・2月10日(木)
《第3クールスタート》
《落合ノック:井端、鎌田》
《川上投げ込み》
《ウッズ、アレックス合流》
《金剛、鈴木は相変わらず好調》
《根来コミッショナー、白井オーナー視察》
《ラジオゲスト:朝倉健太》
【3・14チャリティー試合の人選に対し難色】
井端が鎌田に対し「守備に入る前の準備が少し遅い」とアドバイス。
同じポジションだが「まだ大丈夫だと思うので」と、さすがの自信のコメント。
合流のウッズは豪快な当たりを飛ばし、アレックスはライナー性の打球を飛ばす。
投手陣の助っ人とは違い体は作ってきている。
ウッズはサク越え連発、場外弾も連発。
練習と試合は違うとはいってもウッズはすでに2年実績を残している。
ウッズ、アレックスともに外国人選手がもっとも脂が乗ってくると言われる3年目。
2人とも3月くらいのオープン戦から出るつもり、とコンディション作りのスケジュールもばっちり。
ウッズは横浜時代に比べると顔のふっくら感が無くなったような。
先発タイプと目される樋口、中田、川井、石井の4人がそれほど評価が上がってこない中(ドラゴンズ投手陣の中で評価を上げるのは非常に難しいことではあるが)、中継ぎで使えそうなタイプの
金剛と
鈴木は14日の入れ替えを待たずに一軍残留を決めそう。
フォークの評価ばかりが高かった金剛だがストレートでも福留に高評価、また森コーチからも紅白戦での登板を示唆する発言。
ここまで順調にきているので、実戦形式ではなく実戦で通用するか。
昨年新人投手で開幕一軍に残ったのは川岸だけだった。今年は何人が残るのか。
スローペースで調整しているとはいえ樋口の情報があまり入ってこないのはやや気になるところ。単純に煙幕なのかどうか。
視察に訪れた根来コミッショナーと落合監督が昨年同様いろいろと話した模様。
2人そろって「雑談」というあたり、相変わらずのタヌキっぷり。
カーブを打ってもコース一杯を打ってもホームラン談話で「真ん中の真っ直ぐ」としか言わなかったのと変わらない姿。
「記者なら詰まらないこと書くなよ」的なノムさんと同じようなスタイル。
コミッショナーも先任の方々とは違って、まったく考えていない人ではないのだろうから改革の旗手となってくれればいいのだが。
ラジオゲストの朝倉だがフォームは徐々に固まりつつあるようだが、まだ良いときと悪いときがはっきりとしているとのこと。
日によってどころか、同じ日でも時間によってバラツキがある。
昨年は結局その不安定さが原因で二軍落ちとなった。
それでも下でなんとか結果を出し日本シリーズでも中継ぎ登板した。
真価の問われる今季、結果を残せるか。
3・14チャリティー試合の人選に対し開幕2週間前ということもあり、野手はともかく投手に関しては登板日から逆算して調整していく時期だけに難しくなりそう。
出場選手は今月14日に発表されるがどうなるか。
・2月11日(金)
《落合ノック:荒木、井端》
《久しぶりの今日のマルティネス劇場:自己制御》
《平井が投げ込み》
《岩瀬はシンカー系を試投中》
(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)
《
ベテラン先発組の調整は順調》
《川上、中村一がプチ故障》
《休日ということもあり一足早くバレンタインチョコを渡すファンも》
《ラジオゲスト:井上一樹》
第1クールでは悪い意味で目立っていたマルティネスだが第2クールはやや静かになったと思っていたら初登板のフリー打撃で脅威のノーコンを披露。
ストレート・カーブ・チェンジアップを織り交ぜた投球数59球のうち30球がボール。
しかもフリー打撃のため投げる前に球種やコースを申告するのだが、ものの見事に逆球連発。
同じような未完の大器タイプの新人・金剛と鈴木が期待を感じさせるのだが、マルティネスは反対にアラが目立ってきてしまっている。
球威のある荒れ球とはいえ最低限の「この辺」コントロールは必要になる。
角度のあるいい球との評もあるがオープン戦あたりまでにコントロールの目処が立たなければ開幕一軍は難しそう。
しばらくは二軍でじっくりの方がいいかもなあ。
これでただノーコンだけで終わらないのがマルティネス。
都築のピッチャー返しの打球を避けようとして失敗、左腹部に直撃。
牽制、クイックが上手くないというのは分かっていたが、フィールディングもあまりよくなさそう。
当のピッチャーライナーを打った都築はアレックスに「絶対仕返しされるぞ(笑)」とからかわれる。
まあ正当防衛とか、他にも正当防衛とか、あるいは正当防衛とか。
キャンプも中盤に差し掛かり、また紅白戦などが始まっていない練習量の状態を考えれば疲労のピークの時期もあり故障というか違和感。
川上は首に軽い痛みを感じたため、大事をとって軽めの練習で早退。
中村一は両足の張りを訴え、トレーナーストップがかかった。こちらは様子を見ながら終日別メニュー。
そして先の通りマルティネスが腹部軽い打撲。
ここまで怖いくらいに大きな故障者が出ていないため、見ている方がやや戦々恐々。
それだけ緊張感を持って練習しているともいえる。
ラジオゲストの井上はさすがチームでもトップクラスの喋り上手。
読谷で自分の調整をしつつ若手の面倒を見つつの、気付けば16年目の大ベテラン。
昨年も最終的には井上が開幕レフトに収まり4月調子の上がらないチームを支えた。
足と守備も英智らに比べると下にはなるが、もともと強肩・好守で打撃は実質・実績ともにレフト争いの選手の中では群を抜いている。
・2月12日(土)
《
北谷でもシート打撃開始》
《川上は読谷へ》
《落合は初のフリー打撃登板:読谷》
【読谷で窃盗事件】
【北谷で少年野球教室】
【
星野SD「優勝は中日」ヽ( ´ー`)丿】
(デイリースポーツ)
読谷では始まっていたが北谷でも今日からシート打撃開始。
登板した投手は山井、小笠原、久本、朝倉に読谷組の平松、遠藤、佐藤を加えた7人。
練習終了後、平松、遠藤、佐藤は即日一軍昇格。
投手はそれぞれいい内容。
野手では森がホームラン放つ。大友は安打も打ち守備では本塁封殺。
前日、首に軽い痛みを感じたため大事をとって軽めの練習で早退した川上は、どうも寝違いの様子。
一日経ったが首の痛みは引かずその影響で背中にも張りが出たため、この日は読谷の練習に参加し一通り軽めの練習。
無理をさせず第4クールあたりから再合流ではないかとの話。
もっとも公式リリースがどこまで本当かは分からないが。
初のフリー打撃に登板した落合だが、抜け球が気になった模様。
>「打診されてもこっち(読谷)でやりたいと言います。まだランニングメニューとか向こうでやるには不安がある」
と、やはり久しぶりの先発転向だけに調整としてはじっくり。
テレビで見る分には明るかったので大丈夫だとは思うのだが。
まあ一ヶ月後に仕上がっていれば問題はない。
二軍キャンプ地読谷で、球場のシャワー室に置いてあった高橋光のグラブやスパイクなどと、事務所やロッカー室からもコーチ2人のバットなどが盗まれた。
練習が終わった前日午後6時以降は施錠されていたという話。
他の選手のものも置いてあったようだがなぜか一番奥に置いてあった高橋光のみで、あとはコーチやアルバイト用の用具。
1人で総額20万円相当を盗まれた高橋光は「中日ファンでないことを信じたい」と寂しげ。
>最後は「一樹さん(井上)が“オレのはとられてないから犯人は右利きだ”と警察に言ったら相手にされなかった」と笑い話を披露
相変わらず井上さん飛ばしてます。
スポニチの記事で、偶然ながら盗難対策と野球用品の広告が哀愁を誘う。
星野仙一オーナー付シニアディレクター(ああ、長い肩書きだ)の三重で行ったチャリティー講演会での発言。
>演台でニヤリと含み笑いした。「今年は中日が優勝すると思う。脂の乗り切った選手ばかり。荒木、井端、福留も…」。冗談交じりに「私が獲った選手たちが皆成長したから」と言うが「抜群の戦力だ」と分析はマジ。
そういう意味では楽天も中村、山崎、関川などが(ry。
>「中日に、巨人と阪神がどれだけきっ抗できるか?」
チィッ! 言わなければ誰も気付かないのに。
優勝したから評価としては高いけれども昨春開幕前の阪神や例年の巨人のようにはダントツには挙げられていないこともあり、マークとしては薄くシメシメと思っていたがやはり言われた。
優勝争いするとなると今年もオールスターまでにいかに5割を保った状態でいけるかだな。
阪神の監督になるときも中日ファンとしては「弱体阪神をノムさんでも3年かかってようやく下準備が終わっただけでこれからという時期にサッチー問題もあったとはいえ解任し頓挫したこともあり、阪神に貸すだけ。あくまで力を貸すだけ」な気持ちだったのだが勇退後球団GMに近い役職までついてしまった。
発言力のある立場にいなければいけない人ではあるが、むしろ一球団のではなくNHKの解説者に戻るなり、コミッショナーからオファーがあればいいのに。
コミッショナー・サイドにいると都合が悪いと思っている人がいるうちは無理だろうな。
中日に帰ってくるのはいつになるやら…。
NHKサタデースポーツで与田・落合監督インタビュー。
>「見るキャンプ」から「鍛えるキャンプ」
>「少数精鋭」「さらなる底上げ」
このインタビュー内容はもう何回か聞いたな…。
日刊スポーツ出版社:プロ野球aiに
高橋聡文のインタビュー記事が載っていた。
今季は岩瀬が抑えに選任することもあり、できれば左の中継ぎが2人は欲しい。
まずは久本、次に高橋聡・平松、さらには中継ぎに回るかもしれない小笠原・マルティネス・長峰と新人の樋口・川井・石井。そして評価を上げた小林・チェン。
他の右中継ぎ投手の兼ね合いもあるが、故障がなければ久本・高橋聡が妥当だがチェンもかなりよくなっているのでどうなるか。
・2月13日(日)
《落合ノック:荒木、井端》
《シート打撃にはたくさん登板》
《
鈴木&金剛は今日も目立つ》
(大阪日刊スポーツ・なにわWEB)
恒例落合ノックだが、途中井端が「痛っ!」とグラウンドに倒れ込む。
すわ、故障発生か!と緊張感が漂ったが激しいノックにかかとを靴擦れしていた。
第2クール頭のノックでは、荒木が新しいスパイクで左足を靴擦れ。
さすがは鉄壁の二遊間、靴擦れの息もぴったり。
シート打撃には高橋聡、長峰、チェン、ブラウン、樋口、中田、川井、石井、金剛、鈴木といった左腕枠を争う投手と新人投手が一軍生き残りをかけた登板。
鈴木と
金剛の2人は順調にステップアップ中。
鈴木はMAX145km/hのストレートに得意のスライダー、そしてフォークまで披露し、打者5人を無安打3奪三振(四球1)。
「133キロの高速フォーク」となっているが、金剛にでも握りを聞いたのだろうか。
最初スピードからして抜かずに投げる縦シンカーかと思ったら、記事の写真できっちりフォークの握り。
確かにサイドスローといってもスリークォーターのような変則投げなので投げられないことはないが。
シュート、シンカーを身に付けようと、あれこれ握りを試したのが良い方向に出たかな。
ドラゴンズであれば中日スポーツだけに書かれているうち(これはジャイアンツのスポーツ報知、タイガースのデイリースポーツと同じ)はまだまだだが、他紙や他球団スコアラーからいい評価が出てくると本当に期待してもいい。
ラジオでも川又情報で、やはりタイミングが取り辛そうとの評。
片や金剛もフォーク、重いストレートと評価を上げてきたところでの今日はチェンジアップで魅せた。
こちらはストレートこそ鈴木には及ばなかったものの、内容は鈴木よりもいい打者と対戦し打者4人を無安打3奪三振(四球1)。
しかも3奪三振は福留、森、森野をいずれもチェンジアップで仕留めた。
この時期打者は目がついてこないとはいっても、その状態の野手に打たれるようでは到底一軍では通用しない。
本当にこの2人はここまで順調すぎるほど怪我もなく早めに仕上げてきているので、第4クールで紅白戦、第5クールで初の対外試合となる韓国チームとの練習試合でここまでの土台を固め、そして第6クールからはいよいよオープン戦で生き残りの真価を問われる。
・2月14日(月)休養日
《一、二軍ともに休養日》
《シャッフルDay》
《ラジオ:中里インタビュー》
《
落合監督が定例会見の場を設けていないことに対する記事》(共同通信-gooニュース)
【裏方さん慰労も兼ねた立浪主催のゴルフコンペ】
一軍は第3クール終了。二軍も6勤1休の第2クール終了。
キャンプイン前の予定通り、入れ替え日。
入れ替え選手は青字。
<北谷(一軍)>
投手:川上、岡本、岩瀬、
平松、
佐藤、川井、朝倉、久本、中田、樋口、鈴木、
遠藤、山井、石井、チェン、金剛、平井、ドミンゴ、小笠原、
野口、マルティネス、高橋聡、長峰、ブラウン
捕手:谷繁、小山、清水将、前田
内野手:
高橋光、荒木、立浪、渡辺、井端、川相、森野、玉野、ウッズ、森岡、ベロア
外野手:福留、アレックス、
井上、大友、森
川上は12~14日まで首痛のため読谷調整。
<読谷(二軍)>
投手:落合、石川、山本昌、川岸、矢口、小林、中里
捕手:柳沢、田上、小川、清水清
内野手:中川、沢井、
都築、仲沢、
鎌田、堂上、ホッシャ
外野手:
中村公、
幕田、土谷、大西、桜井、英智、
中村一、
普久原
中村公、幕田は10日(第3クール)から北谷に合流していたが再度読谷へ。
ついでにキャンプでの大きな怪我人はいないが昨年手術した選手等含めての故障者リスト。(12日付中日スポーツ)
・大西…右手首手術のリハビリ
・英智…左ヒザのリハビリ
・田上…右足首手術のリハビリ
・仲沢…右手首に腫れ
・中村一…両足太ももに張り
大西、英智は故障の様子を見ながらということもあり開幕に万全というわけではないから、開幕一軍登録の野手はほぼ北谷組で変わらなさそう。
攻めのバリエーションと大西、英智不在時の守備固めを考えると大友は残したい。
中村公もバッティングが相当よくなっているようだし、守備もよくなっているようなので見たいところ。
ラジオの中里インタビュー。
春季キャンプでキャッチャーを座らせるところまでいければ、そして夏頃に投げることを目標に。
ゴルフコンペは、このあたりの裏方さんへの心配りは星野監督の教育が行き届いている。
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