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日記というより、三歩で忘れてしまうことのメモ

落合監督とマスコミ

2005-02-17 22:38:46 | ドラゴンズ&野球
落合監督が定例会見の場を設けていないことに対する記事》(共同通信-gooニュース)

落合監督が定例会見の場を設けていないことに対する記事であるが、
>一つはしゃべる落合で、もう一つはしゃべらない落合
と、また突っつかれ始めたかなという感じ。
私は落合監督の野球観というのはノムさんや星野さんのものと非常に近いものだと思っている。
この話をすると3人ともバラバラだろうという言う人もいるが、それは性格であって野球に対する考え方や監督としての采配というのはとても似通っている。
ただ選手や解説者であれば「味」として見られる部分も、監督としてはデメリットのほうが多くなってしまう。
その点、ノムさんや星野さんというのはメディアの効用を熟知し、あるときは意図的に情報を流し、またあるときは誇張なども使い自球団の選手だけでなく相手球団も暗示にかけたり。
実際のところメディアを信用しても信頼していないと思うが。
メディアの効果と怖さを知っているのだ。
それでもノムさんもメディアを巧みに使いながら最後はサッチーがらみとはいえ結局メディアに追いやられた。
情報統制をするのは構わない。
ただ目的もなく情報を垂れ流すことが「ファンサービス」という言葉のおためごかしになっている球団よりはましだ。
「本当のところはどうなのだろう?」とさまざまな憶測を考えたり他人と意見をぶつけるのが波及的な楽しさでもある。
しかし、もう一段進んで情報制御するぐらいのコメントをたくさん出すようにしてくれると確かにファンとしては楽しいのだが。
メディアからすれば叩きやすい人なのだろうが、大体記事になることを聞いて書くのではなく、それを引き出し、誇張するのではなく私たち読む者に分かりやすいように展開するのがプロの記者ではなかろうか。

春季キャンプ・第3クールはこの記事の部分をちまちまと書き足していくから10000文字規制に引っ掛かる。
削ったら収まる。おおよそ15KBくらいまでか。

春季キャンプ・第3クール

2005-02-16 00:07:03 | ドラゴンズ&野球
・2月10日(木)
《第3クールスタート》
《落合ノック:井端、鎌田》
《川上投げ込み》
《ウッズ、アレックス合流》
《金剛、鈴木は相変わらず好調》
《根来コミッショナー、白井オーナー視察》
《ラジオゲスト:朝倉健太》
【3・14チャリティー試合の人選に対し難色】

井端が鎌田に対し「守備に入る前の準備が少し遅い」とアドバイス。
同じポジションだが「まだ大丈夫だと思うので」と、さすがの自信のコメント。

合流のウッズは豪快な当たりを飛ばし、アレックスはライナー性の打球を飛ばす。
投手陣の助っ人とは違い体は作ってきている。
ウッズはサク越え連発、場外弾も連発。
練習と試合は違うとはいってもウッズはすでに2年実績を残している。
ウッズ、アレックスともに外国人選手がもっとも脂が乗ってくると言われる3年目。
2人とも3月くらいのオープン戦から出るつもり、とコンディション作りのスケジュールもばっちり。
ウッズは横浜時代に比べると顔のふっくら感が無くなったような。

先発タイプと目される樋口、中田、川井、石井の4人がそれほど評価が上がってこない中(ドラゴンズ投手陣の中で評価を上げるのは非常に難しいことではあるが)、中継ぎで使えそうなタイプの金剛鈴木は14日の入れ替えを待たずに一軍残留を決めそう。
フォークの評価ばかりが高かった金剛だがストレートでも福留に高評価、また森コーチからも紅白戦での登板を示唆する発言。
ここまで順調にきているので、実戦形式ではなく実戦で通用するか。
昨年新人投手で開幕一軍に残ったのは川岸だけだった。今年は何人が残るのか。
スローペースで調整しているとはいえ樋口の情報があまり入ってこないのはやや気になるところ。単純に煙幕なのかどうか。

視察に訪れた根来コミッショナーと落合監督が昨年同様いろいろと話した模様。
2人そろって「雑談」というあたり、相変わらずのタヌキっぷり。
カーブを打ってもコース一杯を打ってもホームラン談話で「真ん中の真っ直ぐ」としか言わなかったのと変わらない姿。
「記者なら詰まらないこと書くなよ」的なノムさんと同じようなスタイル。
コミッショナーも先任の方々とは違って、まったく考えていない人ではないのだろうから改革の旗手となってくれればいいのだが。

ラジオゲストの朝倉だがフォームは徐々に固まりつつあるようだが、まだ良いときと悪いときがはっきりとしているとのこと。
日によってどころか、同じ日でも時間によってバラツキがある。
昨年は結局その不安定さが原因で二軍落ちとなった。
それでも下でなんとか結果を出し日本シリーズでも中継ぎ登板した。
真価の問われる今季、結果を残せるか。

3・14チャリティー試合の人選に対し開幕2週間前ということもあり、野手はともかく投手に関しては登板日から逆算して調整していく時期だけに難しくなりそう。
出場選手は今月14日に発表されるがどうなるか。


・2月11日(金)
《落合ノック:荒木、井端》
《久しぶりの今日のマルティネス劇場:自己制御》
《平井が投げ込み》
《岩瀬はシンカー系を試投中》(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)
ベテラン先発組の調整は順調
《川上、中村一がプチ故障》
《休日ということもあり一足早くバレンタインチョコを渡すファンも》
《ラジオゲスト:井上一樹》

第1クールでは悪い意味で目立っていたマルティネスだが第2クールはやや静かになったと思っていたら初登板のフリー打撃で脅威のノーコンを披露。
ストレート・カーブ・チェンジアップを織り交ぜた投球数59球のうち30球がボール。
しかもフリー打撃のため投げる前に球種やコースを申告するのだが、ものの見事に逆球連発。
同じような未完の大器タイプの新人・金剛と鈴木が期待を感じさせるのだが、マルティネスは反対にアラが目立ってきてしまっている。
球威のある荒れ球とはいえ最低限の「この辺」コントロールは必要になる。
角度のあるいい球との評もあるがオープン戦あたりまでにコントロールの目処が立たなければ開幕一軍は難しそう。
しばらくは二軍でじっくりの方がいいかもなあ。
これでただノーコンだけで終わらないのがマルティネス。
都築のピッチャー返しの打球を避けようとして失敗、左腹部に直撃。
牽制、クイックが上手くないというのは分かっていたが、フィールディングもあまりよくなさそう。
当のピッチャーライナーを打った都築はアレックスに「絶対仕返しされるぞ(笑)」とからかわれる。
まあ正当防衛とか、他にも正当防衛とか、あるいは正当防衛とか。

キャンプも中盤に差し掛かり、また紅白戦などが始まっていない練習量の状態を考えれば疲労のピークの時期もあり故障というか違和感。
川上は首に軽い痛みを感じたため、大事をとって軽めの練習で早退。
中村一は両足の張りを訴え、トレーナーストップがかかった。こちらは様子を見ながら終日別メニュー。
そして先の通りマルティネスが腹部軽い打撲。
ここまで怖いくらいに大きな故障者が出ていないため、見ている方がやや戦々恐々。
それだけ緊張感を持って練習しているともいえる。

ラジオゲストの井上はさすがチームでもトップクラスの喋り上手。
読谷で自分の調整をしつつ若手の面倒を見つつの、気付けば16年目の大ベテラン。
昨年も最終的には井上が開幕レフトに収まり4月調子の上がらないチームを支えた。
足と守備も英智らに比べると下にはなるが、もともと強肩・好守で打撃は実質・実績ともにレフト争いの選手の中では群を抜いている。


・2月12日(土)
北谷でもシート打撃開始
《川上は読谷へ》
《落合は初のフリー打撃登板:読谷》
【読谷で窃盗事件】
【北谷で少年野球教室】
星野SD「優勝は中日」ヽ( ´ー`)丿(デイリースポーツ)

読谷では始まっていたが北谷でも今日からシート打撃開始。
登板した投手は山井、小笠原、久本、朝倉に読谷組の平松、遠藤、佐藤を加えた7人。
練習終了後、平松、遠藤、佐藤は即日一軍昇格。
投手はそれぞれいい内容。
野手では森がホームラン放つ。大友は安打も打ち守備では本塁封殺。

前日、首に軽い痛みを感じたため大事をとって軽めの練習で早退した川上は、どうも寝違いの様子。
一日経ったが首の痛みは引かずその影響で背中にも張りが出たため、この日は読谷の練習に参加し一通り軽めの練習。
無理をさせず第4クールあたりから再合流ではないかとの話。
もっとも公式リリースがどこまで本当かは分からないが。

初のフリー打撃に登板した落合だが、抜け球が気になった模様。
>「打診されてもこっち(読谷)でやりたいと言います。まだランニングメニューとか向こうでやるには不安がある」
と、やはり久しぶりの先発転向だけに調整としてはじっくり。
テレビで見る分には明るかったので大丈夫だとは思うのだが。
まあ一ヶ月後に仕上がっていれば問題はない。

二軍キャンプ地読谷で、球場のシャワー室に置いてあった高橋光のグラブやスパイクなどと、事務所やロッカー室からもコーチ2人のバットなどが盗まれた。
練習が終わった前日午後6時以降は施錠されていたという話。
他の選手のものも置いてあったようだがなぜか一番奥に置いてあった高橋光のみで、あとはコーチやアルバイト用の用具。
1人で総額20万円相当を盗まれた高橋光は「中日ファンでないことを信じたい」と寂しげ。
>最後は「一樹さん(井上)が“オレのはとられてないから犯人は右利きだ”と警察に言ったら相手にされなかった」と笑い話を披露
相変わらず井上さん飛ばしてます。
スポニチの記事で、偶然ながら盗難対策と野球用品の広告が哀愁を誘う。
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星野仙一オーナー付シニアディレクター(ああ、長い肩書きだ)の三重で行ったチャリティー講演会での発言。
>演台でニヤリと含み笑いした。「今年は中日が優勝すると思う。脂の乗り切った選手ばかり。荒木、井端、福留も…」。冗談交じりに「私が獲った選手たちが皆成長したから」と言うが「抜群の戦力だ」と分析はマジ。
そういう意味では楽天も中村、山崎、関川などが(ry。
>「中日に、巨人と阪神がどれだけきっ抗できるか?」
チィッ! 言わなければ誰も気付かないのに。
優勝したから評価としては高いけれども昨春開幕前の阪神や例年の巨人のようにはダントツには挙げられていないこともあり、マークとしては薄くシメシメと思っていたがやはり言われた。
優勝争いするとなると今年もオールスターまでにいかに5割を保った状態でいけるかだな。

阪神の監督になるときも中日ファンとしては「弱体阪神をノムさんでも3年かかってようやく下準備が終わっただけでこれからという時期にサッチー問題もあったとはいえ解任し頓挫したこともあり、阪神に貸すだけ。あくまで力を貸すだけ」な気持ちだったのだが勇退後球団GMに近い役職までついてしまった。
発言力のある立場にいなければいけない人ではあるが、むしろ一球団のではなくNHKの解説者に戻るなり、コミッショナーからオファーがあればいいのに。
コミッショナー・サイドにいると都合が悪いと思っている人がいるうちは無理だろうな。
中日に帰ってくるのはいつになるやら…。

NHKサタデースポーツで与田・落合監督インタビュー。
>「見るキャンプ」から「鍛えるキャンプ」
>「少数精鋭」「さらなる底上げ」

このインタビュー内容はもう何回か聞いたな…。

日刊スポーツ出版社:プロ野球ai高橋聡文のインタビュー記事が載っていた。
今季は岩瀬が抑えに選任することもあり、できれば左の中継ぎが2人は欲しい。
まずは久本、次に高橋聡・平松、さらには中継ぎに回るかもしれない小笠原・マルティネス・長峰と新人の樋口・川井・石井。そして評価を上げた小林・チェン。
他の右中継ぎ投手の兼ね合いもあるが、故障がなければ久本・高橋聡が妥当だがチェンもかなりよくなっているのでどうなるか。


・2月13日(日)
《落合ノック:荒木、井端》
《シート打撃にはたくさん登板》
鈴木&金剛は今日も目立つ(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)

恒例落合ノックだが、途中井端が「痛っ!」とグラウンドに倒れ込む。
すわ、故障発生か!と緊張感が漂ったが激しいノックにかかとを靴擦れしていた。
第2クール頭のノックでは、荒木が新しいスパイクで左足を靴擦れ。
さすがは鉄壁の二遊間、靴擦れの息もぴったり。

シート打撃には高橋聡、長峰、チェン、ブラウン、樋口、中田、川井、石井、金剛、鈴木といった左腕枠を争う投手と新人投手が一軍生き残りをかけた登板。

鈴木金剛の2人は順調にステップアップ中。
鈴木はMAX145km/hのストレートに得意のスライダー、そしてフォークまで披露し、打者5人を無安打3奪三振(四球1)。
「133キロの高速フォーク」となっているが、金剛にでも握りを聞いたのだろうか。
最初スピードからして抜かずに投げる縦シンカーかと思ったら、記事の写真できっちりフォークの握り。
確かにサイドスローといってもスリークォーターのような変則投げなので投げられないことはないが。
シュート、シンカーを身に付けようと、あれこれ握りを試したのが良い方向に出たかな。
ドラゴンズであれば中日スポーツだけに書かれているうち(これはジャイアンツのスポーツ報知、タイガースのデイリースポーツと同じ)はまだまだだが、他紙や他球団スコアラーからいい評価が出てくると本当に期待してもいい。
ラジオでも川又情報で、やはりタイミングが取り辛そうとの評。
片や金剛もフォーク、重いストレートと評価を上げてきたところでの今日はチェンジアップで魅せた。
こちらはストレートこそ鈴木には及ばなかったものの、内容は鈴木よりもいい打者と対戦し打者4人を無安打3奪三振(四球1)。
しかも3奪三振は福留、森、森野をいずれもチェンジアップで仕留めた。
この時期打者は目がついてこないとはいっても、その状態の野手に打たれるようでは到底一軍では通用しない。
本当にこの2人はここまで順調すぎるほど怪我もなく早めに仕上げてきているので、第4クールで紅白戦、第5クールで初の対外試合となる韓国チームとの練習試合でここまでの土台を固め、そして第6クールからはいよいよオープン戦で生き残りの真価を問われる。


・2月14日(月)休養日
《一、二軍ともに休養日》
《シャッフルDay》
《ラジオ:中里インタビュー》
落合監督が定例会見の場を設けていないことに対する記事》(共同通信-gooニュース)
【裏方さん慰労も兼ねた立浪主催のゴルフコンペ】

一軍は第3クール終了。二軍も6勤1休の第2クール終了。
キャンプイン前の予定通り、入れ替え日。
入れ替え選手は青字。

<北谷(一軍)>
投手
:川上、岡本、岩瀬、平松佐藤、川井、朝倉、久本、中田、樋口、鈴木、遠藤、山井、石井、チェン、金剛、平井、ドミンゴ、小笠原、野口、マルティネス、高橋聡、長峰、ブラウン
捕手:谷繁、小山、清水将、前田
内野手高橋光、荒木、立浪、渡辺、井端、川相、森野、玉野、ウッズ、森岡、ベロア
外野手:福留、アレックス、井上、大友、森

川上は12~14日まで首痛のため読谷調整。

<読谷(二軍)>
投手
:落合、石川、山本昌、川岸、矢口、小林、中里
捕手:柳沢、田上、小川、清水清
内野手:中川、沢井、都築、仲沢、鎌田、堂上、ホッシャ
外野手中村公幕田、土谷、大西、桜井、英智、中村一普久原

中村公、幕田は10日(第3クール)から北谷に合流していたが再度読谷へ。

ついでにキャンプでの大きな怪我人はいないが昨年手術した選手等含めての故障者リスト。(12日付中日スポーツ)
・大西…右手首手術のリハビリ
・英智…左ヒザのリハビリ
・田上…右足首手術のリハビリ
・仲沢…右手首に腫れ
・中村一…両足太ももに張り
大西、英智は故障の様子を見ながらということもあり開幕に万全というわけではないから、開幕一軍登録の野手はほぼ北谷組で変わらなさそう。
攻めのバリエーションと大西、英智不在時の守備固めを考えると大友は残したい。
中村公もバッティングが相当よくなっているようだし、守備もよくなっているようなので見たいところ。

ラジオの中里インタビュー。
春季キャンプでキャッチャーを座らせるところまでいければ、そして夏頃に投げることを目標に。

ゴルフコンペは、このあたりの裏方さんへの心配りは星野監督の教育が行き届いている。


《サイト内関連記事》
春季キャンプ・第1クール
春季キャンプ・第2クール

《キャンプ情報参考サイト》
中日ドラゴンズ公式HP
CBCラジオ・久野誠のドラゴンズワールド
東海ラジオ・ドラゴンズNo.1ジョッキー
中日スポーツ
日刊スポーツ
大阪日刊スポーツ・なにわWEB
スポニチアネックス
スポニチアネックスOSAKA まるごと名古屋
デイリースポーツ
スポーツ報知
スポーツナビ

春季キャンプ・第2クール

2005-02-10 22:57:59 | ドラゴンズ&野球
・2月5日(土)
《》…キャンプ情報、【】…球団情報
《第2クールスタート》
《落合ノック:荒木、井端》
《金剛の評価はどんどん上がる。でも…》
《落合ブルペン入り》
【ウッズの来日9日に延期】

落合ノックはコーナー・レギュラーの荒木、井端。
1時間半みっちりのノック。
今後も1クールに1回はやっていく様子。
練習後、荒木が新しいスパイクであったこともあり左足を靴擦れしていたことが判明。(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)

杉下さんも金剛のフォークを絶賛。
落ちるフォークではなく、揺れる本来のフォークとして認められる。
ボールだけを見ればドラフト上位クラスとして挙げられ、毎年数球団の指名候補までいきながら回避され続けてきたムラの大きさが改善されているかどうか。
安定感がなければどんなにいい球を持っていてもブルペンエースから抜け出せなくなってしまう。
それにどれだけ優れた変化球であってもニークロ、ウェイクフィールドのナックルのような投球の9割以上がその球で勝負できるというものでなければ、当然ピッチングの組み立て上ファストボールが走っていなければ抑えることは出来ない。
早いうちから変化球を投げるのも良いが、ストレートのキレも磨いて欲しいところ。
今キャンプ開始直後のブルペンでこれだけアピールできていれば紅白戦、オープン戦などの登板機会があると思うが、問題はそこでブルペン通りの球を投げることが出来るか。

7日に来日予定だったウッズだが本人の希望で9日に変更。
ドミンゴが太め残りで体を作ってきたとはいえない状態、マルティネスは一軍が確約されているわけではないのに第1クールではピリッとしない内容。
マルティネスの契約が決まったときに森投手コーチが「けん制やクイックが課題だが日本でやりたいという情熱はすごい」と評価していたが情熱は練習量に反比例して消えていってしまったのだろうか…。
シーズンで結果を出してくれれば問題ないが、投手・野手ともに順調で怪我人も出ていないキャンプの中、いまいち外国人選手が目立たない。
クルーズのときのように「よく打つなあ。でも阪神のときもオープン戦までは良かったんだよなあ」と見てたら「シーズンも同じパターンか…」になるよりはいいけれども、シーズン始まる前くらいは景気のいい話を聞いていたいという後ろ向きな心理もありつつ。


・2月6日(日)
《大友特打》
《中田投げ込み》
《鈴木シュート習得中》

投球練習中の鈴木に落合監督からインローへの直球と同じコースへのシュートのリクエスト。
>「同じじゃないか。あそこ(インコース)からシュートを曲げられるようにしておいてくれ」
スライダーは定評があるものの残りの持ち球もカーブ、カットとシュート系がないため、ドラフト以降シュート、シンカーに取り組んでいるがまだもう一歩のようす。
ただシュートがそれなりに使えるようになれば試合に使うよ、という言い方でもある。
まったく曲がっていないわけではないのだろうが、スライダーと同じくらい自信を持って投げ込める球になれれば、小さな変化でも威力があるので気の持ちよう次第。


・2月7日(月)
《今キャンプ初の雨天メニュー》
《二軍は休養日》
《山本昌、落合、野口の3人は北谷で練習》
《野口投げ込み》
《山本昌初ブルペン》
《ラジオゲスト:山井大介》

この日は雨で2、3時間は早めに練習切り上げ。
サブグラウンドには全面シートを被せ使用禁止に。
疲労がじわじわとたまってくる時期でもあるしいいお湿り。

打撃投手に山井、朝倉、小笠原、久本が登板。
時期的に投手有利ではあるものの山井の順調さが目立つ。

6勤1休で進む読谷は長い第1クールが終わり最初の休み。
それでも一、二軍ともに次クール終了後の14日には選手入れ替えが予告されている。
さてまず第一段階で残るのは誰になるか。

ラジオの今中発情報。
現時点では山井、小笠原、長峰が目に付いて、次点でチェンという評価。
チェンは昨年よりも良くなっているとのこと。
ストレートの走りはいいけれども変化球はまだまだの評。
ブルペンで見た限りでは朝倉が一番悪し。
体重移動を意識しているとはいうもののフォーム、球ともにバラバラ。
前日のブルペンまでの評ではあるが、この日の打撃投手に登板し1日で修正されているかどうか。
もともと修正が上手くいかないから昨年、一昨年と迷宮入りしているわけだけれども。
野口の調子は時期もあるとはいえ、まだ上がってきていない。
昨年信用は地に落ちているので早めに仕上げないと果たしてチャンスがあるかどうか。
新人投手6人のなかでは、他球団はともかくドラゴンズの投手陣に入ってみたときに目を見張るほどの球を投げている選手はまだいない。
今中はメディア向けとは言い難い部分を含んだ視点からの評価も混ぜてくれるので面白い。

と、諸所で評価高めの山井であるが、その山井からこの時期に森が左打席で流し打ってのサク越えを放つ。
下から選手が上がってくれば変わりに落とされる可能性が高い位置にいるだけにプラス評価。
14日に入れ替えを行うとなるとシート打撃もボチボチ始まるだろうか。
そこで投手・野手ともに1つの目安となる。


・2月8日(火)
《テスト生の2人は合格契約》
《実戦形式の守備走塁練習開始》
《チェン打撃投手で好内容》
《山本昌ブルペン入り》
《ラジオゲスト:高橋光信》
セ・リーグの豊蔵会長が視察(スポーツナビ)

春季キャンプにテスト生として参加していたブラウンとベロアが合格し正式契約が決定。
年俸はともに10万ドル(約1050万円)。
これで現状選手枠一杯の70人になった。
そうするとキューバとのリナレスの指導者研修も兼ねての若手選手派遣の話はあまり芳しい経過ではないのかな。
もともと若手選手派遣は交流と経験が目的だから練習生扱いで問題ないといえば問題ないが。

ルイス・ブラウン(22)
ドミニカ出身、ブルージェイズ傘下2A
投手、1m88cm、91kg、左投左打、背番号94
持ち球は、ストレート・チェンジアップ・スライダー。
同じ左投手だがマルティネスとは反対にまとまっている選手のようなので、マルティネスの尻を叩く意味でも期待。

クリスティアン(クリスチャン?)・ベロア(25)
ドミニカ出身、エクスポズ(アストロズ?)傘下2A
内野手(遊撃、三塁、二塁)、1m80cm、86kg、右投右打、背番号95
遊撃が本職で三塁も守れるということだったが今日のラジオ情報では二塁も守れるとのこと。
まあ遊撃が守れる選手はだいたい内野はどこでも守れるが。
若いのでメジャーでの実績、経験はまだまだないが、日本人と上背が変わらないし内野のユーティリティということでイメージとしては広島のラロッカ、ディアスといったかんじ。
成績も同じようになることを期待。
今年もナゴヤ球場の方も試合が面白そうだ。

そういえば最寄駅が「ナゴヤ球場前」から地名の中川区山王の「山王(さんのう)」に変わったなあ。覚えるのが面倒くさい…。
そも名鉄のニュースリリースからして、
>「ナゴヤ球場前」駅は、駅名に球場名を使用することの意義が薄れてきたことから、所在地町名の「山王(さんのう)」に変更することにした。
日曜日などにナゴヤ球場での他球団と違って無料ではないファームの試合にドラゴンズの帽子を被った小学生がけっこう見に来るけれども、まあ意義なんてないんでしょうかね。
ま、地元の人の要望があったのだとしたらもっともなことだとは思うけれど、よもや名鉄のお偉いさんだけで決めたというわけではなかろう。
しかし「新名古屋」「新一宮」「新岐阜」をそれぞれ「名鉄名古屋」「名鉄一宮」「名鉄岐阜」に変える理由が、
>遠来の旅客から名鉄の駅であることを容易に認識していただくため
だと言うのであれば、一目で「この駅で降りればナゴヤ球場に行くことが出来る」と容易に認識できることには、なんの意義もないことなのだろうか?
長い歴史を持ち、姿を変えても今なお現役で活躍する球場として、また名古屋の歴史の一部を担うものとして他地域の人に知らせる価値のないものなのだろうか?

とりあえず大学&受験生を困らせることには成功したみたいであるが…と、ニュース記事がどこの新聞社サイトだったか。今週見たはずだが、はてサイトだと思ったが新聞だったかな?
一年越しの「山王」の呪いだな。

フリー打撃に登板したチェンが森岡、鎌田を相手にいい投球。
スピードも出ていたようだが、ラジオではそれ以上にコントロールが良かったとのこと。

セ・リーグの豊蔵会長が視察しており、
>落合監督とは球界改革のための問題点を指摘し合い、活発な意見交換をした様子だ。(スポーツナビ)
となっているがラジオによると、その話の中でセ・パ交流戦についての話。
まだ会長個人の考えか、あるいはお偉いさんの密室話かどうか知らないが
交流戦についてオープン戦やサッカーのカップ戦のようにスポンサーを募ってペナントとは別に表彰しようという話だったようだが、先のようにまだ具体性のある話でなくスポンサーなどはまったく決まっていない。
そも90年代のオープン戦での阪神の優勝のように、あれほど無意味なものはない。
スポンサーからはそれなりの額が出ていたような気もするが。
そして落合監督に一蹴された模様。

ラジオ発彦野情報。
・主力は順調だが若手が目立たない。
・森野はよく振れている。
・チェン、力を入れた投げ方をしているわけではないのに球の走りが素晴らしい。


・2月9日(水)休養日
《今日も落合監督は読谷へ》
《シート打撃で佐藤が好投》
《アレックス、ウッズ沖縄入り》
《ラジオゲスト:大西崇之》
《入れ替え:幕田・中村公が北谷、中村一・普久原が読谷へ》
【湊川、イタリア・セリエA「レッジョ・ベースボール」に入団】

落合監督が練習開始からたっぷり居座りいろいろな選手に声をかけたりアドバイスをしたり。
今年もちゃんと見てるよイメージの植え付け進行中。
読谷で目立っている選手が一軍の実績のある選手ばかりというのは少々寂しい。
若手の2、3人が目立つようでなければいけない。
シート打撃で桜井が石川からライトへサク越え弾。
昨秋よさこいリーグ序盤からキャンプ中盤まで野球ワールドカップ中南米予選にホッシャとともにブラジル代表として参加していたために、キャンプ・オフ・自主トレとあまり目立つことがなかった。
故障もあり伸び悩んだ感があったが、もともと外野を守ることが出来るのだからレフト争いの候補に上がるくらいにならないものか。
ラジオ情報によると高橋光は14日には一軍に合流しそう。

佐藤がこの時期としては仕上がり早の142km/hをマーク。(10日付け中日新聞)
ルーキーだった昨年は故障に泣いたこともあり一軍では2試合の登板にとどまったが、昨秋教育リーグでは右ヒジも治り3試合に登板しいずれも先発として試合を作った。
先発にしても中継ぎにしてもライバルは多いが、紅白戦・オープン戦と再挑戦は続く。

アレックス、ウッズが来日。
練習には10日から合流。
アレックスは記事によっては9日と書いてあったり、またある記事によっては当初の予定通り8日に来日ともなっているのでやや不明。
どちらにしてもキャンプ合流は10日からなのは変わらないのだが。

14日を前に一足早く外野手4人の一、二軍入れ替えを決定。
10日の練習からそれぞれのキャンプ地となる。
幕田・中村公が北谷ルーキーの中村一・普久原が読谷に

ラジオ発小松の親分情報。
・楽天キャンプ地・久米島にはパチンコ屋が一軒(ぉ。
・読谷の選手は監督が見に来てるにしては緊張感が感じられない。川岸、佐藤、石川といったあたりはいい投球をしているが、若い野手は守備から戻ってくるときもなども走るでもなくダラダラした動き。
・土谷は相変わらずいいバッティング。
解説者が気付けば、当然グラウンドにずっといる監督・コーチは気付く。
一軍選手であるならともかく、エレベーター選手でもない二軍選手がそれをやっていたらどうなるのだろう。

昨年戦力外となりイタリア・セリエA入りを目指していた湊川の「レッジョ・ベースボール」入団が決定。(スポニチアネックスOSAKA まるごと名古屋)
故障で解雇というわけではないし、まだ今年で25歳。経験を積む意味でもいい。
ただヨーロッパでは最高レベルのリーグとはいえ台湾、韓国に比べれば力は落ちるためいかにモチベーションを高いところにおいてやれるか。
おそらく今年末の合同トライアウトにも参加するつもりとは思うが守備をもう一度鍛えなおせば国内復帰ということも考えられる。
地元東邦高校出身だけに頑張って欲しい。


《サイト内関連記事》
春季キャンプ・第1クール

《キャンプ情報参考サイト》
中日ドラゴンズ公式HP
CBCラジオ・久野誠のドラゴンズワールド
中日スポーツ
日刊スポーツ
大阪日刊スポーツ・なにわWEB
スポニチアネックス
スポニチアネックスOSAKA まるごと名古屋
デイリースポーツ
スポーツ報知
スポーツナビ

春季キャンプ・第1クール

2005-02-06 22:02:58 | ドラゴンズ&野球
今年もやってきた球春到来。
通常オフの2ヶ月間は野球の禁断症状に襲われるような時期であるものの、今回は日本シリーズ→秋季キャンプ→自主トレ→春季キャンプとみっちりで情報も多かったためか比較的浅目の症状。
これから開幕までのおおよそ2ヶ月今年の戦力把握とともに他球団の動向もチェックするファンもキャンプ。


・2月1日(火)
《》…キャンプ情報、【】…球団情報
《春季キャンプ開始》
《全投手ブルペン入り》
《ラジオゲスト:落合英二》
【5日から携帯電話にキャンプ情報の動画を配信】
一軍、二軍振り分け(2月1日付中日新聞朝刊より)
<北谷(一軍)>
投手
:川上、岡本、岩瀬、川井、朝倉、久本、中田、樋口、鈴木、山井、石井、チェン、金剛、平井、ドミンゴ、小笠原、高橋聡、長峰、マルティネス
捕手:谷繁、小山、清水将、前田
内野手:荒木、立浪、渡辺、井端、川相、森野、玉野、ウッズ、森岡、都築、鎌田
外野手:福留、アレックス、中村一、大友、森、普久原
(テスト生):ベロア、ブラウン

<読谷(二軍)>
投手
:平松、佐藤、遠藤、落合、石川、山本昌、川岸、野口、矢口、小林、中里
捕手:柳沢、田上、小川、清水清
内野手:高橋光、中川、沢井、仲沢、堂上、ホッシャ
外野手:井上、幕田、土谷、大西、桜井、英智、中村公

山本昌、落合、野口、井上、柳沢、高橋光の6人は読谷だけれども宿舎は一軍の放牧組。
山本昌、落合に関してはスケジュールも一軍と同じ3(4)勤1休。
野手の3人は6勤1休とのこと。野口に関してはどちらか不明。
ある意味昨年と同じく「まだ見ていない」ため、戦力として鍛えるか、戦力となるように鍛えるかの評価を下せない新加入の選手は全員北谷組に。
唯一、合同自主トレで右ふくらはぎを痛めた新人沢井のみ読谷へと。

とりあえずキャンプ前の振り分けとして発表されたわけだが、この中で気になる選手をピックアップすると、チェン、前田、森岡、都築、小林、土谷といったあたり。

山北をトレードで放出したもののドラフト、新外国人選手で4人の左腕が増えているが、そんななかチェンは一軍、小林は二軍へ。
確かに昨秋の教育リーグ・よさこいリーグで結果を出したのは小林であったが秋季キャンプではチェンのほうが目立っていた。
まあチェンは昨年も日程の巡り合わせで当番機会こそ無かったものの一軍にも一時期登録帯同していたから力を認められているだろうし、マルティネスとの外国人枠の最後の1つを争う意味もこめてのことだろう。
それに小林に関しては中継ぎとして見ているだろうから紅白戦、オープン戦で試すということだろう。

放牧組の柳沢はともかく田上、小川、清水清ではなく前田が既存捕手としてはただ一人一軍。
やはり捕手としての伸び代が大きいということか。
田上が右足首の手術をしリハビリ含みということもあるだろうが、怪我をしないのも一軍に残る選手の条件だ。
そういう意味では捕手として高い能力を持ちながら故障の多さがネックになっている清水将も怪我さえなければ…、なのだが。
それに谷繁が今年35、柳沢が34、新加入の清水将も30でありそれぞれ脂が乗っている時期ではあるが3年後、5年後となると、どうしても下からの突き上げがなければ力は落ちてしまう。
前田の成長があれば谷繁の選手寿命を延ばすことにもなるだろうし。
昨年は谷繁、柳沢の2人制で柳沢が故障した(谷繁の腰も万全ではなかった)ときには、田上、小川も上がったりしたが田上はテンポがいまいち悪く小川もまだまだ経験の足りなさを感じた。
今年は二番手だけでも柳沢に清水将が加わり谷繁の隙あらばといったところ。
昨年二軍では田上が正捕手で中野(引退)と清水清が二番手争いといったところだった。
前田がどこまで食い込めるか。

森岡はさすがに昨秋キャンプにて高代コーチに「秋季キャンプのMVP」に選ばれただけのことはある。「もう一歩で井端、荒木のサブにはなれる」と大絶賛。
1年目、2年目ともにファームで16失策しもっとも売りにすべき守備に難があったが、よさこいリーグあたりから安定しほぼフル出場でショート、セカンド、サードを守って1つだけ。その自信を秋季キャンプに持ち込み、そのまま身に付いた。
外野レフトの争いも厳しいが二遊間も荒木、井端がどっかりと座っているだけに相当厳しい。
だが仮に大きな怪我はないとしても試合中の怪我などで大事をとって休ませるということはよくある。そのときのためにいかに虎視眈々と体を作っておくか。
守備が控えに回れるだけのものを首脳陣にアピールできれば、もともと打撃は面白いものをもっているだけにチャンス。
そして同じく高代コーチに目を付けられていたといえば都築となる。
よさこいリーグでもセカンドの守備に入っていたからもしかしたらであったが秋季キャンプで本格的に練習し、欠点であったスローイングも外野守備をすることにより修正されてきたようで入団時のポジションに再コンバート。
この2人は高代コーチの推薦であろうことは間違いない。
監督に我慢させるの上手い人だからなあ。

意外だったのは昨年代走、代守になかなかセンスを見せ日本シリーズにも出場した土谷が読谷に回っているということ。
昨年若手野手陣の中ではもっとも起用されていたので北谷組に入ってレフトとして鍛えるかと思っていたのだが。
もう少し細かいプレーが出来るようにということだろうか。

全投手ブルペン入りは、「全員投げろ」指令があったとかなかったとかの話もある。
マルティネスは中日スポーツだからこそプラス表現で書いてあるけれども、他紙はやや愉快な感じに書いてある。
またラジオでも木俣さんに「フォームがバラバラ、球もバラバラ」と、ああやっぱりなコメント(;´Д`)。
この評価は横浜に来た当時のグスマンことドミンゴくん以上ではなかろうか。
身体能力だけでメジャーまでいったようなものだろう。問題はそのバネをいかに効率よく野球に結びつけるか。
まあキャンプ、オープン戦だけ良くてシーズンが期待はずれに終わるよりも、あまり期待せずに活躍してくれたほうがありがたいが。それに実戦に入らなければ外国人選手はわからないし。

正確には球団ではなく中日新聞の広告局が動画を流すとのこと。(スポーツナビ)
でもテレビ電話形式のためFOMAだけなのね。


・2月2日(水)
《落合ノック:森岡、鎌田》
《荒木700スイング》
《ドミンゴ合流》
《今日も元気なマルティネス》
《テスト生、ルイス・ブラウン情報》
《ラジオゲスト:山本昌(山本昌広)》

キャンプ恒例落合ノック。
落合監督からすれば第2クールの荒木、井端への肩慣らしといったところだろうか。
森岡、鎌田が受けたようだが、鎌田の方が動きとしては良かった模様。
評判に違わぬ動きといったところ。

荒木が打撃練習のフルコースで計700スイング。
落合監督に恒例2時間ノックについて「いつやるの?」と訊ねられ、5日第2クールからということに決定。

家庭の事情で遅れていたドミンゴが前日沖縄入り、本日から練習に合流。
マルティネスにいい影響が出れば良いのだが。
が、見事に太め残りのようで練習をサボっていた疑惑浮上で森コーチに怒られる。(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)

初日荒れ球(というかノーコン)を披露したマルティネスだったが2日目は谷繁に「近う寄れ」要求。(日刊スポーツ)
キャッチボールで近い距離から始めてだんだん距離を広げて肩を温めていくというのはあるが、キャッチャーに定位置より前に座れというのは珍しい。
ともすれば恥ずかしいと思ってしまい出来ないことだが自己流調整といえないこともない、といい方向に考えておく。

テスト生のルイス・ブラウンの情報がドラゴンズ球団公式キャンプ情報に。
>外国人によくある癖がなく、ストレート、スライダーと非常にオーソドックスの投手
マルティネスが荒れ球を披露しているので、「癖がない」と聞くと面白いのかなと思ってしまう。
球種が他にあるのかが不明だが22歳、1A2Aということを考えると実戦で使えるのはこの2つなのかな。

ラジオの山本昌発読谷情報。
川相…朝食の食堂に来る順が選手では2日連続1番川相2番山本昌と年の順とのこと。
中里…さすがに少々歯切れの悪い言い方。開幕どうこうではなく夏頃に全力で投げられるようになれば、といった話。
野口…明るい。昨秋はずっとトレード関連の悲壮感が漂っていたので読谷スタートというのはよかったのだろう。

ラジオの高木さん情報。
金剛、鈴木が面白い球を放っている。
やはり金剛の変化球(ぶれるフォーク)と鈴木のクセ球(ムービングファストに近い)は評価が高い。


・2月3日(木)
《節分の“鬼”は森コーチ》
《落合ノック:森野、森岡、鎌田》
《森岡、最初の対外試合のスタメン決定》
《今日のマルティネス劇場:正当性》
《ラジオゲスト:立浪和義》

落合ノックは今日は森野も参加。ポジションは三塁。
もともと守れるけれども守備を磨いておけば仮に立浪が膝や腰に不安があるときにすんなり起用することが出来る。
森岡は練習後落合監督から19日読谷での韓国・三星ライオンズ戦のスタメンを告げられた。

マルティネスは足の運びなど矯正に時間をかけた模様でただ1人ブルペンには入らず。
さらにランニングの最中に「腹痛」でトイレに駆け込んだとのこと。
>「きょうは投げたくなかった。理由?。肩はドミニカのウインターリーグで投げてきたから準備はできている。だから必要ない」(スポニチアネックスOSAKA まるごと名古屋)
そらまあ、日本に来ていきなり周りがメジャーに比べて異常に長い練習してたら驚くわな。
といあえずもっともらしい理由は並べたけど、ちょっとハングリーさが見られないかな。
今のところノーコンしか披露していないからチェン有利か。
テスト生のブラウンはどうなるかなー。

ラジオの木俣さん情報。
今回は野手で目に付いた選手の話。
「打撃では中村一が群を抜いている」と意外な評価。
ドラフト時の前評判では足・肩の方が評価が高かったが、打撃面では思い切りのいい種類の打者なのかもしれない。
「鎌田の守備については慣れたら井端と同じくらいいけるのではないか」と最大級の評価。


・2月4日(金)休養日
《落合監督、2軍を視察》
《野口も1軍日程》
《各投手打撃投手登板:読谷》

北谷は休養日だが読谷は6勤1休のためまだまだ第1クール。
落合監督が当初の予定通り2軍を視察。
目当ての選手は誰だったか。
ただ午前中からあいにくの悪天候が続いたようで練習も昼過ぎには切り上げ。
読谷の本当に2軍クラスの選手としてはアピールの場だっただけにもったいない。

2日時点の山本昌語るところによると野口のキャンプ日程は1軍、2軍どちらか知らないと言っていたが、この日山本昌、落合とともに休養になっており1軍日程。

矢口、小林、川岸、石川が打撃投手に登板。


《キャンプ情報参考サイト》
中日ドラゴンズ公式HP
CBCラジオ・久野誠のドラゴンズワールド
中日スポーツ
日刊スポーツ
大阪日刊スポーツ・なにわWEB
スポニチアネックス
スポニチアネックスOSAKA まるごと名古屋
デイリースポーツ
スポーツ報知

Dオフ・01.01-01.31

2005-01-31 23:36:06 | ドラゴンズ&野球
・1月5日(水)
【福留始動】
【球団年賀式】
福留がナゴヤ球場での自主トレを開始。


・1月6日(木)
【自主トレ、福留ハワイ出国】
【渡辺、森野、幕田合同自主トレ】
神奈川3人組は川崎の三菱ふそう川崎グラウンドで始動。


・1月7日(金)
【契約更改、立浪】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
立浪 25000→25000(現状維持・4年契約4年目)
昨年も2000試合出場、王さんを抜きセ・リーグトップになる最多二塁打、そして1000四死球。
今年も二塁打の日本プロ野球記録である福本の449までまず8つ。さらにドラゴンズの球団最多安打である高木さんの2274まで55本。
90年代後半あたりで数年調子の悪いときもあったが、ここ数年プレーがむしろ若返ってきた。


・1月8日(土)
【岡本、平井、石川は長野で山ごもり自主トレ】
【山本昌、岩瀬はいつも通り鳥取自主トレ】


・1月9日(日)
山本昌スクリュー磨き直し(中日スポーツ)
【新人6人入寮日より1日早く荷物持込】
今でこそスクリューというとスワローズの石川やジャイアンツの高橋尚などが言われるけれども、一昔前はスクリューといえば山本昌、山本昌といえばスクリューという時代があり、それはもう上から読んでも下から読んでも山本昌(違。
ここ数年スクリューはカウント球になりカーブのいいピッチャーといったイメージが強くなっているが、かつてはボールが消えるとまで言われた決め球。
入団5年目戦力外一歩手前の投手が手にした初勝利はスクリューがもたらしたものだった。
中日ファンとしても本当にアイクさんには感謝感謝。


・1月10日(月)
【新人選手入寮日】
新人・鈴木、木刀持参(中日スポーツ)
新人・石井に朗報(中日スポーツ)
木刀はマッサージ用とのこと。
このさい「木刀でなくともいいのでは?」という疑問は持たないことにする。

キクチメガネが石井のために「石井応援プロジェクト」として補聴器を改良中。
とてもいいことなのでぜひいいものを作っていただきたい。
ただ気になるのは、それまで以上にあまりにも聞こえすぎた場合投球のバランスを崩してしまわないかというところ。
キャンプ前にはまず最初の段階のものが届くということだがキャンプで実際にどうかを試していくことになる。
いい方向にはまればいいのだが。


・1月11日(火)
【新人合同自主トレ開始】


・1月12日(水)
【立浪、井上は片岡、上田とともにグアム自主トレへ】
謎のベールに包まれた岡本、平井、石川の長野山ごもり自主トレの正体(中日スポーツ)
落合が先発陣に回ることもあり、今年の右の中継ぎはこの3人に頑張ってもらわなければならない。
写真があまりにも体育会系的でステキ。


・1月13日(木)
【ルイス・マルティネス投手獲得を正式発表】
【春季キャンプでのテスト生発表】
かねてから決まっていたマルティネス(24)の獲得を正式発表。
198cmの長身で左投げ左打ち、変化球の持ち球はカーブ、チェンジアップ。
推定年俸は30万ドルで背番号は49。

ルイス・ブラウン(22)
ドミニカ出身、ブルージェイズ傘下2A
投手、1m88cm、91kg、左投左打
マルティネスと比べると10cm低いため勘違いしそうだが、188cmあるので山本昌よりでかい。
またマルティネスが198cmの91kgで見た目もひょろっとした縦長に見えるのに対して、188cmで91kgとむしろがっしりとしていそう。

クリスティアン・ベロア(25)
ドミニカ出身、パドレス傘下2A
内野手(遊撃、三塁)、1m80cm、86kg、右投右打


・1月14日(金)
マルティネスの電話取材(中日スポーツ)
>書類上のトラブル
という文字を見ると、ついつい「日本は安全だし銃刀法があるから銃は持ってきちゃダメ☆」なんてことがあったのかと邪推してしまう。


・1月15日(土)
【福留、ハワイでの自主トレから帰国】


・1月16日(日)
【ナゴヤ球場の合同自主トレに主力も参加】


・1月17日(月)
【契約更改、福留(3回目)】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
福留 20000→20000(現状維持)
球団提示に変更なし。
3回目の交渉となったが、福留、球団ともに譲らず平行線のまま。
福留側から4番としての仕事やオリンピック期間のことなどをまとめた「福留リポート」提出。


・1月20日(木)
【立浪、井上グアム自主トレから帰国】
【外国人選手とテスト生の来日予定日発表】
1月20日 チェン
1月29日 マルティネス、ドミンゴ
1月30日 クリスティアン・ベロア、ルイス・ブラウン(テスト生)
2月7日 ウッズ
2月8日 アレックス
外国人選手は開幕に合わせて自分できちんと調整してくれるので一週間くらいは問題なし。
マルティネスは同じドミニカ出身のドミンゴがいるのは本人にとっても球団にとってもプラスになる。


・1月21日(金)
【チェン、ナゴヤ球場の合同自主トレ合流】
【契約更改、福留(4回目)】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
福留 20000→提示なし
前回の「福留リポート」に関しての球団側の回答的説明に終始し、交渉としてはキャンプ地に発つ前の26日に持ち越し。


・1月22日(土)
【平井がサークルチェンジに挑戦中】
もともとの持ち球だったチェンジアップではなくドミンゴ式サークルチェンジを試すとのこと。
遅球系の変化球がないだけに投球の幅としてまさしくチェンジ・オブ・ペースとして使えるようになれば。


・1月23日(日)
【野口が一足早く本格的に投球練習開始】


・1月24日(月)
キクチメガネの「石井応援プロジェクト」続報(中日スポーツ)
石井の新補聴器は練習のノックなどでは好調な模様。
次は投内連携や実戦に入ったときにどうか。


・1月25日(火)
【成田山で必勝祈願】
【ナゴヤ球場での合同自主トレ打ち上げ】
【高橋聡、長峰の両左腕初投げ】
高橋聡、長峰の2人はタイプは全然違うが、投げっぷりの良さではともに面白い存在。
左腕ライバルの大量加入はあるけれども、仮にも昨年少しだけとはいえ投手王国中日の中で力を見せた。
個人的には高橋聡のピッチングは好きなので、今シーズンは岩瀬は抑え固定だろうし山北もロッテへ移籍、左の中継ぎで高橋聡以上の実績があるのは昨年活躍した久本と経験のある平松くらいのものなので定着を期待したい。


・1月26日(水)
【53選手沖縄入り】
契約更改、福留(5回目)(中日スポーツ)
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
福留 20000→20000(現状維持)
球団提示に変更なし。
交渉で査定方法について細かく話し納得の模様。
今回のことで控え選手に多かった「落合監督査定」は年俸に上乗せするタイプのものではなく、あくまで球団査定の一部ということが判明。
なるほど納得。
話もまとまり次回交渉でハンコ予定。


・1月27日(木)
【沖縄合同自主トレ開始】
【福留リップ好調】
【12球団監督会議】
マスコミにやさしい福留リップも昨年は故障もあり、また契約更改交渉にてやや球団と考えの行き違いがあったため控えめであったが、故障後の経過が順調なこともありリップも好調になってきた。
今回高評価を得たのは金剛石井。(中日スポーツ日刊スポーツ
ルーキーは自信が結果につながってくれればなおいいのだが。

12球団監督会議は落合監督は欠席。
代役として高代コーチが出席。
ここで今季の公式戦使用球は「飛ばないボール」というか「反発力の強過ぎないボール」、むしろ「正常に近いボール」になると決まった。
これに伴いドラゴンズも昨年途中から使っていたサンアップ製からミズノ製になる様子。
ただ縫い目の高い低いは各ホーム球団に委ねられており、キャンプを通して決めるとのこと。
ようやくホームランを打てばそれでいいといったつまらない野球からホームランの本当の価値を見ることが出来る野球に戻る。
そもそもナゴヤドームでホームランバッターでもない打者が打ち損じた打球が入ること自体異常だったから、本当にようやくといった感じだ。
しかしこれで昨年と今年で極端にホームランの減る選手は格好悪いことになるなあ。


・1月28日(金)
【森、右打席での神主打法を練習中】
【福留、フリー打撃開始】


・1月29日(土)
【新外国人左腕・マルティネス、来日】
【落合監督、主力と軒並み沖縄入り】
25日までドミニカ・ウインターリーグで投げていたようなので仕上がりとしては問題なさそう。
先発として期待されているが、本人は中継ぎもOKと優等生発言。
バルガスは中継ぎ登板を拒否して一軍から遠ざかっていったが、マルティネスは左だし仮に頭が駄目でも中で経験を積ませるということも出来る。
若いし素材がいいから2、3年として考えているとは思うが。
今年はむしろ、マルティネス加入に刺激を受けるはずの高橋聡、長峰、チェンに結果を期待したいところ。


・1月30日(日)
【沖縄合同自主トレ打ち上げ】
【スタッフ会議】
【マルティネス、沖縄入り&入団会見】
【福留が都築、桜井相手に打撃投手】
【春季キャンプでテストする2選手合流】
合同自主トレも終わりあとは1日挟み、春季キャンプへと。
自主トレ中に目立った怪我人もなくここまではみんな順調な仕上がり。

スタッフ会議では2月1日からの春季キャンプの1、2軍振り分け含め方針までいろいろ。
振り分けなどの発表は翌31日。

阪神のスペンサーがガラスの破片話題で難色を示したのに対して、中日はあらかじめ「発砲事件の話題に触れるな」というお達しが。こんなところでもきっちり情報統制。

キャンプに参加しテストする2選手はドミンゴ、マルティネスと同じくドミニカ出身、ルイス・ブラウン投手(22)とクリスティアン・ベロア内野手(25)と若い二人。
一時のカープ並にドミニカン天国。


・1月31日(月)
【春季キャンプ全体ミーティング】
【契約更改、福留(6回目)】
『選抜出場校決定』

1軍(北谷)、2軍(読谷)振り分け発表。
1軍扱いの調整組(2軍の6勤1休ではなく1軍の)として山本昌、落合が読谷へ。
かたや22年目の大ベテラン、かたや14年目で先発、中継ぎ、抑えと全てやってきたベテラン。
故障さえしなければ問題ないが、ポイントは数年ぶりとなる落合の先発型の調整が上手くいくかどうか。
一緒に山本昌もいるし大丈夫だとは思うが、先発としては昨年のものよりも以前のイメージがまだあるだけにやや心配。
北谷の外野手は福留、アレックス(まだ来てないが)、森くらいで、あとの井上、英智、大西、幕田は読谷へ。
井上はベテランであるしこのあたりはきっちりと仕上げるだろう、英智は膝の調子がまだもう1つ、大西も右手首を手術したこともありじっくりと、……大丈夫なのか、幕田ッ!
キャンプ中盤14日にもう一度スタッフ会議を開くことになっているようだが、それ以外にも抜き打ちチェックでの入れ替え(そのための1、2軍のスケジュールずらしであるし)もあるようなのでオープン戦の始まる時期に残っているのは誰になるか。

〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
福留 20000→20000+出来高(現状維持)
紆余曲折あったがようやく更改。
自費キャンプはなんとか回避。
これですっきりとキャンプへと。

春のセンバツには東海地方は愛知から愛工大名電と東邦の出場が決定。
堂上Jr.Mk-IIの活躍はいかに。

Dオフ・12.01-12.31

2005-01-28 21:27:17 | ドラゴンズ&野球
オフはどうしたものかなと書き溜めるうちに例によってタイミングを逸したので、オフはそろそろ終わろうとしている…。
まあいまさら週単位もあれなので1月単位で12月と1月を。
2ヶ月のうちに動きがあったりなかったり。
春季キャンプが始まればあっという間だ。


・12月1日(水)
【オフ突入】
【福留が本格的な打撃練習】
福留の怪我の経過は順調。


・12月2日(木)
【ウッズ契約を正式発表】
2年契約で推定総額1000万ドルと破格の額。
横浜入りする前年、中日が調査し獲得交渉したものの韓国・斗山が手放さなかったため獲得には至らなかったが、当時であればおそらく2年契約で総額100万ドルでも好条件であったはず。
あれから3年、当たれば飛ぶ面白い存在から計算できる4番打者へとあっという間に評価は跳ね上がった。


・12月3日(金)
【契約更改、渡辺、平松】
【10巡目鎌田と仮契約】
【大友、玉野が入団発表】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
渡辺 3500→5000(+43%)
平松 2500→2100(-16%)
渡辺はさすがに守備面の評価が高いといったところ。
これとゴールデングラブのタイトル料が500くらいプラスかな。
来季ウッズとレフト陣の絡みもあるとは思うけど、8回以降は当然ファーストに入るだろう。

西武との交換トレードでやってきた大友、玉野の入団発表。
年俸、背番号はそれぞれ以下の通り。
38 大友 4200→3400(-19%)
39 玉野 840→840(現状維持)
大友はもともと実績があるし玉野にしても仮にも西武のドラ1。
チームが変わって心機一転できれば、ヤクルトへ移って大成功だった鈴木健のようにセ・リーグの方が向いていたということもある。
特に大友はレフトの争いになるだろうが、英智、大西と大友と同タイプの二人は右打ちなので体さえ作っておけばチャンスは増えそう。


・12月4日(土)
【ドラゴンズ ファン感謝デー】
【5巡目鈴木と仮契約】
【来季開幕戦は横浜と】
ペナントレースは4月1日開幕で、中日はナゴヤドームに横浜を迎え3連戦。


・12月5日(日)
【若手の合同自主トレ、スタート】
合同自主トレの一番の特典としてはオフのため取り決め上コーチなどからの指導は×なためノックなどの連携系が出来る点。
裏特典としてはライバルの状態を把握できる点。
効率の良さを糧とし、相手の上を行くには何が必要かを見極め、春季キャンプへ繋げるのは誰になるか。


・12月6日(月)
【11巡目沢井と仮契約】
沢井との仮契約がまとまったことにより今年のドラフトで指名した全11人の入団が決定。


・12月7日(火)
【契約更改、野口】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
野口 12600→10080(-20%)
トレードがまとまらず残留濃厚となっていたが予想では協約いっぱいの30%ともそれ以上のダウンとも言われていたが20%のダウン幅に落ち着く。
交渉の中で背番号剥奪変更の話も出たようだがこちらは実際にはなかった。
2004年の見ているこちらが違和感を感じた投げ方は修正されていくかどうか。
復活の年と出来るか。


・12月9日(木)
【契約更改、山本昌】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
山本昌 19000→23000+出来高(2年契約)(+21%)
実績、貢献度を考えればもっと速く2億を超えていてもおかしくなかったが、本人があまり年俸にとやかく言わないので22年目にして突破。
今シーズン終了で通算173勝と200勝も見えてきただけに、球団も配慮してくれた。
人柄もいいし、契約更改でもめるようなこともなければ球団の印象もいいわな。
さすがに完投能力は落ちてきた感はあるものの7、8回までは何の問題もない。
年間ローテーションの体力には問題がないから何歳までできるのかは本当に楽しみだ。


・12月10日(金)
【契約更改、岩瀬、川相、遠藤】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
岩瀬 20000→23000(+15%)
川相 3000→5000(+67%)
遠藤 3800→3100(-18%)


・12月12日(日)
【ウッズはレフト守備もテスト】
【落合監督、潟県中越地震被災者応援チャリティーイベント参加】
イベントのトークショーでは、野口に対して辛口ながらも、
>「はっきり言って、力勝負です。今年は、川上、野口に一番期待していた。野口はいいとき、悪いときと、こちらで考えられないこともあった。彼がいれば今年は楽だったろうし、ある意味、期待を裏切られた。だからといって、使わないことはない」
>「力があれば、な。(投手陣は)2月、3月と見て、ランク付けしないといけない。(野口は)やるなら先発しかない。ルーキーと競争? 当たり前だよ」

(中日スポーツ)
と語っており、チームのトレード自体に関しても余程のことがない限りないようにも言っているので、おおむね来季の戦力は整ったといえる。


・12月13日(月)
【左腕ルイス・マルティネスを獲得調査中】
ユニフォームの素材を軽いものに変更
24歳と若く、確かにこの選手をどうしようかと考えたときに、3年間結果の出せなかったバルガスと入れ替えというのはうなずける。
正当防衛が認められたとはいえ発砲起訴歴があるが、日本なら治安は大丈夫だし銃自体持ち込めないので問題ないだろう。


・12月14日(火)
新人選手入団発表
21 樋口 龍美
20 中田 賢一
17 川井 進
23 鈴木 義広
30 石井 裕也
51 中村 一生
37 小山 良男
33 金剛 弘樹
54 鎌田 圭司
48 沢井 道久
62 普久原 淳一

これに伴い背番号も少々変更と発表。
移籍のウッズは44、そして石井の背番号が30になったため付けていた小林は69に変更。


・12月16日(木)
【オーストラリアへ優勝旅行出発】
【契約更改、大西】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
大西 6000→5400(-10%)


・12月17日(金)
【福留ティーバッティング開始】
優勝旅行には参加しなかった福留は黙々とティー打撃。
フルスイング解禁。


・12月18日(土)
【大西、右手首を手術】
骨の突起部分を除去する手術。


・12月22日(水)
【優勝旅行から帰国】


・12月23日(木)
【合同自主トレ終了】
【福留マシンバッティング開始】
5日から続いていた合同自主トレを打ち上げ。
これから年明けの合同自主トレまでが本当の意味でのトレーニング。

福留がマシン打撃も開始。至極順調。


・12月24日(金)
【契約更改、井端、川上】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
井端 9400→14000(+49%)
川上 10500→21000(保留)


・12月25日(土)
春季キャンプ構想
・1、2軍振り分けは1月だけでなくキャンプ中2月14日にも
・1軍は3勤1休と4勤1休の組み合わせ、2軍は6勤1休


・12月27日(月)
【契約更改、川上】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
川上 10500→23000(+119%)(二度目)
前回より2000万上乗せ。
山本昌、岩瀬と並び投手陣最高額となったわけだが、先の二人は何年も続けて結果を出しつづけている。
けれども川上は今年こそ良かったものの昨年は4勝と期待を裏切っており、また続けて結果を出したことがない。
早い気もするが年俸が上がった以上は当然それに見合う活躍を求められ結果が出なければ野次はそれまでよりも苛烈になる。
昨年はエースとしての自覚を植え付けられそれに応えた。
今年は「エースの役割」ではなく「エースの力」が求められる。
真価が見られるか、落胆になるか。


・12月28日(火)
【ルイス・マルティネスとの交渉ほぼ合意】
【契約更改、福留】
マルティネスの正式発表は年明けとのこと。

〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
福留 20000→20000(現状維持)(2度目)
2度目だが前回は準備不足として自ら提示を受けず実質1回目の交渉だが現状維持を保留。越年決定。

抑え投手とクローザー

2005-01-27 23:16:33 | ドラゴンズ&野球
両リーグとも今季から最優秀救援投手は救援勝利を含めたセーブポイントではなくセーブのみで決めることに。 (日刊スポーツ)
確かにセーブの場面で出て行って、打たれて勝ち投手の権利を奪う形になった投球は、救援という言葉には程遠いしセーブのみの方が見る人がルールやタイトルをわかりやすいような気もする。
でも7、8回のピンチからでも同点の場面やビハインドの場面で出てきてビシッと最後まで抑えて打線が奮起し逆転というのは最高の救援ではないだろうか。
そういったものは救援勝利としてセーブポイントにカウントするという形にすれば「最優秀救援投手」というタイトル通りのことだと思うのだが、そうするとルールをあまり覚えていない人には混同してしまい野球というものを難しく考えさせてしまうかもしれない。
シーズン終了まで忘れ去られるホールドと面倒なので計算する気のおこらないリリーフポイントを踏まえてのことだろうとはいえ、クローザーという言葉に引きずられすぎな感がある。

ホッシャ ミ・д・ミ

2005-01-20 22:17:57 | ドラゴンズ&野球
瀬間仲の登録名を「ホッシャ」に変更。 (日刊スポーツ)
今までのディンゴやキクのようにあだ名であるとか、獲得が決まったときはゲイラードだったのがしばらくして本人サイドから発音違う言われてギャラードになった、とかとは違うようで要するに本名の名字らしい。
元々「瀬間仲」はお母さんの旧姓らしい。日本と違って外国は名前を繋げたりあるからなあ。
だからフルネームは「ノルベルト・瀬間仲・ホッシャ」…でいいんだったかな?(これも言っていたような気もするがかなり記憶が曖昧)
「らしい」を連発しているがラジオでちょうど聞いていたが肝心の部分がうろ覚え。でも大きくは違っていないはず。小さく間違っているかもしれないが。
明日になれば中日スポーツあたりは詳細が載るだろう。
日刊も速報とはいえもう少し説明書けばいいのに。
予備なしにいきなり「ホッシャ」とか言われたら疑問だらけになるだろう。

【追記】
瀬間仲の登録名「ホッシャ」に関する詳細。 (中日スポーツ)
さすがは中日スポーツ。このあたりの中日情報のカバーは随一。

野球番組

2004-12-19 23:54:03 | ドラゴンズ&野球
スポーツうるぐすで巨人の入団選手全員出演の企画コーナーがやっていた。
プロ野球ニュースがすぽるとに変わる過程で野球情報が薄くなり、全国放送の濃い野球番組がうるぐすくらいになってしまった。
どうせなら録画でもいいから全球団やってくれたらいいのに。

それにしてもいつからうるぐす君はどこに消えてしまったのだろう。
好きだったんだけどな。

欽ちゃん劇団ならぬ、欽ちゃん球団

2004-12-15 23:57:13 | ドラゴンズ&野球
欽ちゃんこと萩本欽一が鹿取義隆をヘッドコーチに招聘しクラブチームを設立し社会人野球に参入へ。 (スポニチ)
古豪、強豪と言われた社会人チームが休部・廃部・統廃合と暗い話題が続く野球界に新たな吉兆が。
野茂ベースボールクラブもあるし、これからもクラブチームをやろうとする著名人の方が増えれば活性化につながる。
アマチュアなんてどうですか堀江さん?
たけしさんあたりも軍団ならぬ、たけし球団で参入してくれないかなあ。
キャッチフレーズは「阪神より強い」で。
ともかく独立リーグと絡めて盛り上げていかなければ。

やはり欽ちゃん球団では、背番号55は永久欠番になるのだろうか…。
それともオーナー用背番号?

トルネードの進路

2004-12-13 00:06:12 | ドラゴンズ&野球
野茂がドジャースのユニフォームを脱ぐ可能性が強くなってきた。 (日刊スポーツ)

トレーシー監督も残留したことで比較的すんなりと進むかと思っていたが、年齢、今季推定年俸が900万ドル(約10億円)と高額なことを加味すると折り合いがつかなかったというところ。
少し前の状況では、野茂側が2年契約を望み、ドジャース側は来季いったんマイナー契約を結び、春季キャンプの出来次第でメジャー契約に切り替えて出来高を設定する方向での交渉といっていたが結局まとまらなかった。

仰木監督との繋がりや、近鉄が合併消滅し野茂の保有権もオリックスに移譲しているはずなのでありえない話ではないが、そこでもネックは年俸となる。
近鉄との軋轢は球団が消えフロントも違うのでそれほど障害にはならないだろうけれども、本人にまだ日本球界に帰ってくる気はさらさら無いだろうな。
トルネードは西海岸からどこに行くのか。

横浜経由の輸入物

2004-12-03 01:27:47 | ドラゴンズ&野球
ウッズの入団がようやく正式に決まり、来季オーダーが固まりつつある。
あとはレフトが誰になるか。
昨年ドミンゴに続いてウッズ加入。
…これで来年、横浜を解雇になったマレンがいたら面白いなあ。
先発タイプの左投手を探していることだし。
解雇理由として「安定感がない」となっているけど、そんなに悪い投手ではないと思うのだけれども。
一応チームではトップ・タイの7勝を上げているし規定投球回もクリアしている。
安定感云々を言ったら三浦はどうすればいいのか。
問題は途中加入したセドリック(7勝)との比較となると内容が悪い。
防御率も4.71と良いとは言えないが、むしろ川上に打たれたホームランが一層印象を悪くしている感はある。
好投しても勝ち星が付かなかったり不運な部分もあったし使えない投手ではない。
欠点としては調子が悪いときに歯止めがきかないところ。
来年2年目になれば経験も積んだことだし、防御率を4.20以内に出来れば十分2桁考えられると思う。

Dオフ・11.24-11.30

2004-12-01 21:34:07 | ドラゴンズ&野球
契約更改は今まではキャンプのまとめと一緒に記載していたがキャンプも終わったのでドラゴンズ情報と一緒に。

・11月24日(水)
【契約更改、井上保留】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円)〕
井上 4500→ -(保留)
金額提示はあったようだが、球団代表が福岡へ出張しており直接話したいことがあるようで今回は保留。
11月中にもう一度交渉予定。
トレードの噂もあったので契約更改交渉がありちょっと安心。
契約更改をしてもトレードはあるけれども。ひとまず安心。


・11月25日(木)
【球団納会】
球団の納会行われる。
こういったものは形式上の意味合いが強いので割愛。
筒井に対し落合監督から直接謝罪と説明があった。

キャンプは終わったがナゴヤ球場では自主練習。
筒井が矢口と練習。
矢口の怪我の状態を気にしていたとのこと。
こういった人柄だからこそ球団は球団職員として引き止めたかったのだろうけれども。
阪神が獲得に動いているという話もあるが、編成上の都合もあり2日公示の保留者名簿発表以降になるだろうか。
入団が決まればいいのだが。


・11月26日(金)
【退団選手の送別ゴルフコンペ】
【7巡目中村、12巡目普久原と仮契約】
退団選手の送別コンペなのだが話題は自然と別口に。
今のところ(11月末日現在)立場が微妙な野口は契約更改もまだだしトレード話も消えていない。
絶賛発売中の2005ドラゴンズカレンダーの2ページ目にしっかりと載っているようだし残留だと思いたいのだがどうなるやら。
同じくゴルフコンペで川相が清原問題にコメント。
堀内監督がコーチ時代、揉めた経験があるだけに含蓄のあるお言葉。


・11月27日(土)
【ドラゴンズ ファン感謝デー】
【5巡目鈴木と仮契約】
駅などで帽子を被っているのやメガホンを持っている子がいたので、てっきりマスターズリーグがあったのかと思っていたらファン感謝デーだった。


・11月28日(日)
【2巡目中田と仮契約】
【中日OB会】
中日OB会が行われ選手努力賞に英智が選ばれた。
来年は今年以上に外野争いが激しくなりそうなので、1年間もつ体力はもとより荒木、井端に次いでの11盗塁だが脚力を考えれば20盗塁は欲しい。
そうすれば自ずとレギュラーが近付いてくるだろう。
今はシーズン中痛めてから万全ではない左ひざを春季キャンプまでにしっかりとケアしていくところ。


・11月29日(月)
【契約更改、井上】
【選手会納会】
【セ・リーグ優勝祝賀会】
〔契約更改(金額は推定、単位は万円、増幅の後の数字は交渉回数)〕
井上 4500→6000(+33%・2)
前回24日の交渉は球団代表が出張でいなかったため更改せずったが、今回はわずか5分でサイン。
4月は打率4割で赤ゴジラ嶋とともに青ゴジラなどと書かれたりしていたが次第にフェードアウト。
途影が薄くなったが日本シリーズ含めて最後は締めたので来季へつながる形。

選手会納会では総会も行われ役員がいろいろ変更となった。選手会副会長だった野口が任期満了に伴いトレードもある微妙な立場を考え仮にそうなった場合の影響を考え自ら続投を辞退。岩瀬が副会長に選出。会計の荒木は会長補佐に回り、代わりに森野が選ばれた。井端、福留の会長、副会長は留任。 (大阪日刊スポーツ・なにわWEB)
野口はやはり本当にトレードなのだろうか。
こちらも1つのポイントは2日の保留者名簿発表後の各球団の動き次第になるだろうか。


・11月30日(火)
【6巡目石井、8巡目小山と仮契約】
〔清原巨人残留〕
清原は05年度については残留が決まった。
紆余曲折あったし新聞などに見る球団側のコメントも取ってつけたようなものだけれども、清原本人の中では答えが出たのだろう。
できれば来年結果を出し、その上でFAで望まれる球団に行って欲しい。
数少ない運ぶホームランバッターだけに、まだ何年も見ていたい。

1億円の価値

2004-11-30 21:12:57 | ドラゴンズ&野球
「1億円プレーヤー=一流選手」

基本的に頭の中ではこの構図がある。
一流をどこで線引きするか難しい部分はあるものの、最低でも2、3年結果を続けて出して誰もがレギュラーと認める人でなければ一流と呼ぶことに疑問が残る。
他球団のファンでも納得する選手が一流選手だろう。

横浜の多村のオフ恒例行事、契約更改保留の季節がやってきた。
身体能力、野球センスの素材の良さから、毎年期待されるが結果が出ず、レギュラー奪取のチャンスがやってきては故障する。
典型的な未完の大器だった。
最低でも1億を要求し、「大台にいかない理由がない。出さないと球団が恥ずかしいと思う」と強気というか豪気発言。 (日刊スポーツ)
その後、9000万や9500万とも言われる提示があったようだが合意には至らず。

確かに今年の3割・40本・100打点は素晴らしい数字だと思う。
バッティングだけでなく守備・走塁の面においてもプラス評価していい。
あえて言うなれば出場試合数123と三振数126は少々物足りない。しかもチームは最下位。
どう考えても8000万までが妥当だと思う。
球団が提示したと予想されている額は、はっきりいって破格といっていいだろう。
今季推定年俸3700万を考えれば守備・走塁・来年への期待料すべてこめて9000万でもいいくらいだ。
あるいは今季年俸が推定とは異なり5000万であるならば1億の要求もあってしかるべきだとは思うが、昨年の数字ではそれはありえないだろう。

これから交渉で詰めていくことになるとは思うが、多村の主張を最大限に汲んだ上で、8000万+出来高2000万がもっとも現実的な数字だと思う。
そして出来高をしっかりとつかむほど活躍したのであれば、来年オフの06年度以降の交渉では基本年俸1億からの交渉という形でもいいだろう。
1年1年が解雇と隣り合わせとするならば、あるいは球団は1億をポンと提示して、それと同時に仮に来年今年と同程度の活躍、例えば135試合3割30本90打点以上の数字でなければ06年は大幅にダウン(選手の同意があれば30%以上のダウンも可)でもよかったのではないだろうか。
来季成績が100試合2割8分20本60打点のいずれかを下回るようであれば06年度年俸は5000万といった特殊な複数年契約でもよかったのではないだろうか。
1年の活躍で1億を要求するのであれば、来季同等の数字を残す自信があるからこそだろう。
「1億、1億」と言うからには結果を出すというこれくらいの覚悟があるはずだ。
来季横浜が採用予定の今季のものより反発力の少ないボールを意識しすぎて大振りになりバッティングを崩さなければいいのだが。
来年は金城、佐伯だけでなく鈴木尚も戻ってくるだろう。
守備では勝っているかもしれないが打つ方ではまだスランプを経験したことの無い多村が来年どれだけ踏ん張れるか。
契約更改が年内に決まるかどうか、そして来季の成績に注目したい。