インタグSOSキャンペーン(関西)

エクアドル・インタグでアンデスの自然と地域の共同体を破壊する鉱山開発に反対している住民を支援するキャンペーンの暫定ブログ

学習会 2月19日(金)「ラテンアメリカ左派政権の現状」

2016-01-28 22:34:58 | 日記
「ラテンアメリカ左派政権の現状 --マル・デル・プラタから10年-」

1980年代から90年代にかけて、世界でも新自由主義の実験場と呼ばれるまで、
徹底した新自由主義政策がおこなわれたのが、ラテンアメリカ諸国でした。
その結果としての貧富の格差、社会紛争が拡大し、
1998年ベネズエラの選挙で、ウゴ・チャベス大統領が誕生します。
その後の一連の選挙をへて、ラテンアメリカではメキシコとコロンビアをのぞき、
ほとんどすべての国で左派あるいは中道政権が誕生することになりました。
2005年には米国のブッシュが米州自由貿易地帯(ALCA)成立をはかるべく
アルゼンチン、マル・デル・プラタでの米州サミットに臨みますが、
ブラジルのルーラ・ダ・シルバ、アルゼンチンのネストル・キルチネル、チャベスの
ラテンアメリカの主要な国の3大統領が手を結ぶことによって、これを葬り去ることに成功しました。
それから10年。
アルゼンチンでは11月の大統領選挙で、予想を覆し右派のマウリシオ・マクリが勝利し、
ベネズエラでは12月の議会選挙で右派が、予想以上の大差で勝利し、
ブラジルでも景気後退とペトロブラス汚職のなかで、大統領罷免の動きがあります。
現在のラテンアメリカ情勢をどのように見るのか、
左派政権が抱えていた問題とは何なのか、
ともに考える場を持ちたいと思います。

日時 :2月19日(金)午後6時30分
場所 :ひと・まち交流館京都第3会議室(京阪清水五条)
報告 :一井不二夫さん(ブログ「ラテンアメリカの政治経済」)
参加費:500円
主催 :「インタグの鉱山開発を考える」実行委員会 
(会場は「ラテンアメリカ政治経済研究会」名で掲示しています)

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