100号ジェッソ塗り

今日は、ミラバッシを聴きながら・・Giovanni Mirabassi/Howl's moving castle
https://www.youtube.com/playlist?list=PL5S3zzrEmLY2LoIPSNT_kDz575oU0_6VK

100号のジェッソ塗りをしています。ある学校の校長先生からの依頼で須賀川ゆかりの牡丹の絵を描きます。長く持つように水彩画ではなく、油彩でといわれたのですが、とても油彩を描く余裕がないので、アクリル画にします。春に依頼されたのですが、骨折で延び延びになっていました。それに暫く油彩画を描いていなかったので、感覚を戻すために、小作品の習作を何点か描いていたのです。
　水彩と油彩（アクリル画）はまるで描き方が逆なのです。例えるなら、水彩画は、平らな板を削って対象を立体化していくのに対して、油彩は粘土を積み重ねるようにして立体化していきます。水彩は対象の周りの明度を下げる（彫る）のに対して、油彩は低い明度の上に明るい明度の絵の具を積み重ねることによって立体化していきます。油彩から水彩に転向された方でこれを混同している方をよく見かけます。

刷毛で一気に。

ひっくり返して・・・

乾かして重ね塗りします。