テレビとうさん

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「マイノリティー」 と 「弱者」

2023年07月02日 | 政治
 性的少数者とされている「LGBT」は、その定義分類を細かく分ければ分けるほど「マイノリティー」は増えるのですが、「性的多数者」もその定義分類を細かく設定する事で「マイノリティー」の属性にする事は可能です。

 ここでは、科学的に生物の持続可能性が高い性の組み合わせを「ノーマル」とし、憲法に規定されている「両性の合意」による婚姻を受忍する男女を「性的多数者」とします。

 「性の組み合わせ」で、
・一夫一妻(性的多数者)
・一夫多妻
・多夫多妻
は持続可能性が有りますが、「多夫一妻制」は生物学上では持続可能性が低いので「ノーマル」には含みません。但し、多夫一妻制が「多様性の容認」の視点から見て「アブノーマル(異常)」かどうかは意見が分かれるところです。

 「性的多数者」にしても、
・子供は欲しくない
・自分の子が欲しい
・他人の 〃

・男児が欲しい
・女児 〃
・L  〃
・G  〃
・B  〃

・産んでも育てる意思が無い

・自分は性的少数者だと思う

等々無数にあり、生物学的分類では無い「性的指向(嗜好)」と同様に、全ては「個性の違い」なので、これらを「ノーマル」に一括して含めるのは「多様性の否定」と言えなくもありません。

 また、客観的に見て「性的多数者」の分類に含まれる人が「自分は性的少数者だと思う」と主張(自覚)した場合は、外見男性が「私は女性」と主張するのと同様に「LGBT(性的少数者)理解増進法」の対象になります。「LGBT理解増進法」では、外見とは関係なく自身が「私はマイノリティーです」と主張したり思うだけで良いので、誰でもマイノリティーに成れます。

 但し、そもそも「LGBTQ・・・」など「マイノリティーの集合体(結果としてマジョリティー)を細分化する方が差別的と思えば、自分の属性を公表する必要もなく、誰がマイノリティーなのかを判断するのが困難になります。

 「属性」を細分化する事で無数にマイノリティーを作り出す事は可能なのですが、少なくとも、医学的分類は別として、これらは単なる個性の違いであって「弱者」では無い事は明らかです。

 敢えて「弱者」を持ち出すのなら、腕力では「女性」が、精神的には「男性」が弱者になります。実際に、交際を拒否する精神力は女性の方が強く、男性は精神力が弱いので腕力で対抗する為、このパターンの事件が多いようです。

 統計学的に言うと、平均寿命の短い男性を「弱者」に分類するのも可能で、経済学的には、体力のある男性が働いてカネを稼ぎ、寿命の差を利用して、女性が残余資金で余生を楽しむのが合理的と言えます。

 「共産主義国家」には、理論上ではマイノリティーや弱者はいないとされていて、その途上にあるとされる「資本主義国家」はマイノリティや弱者から収奪することで成立すると「サヨキスト」は信じているようです。

 体制の違いは有っても「少数者(強者)」が「多数者(弱者)」から収奪するのは同じで、その手段の違いを「民主主義」「資本主義」「共産主義」などと言っているに過ぎません。

 「弱者」とは分断された多数者を意味し、その「分断手法」を「政治(政策統治)」と言い、国民が一丸となる「経済(経世済民)」とは正反対の手法です。




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