「ウイルス」 と 「ワクチン」 ④

【　プロジェクトＸｉ　】

♪♪　地上の星は今、五星紅旗と星条旗にあるのだろう　♪♪

ーー　知らされざるｍＲＮＡワクチン開発秘史　ーー

　日本がＧＨＱの占領統治から解放されて間もない１９５３年、日本で「パラミクソウイルス科の仙台ウイルス」が東北大学医学部の石田名香雄によって発見された。１９５７年、大阪大学教授の岡田善雄らが、その「仙台ウイルス」に異種の細胞を融合させる作用があることを発見した。物語はここから始まる。

　「仙台ウイルス」を使い「ヒトとマウスのキメラ細胞」が造られるまでには時間を必要としなかった。その「キメラ細胞」に目的のウイルスを感染させると、変異によって異種生物間に感染するウイルスが産生する事も可能になると言う。

ーー　mRNAワクチンの完成　ーー

　時が流れ、「SARS-CoV-1」の機能獲得実験で「mRNAワクチン（人工ウイルス）」や「ベクターワクチン（キメラウイルス）」等のノウハウを蓄積し、ウイルスのスパイク蛋白質を動物の細胞内で作成する事に成功したのだった。

ーー　そして、SARS-CoV-2の産生　ーー

　同時に「SARS-CoV-1」も自ら変異に成功し、研究者はおろか（愚か？）、ウイルス自身の意にも反し「SARS-CoV-2」が自然増殖をする事になる。

　「mRNAワクチン」が「SARS-CoV-2」よりも先に完成していたのであった。

ーー　ワクチン計画　ーー

　そして「人工パンデミック」が始まる。「Ｆ氏」は「ウイルスによる感染致死率は１％になり、ワクチン製造には３年以上かかる」と主張したが、「ドニー大統領」は１００億ドルの財政支出による「ワープ・スピード作戦」で、ワクチンを９ヶ月余りで完成させた。その計画に沿い、ワクチンを製造し接種が本格的に開始したのは、皮肉なことに「ドニー大統領」が「ダミー大統領」に政権を奪われてからであった。

　しかし、様々な「既存薬」や「ビタミン」が従来型コロナ肺炎に対する治療効果を示した為、陰に陽に「ＣＯＶＩＤ－１９に対する治験が終了していない既存薬は使用禁止」にする様、各国政府に対し圧力を加える事で「致死率１％」の達成に成功した。

ーー　日本の対応　ーー

　ところが、ＷＨＯの主張する「致死率２％」には届かない為「あらゆる死亡者の内、ＰＣＲ検査で陽性反応を示した場合はＣＯＶＩＤ－１９による死亡とする」との通達が出され、無事に「世界での致死率２％」を達成する事が出来たのであった。

　日本の場合、予想外に死者数が増えず「例年の死因別統計」による致死率計算では目標に届かない為、市中の「ＰＣＲ検査」を抑える一方、「ＰＣＲ検査のＣＴ値＝４５」を継続する事で、肺炎など通常の死因による多くの死者が、「ＣＯＶＩＤ－１９を死因とする死者」の仲間入りを果たす事に成功した。そして「致死率１．７％」へと、ＷＨＯの目標に近付くことが出来たのであった。

　しかし日本は他にも問題を抱えていた。人口統計が歪になり、例年の「様々な理由で死ぬ死者数が数千人減少」したことから、平均寿命が延びると云う皮肉な結果が待ち受けていた。

　ところが、経済の疲弊と不安症による死亡者が増加したことから、その死亡者も「コロナ関連死」とする事で、「ＤＳ－ＷＨＯ連合」からの制裁を逃れようと画策した。

ーー　その後　ーー

　「人工パンデミック」vs「ワープ・スピード作戦」の評価はまだだが、一回目のワクチン接種を終えて「疱疹」が出たら、注意が必要である。

　「ドニー」は言っていた。「接種するかしないかは、我々が誇りに思う彼らの自由だ。」、と。

♪♪　星の名を忘れても、旅は終わらない　♪♪