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日記というより、三歩で忘れてしまうことのメモ

中日・03.21-23(OP戦-vsS_C)

2005-03-31 23:30:36 | ドラゴンズ&野球
・3月21日(月)
《ヤクルトとのオープン戦(神宮)》
《ウエスタン教育リーグ・対阪神(ナゴヤ球場)》
《野口が左肩に違和感》

<オープン戦・対スワローズ>
 123456789
0000200002
00204311X11
D 朝倉(5)-岡本(1)-鈴木(1)-平井(1)
S 石堂(5 1/3)-佐藤賢(2/3)-上原(1)-石井(1)-山本(1)
▽本塁打 (D)谷繁2ラン(石堂) (S)青木2ラン(朝倉)、岩村2ラン(朝倉)、ソロ(岡本)、福川(平井)
▽失策 (D)森岡[二]、立浪[三]、高橋光[一] ▽捕逸 (S)福川2

ドラゴンズが負けるときの典型のような試合。
投打ともに冴えず、愛工大名電出身のヤクルト石堂を打ち崩せず。
朝倉の失点は失策絡みのため自責点は2だが、安定してきていただけに少々残念な結果。
福留は今日も休み。

<教育リーグ・対タイガース>
 123456789
3000005008
1000003004
T ()-()-()
D 川岸()-()-平松()

今日の教育リーグ阪神戦の先発予定だった(スタメン・コールもされていた)野口が、
試合開始前のブルペンでの投球練習中に違和感を覚え、登板を回避しトレーナー室へ直行。
22日に病院で詳しい検査を受けるとのこと。
開幕ローテへの最終チェックテストとしての登板だっただけに残念。
大事にいたらなければいいが。


・3月22日(火)
《ウエスタン教育リーグ・対阪神(ナゴヤ球場)》
《野口が病院で精密検査:1週間安静》
《ドミンゴが一時帰国し精密検査の可能性》
《佐藤のネズミの除去手術予定発覚》
《新人・樋口は開幕二軍濃厚》

前日、肩の違和感から登板を緊急回避した野口が名古屋市内の病院で精密検査。
とりあえず1週間安静にして30日(水)を目処に再検査をして様子を見るとのこと。
暗い話題だ。

今月1日の登板予定を肩の違和感から回避し、
キャッチボール、ランニング程度で調整の上がらないドミンゴが、
自ら米国での検査を希望。
早ければ、今週中にも渡米する予定とのこと。
暗い話題だ…。

昨秋から春季キャンプと好調を維持し先発ローテ入りを狙っていた佐藤が、
近日中に古傷の右ヒジ軟骨の除去手術を受けることが発覚。
春季キャンプを順調にこなし評価を上げ、
さあこれから実戦登板だというときに、
肩透かしの雨の連続で韓国球団との練習試合を流す。
休日返上でブルペン入りし調整までしていたが2試合連続で流れ、
その直後に右腕に軽い張りが出たため読谷行きへ。
その後、オープン戦、教育リーグともに登板がなかったが、結局手術をする段に。
クライ、クライヨ…。


・3月23日(水)
《広島とのオープン戦(ナゴヤD)》
《ドミンゴが精密検査のため渡米》

<オープン戦・対カープ>
 123456789
0001102102
40200011X11
C 長谷川(3)-梅津(2)-ロマノ(1)-広池(1)
D チェン(5)-マルティネス(3)-金剛(1)
▽本塁打 (D)ウッズ3ラン、ソロ(長谷川)
▽盗塁 (D)荒木、井端 ▽盗塁死 (D)大友
▽失策 (D)マルティネス (C)ラロッカ[三]
▽ボーク (D)マルティネス

今日はほぼ開幕オーダー。
指名打者も使わず、投手も打席に入った。

今日の先発チェンは課題の変化球を多投。
5回を投げ、4安打5四球2失点で奪三振1。
結果はまずまずだが、内容は合格点もあるが追試もあり。

2回、先頭のラロッカに粘られカウント2-3から、
腕の触れてない置きにいったストレートがボールになり四球。
続く前田にはストレートの四球。
緒方にはライト前に運ばれ無死満塁のピンチを迎えるが、
開き直り腕が振れ野村を浅いレフトフライ、倉をショートゴロ併殺に打ち取る。
4回、簡単に二死をとるものの、前田、緒方に連続四球。
前田にはストレートの四球、緒方には2-2までいったもののファールで粘られ四球。
野村を詰まらせながらもセンター前に落とされ失点1。
5回にも木村拓に粘られ、5個目の四球。
ラロッカに対しカウント0-2から球威が落ちたところをタイムリー。

カウントが少し悪くなると途端に腕の振りが鈍り、
直球、変化球ともに制球がおぼつかなくなる。
十分一軍で通用するストレートなのだが、変化球を制球しようとするあまり、
腕の振り自体が悪くなってしまう。

2番手はチェンと同じく先発テストとなるマルティネス。
3者連続三振と最高の立ち上がりを見せる。
結構逆球を投げていたりするのだが、
テンポがいいため相手打者がタイミングを取り辛いという投球。
しかし2イニングス目以降、甘い球を痛打され3失点。

チェンがコースに投げようと意識しすぎて腕の振りが鈍るのに対し、
マルティネスの場合はコントロールに対しアバウトすぎる。
マルティネスも常時140km/h後半が出るのならアバウトでもそれなりに抑えられるが、
今日のような140km/h前後であると、もう少し二軍で教え込んでからでないと厳しい。
どちらかといえば、メンタル側の調整だけでいいチェンの方が一軍に残りそう。

1点リードの最終回は、16日刈谷で2/3イニングを3失点から中6日の金剛が、
フライアウト3つで出直し登板をしっかりと抑えた。

ウッズのホームランは2本とも打った瞬間それと分かるホームランバッターのもの。
ボールの質、球場のサイズ、関係無し。
1本目が長谷川の外角低目を狙ったカーブが高めに抜けた球をレフトスタンドへ一直線。
2本目は内角低目やや甘目を腕をうまくたたんでの払い打ちでこれもレフトスタンドへ運んだ。
最高の状態で開幕を迎えることが出来そう。

野手では英智が合流ベンチ入りし、代打からレフトの守備に入った。
守備機会はなかったが、ファームでも守備には問題なかった。
あとは足の状態だけ。
とりあえずはスタメンではなく、しばらく昨年のように守備固めでの起用となるだろうか。

英智の復帰に気が気でないレフト争奪陣は大友がレフトスタメンで3-1。

結局ドミンゴはジョーブ博士に診てもらうため渡米。
帰国予定は25日。

中日・03.20(OP戦-vsYB)

2005-03-24 17:09:09 | ドラゴンズ&野球
・3月20日(日)
《横浜とのオープン戦(横浜)》
《福留は前日の大事をとってお休み》
《ウエスタン教育リーグ・対サーパス(ナゴヤ球場)》
【楽天(対日本ハム)山崎は5番!DHで3-1】

<オープン戦・対ベイスターズ>
 123456789
1030010005
YB0000003003
D 山井(6)-石井(1)-高橋聡(1)-岩瀬(1)
YB セドリック(5)-岸本(1)-門倉(1)-ホルツ(1)-クルーン(1)
▽本塁打 (D)ウッズ2ラン(セドリック) (YB)相川2ラン(石井)
▽盗塁 (YB)野中 ▽盗塁死 (D)森岡、土谷
▽暴投 (YB)セドリック

ウッズに待望の一発も生まれ、安心して開幕を迎えることができる。
投げては山井が開幕ローテを決定付けるピッチング。
6回を4安打無失点(7奪三振1四球)で唯一インチらしいピンチも初回だけ。
あとは昨年までの調子が落ちたときに歯止めが利かなくなることさえ出なければ十分ローテーションを守れる。

レフト争いは大友が4-2、玉野が4タコ。
打率はそれぞれ.214と.200と守備を考えると玉野は苦しくなってきた。
玉野の4打席は二ゴロ、遊ゴロ、中飛、三ゴロ。
2回得点圏で回ってきたがランナーを返せず。
…幕田と変わらないなあ。
右の外野手と考えると今のままだと幕田と一緒に下に落ちて、入れ替わりに中村公が上がってくることもありえる。
大西はもう少しかかるようなことを言っていたけれども、英智は走塁時のスライディングだけクリアすれば開幕に間に合うようだし。
結局レフト争いは微妙なアピールのまま終盤になってしまった。

<教育リーグ・対サーパス神戸>
 123456789
SK3000320008
0100100204
SK 高木(3)-岡本(2)-阿部健(1)-香月(1)-岩下(1)-本柳(1)
D 樋口()-矢口()-遠藤()-久本()-ブラウン()
▽本塁打 (D)() (SK)五島(落合)

先発テストとなった樋口だったが立ち上がりに3失点。
2回以降立ち直り1安打のみ、4回5安打3失点。
矢口、遠藤はともに失点。
微妙な立場が続く…。
久本、ブラウンは無失点に抑える。
ブラウンは短いイニングの方がいいのかな。

この日もロペス欠場のため、山崎の打順が上がり5番指名打者で出場。
3打数1安打(1併殺)と、楽天打線不振の4併殺により第4打席は回ってこなかった。
一時はヒットが出ず打率を下げていた関川だが、こつこつ1安打を重ね、
今日の試合3-2でオープン戦通算.313に戻した。
このままの状態を維持すれば開幕1番レフトはほぼ当確。
そうすると、磯部は不振だがシーズンに入ればなんとかなると思うので、ライトは問題なし。
センターで予定していた飯田はオープン戦はさして振るわなかった。
となると、益田にチャンスが回ってくるか、あるいは平石を育てる意味も込めて使っていくか。
打力を考えると川口を使いたいところだが守備に難点があるので、
その場合は川口がレフトに入り関川をセンターに回すことになるだろう。

中日・03.19(OP戦-vsM)

2005-03-23 17:04:12 | ドラゴンズ&野球
・3月19日(土)
《ロッテとのオープン戦(千葉マリン)》
《ウエスタン教育リーグ・対サーパス(ナゴヤ球場)》
【楽天(対横浜)山崎は1号HRヽ( ´ー`)丿】

<オープン戦・対マリーンズ>
 123456789
0100000001
00000110X2
D 川上(3)-山本昌(3)-岡本(1)-川井(1)
M 清水(6)-藤田(1)-薮田(1)-小林雅(1)
▽本塁打 (M)ベニー(山本昌)
▽盗塁 (D)井端 (M)代田2、諸積
▽失策 (M)福浦[一] ▽暴投 (D)岡本2

川上はさすがにキャンプ中とはボールの質がまったく別物になってきた。
あとはもう一度調整登板をしてシーズンインとなる。
山本昌はいつもこんな感じなので問題なし。
ローテーションだけしっかり守ってもらえれば。
ただいつまでも山本昌が2、3番手じゃ駄目なんだけどな。
そろそろ4、5番手に回すような若手が伸びてこなければならんのだが。
今シーズンの課題でもある。
岡本、川井はオープン戦なのに無駄な四球が多い。

打者では福留が2安打あり、自打球あり、フェンス激突あり、の当たりデー。
レフト争いでは井上がレフトスタメンで4タコ、大友が指名打者で3の1。

<教育リーグ・対サーパス神戸>
 123456789
SK1010200105
0010000045
SK 光原(6)-町(2 2/3)-野村(1/3)
D 落合(4)-小林(1)-小笠原(3)-川岸(1)
▽本塁打 (D)森満塁(?) (SK)五島(落合)

落合は4回2失点、まずまず。
初回2安打2四球、押し出しで1失点。
3回にはソロ被弾。
悪くはないけれども長いイニングは次回100球投げてどうかというところ。
小林は2失点と残念な結果。
好調なときはいいが、調子が落ちたときにいかに抑えるかがこれからの課題。
小笠原もまずまずだが、一軍での武器をどうするか。

森の満塁ホームランは9回二死ランナー無しの4点ビハインドから飛び出した。
普久原[左安]、ホッシャ[左安]、中村一[四球]、これで二死満塁。
続く森が初球のストレートをセンターオーバーへの満塁同点ホームラン。
いけいけどんどんの場面とはいえ、そこでしっかりと振り切れるのが成長の証。
ホームランは昨年一軍で3本、二軍で4本。
今日のホームランが一軍へ届くかどうか。

山崎がついに本塁打。
高目の球だが、一本出ると出ないとでは気持ちが全然違う。
春男の本領を発揮するときがようやくきた。
開幕まで一週間を切ったにもかかわらずロペスが体調を崩し、
開幕に間に合うか微妙な現状で代役4番には山下が取り沙汰されているが、
このままいけば山崎の状態も悪くない。
96年のときのように開幕戦で1本打てれば勢いに乗れるだろう。
関川は今日もしっかり1安打。
酒井はショートで出場。
小池は3回をまずまず。
一応抑え役になっている小山が中3日で今日は1点リードの9回に登板し、
先頭打者に安打を許すも貝塚、小関と連続三振。
最後は高木大をレフトフライに打ち取りしっかりとセーブを記録。
一軍レベルの打者を抑えたのは収穫。
球数も15球と良い数字。
もう一度投げるか、それとも調整だけで開幕に入るか。
開幕一軍は確実になった。
昨年のファイターズ横山以上のパフォーマンスを期待したい。
ただ問題はイーグルスがリードしたセーブのつく場面で回せるかどうか。
とりあえずはセーブはともかく、1試合1試合を抑えていくことの積み重ねになるかな。

中日・03.16-18(OP戦-vsH_G)

2005-03-20 11:46:39 | ドラゴンズ&野球
・3月16日(水)
《ソフトバンクとのオープン戦(刈谷)》
《ウエスタン教育リーグ・対ソフトバンク(雁の巣)》
【楽天(対横浜)山崎は代打で四球を選ぶヽ( ´ー`)丿】

<オープン戦・対ホークス>
 123456789
0100142008
0000100102
H 星野(5 2/3)-フェリシアーノ(1 1/3)-松本(1)-岡本(1)
D マルティネス(5 1/3)-金剛(2/3)-石井(2)-鈴木(1)
▽盗塁 (D)幕田 (H)川崎
▽失策 (D)マルティネス、鎌田[遊] (H)カブレラ[二]、森本[遊]
▽暴投 (D)マルティネス、石井

マルティネスは非常に判断に悩む投球内容。
はっきりいえば追試なのだろうが、どうせなら打ち込まれたほうがよかった。
打ち込まれることにより聞く耳を持ち積み重ねることができる。
このままの状態で開幕は5、6番手でも少々不安。
次回、一発回答に期待。

中3日、イニング途中登板の金剛は散々。
球を集めすぎ、3連続二塁打を含む4安打3失点。
ランナーを置いての実戦的な場面だっただけに残念。
次の回、石井も流れに飲まれたか、4連打を浴び2失点。
2イニングス目こそ3人で切って取ったが課題を残した。
さすがに主力級、しかも強力ホークス打線にプロの洗礼を受けた。
そんな中、鈴木は鳥越・松中・本間をしっかりと抑える。
新人の中継ぎタイプでは一歩抜け出しつつある。

打撃ではウッズが3安打と森野が2安打。
あとはまあ例によって例の如し。

守備では鎌田が一塁悪送球で交代。
代わった沢井も記録は安打だが追いついた打球をミスで森岡に交代。
内野手の枠を考えると開幕ベンチに入れるのは良くて争う中の1人だけ。
まずは鎌田が脱落し18日から二軍降格となった。
自分への悔しさからかゲームセットまでベンチに座らず、立ったままで試合を見ていた。
しかし開幕まではプレー次第で誰になるかは分からない。

<教育リーグ・対ホークス>
 123456789
0011003005
30030000X6
D 長峰(4)-川岸(2)-ブラウン(2)-矢口(1)
H 倉野(6 2/3)-高橋(1/3)-山村(1/3)-神内(1 2/3)
▽本塁打 (D)中村公3ラン(倉野) (H)大道3ラン(長峰)

長峰は9日の社会人・一光との交流戦以来、
中6日での登板となったが結果は散々。
4回を打者22人11安打6失点。
2試合連続の2桁被安打で大炎上継続中。
6失点のうち5打点が大道といった一軍で実績のある、
なおかつ左殺しの打者なので見方を甘くしてもいいのだが、
抑えればそれだけ評価が上がるだけに惜しい。

2番手以降の投手は許したヒットは川岸の1安打のみで全員無失点。
川岸は同じサイドスロー(といってもかなりフォームは違うが)鈴木との、
比較のウェイトが大きくなってしまうが順調。
ただ、ともすれば長峰と同じくストライクゾーンで、
勝負をし過ぎるきらいがあるため注意したい。
8日の三菱自動車名古屋との試合で、
長峰と同じく炎上していたブラウンは今日はすんなりと抑える。
年齢が若いこともあるし、今年は来年につながる経験を積んで、
来季も契約を結んでもらえるようなパフォーマンスを見せて欲しい。

打者では中村公が3号3ラン含む4-3、4打点。
昨年は一軍での不調が二軍でも響いた感じだったが、
今年はオープン戦こそ結果が出ていないもののファームでは力が違ってきた。
あとはきっかけを掴む力となる。

楽天・山崎は代打で四球を選び、益田も途中出場で1-1。


・3月17日(木)
《ウエスタン教育リーグ・対ソフトバンク(雁の巣)雨天中止》
《野口が一軍の関東遠征から外れる》

前回13日のスワローズ戦にグラウンド・コンディションが悪かったとはいえ、
4回5失点と振るわなかった野口が18日からのオープン戦関東遠征から外れた。
次回登板は20日のウエスタン教育リーグ・サーパス神戸戦(ナゴヤ球場)だろうか。
ここで6、7回を100球ペースで無失点に抑えれば、
オープン戦最終戦の27日ナゴヤドームでのスワローズ戦にチャンスが巡ってくるだろう。


・3月18日(金)
《巨人とのオープン戦(浜松)》

<オープン戦・対ジャイアンツ>
 123456789
0000100023
00020300X5
G 三木(6)-シコースキー(1)-ミセリ(1)
D 中田(5)-チェン(3)-鈴木(1)
▽失策 (G)矢野[右]、清水[中] ▽暴投 (G)三木

エラーも少なく、四球もさほどではないため、得点は5-3と入っているが、
2時間半をきるテンポのいい締まった試合となった。
ジャイアンツ三木も6回こそ疲れが見え、6回5失点だが自責は2。
6回の3失点は矢野、清水のエラーに足を引っ張られた部分もある。
それに今日の先発予定は上原だったのが太もも痛で登板回避しまわってきた、
先発ロングイニングのチャンス。
修正点はあるものの、結果としてはまずまずではないだろうか。

投手陣は鈴木こそオープン戦6試合目にして初失点となったが、
防御率0でいくことなどないのだから、長いシーズンこんなこともある。
先頭の矢野にセンター前に運ばれ、後藤、亀井を連続三振に切ったものの、
ここで勝負を急いだか、江藤、堀田に連続タイムリーを浴びる。
あと1アウトで試合終了というプレッシャーを感じることが出来ただろう。
抑えは岩瀬なので継投完了はあまりないとは思うが、
中継ぎでもこの1アウトという展開はある。糧になる。
中田、チェンは好調。
中田は5回1失点、チェンは3回4奪三振パーフェクト。
中田は先発でいいのだが、チェンを頭と中とどちらで使うか悩むところ。
どちらも次回登板の結果で一軍切符が決まる。

打線は昨年同様1チャンスをものにした畳み掛ける攻撃。
打順的には立浪のところにサードのポジションのまま、
スッポリ収まって今日もヒットを打ってオープン戦好調の森野。
案外開幕戦のレフトに収まっていてもおかしくない。

中日・03.14-15(OP戦-vsH)

2005-03-18 20:50:03 | ドラゴンズ&野球
・3月14日(月)
《ウエスタン教育リーグ・対サーパス神戸(神戸サブ)》
【チャリティー・ドリームゲーム(東京D)】

<教育リーグ・対サーパス神戸>
 123456789
0000000044
SK1001000024
D 平松(5)-川井(3)-石川(1/3)-小林(2/3)
SK 岡本(5)-高木(1)-マック鈴木(1)-野村(1)-香月(1)
▽本塁打 (SK)玉木

サーパスとの試合は同点引き分け。
サーパス病み上がり投手陣を打ち崩せず、
最終回に香月を捕らえ逆転勝ち越しての9回の裏のみだったのだが、
踏ん張れず2失点で同点。
石川は打者5人を4安打の結局アウト1つのみで小林に代えられ、
小林はそのまま打者2人であっさり片付ける。
社会人との試合以来、明暗が別れてきてしまっている。
平松は5回2失点だがシュートも良かったようでまずまず。
川井が3回、打者10人、1安打、無失点と二軍とはいえ好内容。
ストレートこそ140km/hだが変化球とのコンビネーションよく抑えた様子。
次は上になるかな。でもぼちぼち最終段階だからな。
それにしても、川井のこの妙な登板間隔は何なのだろう。
内容が良かったから1イニング増やしたのかもしれないが、
キャンプのスロー調整からここにきてポッと3イニングス。
んー、気になる。

チャリティ試合には日本人選抜に岩瀬、井端、井上、
外国人選抜にウッズ、アレックスが選出。
岩瀬はウッズ、カブレラ、ラロッカをきっちり抑える。
井端、井上(自打球付き)、アレックスもヒットを打ち、
ウッズだけ小坂の好守に阻まれノーヒット。


・3月15日(火)
《ソフトバンクとのオープン戦(小牧)》
【楽天(対ヤクルト)山崎は6番DHで4-1小休止】

<オープン戦・対ホークス>
 123456789
0000020002
02100010X4
H 杉内(5)-山田(1)-松(1)-竹岡(1)
D 朝倉(6)-久本(1)-平井(1)-高橋聡(1)
▽盗塁 (D)森岡 (H)城所 ▽盗塁死 (H)的場
▽失策 (D)森岡[遊]、沢井[三]、荒木[二] ▽暴投 (D)朝倉
▽ボーク (H)杉内 ▽捕逸 (D)清水将

朝倉は7日のライオンズ戦を4回1安打無失点から中7日を空けての登板。
スライダーこそバラツキがあったものの、要所でフォークが冴えた。
最後6回こそバタバタしたところもあったが、
全体としてはランナーを出しても本塁に還さない粘りの投球で試合を作った。
久本は福留の本塁返球で無失点だが、内容は大量失点ケース。
開幕までまだ2週あるが、
このままいくと中継ぎ左腕トップを高橋聡に取って代わられかねないし、
他にも左腕はたくさんいる。
平井、高橋聡の2人は順調。

打者では相手杉内が良い球と悪い球がはっきりしていたとはいえ、
玉野3安打、大友2安打。

楽天・山崎は4-1と小休止ながらもしっかり1安打。
益田も代打で出場しヒット。
関川も1安打だが打率は途中の不調もあり.250。
去年は二軍が長かったので一軍レベルの投手と多く当たるためにも、
多少疲れていても出続けているのだろう。
ま、順調々々。
光ったのは中1日で今日も抑え役で9回に登板した小山。
ファールフライ2つに空振り三振と力の投球。
ストレートのMAXも149km/hと勢いのあったときのもの。
中日スポーツでも取り上げられていた。
>2月1日の沖縄久米島の記念すべきキャンプ初日に長男・敬太クンが誕生。
「楽天にちなんで楽太郎ってつけようかなと思ったら、カミさんに怒られた」

キャラ変わってないなあ…。
>「小山が持ち味の思い切りの良さを出している。ちょっと安心かな。小山も自信を持ってきているようだ。
 投手コーチと相談するが、抑えは現時点では小山」と田尾監督

評価は高いのだが、ただ今回も大量8点リードでの登板。
9回表に4点追加したこともあり、
相手が繋ごうとせず自分の打撃しかしない場面なので、
自身の内容としてはいいが相手が淡白。
できれば抑えの場面ではなく、
先発や2番手あたりで1イニングなり2イニングスなりを、
レギュラー打者とぶつけなければテストにならない。
抑えで実績がある投手なら試合の最後の場面で出ることが調整になるが、
小山はそうではない。
ブルペン、負け試合、大差リードで投げている球は、
これまでも常に「10勝か30セーブ、どちらでもいける」と言われ続けていた。
パ・リーグは開幕がセ・リーグよりも1週早く、
楽天のオープン戦も16日の横浜、17日のロッテ、
19日の西武、20、21日の日本ハム2連戦と、残り5試合のみ。
抑えの適性はもともとあるけれども、できれば19~21日のどちらかでいいから、
同点ないしは1点差の場面で2試合連投してレギュラークラスを抑えて、
首脳陣の期待ではなく自らの力で「抑えは任せろ!」という投球を見たい。
19と20に投げた方が別々のチームと対戦できるし、どちらも強力打線。
ベンチも抑えで使う気が多少でもあるのなら、
それぐらいのことはしたほうがいいと思う。
打たれてせっかくの自信を無くされても困るといえば困るが。
直球だけでなく変化球だってキレのいい球投げるんだけどな、失投癖がなぁ…。

中日・03.11-13(OP戦-vsF_S)

2005-03-15 23:57:09 | ドラゴンズ&野球
・3月11日(金)
《ウエスタン教育リーグ・対ソフトバンク(ナゴヤ球場)は雨天中止》
【楽天(対ロッテ)山崎は8回二死から代打で逆転の足がかりとなる死球を食らうΣ( ̄ロ ̄;】

代打で出てきて死球を食らって代走を送られ交代。
…一軍に定着できないころの高橋光みたいになってきたな。


・3月12日(土)
《日本ハムとのオープン戦(豊田球場)》
《ウエスタン教育リーグ・対ソフトバンク(ナゴヤ球場)は雨天中止》
【楽天(対西武)山崎は6番DHで4-2ヽ( ´ー`)丿】

<オープン戦・対ファイターズ>
 123456789
0000000000
0000000000
F 江尻(5)-マイケル(1)-立石(2)-佐々木(1)
D 山井(5)-チェン(2)-金剛(1)-岡本(1)
▽盗塁 沢井 ▽失策 (D)小山[捕] (F)アルモンテ2

ともに投手が抑え、チャンスらしいチャンスもほとんどなく日本ハム4安打、中日5安打。

山井は5回を3安打無失点。シュートもまずまず。
チェンも2回を1安打無失点でスピード以上にキレがよく打者が差し込まれていた。
金剛もオープン戦序盤こそふらふら感があったが、
ここにきて148km/hともう一度調子を上げてきた。
かたや打線は計9三振を喫するなど見所少なし。
指名打者の玉野は4タコ。
立石が2回26球打者6人を6奪三振と、今シーズンのハイライトが終了。

ナゴヤ球場での教育リーグ・ソフトバンク戦は2日続けて雨で中止。
名古屋に戻ってまでも雨に祟られる。

楽天(対西武)山崎は6番DHで4-2。
右への二塁打もありようやく一軍のスピードに慣れてきた。
益田も森から本塁打とアピール。
ずっと試合に出ていたためか関川に疲れが見えてきたのでチャンス。
ここ2年、準レギュラーまで来ていたし、かつてのサイドスローキラーの復活なるか。


・3月13日(日)
《ヤクルトとのオープン戦(岐阜長良川球場)》
《ウエスタン教育リーグ・対阪神(鳴尾浜球場)》
【楽天(対西武)山崎は6番DHで松坂から2-2ヽ( ´ー`)丿】

<オープン戦・対スワローズ>
 123456789
0032000005
100000122X6
S 高井(5)-河端(1)-山本(1)-杉本(0/3)-山部(1 2/3)
D 野口(4)-樋口(3)-鈴木(2)
▽本塁打 (S)岩村2号(野口)、城石1号(野口) ▽盗塁 (D)幕田
▽失策 (S)高井2、田中浩[二] ▽暴投 (S)河端

大阪ドームとはうって変わって恐ろしく辛目のスピードガン。
出てくる投手軒並み130km/h台。他の球場なら5~10km/h増し。
今日の試合ではスピード表示はまったくあてにならず球のキレで全然違う。
気象条件としては試合前に雪が降っていたし気温が3、4度なので投手には辛い環境。
今日は地方球場かつ非常に寒い試合となり、
野手組は指名打者の柳沢と準レギュラーの森野を除いて当落線上オールスターズの面々が出場。
まだ一軍に残れそうな選手、二軍の教育リーグにまわりそうな選手、
それぞれ春の嵐が吹き荒れる。

野口は樋口とは対照的な投球となってしまった。
随所に良い球もあったのだが失投を岩村が逃さず流し打っての3ラン。
さらに中途半端な高さの釣り球を、
エンドランがかかっていた城石にレフトスタンドへ運ばれる。
予定していた5回を待たずに降板。
コンディションが悪かったのは確かだし、
スワローズも5回以降主力が引っ込み控え選手に交代したとはいえ、
新人の樋口、鈴木がしっかりと抑えているだけに、野口としてはあとは一発回答あるのみ。

前回1イニングから中5日の登板となった樋口は予定していた2回を投げた後、
野口が早く降りたこともありベンチの続投問いかけに志願登板。
3回1安打無失点。
ピンチだった6回一死三塁も落ち着いて後続を絶った。
前回1イニングから中3日の鈴木も2回打者6人をパーフェクト。
外野に打球が飛んだのも1人だけと好調を維持。

打者はまず結果だけから言えば、沢井、森野が3安打猛打賞。
小山、森岡が2安打を放った。
内容では沢井はボールを強く叩こう、鎌田はバットを強く振ろうというのは分かるのだが、
もう少し工夫というか小細工も欲しい。
特に鎌田は8、9日の社会人との交流戦、そして11日教育リーグ・ホークス戦、
12日の日本ハムとのオープン戦と、大きいスイングばかりが目立ってしまい俊足を生かす場面は少なし。
かくいう沢井も、今日はたまたま5打席すべて右打席での試合となったが、
ランナーを置いた場面でもあまり打撃が変わらないというか変えないというか。
「バットに当てるのが上手く思い切りも良い」というイメージはあるが、
「嫌らしいバッティングをする」というイメージはまだない。
こういったイメージを自チームよりも他チームにオープン戦のうちから植え付けておくといいのだが。
玉野は初回先制の足がかりとなる四球を選んだものの、
4タコで三振1つに併殺2つとチャンスをことごとく潰す。
途中出場の小山は2-2、オープン戦以降予想外にいい打撃を見せている。
リード面もここまでは投手が極端に投げにくいという状態もない。
ややスローイングに気になるところがあるが、これは反復しかない。
幕田が4-1、凡退はすべて内野ゴロだがヒットだけは「らしい」当たりの左中間への二塁打。
これが継続できれば即一軍なんだが…。
中村公は3-0だが、イニング先頭打者での2つの四球をどう評価するか。
最終的には逆転したし14安打だが、球にバラツキがあった高井をとらえきれず1点のみ。
捕手が古田ならまだしも、一軍の投手を打ち崩すことは出来なかった。

<教育リーグ・対タイガース>
 123456789
000000 0
100002X 3
(6回裏二死降雪コールド)
D 山本昌(3)-遠藤(2)-小笠原(2/3)
T 田村(6)

山本昌が昨年の実戦初登板と同じ3月13日の同じく阪神戦
若手投手と違い、この時期に投げられればOK。
3回を5安打の1失点と問題ない。
2失点は小笠原。打者7人、3安打。
雪でコールドになるくらいだから仕方がないか。
打線は田村-狩野の若いバッテリーに6回零封に抑えられ、そのまま降雪コールド負け。
昨年ドラフトで捕手を2人獲ってるし中谷はもう今年で引退(ブルペン捕手)になってしまうかな…。
中日二軍の打者は都築の1安打のみと気象条件以上にお寒い結果。

楽天(対西武)山崎は6番DHで松坂から2-2。
第3打席で四球を選んだところで交代。
2試合連続マルチヒットと調子が上がってきた。
またこの試合1点リードの最終回に小山が抑えで登板。
四球を1つ出したもののファールフライ2つにショートゴロと力のある投球で締めくくった。
楽天には技巧派は多いが力でねじ伏せるタイプは少ないのでセットアッパーへ一歩前進。
小山も最近は徐々に技巧派チックに移行しつつあったが今年はどちらかな。

中日・03.07-10(OP戦-vsL_Bs)

2005-03-14 00:13:48 | ドラゴンズ&野球
・3月7日(月)
《西武とのオープン戦(ナゴヤD)》

<オープン戦・対ライオンズ>
 123456789
1010000002
60000000X6
L 山崎(2)-松坂(3)-長田(1)-宮越(2)
D マルティネス(4)-朝倉(4)-樋口(1)
▽本塁打 (D)谷繁1号(山崎) (L)中島2号(マルティネス)
▽失策 (L)柴田[左]、片岡[遊] ▽暴投 (D)マルティネス (L)松坂
▽ボーク (D)マルティネス

先発マルティネスは4回を2失点とまずまず。
初回、内野ゴロ2つで二死になるも、そこからヒットあり、ボークあり、暴投あり、四球もあれば、打者の背中を通過する大ボールあり。
それでも結局1失点。3回に中島にソロHRを打たれ計2失点。
今のところ「崩れそうで崩れない」という、ドミンゴの「ありえない崩れ方をする」とは逆パターンを披露しているマルティネス。
1回は忽然、2回続けば偶然、3回続いてようやく必然。
そのとき抑えるだけの理由が必ずある。
今年はセパ交流戦もあるし、それなりの投手に対しては各チームともデータだけとって無理に崩しにきていないだけということもあるだろうが。
次の登板には相手チームも主力級が仕上げの段階で本番モードになるだろうし真価を問われる正念場の投球。

この試合光ったのは2番手の朝倉。
4イニングスを投げ、許したランナーはこの日好調な中島の単打だけ。
課題であった安定感のある投球。

樋口はストレートこそ140km/h止まりだが1イニングをピシャリと抑える。
中継ぎで十分いけそうな感じになってきた。

打線に関しては自滅した西武・山崎に谷繁が止めのグランドスラムを放り込んだだけ。
途中出場の玉野は2打数ノーヒット。
トレード相手の宮越に三振をきす。

その宮越だが8、9回を1安打無失点と結果を出した。
打者が控えだったとはいえ積み重ねがベンチの信頼となる。
また中継ぎで使われるだろうし、松坂以外の投手陣の仕上がりが微妙な西武。
先発のチャンスも巡ってくるだろう。


・3月8日(火)
社会人・三菱自動車名古屋とプロアマ交流戦(ナゴヤ球場)
【楽天(対ソフトバンク)山崎は途中出場でヒットヽ( ´ー`)丿&走塁死_| ̄|○】


・3月9日(水)
《オリックスとのオープン戦(大阪D)》
社会人・一光とプロアマ交流戦(ナゴヤ球場)
《ドミンゴはまだノースロー調整》

<オープン戦・対バファローズ>
 123456789
0100000001
Bs00101000X2
D 中田(4)-石井(2)-鈴木(1)-岩瀬(1)
Bs ユウキ(5)-松村(2 2/3)-菊地原(2/3)-吉井(2/3)
▽本塁打 (D)アレックス2号(ユウキ)
▽失策 (D)沢井[三] ▽盗塁死 (D)荒木、沢井

全体的にスピードガンが甘め。

中田が2日のH戦以来中6日、今度は先発テストで4回1失点と好結果。
3回に無死一・三塁のピンチがあったが犠牲フライの1点のみと試合を作った。
MAX149km/hを計時したストレートも、スピードよりもキレと低めへのコントロールがより良かった。
>「先発は久々だったんで楽しく投げられました。前回よりは緊張しなかったです」
むしろホークスとの試合もそんなに緊張していないように見えた。
それでも試合前にベンチを間違えるなどマウンド上のポーカーフェイスからは想像できない。(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)

鈴木は三塁打でピンチもあったが1回無失点、自己最速の151km/hを計時。
仮に5km/h差っ引いても146と順調。
石井は四球も2つあり2回1失点。こちらは要追試。

打線は今日も散発6安打でアレックスのホームランの1点のみ。
沢井はアピールしたかったが3-0、2三振、エラーに盗塁失敗。
他のボーダー上選手は出番自体少なめで特に結果も出ず。

地元杜若出身のバファローズ・ユウキが5回1失点と先発アピール。


・3月10日(木)
《オリックスとのオープン戦(大阪D)》
【楽天(対横浜)山崎は久々スタメンも2打席ノーヒットで交代・゜・( ノД`)ノ・゜・】

<オープン戦・対バファローズ>
 123456789
0000100001
Bs20000000X2
D 川上(4)-落合(2)-久本(1)-平井(1)
Bs 川越(5)-光原(2)-萩原(1)-山口(1)
▽盗塁死 (D)井端

今日のスピードガンは前日数字が甘すぎたので多少絞ったのか適正付近の数字。

投手陣はそれぞれ順調であり修正もしつつの投球。
川上がMAX147km/h、落合が141km/h。
落合は2回だけなので次は4、5回投げてどうかというところ。
オープン戦初登板でもう1段階スピードが欲しい。
久本、平井は反省をふまえこの日はきっちり。

打線はウッズ2安打以外特になし。
今日も散発5安打。低空飛行続く。
森野3-1、幕田併殺のみ。

中日vs一光(プロアマ交流戦)

2005-03-12 14:20:21 | ドラゴンズ&野球
今日は8日ほど暖かくなく(8日が暖かすぎたが)2時以降は風も強くなりやや肌寒い中での試合。
しかも頻繁に風向きが変わり上空では舞っているようなコンディション。

・3月9日(水)
<プロアマ交流戦・対一光>(ナゴヤ球場)
 123456789
一光3300200109
0200003005
一 野崎(3)-妹尾(3)-田中(3)
D 長峰(5)-高橋聡(2)-石川(2)
▽本塁打 (一)鈴木2ラン(長峰) ▽盗塁 (D)英智 (一)盗塁1、盗塁死3
▽失策 (D)都築(二) (一)2

 打者安打三振四球死球失点球数MAX
長峰52610420892139
高橋聡271200033145
石川2103130161142
(各種数字に関しては小人さんが2、3球勘定違いの可能性あり。鵜呑みにしないように)

スタメンは、1(中)英智、2(右)大西、3(三)ベロア、4(左)森、5(捕)清水将、6(DH)前田、7(二)都築、8(一)堂上、9(遊)([7表]三)中川。
途中出場で、土谷([3表]中)、中村一([5裏]走-右)、鎌田([4表]三-[7表]遊)、普久原([6裏]走-左)、清水清([7表]捕)、小川([8裏]打-DH)。

この試合先発は長峰。
前日のブラウンのようなことはないだろうと思っていたら、さらに上をいく8失点撃沈。
打線も一光の3人の投手リレーを捉えきれず5点止まり。
結果5-9で敗れ、三菱自動車名古屋との5-8と同じような投打の課題。
試合後、ベンチ前でのお説教。
走塁のこと、消極的なこと、モチベーションのこと、プロとしての見栄のこと、etc...。
話の内容からしても真ん前で携帯電話で撮るのもちょっとアレなので微妙に遠巻きからパシャリ
「こんなことやってたんじゃ、
 いつまでたってもナゴヤ球場から出られんぞ!
 そのうち退場(クビ)だ!!」

重い言葉です。

さて試合内容。
先発の長峰はストレートは130km/h後半をコンスタントに出していた。
調子が良いときでも144、5km/hが出るくらいだから普通の状態。
結果として打たれているから調子は悪いという言い方もできるが、
そこでそれなりに試合を作れるようにならないと一軍定着は出来ない。
スライダーは良い変化をしていると思ったが、
この日はあえて直球主体の組み立てになっていた気がする。
フォークもあまり使っていなかった。
コントロールとキレに重点を置いての登板だと思うが、それがままならない。
そんなこともあり、一光打線にストレートを狙い打ちされポンポン弾き返される。
特に一光の3番に入っていた鈴木選手には左適時二塁打(3球)、
2ラン左本塁打(初球)、右前安打(初球)の準サイクルとカモにされる。
特にホームランはちょうど右から左への風があったこともあり、打った瞬間「あ、行った」当たり。
もともと「四球を出すくらいなら安打を打たれたほうがいい」という気概の投手ではあるが見事に10安打。
ただ立ち直りの兆しを見せた2回二死一塁でのセカンドゴロを
都築が一塁悪送球で走者が長駆帰還し失点、直後に初球2ランを浴びた。
何を焦ったのか悪送球の都築も問題だが、二死ということを考えれば後ろに逸らせば失点ということがあるのに、
まずボールを止めるのではなく後逸してしまったファースト堂上の守備も誉められたものではない。
ファースト後方のバックアップがいまいちなっていなかったのも難点。
都築は外野コンバートでスローイングが矯正され昨秋から入団時のセカンド再コンバートだったが、
また気にしすぎて投げられなくならなければいいのだが。

二番手の高橋聡は、一軍での勝ち星はまだないものの貫禄の投球。
前回6日のロッテとのオープン戦(3失点)から中2日での登板。
交流戦の2日通して投げた投手中最高の出来。
140km/h台をバンバン投げ、変化球も相変わらずキレがいい。
球数が前日の小林の20球と比べると多いようにも見えるが、
これは長峰と同じくストレート狙いで振りにいっている打者が球威に圧され前に飛ばずファールになっているため。
三塁打が出ればサイクルヒットの一光・鈴木選手を4球で空振り三振、
2-2(1四球)の4番も見逃し三振と他投手とは格の違いを見せた。
次はきっちりと上のオープン戦を締めたい。

三番手石川は失点こそ1だが内容は長峰より悪い。
MAX151km/hの欠片もなければ、馬力型の面影もない。
今日だけ見ていると、変に小さくまとまってしまったなという感じ。
この日のMAXは142が一応出ているが、大半は130中盤しか出ていない。
前の投手が高橋聡だけによりいっそう球が走っていないように見える。
どこか故障しているのではないかと訝しみたくなる。

野手は森野、幕田、沢井、森岡、中村公といったところが一軍の大阪遠征に帯同しているため、
調整中の大西、英智を除いていかにも二軍っぽい打線の出来上がり。
この中の何人が一軍切符を手に入れることができるか。
大西、英智は調整中とはいえ、それぞれヒットも打ち順調。
野手で良かったのは土谷と森くらい。
土谷 3-2 2打点
森 1-1 2四球

他はもう守備のミスあり、走塁ミスあり。
中村一にいたっては5回一死一・三塁のチャンスの場面で一塁走者の代走として試合に入ったが、
いきなりピッチャーの牽制に刺される。
タイムリーも打ってはみるものの印象悪し。
今日はサードに入っていたベロアもあまり横の動きがいいとはいえない。
試合前のノックでも8、9日と受けていたが、あまりキレのある動きではなかった。
堂上も3-1で1打点と打つほうではまずまずだが、
今日のファースト、本職のサードともに守備ではまだまだ。

今日の試合目立ったのは高橋聡、土谷、それに一光の鈴木選手。
実績のある選手しか活躍していないのは少々寂しく感じる。

中日vs三菱自動車名古屋(プロアマ交流戦)

2005-03-11 23:56:32 | ドラゴンズ&野球
春の陽気に誘われて、
風は花粉を舞い散らせ、
私は球音惹かれ球場へ。

・3月8日(火)
<プロアマ交流戦・対三菱自動車名古屋>(ナゴヤ球場)
 123456789
三自名0205010008
1020100015
三 千羽(6)-諏訪(3)
D ブラウン(4)-矢口(3)-小林(2)
▽本塁打 (D)森岡(千羽) ▽盗塁 (D)沢井2、森岡1 (三)盗塁死1
▽失策 (三)1

 打者安打三振四球死球失点球数MAX
ブラウン427103607103138
矢口3133011143136
小林260100020141
(各種数字に関しては小人さんが2、3球勘定違いの可能性あり。鵜呑みにしないように)

とまあ、結果としては社会人相手に見事な敗戦。
ドラゴンズの公式にも今日の試合の情報が少々。

スタメンは、1(二)森岡、2(DH)大西、3(遊)沢井、4(一)森野、5(左)森、6(右)幕田、7(中)中村公、8(捕)清水将、9(三)中川。
途中出場で、都築(打-DH)、英智(打)、普久原(左)、小川(捕)、鎌田(三)。

まず投手陣。
先発のブラウンが4回7失点と社会人との試合とはいえ見事に試合をぶち壊す。
1回こそ四球を1つ出したものの空振り三振も取り11球と上々の立ち上がり。
しかしその後の予兆としては、その1つの四球が2番打者に対しストレートの四球。
そして試合開始前の投球練習でスライダーなのかカーブと思うが、
曲がり初めが早すぎて打者に見られそうな球だったこと。
2回には連打と犠打、四球で満塁とし、2死までいったもののタイムリーで2失点。
3回は無失点だったが、ストレートの四球に右前安打で無死一・二塁からキャッチャー清水将からの牽制で離塁大きく刺してもらったもののカウント1-3からあっさりと四球、さらには初球を狙われ左前安打で満塁。
サード中川の真正面グラブにすっぽり収まり三塁を踏みダブルプレーで救われたもの。
4回は2死まで行くも押し出しで気持ちは切れ一気に5失点。

もともとブラウンの持ち球は、ストレート・チェンジアップ・スライダー。
ラジオでは「最近カーブが曲がるようになってきた」情報(ぉ。
どうりで狙ったところに行っていないわけだ…。
まあストレートもまったく狙ったところには行っていなかったが。
>「前より良かった。変化球もストライクが入った。まずまずの投球」
今日の投球内容から試合後このコメントが出るあたりおおらかというか大物。
ほぼ1Aの選手であるから当然といえば当然かもしれないがマルティネス以上に課題はたくさん。
6つの四球のうち4つがストレートの四球。
しかもほとんどの打者がボール先行。
結果は悪いが実戦でいろいろ試せて現在の実力を本人に分からせるには一番手っ取り早いことだろう。
まったく収穫がなかったわけでもない。
とりあえずカーブも投げられるようになってきた(試合ではまだまだだが)。
コントロールは悪かったがキャッチャーが取りようがないような極端な大暴投はなかったということ。
一応際どいコースに投げようという意思は(多分)ある。
それにこれだけボールを見極められヒットも打たれ、気持ちが部分的には切れていただろうけれども、それでもしっかりとカバーリングに入っていた。
投げるだけでなく守備にもちゃんと意識がある。
さすがに押し出しの後、ダメ押しのタイムリーを打たれたときはがっくりしていたが。
これから化けるかどうなるかは本人次第。

二番手は今季からスリークォーターにフォームを変えた矢口。
ストレートは136km/h止まりで少々物足りなかったし少し浮く球もあり失点もあったが、投球内容自体は安定感があり、フォームが完全に固まってくればもう一度上を目指せる。
次は先発で見たい。ブラウンは次はしばらくないだろうし…。

三番手には最近めっきり影が薄くなり先週のシート打撃でも17打数7安打と精彩を欠いていた小林。
中日では石川が大学同期のヤクルト川島、後輩の巨人三木と比べられ悲しい状態にあるが、小林だって高校(桐生第一)の後輩が日ハム正田、さらに後輩楽天一場と切ない。
だがしかし見事に修正し、2回をわずか20球のパーフェクト。
この日投げた投手では最速の141km/hを計時(ちなみに次に速かったのは三菱自動車名古屋の千羽投手が140km/h)。
直球、変化球ともに良くアウトの内訳は三振1、内野ゴロ4、右直1。
フォームを試行錯誤し昨秋には岩隈の腕だらん投法を取り入れていたが、元のフォームとの中間で落ち着いた感じ(元のフォームに戻しただけかもしれない)。
とまれ今のフォームはテンポ良く、球の出所が分かりにくそうだし、コントロールもまとまっていた。
小林は中継ぎになると思うが矢口同様次はファーム相手の教育リーグ。
そこでも良い投球ができれば早いうちに一軍も見えてくる。

野手で目立ったのは森岡、沢井と、二軍でくすぶってしまっている選手とは一軍への意気込みが違った。
次点で森、中村公といったところ。
ただ森はタイムリーもあったが走塁ミスもあり。
森岡 4-3 1打点、1盗塁、1四球、1本塁打
沢井 5-2 1打点、2盗塁
森 3-2 1打点
中村公 4-2

大西、英智はまだこれから開幕に向けギアを徐々に上げていくところ。
一軍入りが期待される選手では、幕田が4タコで2三振といいとこなし。
4打席中3打席がイニングの最後の打者で、第1打席は一・三塁のランナーを活かせず。
またランナーなしの第2、4打席も大きいのを狙うでもなくなにやら中途半端なスイング。
あるいは何かを試しているのだろうか。

試合後、森野、幕田、沢井、森岡、中村公の5人は一軍の大阪遠征についていくため翌日の社会人・一光との交流試合には出ない。
幕田は残った方がいいような気もするが…。

試合の印象としてはブラウン滅多打ちと三菱自動車名古屋の三遊間が元気だったこと、そして残念なことに汚いだけの野次。
特にショートに入っていた藪花選手は良い声出していた( =゜ω゜)ノ。
野次に関してはプロである以上、あってしかるべきだとは思うが、単なる悪口を言って自分のストレスを選手にぶつけているだけだ。
子供含めて他にも人がいるのに我が物顔で煙草を吸って(当然吸い殻は足元へポイ)下らない野次り。
せめて野次を言うなら「ヒットが出んなら、声出さんかい!」くらいのことは言って欲しい。
余談ではあるが、1回裏に一塁側ブルペン横の塀際に誰かがグラブを出しっ放しで主審に怒られていた(;´Д`)。


【以下雑文】
今までもナゴヤ球場であった社会人との練習試合だが、平日ということもあり今までタイミングが合わずなかなか行くことが出来なかったが、折りよくふらふらと。
暖かさはもはや4月5月のそれであり風もなく顔面がじりじり焼けていくのと花粉に犯されていく感じがダブルで襲ってくる。
屋外球場ならではの自然との触れ合い。
社会人との試合はプロアマどちらにとってもプラスになるであろうことなので良いことだ。
二軍のチーム同士で変に二軍慣れしてしまった試合をするよりも意識的な部分ではるかに大きな影響をおよぼすだろう。
今年のウエスタン・リーグは合併に伴い5チームで行われ1シーズン制でのリーグ戦。
もともと試合の間隔は飛び飛びということがままあるのだが、チーム数が奇数になったこともあり
練習試合も多めにやっていただけると嬉しい。
できれば平日ではなく土日にやってくれればいいのだが。
土日の試合であれば300円くらいなら入場料を払ってもいい。

そんなこんなで今日の試合。
てっきりウエスタン・リーグの教育リーグ日程に書いてあったとおり、8日が一光で9日が三菱自動車名古屋との試合だと思っていた。
しかし入る前に中日スポーツを買って読んでいたら逆。
おのれウエスタン・リーグめ、変更したなら書いてくれ。
いっっつも、情報が遅いからなあ。
ドラゴンズのオフィシャルも試合予定の発表だとか無料で観戦できることとか以前に試合があることすら書いてないしな。
試合後にファーム情報として掲載されただけだ。
選手がサイン会を開いたりファンが近くで見ることができる場が増えたというのはいいことかもしれない。
でもそれはあくまで選手が主体的にやっていくこと。
球団は「ファンサービス」というものが「選手にファンと交流させること」だと勘違いしているのではないだろうか。
球団が主体的にやっていくファンサービスは何なのか。
今のところ出ているのは「入場料の値下げ」や「各種イベント」。
各種イベントはもう少し告知方法を考えた方がいいのではないだろうか。
ドラゴンズの企画は終わってニュースになって初めて知るということが多すぎる。
どう変化するのかまた変わらないのか、今年1年球団としての動きを追って行ってみよう。

だんだんとグチっぽくなってきて試合詳細の邪魔なので文章を下に下ろす。

プロ野球選手名鑑05

2005-03-09 23:38:36 | ドラゴンズ&野球
今年も選手名鑑は日刊スポーツ製。
こういった類のものは新聞と一緒で慣れるとそれが一番使いやすく、
また他のものが使いにくくなってしまうので自然と毎年同じものに。
社によって一長一短はあるものの自分にはこれが一番読みやすい。
贅沢を言えば、ファームの成績も載せて欲しいが、
こればかりはスペースの関係上難しいのかもしれない。
(一軍に1試合でも出ているとそちらのみで、二軍の成績は載らない。
 巻末にあるファーム成績も投打それぞれ上位選手をまとめて1ページだけ。)

買うのは決まっていたのだが本屋で手にとって「おや?」と思う。
このところずっと350円(税込)できていたのに380円(税込)となっていた。
いよいよ値上がりか、とペラリとめくっていったら…
カラーだ! カラーになってる! チームカラーが分かりやすい!
モノクロ慣れしていただけに妙に見やすく感じる。
30円値上がりしたけどOKです、いただきましょう。

ただ気に入らない点も一つ。
今年のものは本文部分がそれまでの明朝系の文字からゴシックに変わっているのだが、
ルーキーなどの表記の「ー」(伸ばす奴)がどう見ても「」なのである。
別に「」にしろとは言わないが、せめて「」でないと目に付いて読みにくすぎる。
なんだか気になる長さなのだ。
けれども誤植というわけでもなく全編通して統一されている。
来年もこのままなら少し考えたくなるほど気になる。
自分の中ではカラーになったことよりもこちらのほうがウェイトが大きいことが残念。

中日・03.04-06(OP戦-vsE_M)

2005-03-07 22:35:31 | ドラゴンズ&野球
・3月4日(金)
《楽天とのオープン戦(ナゴヤD)》
そんなわけで、ナゴヤドームでのドラゴンズ紅白戦…もとい東北楽天ゴールデン・グランパス、通称東北楽天金鯱軍楽天イーグルスとのオープン戦2連戦。
録画しておいて後から見る。平日とは思えない客の入り。
<オープン戦・対イーグルス>
 123456789
30002500010
1020200005
E 一場(4)-紀藤(1)-徳元(2)-小山(2)
D 小笠原(3)-川上(2)-平松(2)-長峰(1)-岩瀬(1)
▽本塁打 (E)ロペス1号(小笠原) ▽盗塁 (D)荒木
▽失策 (D)小笠原、荒木[二] (E)一場2、星野[三]
ここまで2勝1分できていたので、オープン戦で勝ちすぎると逆に気持ち悪いので丁度いい敗戦。
収穫、課題ともに出る試合になればオープン戦なので問題なし。
しかし大きな問題も1つ。
山崎にも打たせてやれ!(;´Д`)

現状左腕争いが激しい中での今日の平松の投球内容(2回、打者15人、被安打4、四球4、失点5)はエラーもあったとはいえ、同点に追いついた直後、試合が再スタートのイニングだっただけにそこを抑えて欲しかった。
打線はいまいち低調。5安打で5点を取ったまではよかったが、その後ヒットも出ず。

楽天では小山が抑え役として2回をノーヒット3奪三振に抑えているものの、5点差があり中日時代から大差と負け試合ではエース級のピッチングをするので、3点差以内の試合でなければあまり参考に出来ない。
球数も42球と、相変わらず決め球不在の模様。
楽天の打線が活発で各選手調子が良さそうなのはいいのだが、かつてはレギュラーを張っていた選手ばかりで、若手やルーキーの活躍が物足りない。
一場は巨人の自由枠であったわけだし、それ以前も他球団にマークされていたから別格として、新人で今のところ使えそうなのは平石のみ。
それなりの戦力はあるのだが、その上で若い選手をベテラン選手がいるうちに育て上げることが出来なければ、2、3年後は少々ぞっとしない。
ドラフトまで期間が無かったから致し方ない部分もあるにはあるが。


・3月5日(土)
《楽天とのオープン戦(ナゴヤD)》
《韓国・SKワイバーンズとの練習試合(北谷)、いつも通り雨天中止》
《高代コーチが風邪で試合前に早退》
《ラジオゲスト:湊川誠隆》
<オープン戦・対イーグルス>
 123456789
0010001002
0001000001
E 岩隈(3)-有銘(2)-矢野(2)-福盛(2)
D 山井(4)-野口(3)-川井(1)-鈴木(1)
▽盗塁 (E)藤井、高須 ▽失策 (E)大島
今日の試合はそれぞれ投手の調子よく貧打戦というよりも投手戦。
そして1回裏中日の攻撃時、立ち上がり不安定だった岩隈が荒木を四球で出し、井端のセンター前へ抜けようかという打球をセカンド大島が逆シングルで捕球したままのグラブトス、さらにはショート酒井もそれを素手で受け取りファースト送球し、4-6-3のダブルプレー成立。
まったく派手ではないが、名手同士の難しいプレーを難しく見せない流れるような職人芸。
そして直後二死からの谷繁のレフトへの大飛球をウォーニングゾーン内フェンス一杯で関川がジャンピングキャッチ。
試合開始早々、これらのプレーのためだけに入場料を払ってもお釣りがくる価値のあるもの。
しかし今日も大きな問題が浮上。
打たせてください…。
山崎にも打たせてください!(;´Д`)

先発山井はスピードこそまだまだだがスラーブのキレよく好内容。
ドミンゴがあまりいい話が出てこないのでこのまま順調にローテに入って欲しいのだが、山井は「来たかな!?」と思ったところで調子を崩したり怪我をしたりするので気が抜けない。
野口は3回1失点ながらも、今一つすっきりとしない投球。
フォーク含め確認しながらの部分もあるかとは思うが、フォークの意識からか全体のバランスが気になる。
川井、鈴木は下位打線とはいえ無難に抑える。
オープン戦では新人最後の登板となった川井は、定評のあるクロスファイアーとカーブ良く抑える。
ストレートの球速もキャンプ中はルーキーの中でもっともスロー調整から130km/hそこそこで余計に物足りなさが目立ったが、この日は142km/hを計時。
もう1つカーブと同じレベルで使える武器が身に付けば面白い素材。
打線に目をやると、玉野、幕田、森は今日も結果出ず。
6日には沖縄残留組も名古屋に帰ってきて、7日の西武戦あたりからは井上、英智も合流する。
若手、というか中堅組は、今のままではアピールポイントが何もない。
8日からはファームの教育リーグ(最初は社会人との練習試合)も始まる。
結果の出せていない選手は当然そちらに回ることになる。
今まではチャンスを与えるためとその時々の調子での振り分けだったが、いよいよ開幕へ向けて一、二軍の線引きが始まる。

楽天抑え候補一番手の福盛は昨年近鉄で10セーブの力を見せ、2回1点差をさすがのピッチング。
8回には2安打を許すも落ち着いて抑え、球数も27球と経済的。
もともとロングリリーフはきくし、03年には横浜で中継ぎを62試合と連投スタミナもOK。
小山も、もっとアピールできるものが無ければ厳しい。

沖縄・北谷のSKワイバーンズとの練習試合には山本昌が登板予定だったのだが、もはや試合の日には恒例となった雨。
結局、今キャンプに北谷で予定されていた練習試合はすべて流れた。
オープン戦を見ていると、投手はまだしも野手は実戦慣れが足りていない感じ。
まさか全部流れるとはなあ…。

ラジオに湊川が電話出演。
3月9日にイタリア行き。
イタリアリーグ・セリエAは南米系の選手が多いとのこと。
住居は用意されているものの月給は10万円位。
背番号は16番。
活躍して日本に帰って来いよ~(´Д`)ノ~~。


・3月6日(日)
《ロッテとのオープン戦(ナゴヤD)》
《沖縄春季キャンプ最終日》
《ドミンゴは肩痛?》
《大友が打撃練習再開》
【楽天(対オリックス)山崎は出場なし・゜・( ノД`)ノ・゜・】
<オープン戦・対マリーンズ>
 123456789
0001003105
1001001003
M 清水(3)-山北(1)-小林雅(1)-藤田(1)-高木(1)-神田(1)-山崎(1)
D チェン(4)-金剛(1)-平井(1)-高橋聡(1)-岡本(2)
▽本塁打 (D)アレックス1号(山北) (M)垣内2号(チェン)、フランコ1号(岡本)
▽盗塁 (D)中村公、沢井、都築 (M)小坂、代田
▽失策 (M)パスクチ[右]
ロッテより多いヒットを放ちながら、あと1本が出ずオープン戦3連敗。
チェンは5四球こそ出したもののヒットは垣内に打たれたソロホームランのみで4回を失点1。
際どい球をとられなかったこともありボール自体は悪くなくまずまずの及第点。
前日野口とともに次回登板での修正に期待。
新人投手無失点が続く今日は金剛が登板。
2日の初登板のときは新人投手中一番緊張していたが、この日はフォークを解禁したこともあり落ち着いて1回を1安打2三振。
中4日登板だった高橋聡はピリッとせず3失点。
先頭打者小坂にこの回から守備についたサード中川へセーフティバントヒットを決められ浮き足立ち、盗塁、四球、バスターと相手の作戦通りにハマる。
打者が足が速く小技のある小坂で投手が左の高橋聡の場面であり、投手の一塁送球では動作が多くなることを考えると中川の守備を見透かされた感じ。
森は前日楽天戦から、こねたバッティング連発。やや重症気味。
沖縄組から一足早く合流の森野は3タコ。
1打席ずつとなった幕田、森は結果出ず。
玉野は代打でヒット。なんとか踏み止まる。

沖縄春季キャンプは最終日となり、残留して調整していた選手も午前中のみの練習で名古屋へ帰ってきた。
いよいよベストオーダーに近い形も出てくる。
それに沖縄残留調整組で結局練習試合が流れ当番の無かった山本昌、落合の仕上がりも気になるところ。
風の便りでは落合がかなり良い球を投げているとのことだったが、実際に実戦登板しないことには先発としては昨年良かったとはいえ、どうしてもかつての5回&3巡目の嫌な記憶の残滓が…。
あの時とは経験が違うから大丈夫だとは思うが、それでもやっぱり心配。

最近見かけないのでてっきり沖縄に残留しているのかと思っていた大友が打撃練習再開。
ようするに1日のソフトバンク戦で自打球を右ふくらはぎに当て、別メニューで調整していたとのこと。
普通にいけば7日の西武戦に出ていたであろうだけに残念。
9日からの大阪ドームへの遠征には付いていくようなのでもう大丈夫だろう。
もう一度アピールし直し。

中日・03.01-03(OP戦-vsH)

2005-03-05 17:04:12 | ドラゴンズ&野球
【ドラゴンズ・オープン戦】
キャンプも終わったので週ベースに移行、のつもりが一週間分は入らなさそう。
スコアをテーブルでやると文字数を食い過ぎるのが難点。
本文と合わせると1カード単位のがいいか。
画像にした方がいいのかな…。

・3月1日(火)
《ソフトバンクとのオープン戦(福岡ヤフーD)》
沖縄残留組は北谷に移動し練習
<オープン戦・対ホークス>
 123456789
0130001005
0103000004
D マルティネス(2)-岡本(1)-平井(1)-石井(2)-鈴木(1 2/3)-高橋聡(1 1/3)
H 倉野(4)-和田(2)-佐藤(2)-フェリシアーノ(1)
▽本塁打 ズレータ1 ▽盗塁 福留、カブレラ
▽失策 沢井、フェリシアーノ
先発予定だったドミンゴはなぜか登板せず、代わりに登板予定の無かった石井が緊急登板。
一応体調不良ということになっているが翌日も練習には参加したようで、例によって情報が出てこないので、どこまでが本当かはわからない。
単にドミンゴのアクシデントか、あるいは石井にシーズンを考えての緊急登板試験か。
ただ石井が2回行ったことを考えると最初から決まっていたのではないかとも思う。
マルティネスは結果を見れば2回を奪三振3、被安打1、失点1(ズレータのホームラン)と上々の出来で新聞などの評価としても悪くない。
ただ暴投を投げているけれども、「コントロールがまとまっていた」となっていた。
…まだ何試合か使ってみないとランナーを置いた場面とかは信用できない。
岡本が完璧な内容。一度落としておかないと開幕で落ちるのではないかと心配なくらい。
石井、鈴木はまずは好内容。
石井は先日ラジオで立浪が行っていた通りスピードガン表示よりも速く見える。
鈴木はストレートが通用するかを確かめながらのような投球。
ストレートを狙われていきなり二塁打を打たれるも、荒れ球に変化球混じえ1回2/3を三振4つと上々。
高橋聡は四球1つ出したもののコントロール良く簡単に仕留めた。
1人打ち込まれた平井はまだまだ調子を上げるのはこれから。
打者では森岡が2安打とアピールし守備もこの日はサードに入り無難にこなす。


・3月2日(水)
《ソフトバンクとのオープン戦(福岡ヤフーD)》
沖縄残留組ではシートバッティング
<オープン戦・対ホークス>
 123456789
2000000204
0200000024
D 朝倉(3)-樋口(2)-中田(2)-金剛(1)-遠藤(1/3)-久本(2/3)
H 杉内(4)-吉武(2)-松(2)-岡本(1)
▽盗塁 (D)荒木、井端、福留 (H)大村
▽失策 (D)森岡[三]、中村公[中] (H)大野
朝倉はいつもどおり判断しにくい投球。いいんだか悪いんだか。
直球も145km/hと全体としてはいいとは思うが、2回の失策がらみでランナーを溜めそこから四球とタイムリーの場面をもう少し粘って欲しかった。
年齢的にはルーキー陣と変わらないが、プロでの5年と2桁勝利という下地があるのでどうしても辛めに見てしまう。
樋口はスピードこそ前回登板と変わらず140km/hには届かないものの「間」の使い方上手く打者のタイミングを外していた。
2イニングス目1アウト満塁でバティスタを迎えるもインコースを意識させ変化球で注文通り5-4-3の併殺。
1イニング目、2イニングス目ともにランナーを出してからも落ち着いた投球。
キャンプでは目立たなかったが、実戦になって仕上げてくるのはさすがに自由獲得枠。
中田は妙に落ち着いているというか、今日投げた投手の中で一番良く見えた。
2回打者6人無失点。ストレートの球威、フォークのキレともに本格派。
ズレータのバットを折ったのは逆球だった気もするが御愛嬌。
失投が中途半端に真ん中に集まる投手よりはいい。
金剛は緊張からか球のバラツキが多く盗塁も許したが、相手打者に助けられたなといった感じ。
遠藤、久本はやや微妙な結果。
特に遠藤は本間の右飛球は昨年までの使用球なら入っていたかもしれない。
結局ドミンゴは福岡遠征に着いて行ったものの登板せず、この日の試合前に帰名。
最近はブルペンでもあまり調子がよくなかったとのことで疲れのピークに風邪でも拾ったか。
打者は荒木、井端が2安打+盗塁と順調な仕上がり。
中村公、森はそろって4タコ。
森にいたっては4三振とレフト争いから一歩後退。
開幕一軍が全速力で遠ざかっていったが、今を最悪の状態と考えれば、後は調子を上げていくだけなのでそれもまたよし。
打撃で思い切りのよさで結果の出ている小山だがリードの面でも投手にテンポ良く投げさせている。
ただキャンプ中もあったが、たまにキャッチングでポロリをするのが気になる。

この2連戦ホークスとドラゴンズともに投手力を持っており、それなりの投手が出ていたこともあり締まった結果。
贔屓目に見てもドラゴンズの投手陣はいいのだが、ホークス打線が総じてキャンプ疲れが見える状態だったので、まあとりあえず全投手第一段階突破というところ。

残留組のシートバッティングは小林が打者17人7安打、石川16人を5安打、ブラウン15人3安打と、ブラウンがかろうじてまあまあかな程度。
小林は昨秋教育リーグから秋季キャンプと評価を上げていたが、春になって段々と尻すぼみ。
一軍組では高橋聡こそ順調だが、久本がピリッとしないだけにチャンスなのだが。


・3月3日(木)
《韓国・LGツインズとの練習試合(北谷)、中止》
練習試合はまたも雨に祟られグラウンドコンディション不良で、矢口が登板予定のようだったが残念。
今キャンプでフォームをスリークォーターに変えシュートがシンカー気味に落ちるようになったようなので、その効果を見たかった。
もともとコントロールとスライダーには定評があったので、フォームチェンジで球の出るタイミングが打者に分かり辛くなれば一石二鳥。
ファームでは2年目、4年目に10勝と力の違いを見せるも一軍では絶対的な武器の不足から結果を残せず、また期待されたところで故障につきまとわれる不運。
川上に似たタイプでクセのない非常にまとまったいい投手なのだが、それゆえか殻を破れない。
2年先輩であり、同じような立場でファームエースだった宮越が西武へトレードとなった。
自身も7年目。復帰からの経過でもあったが昨秋教育リーグ(よさこいリーグ)では投げられるところまでは良かったが結果はついてこなかった。
今季は故障も癒え、6連戦も多く必ずチャンスは来るはず。

春季キャンプ・第6クール

2005-03-02 00:09:27 | ドラゴンズ&野球
・2月24日(木)
《第6(最終)クールスタート》
晴れのちどしゃ降り
《韓国・LGツインズとの練習試合(北谷)》
《ラジオゲスト:立浪和義》

登板予定は平松、小笠原、樋口、中田、川井、鈴木、金剛。
野手では荒木、井端が1、2番で4番に福留、そして振り落としの始まった大友と小山もスタメン。
なんとか始まったものの4回裏・中日攻撃途中雨天中止。
結果、ルーキー組はまたも投げられず。
先発の平松が2回を1安打に抑える。
本人は先頭打者への四球を反省。
小笠原もLGの4番に本塁打こそ打たれたものの、あとはまずまず。

ラジオ発立浪情報。
ブルペンで打席に入って見た立浪だが、石井はホームベース上のキレが凄くいいとの評。
川上よりも速く感じるくらい、活躍できるのではないかと好評価。
ただスライダーはいいが、(現状では)カーブはボール球としてしか使えない。
 他の新人に比べると情報が少なかったが徐々に調子を上げてきている。


・2月25日(金)
《春季キャンプ打ち上げ》
《落合ノック:荒木、井端》
《落合監督キャンプ総括》
《ラジオゲスト:井端弘和》

ナゴヤドームでの試合が始まるまでオープン戦に帯同せず沖縄に残留して調整する選手もいるが、全体としてのキャンプは今日で打ち上げ。

落合監督のキャンプ総括:
「始まるだけ」
以上。


・2月26日(土)
《オープン戦・対横浜(北谷)、また中止_| ̄|○》
英智、通常練習に復帰

午前11時くらいの時点では曇天ではあったもののなんとかもつかなという感じであったが、午後1時過ぎラジオの放送は始まってるなとつけたら、とっても通常放送。
まさかと日刊スポーツのオープン戦速報を見に行くと「試合中止」の文字が…。
切ないので他球団の経過を眺める。
楽天が「関川-飯田-磯部-ロペス-山下-デイモン-酒井-藤井-高須 (一場)」とほぼベストオーダーに近い形だったので楽しそう。
山崎も中日とのオープン戦あたりには一軍に合流するみたいだしな。

今日の横浜戦、大挙8人が登板予定だった。
朝倉、中田、金剛、鈴木、石井、岡本、平井、岩瀬。
これだけ雨が重なるとレギュラー組はともかく若手・新人の調整が難しい。

左ヒザのリハビリで別メニューだった英智が通常練習に復帰。
急ぐ必要は無いが、これなら開幕にも間に合いそうな順調な経過。
故障者ついでに、いつのまにか右足に張りが出て別メニューになっていたブラウンもいつのまにか治って通常メニューに復帰した模様。


・2月27日(日)
《日本ハムとのオープン戦(名護)》
韓国・LGツインズとの練習試合(読谷)
《大友は天ぷら地獄》

テレビ放送も無い~♪ ラジオ放送も無い~♪ 昨日はあったのに~♪ ル~ルル~♪
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0012102006
0000000000
▽本塁打 井上1・2、福留1、高橋光1
D 野口(2)-山井(2)-チェン(2)-遠藤(1 2/3)-久本(1 1/3)
F 金村(2)-入来(2)-ナイト(2)-建山(1)-井場(1)-押本(1)

投手は零封以上に内容も各投手ほぼ完璧な仕上がり。
先発の野口は2安打こそ打たれたものの、3奪三振すべて決め球スライダーで切って取った。
>新球フォークも5球投げた。「緊張しました。0点に抑えることができてよかった。スライダーはもう少し(変化を)小さくしていかないといけないですけど、これから調整していきます」 (日刊スポーツ)
と、コメントからも迷いがなく調子の良さが感じられる。
むしろ調整というよりも、エースのときの微調整段階。
空振りさせた球よりも、狙い通りのコースに投げ思い通りの内野ゴロを打たせる球までもう1ステップだろうか。
今年は期待できそうだ。
山井は順調だが、それ以上にチェンの良さが目立つ。

大友は2打席目こそ先制の押し出し四球を選んでいるものの残りの4打席全てフライアウトの天ぷら地獄。
かたや同じレフトを争う井上は引っ張って流しての2ホーマー。
ここまで走攻守で大友がアピールしていたが、ここにきて井上が力を見せつけた。
大友は少し振りが大きくなっているのかもしれない。
井上と同じバッティングをしていては一軍に残れない。

読谷のLGとの練習試合は13-6と勝ったものの打ち合い。
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LG1000030026
17401000013
投手は長峰(1)、高橋聡、樋口、川井、ブラウン(3)、小林、石川(2)。括弧内失点。
樋口は1回を打者3人8球で料理。
直球こそ138km/hと自己最速に10km/h以上届かないが、それでもスライダー、チェンジアップのキレよく打ち取る。
ブルペンのときから低めのコントロールとそこでの球のノビは定評があったがそれが実戦でまず証明された。
直球自体も140km/h後半出なくとも、コンスタントに140km/h中盤出れば、先発・中継ぎどちらでもいけそう。
キャンプ中はスロー調整で目立たなかったが、ようやくエンジンがかかってきたか。
川井は1回を1安打許すも牽制で殺し結果的に3人。
ブラウンはまだまだ経験が足りない。

打線が良かったというよりもLGの最初の2、3人が悪すぎた感がある。
4回以降にヒットを打っているかが重要。
それでも玉野3安打、大西2安打、鎌田2安打でチームでは14安打だし、玉野、鎌田は一軍へのいいアピール。
イースタンリーグでも.260前後しか結果を出していない(かといって20本塁打があるわけでもなし)玉野ではあるが、元は清原2世を期待されたドラフト1位。
今年はここまで毎年悩まされ続けた故障もなく、環境が変わって心機一転できるか。


・2月28日(月)休養日
【今シーズンの始球式は竹下景子】
【プロ野球新人選手研修会】


《サイト内関連記事》
春季キャンプ・第1クール
春季キャンプ・第2クール
春季キャンプ・第3クール
春季キャンプ・第4クール
春季キャンプ・第5クール

春季キャンプ・第5クール

2005-02-24 23:30:51 | ドラゴンズ&野球
・2月19日(土)
《第5クールスタート》
しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん
《韓国・三星ライオンズとの練習試合(読谷)は中止》
《中田、ブルペン投球回避》
《岩瀬はシンカーに続きスラーブも試投中》
《ウッズ、初ノックでやや不安な動き》
《右足首手術リハビリの田上は負担のかからないように捕球練習》
《ラジオゲスト:山本昌広、立浪和義》

一雨ごとの暖かさで、降った翌日晴れれば春の陽気になったりするのだが、雨は降り続け寒いまま。
沖縄も雨が続き、紅白戦・練習試合の時期が始まる時期にきての雨だけに、練習疲れを取るには丁度いいが結果を出してアピールしたい若手選手と試合に飢えているファンはやきもき。

今日も朝から雨でグラウンドは使えず、予定されていた読谷での韓国・三星ライオンズとの練習試合、北谷でのシート打撃ともに無くなり、屋内練習場での練習のみとなった。
明日も三星との練習試合が組まれているが、天気予報ではどちらになるかはわからないところ。
そして仮に雨が上がっていても、すでに降り続いた雨で外野の芝がたっぷり水を含んだぬかるんだ状態で「この時期に怪我をされるよりはまし」ということで練習試合を行わないこともありえるらしい。
さらに中止になったことによりこの試合の出場を2月3日に約束されていた森岡は無念
今日のシート打撃は21日に振り替えて行うとのこと。
中止になった三星との試合だが相手側の要望もあり、22日の北谷での韓国・LGツインズとの練習試合と合わせて読谷で三星と代替試合をやることに決定。
ただ向こう一週間、沖縄の天気予報がどんよりのままなので果たして何試合こなせるだろうか。

中田は体全体が張っているようなのでブルペンに入らず。
故障ではないようなので問題なし。

岩瀬は自主トレ時点から周りが押さえ気味にと声が入るほど順調どころかあまりにも良過ぎる仕上がり。
実際に試合でほとんど使わなくとも練習で投げておくと、他球団スコアラーが勝手に報告してくれるので打者は意識のどこかに入り込んでしまう。
基本はストレート、スライダーにシュートを交える程度だが、さりげなくナックルだったり今キャンプでのシンカー、スラーブがあるのかもと思わせられれば効果あり。

ウッズはネズミ除去の影響もあり打撃に比べ守備ではスロー調整。
キャンプ合流が遅かったし、実戦までは二週間くらいある。そして開幕までは一ヶ月半。
徐々に上げていけばいいが、スローイングだとまず問題になるのは封殺プレーか。
オープン戦が始まっても名古屋に帰ってくるまでは沖縄残留調整組だろうし、そこでギヤを少しずつ上げていけばOK。

ラジオの電話ゲストで立浪が打順についての質問にさらりと「3番でいくと聞いているので」発言。
確かに落合監督は「1荒木、2井端、3立浪で勝ってきたんだから変える必要ないでしょ?変えちゃいけないの」的なことを言っていたがやはりこの打順になりそう。
そうすると、4ウッズ(一)、5福留(右)、6アレックス(中)、そしてテレビなどでは7にレフトを入れ8に谷繁といった形が多いのだが攻めのバリエーションを考えると7谷繁(捕)の8レフト(左)の方がいいと思うのだがどうなのだろう。
足のある例えば大友(同タイプの大西、英智は故障の調整中だし)などが8番にいれば投手の送りバントも楽になるし単独スチールも可能になり、8番谷繁で送りか強行かよりもプレッシャーを与えることが出来る。
それに7番に谷繁がいることにより簡単にアレックスを歩かせるということがしにくくなるメリットもある。


・2月20日(日)
今日も韓国・三星ライオンズとの練習試合(北谷)は中止
《今日のマルティネス劇場:失墜》

朝になっても雨は降り続け、結局今日も練習試合は中止。
練習試合の登板予定は長峰、鈴木、久本、金剛だった。
変わりにシート打撃が行われ、遠藤・長峰・金剛・川井・鈴木が登板。
中日新聞には6投手が登板となっていたから登板予定のあった久本かな。

 打者被安打四死球奪三振
長峰124--
金剛11411
川井11523
鈴木9211
(※シート打撃のため安打は「安打性の当たり」として各記者がカウントしているので記事によって多少ズレあり)

今日の鈴木はMAX146km/hと仕上がり万全。
ウッズ・アレックスがアベック弾。
この2人は順調そのもの。上積みが欲しいのはウッズの守備くらい。
被弾したのは長峰。練習試合の先発は流れた上、踏んだり蹴ったり。
高橋光も遠藤からホームラン。
交流試合のDHも意識しての打撃。
毎年この時期は調子がいいといえばいいのだが、昨年の成績でようやく自信ができた。
ただ守備の面を考えると、ウッズをDHに回して一塁に渡辺を入れるということも考えられる。
そのあたりは、相手投手との相性やその時々の調子のいいほうがスタメンという形になるだろうか。
そういえば盗難されたグラブ等は返ってきたと中日スポーツに書いてあったな。
ノックバットやバイト用のグラブは戻ってないらしいが。

マルティネスは意味も無くブルペンに来て森コーチに怒られる。
こんなに我が儘な外国人選手はいつ以来だろうか…。
我が儘以前にアピールをしようとしない。
一軍に残れるものと考えているのだろうか。
当初は「慌てて獲る必要は無い」としてすぐには契約しなかったが、やはりキャンプで入団テストを行うという形の方が特にマルティネスにとっては良かったのかもしれない。
日本の野球をなめてかかっている選手は大成しないんだよな。心配だ。
「メジャーにまで上がった」という意識が中途半端にあるのかなあ。


・2月21日(月)
《4日ぶりに雨は降らず》
《屋内練習場では非公開で投内連携練習》
《シート打撃に主力級登板》
《今日のマルティネス劇場:怪投 or 回答》
《新人・沢井、北谷合流》
《読谷は休日のため山本昌、落合も北谷で練習》
《森野は練習終了後、読谷へ》
《ラジオゲスト:大友進》

今日も予報は悪かったが4日ぶりに降ることなく、久しぶりの通常メニュー。
そんなときに限って練習試合は組まれていない。
そして、明日以降も予報はあまりよくない…。
今から思えば雨で実戦形式は行えていないもののキャンプ前半練習はみっちりやっており、その疲れを取りながら調整できるという意味ではいい。

シート打撃はドミンゴ、マルティネス、川上、岩瀬、平井、野口、岡本と豪華版。
ドミンゴ2イニング抑える。
岩瀬は打者6人を被安打0の16球で料理し、スライダー・シュートのキレも十分。
MAXこそ140km/hのものの、さすがの投球。
やや球がシュート回転しているようで、少しなら良いが動きすぎると良くないので調整していくとのこと。
川上はアレックス、大友に連続ホームラン。
MAXは144km/hとストレートから作りこんだもののまだまだ。
平井は打ち込まれる。まだコントロールにバラツキがある。
野口は今年もフォークを試投。
何回チャレンジしてもうまくいかない球を無理に使えるレベルにしようとしなくとも、実際に実用成功している懐かしの「真っフォ」を再び投げるようにはならないのだろうか。
カウント球にも勝負球にも使える有効な球であったのになぜ使わなくなってしまったのか。
ま、アンパイアのストライク・ゾーンがルールでしっかり広げたのに、やっぱりすぐに戻ってきたこととも関係あると思うが。
野手では今日から北谷組に入った沢井が3の2、1盗塁とさっそくアピール。
幕田、土谷、中村も読谷から参加。
土屋は左腕・マルティネスから二塁打。

マルティネスは直前まで登板を渋っていたようだが、投げてみればMAX145km/h。
ウッズを2打席連続で空振り三振。……談合?
チェンジアップがいい変化をしているとのこと。
相変わらずノーコンでボール先行のうえに、たまにビーンボールが飛んでくる。
打者はこの時期に当たるの嫌だから引いてただけなのでは…。
シート打撃だから打者も手を出してくれたが実戦だとどうなのか?
投球後、森コーチとなにごとか話し、そこに落合監督も混じって話していたとのこと。
ここでの内容は居残りでゴロ捕球の特訓となるのかもしれないが記者の質問に、
>「本人がその気になるかならないかだ! だめなら(ドミニカに)帰った方がいいんじゃないのか!」(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)
と、甘やかさない森コーチらしい発言。
自称調整は開幕に合わせてやっているというのはともかく、牽制・クイック・守備は調整以前にはっきりいって下手なのだから、せめてそこで真面目に練習していれば見方も違うんだろうに。

ラジオ発今中情報。
投手陣は同じ時期では去年の方が仕上がりとしては良かった。
朝倉がローテに数えられていない立場の仕上がりとしては、やはり物足りない。
調子のムラが大きすぎ、安定感がないとローテーションは難しい。
 そういえば最近目立たなくなってきたな…。
長峰、鈴木、佐藤はいい出来。
鈴木はブルペンよりもシート打撃での登板の方が良く見える。
 ブルペンよりも球速が上がっていたし実戦向きなのだろう。

森野はこの日の練習終了後読谷行き。
22日から読谷組の練習へ合流。


・2月22日(火)
《韓国・LGツインズとの練習試合(北谷)中止》
《韓国・三星ライオンズとの練習試合(読谷)中止》
中日主催試合使用球は「麻糸」
《佐藤が右ひじ違和感のため読谷行き》
《ラジオゲスト:野口茂樹》

今日はダブルヘッダーでも親子ゲームでもなく2試合同時刻開催…だったのだが雨は何も気にせず降る。
結局、朝から雨で練習開始前には練習試合の中止が決定、屋内練習場のみ。
休み前ということもあり、今日も早めに切り上げる。

野口はラジオを聞いている分には独り立ちしたかなという感じ。妙に明るく感じる。吹っ切れたかな。
ヤクルト(現ドジャース)石井以前に宇宙人と呼ばれ、オープン戦で自滅しベンチ横に試合終了まで立たされ、夏の夜の夢・ノーコンノーヒットノーランをやり、「中村さんのおかげです」になり、いろいろあったなあ…。
強い口調で「復活します」…いいなあ。

佐藤が昨年も痛めた箇所に違和感が出たため大事をとって23日から読谷へ合流となった。
18日に休日返上で韓国チームとの練習試合への調整をやって、その上で2試合流れたことで精神的な張りがスッと緩んだところで右腕に軽い張り。
昨秋から順調に来ていたのに、先発入りをアピールするための試合は流れるは踏んだり蹴ったり。
ただ程度としては軽いようで、調整しなおして3月のオープン戦を目指す様子。

ラジオ発木俣さん情報。
沢井が評価、花丸急上昇。
沢井の方が鎌田・森岡よりも守備範囲は広い。
肩も強い。
 自主トレで故障したが急がせなかったのが功を奏した。
樋口、中田は第1クールと比べても、あまりキャンプでの上積みが見られない。
樋口はスライダー・シュートで大きい変化球を投げていないのでどうか。
 確かチェンジアップを持っているはずだが、まだあまり投げていないのだろうか。
 ただ目の慣らしも兼ねてブルペンで打席に立った井端は「ホップするいい球を投げている」評。実戦が見たい…。
鈴木はやはりイチ押し。金剛よりも鈴木の方が早く出てきそう。
 こちらも早く実戦映像が見たい…。


・2月23日(水)休養日
《実に一週間、久しぶりの晴天》
《一軍は休養日》
《二軍が北谷で練習》
《挟殺・挟殺・挟殺》
《研ナオコやって来る》
《ラジオゲスト:荒木雅博》

一軍が休養日のときに雨が降らなかったりする。
今クールは雨にたたられ予定通りに進んだのは1日のみ。
他3日間に組まれていた練習試合はすべてお流れ。シート打撃のみ。
キャンプは締めの段階に入ってきているが、まあジトジト続き。
次クールも練習試合1試合とオープン戦2試合が組まれている。
しかし、24日の予報はこのところの天候を考えるとおそらく無理、26日は微妙、27日になってようやく晴れるかなといったところ。
26日は北谷でベイスターズとオープン戦があるが、読谷でも中止になった韓国チームとの練習試合を行う模様。

18日にも投内連携・挟殺プレーで緩慢なプレーが問題となったが、今日もまた同じところが問題となりメニュー変更。
ただひたすら挟殺プレー。
中川、堂上ともに打撃では非凡なものを持っているものの守備面ではまだまだ。
でも現在一軍の内野の控えに食い込もうとしている森岡だって1年前は同じような立場だった。
少しずつでも土台作り。


・今クールの入れ替え
【読谷→北谷】沢井
【北谷→読谷】森野、佐藤

・故障者情報
知らないうちにブラウンが右足に張りが出て別メニューになっていた様子。
佐藤が右ヒジに軽い違和感。

・ドラゴンズの今後のオープン戦の予定(灰字はウエスタン春季教育リーグ)
(3月8、9両日の社会人との交流戦は予定と変更があったようで逆なので修正)
2月
26(土)横浜ベイスターズ(北谷)
27(日)北海道日本ハムファイターズ(名護)
3月
1(火)福岡ソフトバンクホークス(ヤフーD)
2(水)福岡ソフトバンクホークス(ヤフーD)
4(金)東北楽天ゴールデンイーグルス(ナゴヤD)
5(土)東北楽天ゴールデンイーグルス(ナゴヤD)
6(日)千葉ロッテマリーンズ(ナゴヤD)
7(月)西武ライオンズ(ナゴヤD)
 8(火)社会人・三菱自動車名古屋(ナゴヤ球場)
9(水)オリックスバファローズ(大阪D)
 9(水)社会人・一光(ナゴヤ球場)
10(木)オリックスバファローズ(大阪D)
 11(金)福岡ソフトバンクホークス(ナゴヤ球場)
12(土)北海道日本ハムファイターズ(豊田)
 12(土)福岡ソフトバンクホークス(ナゴヤ球場)
13(日)ヤクルトスワローズ(岐阜)
 13(日)阪神タイガース(鳴尾浜)
 14(月)サーパス神戸(神戸サブ)
15(火)福岡ソフトバンクホークス(小牧)
16(水)福岡ソフトバンクホークス(刈谷)
 16(水)福岡ソフトバンクホークス(雁の巣)
 17(木)福岡ソフトバンクホークス(雁の巣)
18(金)読売ジャイアンツ(浜松)
 19(土)サーパス神戸(ナゴヤ球場)
20(日)横浜ベイスターズ(横浜)
 20(日)サーパス神戸(ナゴヤ球場)
21(月)ヤクルトスワローズ(神宮)
 21(月)阪神タイガース(ナゴヤ球場)
 22(火)阪神タイガース(ナゴヤ球場)
23(水)広島東洋カープ(ナゴヤD)
24(木)広島東洋カープ(ナゴヤD)
26(土)阪神タイガース(大阪D)
27(日)ヤクルトスワローズ(ナゴヤD)

そして4月1日(金)からナゴヤドームに横浜ベイスターズを迎えて3連戦で開幕。
ウエスタン・リーグは一足早く3月26日(土)からナゴヤ球場に福岡ソフトバンクホークスを迎えて2連戦で開幕。


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春季キャンプ・第4クール

2005-02-19 22:41:42 | ドラゴンズ&野球
・2月15日(火)
《第4クールスタート》
《川上、首痛も治り打撃投手に初登板》
《野口も北谷では初登板》
《落合ノック:渡辺、森野》
アレックスに間違われるブラウン(日刊スポーツ)
《ラジオゲスト:川上憲伸》

キャンプ後半戦突入。
徐々に実戦形式の練習も増えてきているが、本格的に試合形式が始まる。

首痛で12日から読谷で調整していた川上が北谷に復帰。
川上、野口が打撃投手に登板し、ともに直球のみ。じっっくりの調整。
野口が良さそうに見えるので順調に行けば先発4番手ではなく、2、3番手には入るだろうか。

アレックスに顔立ちが似ているため間違われてサインを求められたりしているらしい。
>「サインください」と言うファンにサインをしたが、実はアレックスと勘違いしていたことが判明。それでも「アレックスはどこ?」というファンの質問に「向こうにいるよ」と苦笑いで説明
ブラウン良い奴だな…。


・2月16日(水)
《紅白戦開始》
《夜にはサイン、作戦のミーティング》
《ラジオゲスト:岩瀬仁紀》

【紅白戦】
 1234567
紅組00100001
白組10200205
▽二塁打 福留、清水将、中村公、井上 ▽盗塁 森岡
紅 平松(2)-山井(2)-久本(2)-川岸(1)
白 小笠原(2)-朝倉(2)-高橋聡(2)-佐藤(1)

小笠原が2回1安打無失点、高橋聡が2回2安打無失点
高橋聡はこの日登板した8投手中最速の145km/hを計時。
ただ被安打2はともに2イニング目であり、1イニング目に比べると球威、球速ともに落ちていたとの評もある。
これからはイニングのスタミナをいかに付けていくか。
先発入りを狙う朝倉、山井はともにピリッとせず。
荒木、渡辺が2安打。ウッズもDHのみながらタイムリーを打ち2の1、1打点。
当落線上、玉野、幕田、森、森野は無安打。
全体的にやや疲れが見えているだろうか。
紅白戦終了後、ベロア(DHとショートで出場。打撃は3タコ)が腰に違和感を覚え、明日以降の練習は経過を見ながらとのこと。

ラジオ発高木さん情報。
投手有利の時期を考えると、出来にはやや不満。
キャンプインから一週間経っていないが、アレックスの状態がフリー打撃・紅白戦ともに非常にいい。
投手はブルペンと実戦の違いが出てきた感じ。
まあ今は疲れも出てきているだろうし、オープン戦が始まってきてどうなるか。


・2月17日(木)
雨で紅白戦中止
《川上マメ破れる》
《ゲスト:タイロン・ウッズ、国光通訳》

紅白戦が雨天中止になったため、登板予定だった新人投手の出来が見られず残念。
キャンプインからリードしてきたのは鈴木・金剛だけれども、ここにきて他の新人投手も調子を上げてきており、当落線上の野手もいるので見ておきたかったのだが。
主力はまだまだ調整の時期だけれどもアピールしなければ残れない若手には結果の場。
結局5人がブルペンに入り投げ込みを行ったようだが、そこでこれまで新人の中では最もスローペースで社会人時代の同僚金剛にも心配されていた川井がここにきて調子を上げてきて好評価

登板予定だった投手は野口、金剛、鈴木、チェン、川井、そしてもう1チームがマルティネス、遠藤、中田、長峰、樋口の計10投手。


・2月18日(金)休養日
《落合監督はいつも通り読谷へ》
仲沢、強制送還
佐藤、練習試合を前に調整
《大西、フリー打撃》
《ラジオ・インタビュー:長峰昌司(録音)》

今クールは第1クール以来の3勤1休。
最後17日が大雨のため、練習も軽めの打ち上げ。
練習試合、オープン戦前のキャンプ疲れのピークの時期だけに丁度良い休養。
北谷が休みの今日も落合監督は読谷へ。

仲沢は第1クールから続く右手首炎症検査を21日にするため帰名。
別メニューとはいえ「打撃は控えてきたが、下半身強化や捕球のみのノックはできる状態」のようだったが、治療に専念ということもあるだろうが、この日の投内連携で緩慢なプレーとして名指しで言われていることもあながち含まれていないわけではないだろう。
結局「沖縄に帰ってこなくていい」指令が出たため、キャンプが終わって帰ってくるまでナゴヤ球場でひとりぼっちのキャンプ。
打力を生かすために外野手に転向し飛躍するキャンプだったのだが…。
そういえば去年の秋季キャンプでも自打球をヒザに当てて帰らされるかどうかってやってたなあ。
あの時はなんとか残ったけど、今回は自分から検査を受けたいというようなことを言っていたようだし、ひょっとすると少々時間がかかるかな。

16日の紅白戦で1イニングを無安打に抑えた佐藤が、19日の韓国・三星ライオンズとの練習試合に先発するため一軍が休養日の中ブルペン入りし軽めの調整。
予定は4、5イニングとのこと。
昨秋のよさこいリーグで先発で好内容を出しているし、これからの結果次第では落合のスロー調整のこともあり、もともと球に力があるタイプなので先発陣に食い込んでくる可能性はある。
問題は予報は曇りだが前日までの雨が残っていないかどうか。
対外試合だけに紅白戦よりも内角を攻めやすいから、より実戦のピッチングを見ることが出来る。

大西はフリー打撃もして痛みは多少あるというものの順調そう。英智の経過は入ってこないな。


《サイト内関連記事》
春季キャンプ・第1クール
春季キャンプ・第2クール
春季キャンプ・第3クール

《キャンプ情報参考サイト》
中日ドラゴンズ公式HP
CBCラジオ・久野誠のドラゴンズワールド
東海ラジオ・ドラゴンズNo.1ジョッキー
中日スポーツ
日刊スポーツ
大阪日刊スポーツ・なにわWEB
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