テレビとうさん

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「フガク君」 と 「トリチウム君」

2021年04月28日 | ニュース
 「富嶽」は、日本軍が第二次世界大戦時にアメリカ本土空襲を目的に計画した6発の超大型戦略爆撃機・・・ではなくて、世界四冠王のスパコン「富岳」の話です。噂では「富嶽百景」をもじった「富岳百京」だそうで、「スパコン京」の100倍の性能が有るそうです。

CPUは富士通が開発したのですが、基本ライセンスは「ARM(アーム)」と「Linux(リナックス)」の舶来です。また、半導体自体をどこで製造したかはハッキリしません。
技術が漏れていない事を祈るばかりです。

 英国アーム社は2016年にソフトバンクグループ(SBG)に買収されているので、日本製と言えば日本製なのですが、アチラ製と言えばアチラ製と言えます。「SBG」は日本国内では殆ど法人税を払っていなかったとされているので、何とも言えません。

 当時「SBGに欠くことのできない会社」と位置付けていたARM社を、今では
「エヌビディア(米国)」に売却し6千億円程度の売却益とエヌビディアの株式を7~8%を取得しようとしています。これは、「米中半導体覇権争い」の動きが複雑に絡み合って良く分からないので、「フガク君」に分析して欲しいです。

  それは兎も角、なにやら「フガク君」がまたヤラカしたようです。「屋外での飛沫到達距離」を計算したら、無風状態で2M前方の人に到達すると云うモノですが、以前は「屋内での飛沫到達距離」を発表していました。屋内でも屋外でも、到達距離に影響する要素は同じです。人為的な要素は「呼気・吸気、マスク性能、高さ」などで、自然の要素は「気温・湿度、大気圧、風速」などです。

 これらの要素は、計算上では屋内と屋外の違いは無く、強いて言えば「自然光の強さ」くらいです。 それに「フガク君」でなくても、実際に人間を使って実験すれば直ちに判ります。「フガク君」のGPUはアーム社製のようですが、公表されたのは平面図のみで、飛沫が対面の人物のどの高さまで到達したのか見えません。側面図で見れば飛沫が靴に付着しても、平面図では「向かいの人に到達した」事になります。

 それに、空気感染を考えれば「飛沫が乾燥してウイルスが遊離した状態」が最も危険と言えるので、2Mより遠方でも感染性はあります。つまり、暖房が効いて乾燥した室内が、距離に関係なく最も感染しやすい事になります。気温の低い時期の、暖房が行き届いた老人施設や病院などがこれに当たります。

 「フガク君」は「マスクを着用すれば飛沫の到達距離は1/2になる」と計算したようですが、現在問題としているのは「飛沫」ではなく「ウイルス」である事に気が付いていないようです。若しかしたら「フガク君」はバカなのか、或いは「論点ずらしのサヨク的思想」の持ち主なのかも知れません。

 若しも、「ウイルスを含んだ飛沫の危険性」を主張するのなら、マスクを着用して呼吸や会話をしたら直ちにマスクを安全に廃棄すべき、と言うべきです。また、マスクをしない場合は、会話をするたびに、直ちに周辺をアルコール消毒しなくてはならない、と注意喚起をすべきです。

 少し前に
「トリチウム君」が無実の罪でバッシングされましたが、「トリチウムを含んだ飛沫の危険性」について「フガク君」に真面目に計算して貰いたいと思います。当然、唾液にも「トリチウム君」は住んでいます。

 トリチウムは1グラム300万円程で売買されているので、ゴールドの500倍の価値がありますが、半減期が12年程なので100年もすれば価値は殆ど無くなり、やはりゴールドには敵いません。

 人体にはトリチウムが50Bq(放射性物質が1秒間に崩壊する原子の個数)ほど有るので、一人当たり一年間に19億回崩壊して放射線を放射します。

 結果として、一人当たり一年間に19億人の「トリチウム君」が死んで同数の「ヘリウム3君」が生まれます。その時にβ線(電子線)とニュートリノを放出します。

 ニュートリノは透過性が高く無視できるのですが、β線は何かに衝突するとX線を放出するので局所的なガン治療に利用されています。但し、「トリチウム君」が放出するβ線は、空気中でも1Cmくらい飛ぶと消滅するほどエネルギーが小さい為に殆ど利用価値は無いようです。




2 コメント

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Unknown (englico)
2021-04-28 20:36:52
「アチラ」が入っているフガク君の単細胞。
テレビとうさんに今日も笑わせていただきました。
座布団10枚!
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Unknown (yk-soft-85)
2021-04-29 12:27:43
englicoさん、こんにちわ

座布団を有難う御座います。
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