近所に温泉があったことを何十年も知らなかった…

車を売ってから日帰り温泉にはずっと行っていなかった。
だって近くにあると思っていなかったんで。
銭湯はあるとは思っていたけど。

ここ数日、いや先月は頭痛が数日続くことが何度かあって、
ご存知のようにその間ほぼ廃人の私。
どうもいままでの偏頭痛のくすりでは効かない。
首と肩が怖いくらいカチカチに動かなくなる感じがするので、
偏頭痛じゃなくて緊張型頭痛を発症しているらしい。

前回の同じ頭痛の時は脳梗塞が怖くてCTを取ってもらって異常なし。
ロキソニンをもらったが全然ダメだった。
で今回、やっと気が付いて整形外科へ行ってみたら、
注射をされて、リハビリ(といっても電磁パットと温めるだけのものだけど)と
痛み止めと筋弛緩剤をもらった。

一通り終わると苦しみは8割消滅。
あと2割が残っている気がして気持ちは悪かったが、救われたーというへなへなするかんじ(笑)
とにかく頭痛の根治はまだ解明されていないので、
対処療法さえゲットできれば廃人比率を減らせることができるのだもの。

そんなわけで頭痛から解放されて大きなお風呂に入りたくなったわけで。
で確か銭湯があったなと思いだし、
そこへ行くか～とホームページを見ていたら、
なんと「温泉」だった。

知らなかった。
でもこのとおり、銭湯でしょ?


ちゃーんとお風呂にはタイル画の富士山がそびえていました。
そして全然大きくなくて古めの施設なんだけど、隅から隅までピッカピカ。
ほんとうにチリ一つ落ちていないという状態。

1530からだったので用意して16時前に入ったんだけど、
浴場はふくよかなおばーちゃんたちでいっぱい。
小さい銭湯なので、20人くらいでパンパン。
でもさっと肩を引いて道を開けてくれたり、譲り合ったり。
いわゆる江戸しぐさってやつですよね。
そのとき、「わるいわね」とか「ありがとう」と声がかかる。
洗い場ではささっと場所を開けてくれて、上手のほうへ「空くわよ」と言ってくれる。
なんか気持ちよかったなー。
やっぱりおばちゃんは世界を助けるなー。

お風呂にはちゃーんとタイル画の富士山がそびえたち、お湯は激暑でしたー。完璧。
言葉は悪いですが、タイルの昭和な大きくはないお風呂には温泉と普通のお湯の2種類があり、
ちゃんとジェット風呂なんかもありました。
サウナもあるのですが、別料金ということで今回はパス。

小さい湯船が温泉になっているのですが、お湯がぬるめのためか、ふくよかなおばーちゃんたちが入って談笑中。
しかもおばーちゃんたち、手入れが楽だからか全員セシルカット。
あれは同じ美容院に行っているに違いない。
果敢にもその中にスポッと入ってみました。ああ、ぬるくて露店風呂的な。
ここのおばーちゃんたちは威圧感がなかったのでゆっくりできました(笑)
なんでスポーツクラブのおばさまたちは怖いのかしらね。

そんなかんじで地元の銭湯いや温泉体験はなかなかはまってしまいそうです。
1回480円だっけかな。意外とお金かかるよね、毎日と思うと。
でもなくならないように、ちょこちょこ行ってみたいと思いますー。

ホームページでは大田区と中野区の銭湯は親戚がやっていると書いてありました。
ちなみに中野区の銭湯はマジシャンがいる有名な銭湯でしたよ。