テレビとうさん

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「mRNAワクチン」 と 「加工乳」

2021年03月08日 | 雑感
 「加工乳」は「乳」とは書いていますが「牛乳」ではありません。 食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」で規定していますが、法律の委任がなければ、罰則を設けたり義務を課して国民の権利を制限することはできない(国家行政組織法第12条第3項)とされています。

 「mRNAワクチン」は「ワクチン」とは書いていますが「ワクチン」ではありません。これに関する法律や省令が有るかどうかは判りませんが、「理系」の私が考えるに「mRNA薬」を「ワクチン」と言う根拠は無いと思います。それでも、「mRNAワクチン」を拒否した人には制裁が科せられるかもしれません。

 日本政府は、海外からの入国者に関して「出国前72時間以内のウイルス検査結果を証明する書類を持っていない人は、入国を拒否する。」としていますが、その検査は今の所「症状のない人に対するPCR検査」だと思います。

 「PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)」による増幅手法は、1983年にキャリー・マリスによって発明され、ノーベル賞を受賞しました。キャリー・マリスは生前「PCRはウイルス感染の検査には不適切」と言い残しています。つまり、「PCR検査」は「検査」と書いていますが「検査」ではなく、ウイルスの一部の構造を複写増幅し、複写に使用された「試薬の成分」の減少量を確認しているだけです。それでも「PCR検査」を強要するようです。

 複写の回数(Ct値)も、各国・各機関まちまちで、30(10億倍)~45(35兆倍)が使用されているそうです。WHOは Ct=35(340億倍)を推奨していますが、
米国疾病予防管理センター(CDC)が行った調査では「Ct>33(85億倍以上)で検出された場合は、不活性なウイルスを検出している」として、感染性は無いと発表しました。(英文の自動翻訳なので不正確かも知れません。)

 この調査のサンプル数が183個と少ないので、Ct>33は統計計算での値ですが、Ct<33のサンプルの場合は「28~100%で活性ウイルスを培養」が出来たようです。しかも、これがオンラインで公開されたのは「2020年 4月 27日」なので一年前には専門家は知っていてもおかしくは有りませんし、日本の研究機関でも後追い調査はしている筈ですが、その結果を私は見た事は有りません。

 「加工乳」を「牛乳」と書くと企業は制裁を受けますが、「ワクチン」ではないのに「mRNAワクチン」と書いたり、標準化されていない「検査」でも「PCR検査」と言ったり、更に「感染」していない「陽性確認者」を「感染者」と病人扱いをして拘束するのは、何かの「陰謀」なのか、憲法で保障されている「言論の自由」なのか、よくわかりません。




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