とアメリカの防衛産業だ。また日米政府もMD開発契約を昨日06年6月23日
何の抵抗や障害も無く締結しているのだ。この予算にどれほど日本のお金が
使われるか不明である。同じく同日ハワイのアメリカ海軍がミサイル迎撃ミサ
イル実験に初めてに近いぐらいで成功した。（成功したのは2回目）アメリカ
副大統領のチェイニーが極秘チャンネルを通じて金正日にテポドン２試射
騒動を頼んだのではないかと思える。さらに日本ではその目配せで相場が
変わると言われている日銀総裁の利殖目的の村上均ちゃんファンドへの投資
騒ぎが起きて辞職騒ぎとなっているところへそれを救うテポドン騒ぎである。
また、すこぶるいい加減な亡国へ直接導くBSE輸入解禁騒ぎとも相俟っている。
日本国内政治問題を覆い隠してしまうほどのインパクトのあるテポドン騒ぎ、
逆に何のメリットも無い北朝鮮へ経済制裁を解除しても余りあるほどの報酬を
与えてでもこの騒ぎを画策したのではないかと思える日米政府（闇）