のびのびのぶログ

水彩画や好きな音楽について語ります。なんでも伸び伸びと書いていきます。でも忙しくて更新が延び延びになるかも。

私の実家物語 その2

2017年12月30日 11時45分09秒 | 日記
私の父は6人兄弟の次男で生まれた。2つ上の兄は勉強がとてもできたらしく国立大学への進学を希望し地元を離れた。父も同じように大学進学を希望し東京の警視庁とともに合格したが、当時の家族状況を考えるとわがままは言えず諦めて地元の信用金庫に就職して給料を稼ぎ、家計を助ける道を選んだ。
父は元来控えめで優しい性格で、自分のことより家族を思う父は、上の兄が帰省すると、親に内緒で自分の給料から兄に小遣いを渡していたという。私は今この年になって母と話をするが、父は当時の水郡線を自転車で追いかけて窓からよく大学生の兄に自分の給料から小遣いを渡したもんだと聞かされた。結局父は美容師の母と結婚し後を継いだ。祖母は母が嫁にくると働かず経営者としてお金のやりくりをするようになった。母は他の従業員とともに朝から夜遅くまで働いていたという。従って、私は三人兄弟だが、赤ん坊の頃は、皆よその家に預けられて育った。従って小さい頃は母の愛情を受けることはあまりなく、自分たち兄弟で支えながら育ち仲の良い兄弟となった。

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