ノジさんの徒然日誌

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観客の映像(1)-大相撲テレビ中継観戦雑感

2008-07-26 | ■ 徒然日誌

観客の映像(1)-大相撲テレビ中継観戦雑感

  大相撲名古屋場所も終盤になり、昨夕は白鵬の優勝も決まった。毎日各力士の熱闘をテレビで楽しんだ。年間を通じて大相撲中継は毎場所楽しみにしている。リタイア後は、とくに夕方にも視聴できる自由時間があることがありがたい。

 リタイアしてからは、午後のこの中継時間帯は、一日のうちでもっとものんびりしている、空白の時間帯である。もっとも夕方になると、食事の準備をそろそろ始めなければならず、スーパーに食材を買出しに出かけることも多い。

 大相撲中継の楽しみは、力士の登場から勝負が終わるまでの画面に映るすべてであるが、実は画面に写る主役の力士の背後の観客を眺めるところにもある。力士、行司の立ち振る舞い、土俵上での勝負、相撲解説者の話、アナウンサーとの対話など以外に、実は観客への視線が自分は多く向いている。

 毎場所決まった席に、姿勢正しく正面を向いている年配の女性やら、髪型、着物姿、その振る舞いその他から、一般の女性とは明らかに違ったその道の玄人らしい女性を映し出す。真夏の、しかも最高気温が全国的にも高い名古屋で、着物姿で整然と正座し、土俵に向いている姿にちょっと興味が沸く。

 映像技術の進歩のせいか、力士のバックに写る人物像は鮮明だ。ほぼ毎日一定の席に位置するので、力士たちは一番ごとに代わっても、彼女たちは変わらぬ姿が映し出される。ただ気になるのは、彼女たちの表情に、喜怒哀楽の変化が少ないことだ。高齢でしかも相撲通で、力士たちの格闘見物には見慣れたせいなのかもしれない。

 その点、若い、一般の観客らしい女性の表情は、笑顔、隣の人との会話、拍手など変化に富んでいる。なかにはよく知られたタレント、俳優の顔もある。主役の力士よりもそちらに興味をそそられるときもある。彼女たちが魅力的な、美人であれば一層相撲中継も楽しくなる。

 


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