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「イベルメクチン」 と 「自然免疫」

2021年12月22日 | 医学・健康
 「イベルメクチン」はコロナウイルスを無毒化する医薬品では無く、線虫のシナプス前神経終末において、「γ-アミノ酪酸(GABA)」の遊離を促進することにより、節後神経シナプスの刺激を遮断する駆虫薬とされています。

 ウィキペディアによると、
イベルメクチンの作用機序は、

【無脊椎動物の神経・筋細胞に存在するグルタミン酸作動性Cl⁻チャネルに特異的かつ高い親和性を持ち結合し、Cl⁻に対する細胞膜の透過性を上昇させる。これにより、Cl⁻が細胞内に流入するため神経細胞や筋細胞の過分極が生じ、寄生虫が麻痺を起こし死滅する。】

とされています。

 また、神経伝達物質として、

【グルタミン酸が基本的に興奮性の神経伝達物質であるのに対し、GABAは基本的に抑制性の神経伝達物質である。GABA作動性のニューロンとしては大脳基底核の線条体からの投射ニューロン(中型有棘細胞)や、小脳のプルキンエ細胞などがある。】

などと、難解な説明がなされていますが簡単に言うと、「グルタミン酸」は細胞を活性化し、「GABA」は細胞を鎮静化するらしいです。若しかすると、味の素を食べると細胞が活発になって頭の回転が良くなり、「イベルメクチン」が処方されて「GABA」が増えると「健忘症」になるかもしれません。

 それは兎も角、「イベルメクチン」の作用によってGABAが生成(遊離)され、GABAの作用によって特定の細胞が抑制されると云う事なので、これは、体液性免疫(細胞)の過剰反応を抑える事で「サイトカインストーム」を起こし難くする可能性も考えられます。

 少なくとも日本人にとっては、コロナウイルス自体は「普通の風邪」の病原体で、大して害は無いのですが、自己免疫が過剰に反応した時には自らを苦しめます。この自己免疫(自然免疫・体液性免疫・細胞免疫)の内「免疫細胞」は、それ自体は「宿主に共生した生物」であり、元々は宿主とは別の「生物」ですが共生する事で「進化?」し現在に至ります。

 いずれ、コロナウイルスもステルス化するか、或いは宿主に対する無害化を遂げて共生するようになり、新たな「部外者」と戦ってくれるかもしれません。

 軟弱なコロナウイルスが自然免疫(唾液や痰など)によって無害化・排除された場合でも、「PCR検査」では「その破片」を拾って陽性反応を示します。これが「無症状感染者(正しくは陽性者)」と呼ばれる理由で、「陽性者」と「感染者」を同一視することから、人為的なパンデミックを起こしています。

 この「PCR陽性未病者」は、体液性免疫による抗体を獲得していないので、抗体検査をしても陰性になり「感染しても抗体は得られない」との汚名を着せられます。元々、感染していないので当然ですが、体力が有る限り問題は有りません。

 mRNAワクチン接種でコロナウイルスと敵対し、ウイルス本体の情報を取り込めなかった宿主は「次なる敵」に敗北するかも知れません。自然感染しウイルス情報を取り込む事が出来た「宿主」が次世代を担う事になります。



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