必携!MLM情報

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2010-03-16 | MLM
~~~日刊『必携!MLM情報』( 3/16 コンテンツ )から~~~~

○国民生活センターの「裁判外紛争解決委」過半数が和解
○悪質商法、高齢者が標的に(読売)
○健康食品売れ筋成分ランキング2月/ケンコーコム
○青汁のキューサイ……
○ニュースキン……



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~~【今日の名言&格言】 日々の反省、自戒をこめて ~~~~~

  真言は美ならず、美言は信ならず。

                            「老子」 


MLMサミットの例に見る、連鎖販売取引≠マルチ商法 ②

2010-03-16 | MLM
◆下着MLM「サミット」に業務停止6カ月/北海道経産局

(前承)

ところが、アサヒるのはなにも朝日だけではなかった。
アカ?とおぼしき、ある弁護士のブログでも、それを見つけた。

個人攻撃になりそうなので、具体的に弁護士名を晒せないが、
その主張(↓)には、まるでアサヒる? アカヒる? ようすがはっきり見える。

以下は、
サミットインターナショナルに関し、北海道が違反行為として認定した事実の説明と、
ある弁護士の解説の比較(いずれも抜粋)。

【道経産局の説明】
▽同社の勧誘者は連鎖販売契約の締結について勧誘をするに際し、本件商品について
 (中略)合理的な根拠がないにもかかわらず病気治療効果があるかのように告げていた。
▽同社の勧誘者は、同社の統括する一連の連鎖販売業に係る連鎖販売取引をしようとする
 ときに、その相手方に対して…(以下略)。
▽同社の勧誘者は、特定負担を伴う取引についての契約の締結について勧誘をするための
 ものであることを告げずに…(以下略)。

【ある弁護士ブログの解説】
▽勧誘をするときに、マルチ商法の商品である下着類について、
 「この下着を着けて子宮筋腫が治った。」、「毒素排出作用があるため、
 ガンの人は靴下が ボロボロになりすぐに穴が空く。」
 「ガンの人は下着が真っ黒になるが毒素が消えてガンが治る。」
 など病気治療効果があるかのように商品の効能についてウソを言っていました。
▽マルチ商法の会社名をつげず、また、商品購入を伴う連鎖販売契約の勧誘目的である
 ことも告げないまま、勧誘をしました。
▽マルチ商法の勧誘であることを告げずに電話等で誘い出し、自宅、アパート、会館等の
 公衆の出入りする場所以外の場所で契約締結の勧誘を行っていました。

     □     □     □

道経産局と弁護士の説明・解説を比較すると、

道経産局は「サミット」を指して連鎖販売取引(の違反)としか説明していないのに、
この弁護士はマルチ商法という言葉を何度も使って、
あたかもサミットが確信犯かのような印象を植え付けようとしている。

弁護士の印象操作は明らか。あるいは「捏造」と言われかねない。

あわよくば寝た子(被害者)を起こして、告訴させて(上がり?を)稼ぎたい、
その気持ちはわからなくはないが、弁護士としては言い過ぎ、やり過ぎではないか。

外野から言わせると、居酒屋で口角泡を飛ばして口論するオヤジの理屈にも映る。
こうしたやり方は権威ある弁護士には馴染まない。
それとも無理矢理アサヒるつもりなのか。

サミットは社歴24年。それなりに地歩を固めてきた。
その行方は業界環視の的でもある。
連鎖販売取引に関わる企業ばかりではなく、
行方に気を揉む多くのMLM従事者もいる。

ことがことだけに、弁護士としても冷静に、整然と、客観的に、論理的に、
扱うべきではないか。

居酒屋のオヤジや、ネットのDQNではないのだから。
…残念!



~~【今日の名言&格言】 日々の反省、自戒をこめて ~~~~~

 取締政治は人間性の明るい方面を見ないで暗い方面のみを見てゆく。
 それは民衆に対する封建的な考へ方であるが、
 官僚政治はとかくそのやうな傾向を有するのである。

                           三木清 「時代と道徳」