家づくりサポーター 陽建築工房

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視察研修

2008-03-17 14:17:46 | 活動
3/14 とかちの木で家をつくる会にて、旭川方面に視察研修に行ってきました。

 ■とかちの木で家をつくる会
   十勝産の木を使った家づくり促進を目的に、森林組合、製材業者、
   設計事務所、工務店などが参加

視察は北海道東海大学と道立北方建築総合研究所の二ヶ所。
旭川、帯広はともに地域の中核都市ですが、
建築や木材といった教育・研究機関では大きな差がある事を実感しました。
旭川の人々は大都市札幌に対してそう感じているかもしれませんが・・・。

十勝という地域だけではなく、北海道という大きな地域の中で
様々な分野の人々との交流を深めながら、地域材というものを
考え直していく時期なのかもしれません。





図書館・談話室にある                                  参加者はいろいろな椅子の座り心地を体験。
名作椅子コレクションの一部。                                普段は学生達も自由に座る事が出来るとの事。うらやましい環境です。





右:大野教授  左:大矢教授                              田山里奈さんが、卒業研究で制作した椅子
お忙しい中、大学を案内してくださり、                         「ほっかいどうグッドデザインコンペティション2006」大賞受賞
ありがとうございました。                                現在、商品化され、市販されています。





新月代採と満月代採の比較研究
3年経過しているが、まだ明らかな違いがでていないとの事…。
これからなのでしょうか。





木工実習室                                       まるで工場
様々な椅子が試作されています。                          充実した設備、そして指導者。
                                               家具の街・旭川を支えています。
                                               春休み中というのに、熱心な学生が作業していました。





新・旭川駅の模型  設計は建築家の内藤廣さん
確か、岩見沢の駅も内藤さんだったような。
JRで旭川に行くのが楽しみになります。





道立北方建築総合研究所                               内部 アトリウム
寒冷地における住宅や都市の                             ガラス屋根、両側のガラス壁面からの光で、
建築技術に関する研究をしています。                        当日は曇空でしたが、十分な明るさ。
以前は「寒研」と言われていました。                         左手 事務所棟は照明がついていませんでした。
二度目の訪問です。                                   恵まれた仕事環境です…。