テレビとうさん

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「コロナ」 と 「肺炎」

2023年03月14日 | 統計
 例えば、致死性のある感染症に対する感染防止効果がマスクに有るとした場合、多くの人はマスクを着用すると思います。日本ではコロナ感染症で死亡した割合が、

(3年間):人口(万人):陽性死亡数(人): 死亡率
日本全体 : 12500: 72840  :0.06
60歳以上:  4360: 56668  :0.13
60歳未満:  8140: 16172  :0.02

で、3年間の合計死亡率は0.06%(累計陽性致死率≒0.22%)です。また、累計陽性確認数が3300万人なので、陽性者率は25%です。

 「老害の集団自決」の対象では無いと思われる「60歳未満」ではww3年間で0.02%なので1年間当り0.0067%の死亡率になり、「10万人当り年間6.7人死亡」した事になります。コロナ禍以前の「
2019年の主要死因別にみた10万人あたりの死亡数」は、

悪性新生物:304.2
心疾患  :167.9
脳血管疾患: 86.1
肺炎   : 77.2
不慮の事故: 31.7
自殺   : 15.7
肝疾患  : 14.0
結核   :  1.7
老衰   : 98.5

だそうです。目いっぱい数え上げた「コロナ死亡数」は例年の「肺炎死亡数」の9%弱だったようです。「マスクやワクチンに感染防止効果が有ったお陰で死亡者数が少なかった」と思ったとしても、「病は気から」なので良いのですが、騒ぎ立てるほどの感染症で無かった事は確かなようです。

 毎年肺炎で死亡する人数は、コロナ感染死とされた人数の10倍以上ですが、大騒ぎになったと云う記憶は有りません。肺炎で死亡するくらいなのでエクモ(人工呼吸器)を使用したと思われますが、コロナの10倍以上の死亡数でも医療崩壊が有ったと云う話も聞いた事がありません。

 厚労省による「ワクチン接種率ごとの感染死亡率」が、不都合な結果が出てから公表されなくなったように、「マスク装着の有無による感染率」も公表されていません。

 参考の為に、「
死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(人口10万対)」の「肺炎死亡数(従来の肺炎で嚥下性肺炎は除く)」を見ると、

 西暦 :死亡数(人): 死亡率
2019:95518 :77.2
2020:78450 :63.6

で、コロナ禍が始まった2020年には肺炎死亡数は前年より17千人ほど減っています。その理由として、「従来の肺炎で死亡した人」が、PCR検査によって「コロナ死亡(3.5千人)」に付け替えられた可能性も
否定できません。

 2021年以降のデータが見つからないので確定的な事は言えませんが、「医療崩壊」が有ったとしたら「コロナ対策禍」が原因だったかもしれません。

 「マスクに感染防止効果が有る」と仮定した場合でも、コロナウイルスを跳ね返す効果は期待できないことから、「マスクにはウイルスを吸着する効果が有る」と考えられます。実験データでは「マスクに付着したウイルスの感染性は1週間程度保持する」とされています。つまり、マスクの有効性を信じている人は、「一度装着したマスク」は一週間後でなければ感染の危険性が有るので、同じマスクをそのまま再使用できない事になります。

 「一度装着したマスク」には、一週間触れてはいけない」事になり、ましてや危険なマスクを着用したまま人混みの中に入り込むことは犯罪的である事に留意する必要が有ると言えます。当然、一度でも使用したマスクをポケットに入れて持ち歩くのは禁忌です。

 上記は「マスクにはコロナ感染の防止効果が有る」と根拠なく仮定した場合の話ですが、実際にはコロナウイルスはマスクを素通り(ウイルスの大きさはメッシュの1/50)しているので、使い古しのマスクに触れたからと言って、コロナに感染する事は極めて稀です。但し、花粉は付着し、雑菌は繁殖するので、使用済みマスクには触れないのが無難です。




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