オメガねこ

知識は人をバカにする。
智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「仏」 と 「佛」

2021年01月01日 | 日記
グレゴリオ暦新年 あけましておめでとうございます

 今日は「イエス・キリスト」が生後8日目の割礼と命名を受けた日とされているので、八百萬の神の一人である「耶蘇様」の命名日を神道でもお祝いする日です。仏陀に関してもお祝いしたいのですが「ガウタマ・シッダールタ」の誕生日が分らないのが残念です。但し分かっていても、お釈迦様の母親であるマーヤは出産後7日目に死んだので、生後8日目は「喪中」で祝うことは出来ません。

 ちなみに、次の旧暦(天保歴)の元旦はグレゴリオ暦では今年の2月12日だそうです。「神道」には開祖も経典も無いので「宗教」ではないのですが、外来憲法(通称、日本国憲法)に詳しい学者の説では「宗教的」とされています。つまり、新暦(グレゴリオ暦)の元旦を祝う事自体が「和洋共に宗教的」なので、公務員が公務で正月行事を行うと「憲法違反」になります。旧暦の元旦は「科学的な自然現象(太陰太陽暦)」から算出されているので、護憲派にはお勧めです。

 ところで、聞くところによると、「佛」の「弗」は「非」と同意文字だそうです。すると「佛」は「人に非ず」と云う意味になり、似た言葉に「ひとでなし」や「にんぴにん」が有りますが、これとの関連性は判りません。

 「沸く」も良く考えると、「水に非ず」と理解すれば納得も出来ます。沸いている水は「気体と液体の境界域」にあり、「何れでもあるが何方でも無い」状態と言えます。つまり、「佛」は「人の昇華境界域」を意味し、「娑婆」から「極楽浄土」には未だ辿り着いていないのではないかと思われます。

 「私」の「ム」自体に「私(自分)」の意味が有り、「禾(稲)」と「自分」で「個人(私)」が成立するらしいです。つまり、「佛」を簡略化した字である「仏」には、「人として簡略化された自分」の意味が有り、「ひとでなし」では無く、自分から無駄な部分を削ぎ落とした人を「仏」と書くような気もします。

 「稲」は
「斎庭の稲穂の神勅」により託されて日本の主食になったのですが、「佛」も「仏」も支那大陸で造られた文字なので、単なる「音写」であり然ほど深い意味は無かったのかも知れません。

 「ほとけ」は日本語で「死者」の意味が有るそうです。「神道」では萬物に神が宿るので、死体が昇華すると神が分離し天に戻ると考えると、「佛」の字義と一致します。これが、日本で「葬式佛教」が受け入れられた理由の様な気がします。

 また、人には全て本質的に「仏性(ぶっしょう)」が有るとされていて、これもまた「神道」とは融和性が有ります。ところが、「萬物に神が宿る」と言うと白い目で見られ、「すべての衆生が仏性を持つ」と言うと妙に納得する人が多いようです。

 これは、一神教の「God」を「神」と訳した事が間違いのもとで、神道の「神」は寧ろ仏教の「仏」に近いと思います。



「日本人」 と 「日本にいる人」

2020年07月07日 | 日記
 日本では「様々な理由」で年間約120万人が死ぬそうなので、1ヶ月で10万人死にます。

 日本での「武漢ウイルス」確認感染者数が累積で2万人なので、推定総感染者数を10倍の20万人とすると、死者数が目立ち始めた3月~6月までの4ヶ月間に「日本にいる人」の0.16%が感染した事に成り、1ヶ月平均「0.04%」の感染率です。

 「日本にいる人」で、ウイルスが「感染してから排除されるまで」の平均保有期間を1ヶ月とすると、様々な理由で死んだ10万人の内の「40人(4ヶ月で160人)」はウイルスに感染していた可能性が有ります。この「4ヶ月で160人」は「武漢騒動」が無くても統計上は確実に死んでいて、偶々コロナウイルスに感染していたかも知れません。

 感染者として認識されていない人が死亡し、遺体からウイルスが検出され
「ウイルスの保有者」と確認された場合に、「コロナ関連死」になるのか「コロナによる死者数」に加えられるのかは不明です。「武漢ウイルス」以外の感染症で「無症状感染者」や「未発症病原体保有者」は、ほゞ確実に「別の死因」が書かれると思います。これが「コロナ死者数の嵩上げ」と解釈する人の疑念に繋がっていると思います。

 逆に、死者全員の「PCR検査」をしないのは、死者数を低く抑える為の謀略だと主張する人もいます。しかし、過去の感染症に関しても、疑いが無ければ「PCR検査」は行われなかったと思うので、それこそが「陰謀論」の類です。

 何れにしても、これらは「日本での死者数」であって「日本人の死者数」ではありません。
「日本国内における『新型コロナウイルス(COVID-19)』の状況」でも「日本人」とは書いていませんし、「様々な理由で死ぬ人」の人数も「日本人」かどうかは判りません。

 
「人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)」では、

総人口は1億2616万7千人で,前年に比べ27万6千人(0.22%)の減少と9年連続で減少しています。
日本人人口は1億2373万1千人で,前年に比べ48万7千人(0.39%)の減少と9年連続で減少しています。

と書いてあるので、243万人が日本人ではない事が判ります。

 それは兎も角、感染症は「人種」「民族」等の違いが、その感染率や 致死率 死亡率に影響すると云うのが通説になっています。それどころか、特定のグループに対してのみに有効な「生物兵器研究・開発」の噂も有ります。

 今回の「コロナ騒動」では、外国における白人の 致死率 死亡率が、日本に於ける「日本にいる人の 致死率 死亡率よりも桁違いに高いことは判りましたが、日本に於ける「日本人の 致死率 死亡率は、私には判りません。

注)「武漢ウイルス」感染者の致死率は、今の所、国別に桁が違うほど差は無いようなので対人口の死亡率」に訂正しました。


「自然免疫」 と 「獲得免疫」

2020年06月25日 | 日記
 このブログ上での、ウイルスと人体との関係性について「定義」します。

付着:衣服や表皮に付着した場合。
侵入:口や目などの、人体の内部の体液に付着した場合。
感染:宿主細胞の表面まで侵入した場合。
浸食:宿主細胞の内部に感染した場合。
増殖:宿主細胞の成分を利用し始めた場合。
拡散:次の宿主細胞に憑りついた場合。

 以上は総て「ウイルスの保有者」で、以下も含めて総て「私論」です。

 東京都、大阪府、宮城県の合わせて9000人から同意を得た7950人に対して「抗体検査(無作為)」をしましたが、「抗体保有者」はロシュとアボットが共に23人(0.3%)で、モコバイオでは95人(1.2%)となりました。アボットとロシュが共に「陽性判断」を示した人は8人(0.1%)です。

 「武漢肺炎」に確実に罹り、退院した人の「抗体保有率」が何故か検索しても見つかりません。「抗体検査」をしたのか、していないのかも分からないので何とも言えませんが、日本では「抗体検査」は意味がないような気もします。

 「自然免疫」でウイルスが排除された場合、その人には「抗体」が出来ない可能性は大きくなります。つまり、最大限「感染」しても「抗体」を必要とせずに排除できる人が日本人には多く(98%以上?)いる可能性が有ると云う事です。つまり、「武漢ウイルス」に「感染」する人は2%(240万人)以下です。

 「付着」の場合は「日本人の清潔性」が寄与し、「侵入」の場合は「日本人の体質」が寄与し、「感染」の場合は「日本人の自然免疫力(NK細胞)」が最大限寄与したと言えます。

 問題なのは、「浸食」以降です。ここからは人種や民族性とは関係なく「獲得免疫」によって「症状」が顕著になります。恐らく、ウイルス自体が「(重篤な)症状」を発現しているのではなく、免疫力が「症状」の原因になり、これが「コロナウイルス感染症」と診断書に書かれるのだと思います。

 つまり今では、殆どの日本人は「付着」を含めて「武漢ウイルス」の「保有者」或いは「保有者だった」可能性が有り、日本人の多くの人にとっては「無害」だったと云う事です。「PCR」の一回検査では「武漢ウイルス」の現保有者の70%が陽性になり、元保有者の98%は「陰性」になります。但し「ステルス性保有者」の場合はデータが無いので判りません。

 ピロリ菌や帯状疱疹ウイルスなどは、最初は他人から感染したかも知れませんが、発症は「自分の保有する病原体」が原因です。死ぬまで発症しない人もいるし、体力が弱まると若くても発症します。運の悪い人は「感染、即発症」するかも知れませんが、免疫力の有る人に対しては「ステルス性」を発揮します。

 カラオケバー等で「感染時」にアルコールを呑むと、ウイルスの「エンベロープ」と同時に自分の初期の自然免疫である「粘膜」も溶かし、ウイルスは容易に宿主細胞に憑りついて「感染」し、異物であるウイルスRNAをT細胞が抗原と判断するかも知れません。この時に「自然免疫」だけで対処できれば事なきを得るのですが、T細胞が活躍すると「発症」して病院の世話になります。

 「獲得(適応)免疫」の場合は、特定の既往症(基礎疾患)や体力・体質が「重症化」の要因になり、
「自己免疫疾患」を起こした場合は重症化を覚悟しなくてはなりません。


「武漢ウイルス」 と 「酸素」

2020年03月05日 | 日記
 北海道では「武漢ウイルス」の感染確認者(3/5時点83名:総検査数は不明)が広域にわたって見つかっています。推測に過ぎませんが、多くの人は「さっぽろ雪まつり」を端緒としているような気がします。

 インフルエンザと同様に、北海道の寒さが「武漢肺炎拡大」の要因である「可能性は大きい」のですが、1月30日に防疫対策を開始したロシア国内での感染者は、1月31日に中国人2人の感染が確認されてから、「新たな感染者」は一人も出ていないそうです。ロシアの建物は日本と違い、気密性の悪さが功を奏しているのかも知れません。同様に北海道よりも緯度の高い北欧・東欧・北米でも感染者は少なく、反対に沖縄よりも暖かい東南アジアやクルーズ船の中の方が沖縄よりも感染確認者が多いです。

2019年
11月 : 武漢で不穏な噂発生。
12月1日: 武漢で「原因不明」の肺炎が発生。
12月8日: 武漢市の保健機関が「原因不明」の肺炎の発生を報告。
12月30日: 上記報告書を見つけた医師が仲間内に投稿し、直後に関係者が拘留される。
12月31日: WHOに対し最初の報告。

2020年
1月7日: 新型コロナウイルスと特定。
1月9日: 「武漢ウイルス」による最初の死者。
1月13日: 初めて中国以外での感染者をタイで確認。
1月16日: 日本で最初の感染者を確認。
1月20日: ヒト-ヒト感染が確認され、発表される。

 1月21日に来日し、22日に北海道観光に来た武漢市の女性(40代)が北海道最初の患者で、28日に「武漢肺炎」である事が確認されました。日本に滞在中はマスクを着用していたそうです。

2月13日: 日本で最初の死者。
2月18日: 雪まつり会場の事務所スペースで働いていた男性(40代)の感染を確認。
2月19日: 同男性と共に働いていた男性(40代)の感染を確認。
3月1日: 厚労省が最新版【新型コロナウイルスに関するQ&A】を発表。

 この「雪まつりの事務所スペース」とは、大通2丁目のアイヌ文化を主題にした「カムイ雪広場」のプレハブ建屋ですが、複数あり報道を聞いても特定は出来ません。北海道での冬のプレハブ建屋は、一般に開放式灯油ストーブで暖房する為に酸欠に陥りやすいのですが、事実は確認できません。それでもこの建屋には、ある程度の密閉性が有ったことは想像できますが、「何故か」詳細は伏せられています。

 プレハブ建屋を含めて、屋形船・タクシー・観光バス・クルーズ船・スポーツジム、これらの共通点は「暖かく閉鎖された空間」です。当然にして、感染者を治療する医療施設も「暖かい閉鎖空間」であり、想像通り医療施設での医療従事者への感染も多発しています。しかも「防疫対策」をした医者ですらも感染しています。「閉鎖空間」内の詳細は報道されていますが、「何故か」札幌のプレハブ建屋に関する詳細な報道は聞いた事がありません。また、クルーズ船で、窓を開け喚起をした場合と、窓が無く喚起の出来ない部屋での感染率の差も発表されていません。

 「知り得る事象」だけから推測できるのは、「暖かい閉鎖空間」では感染しやすく、医療現場での「防護用品」なども、通常の使用方法ではあまり効果は無いと云う事です。防護用品を着ける時や外す時に感染したかも知れませんが、不手際があったとは聞いていません。

「武漢ウイルス」は、寒い時に感染しやすいとしたら人に付着した時には30℃以上になるので、その時点で宿主(細胞)がない時は早期に死滅する筈ですが、最長27日も潜伏できるのは不思議です。また、低温時の方が寿命が長いとされているので、輸入冷凍食品に付着していた場合は注意が必要だと思います。

 殆ど有益な情報が無いので単なる思い付きですが、「酸素の濃度が高い」とウイルスの不活性化が起き、「不胎化」か「死滅」する可能性も考えられます。

 コロナウイルスの最外部は油脂の被膜(エンベロープ)で出来ている為、被膜をアルコール・塩素・界面活性剤などで破壊するとウイルスは機能を失います。恐らく、高濃度酸素でも被膜油脂を酸化硬化させウイルスの不活性化に寄与すると思います。

・感染者に接する事が予見できる関係者は、「高酸素濃度雰囲気」の環境を準備する。
・自動車の室内は、外気を取り入れて暖房をする。エアコンの室内空気循環での使用は危険。
・防護服や防護面を使用すると内部は酸欠状態になり「武漢ウイルス」にとっては良い環境になる為、防護服や防護面内には酸素を供給して使用する。
(但し、高酸素濃度になると周囲のモノが発火しやすくなるので注意が必要。)

 一般人が「武漢肺炎」に罹らない為には、密閉した気密性の高い高級住宅の室内にいるよりも、気密性の悪いポンコツ車で暖房を換気方式で暑めに設定し、空気の綺麗な自然を目指してドライブする方が良いと思います。また、クシャミや咳は太陽に向かってする事で紫外線がウイルスを「死滅」させます。

 以上、素人の思い付き日記でした。


「減災効果」と「緊急放流」

2019年11月15日 | 日記

 八ッ場ダムの防災効果は「水位にして170mm」くらいなので、大した効果は無かったと主張する人がいます。また、ダムの「緊急放水」で下流域に甚大な被害が起こると言う人もいます。

・治水ダム:洪水調節・農地防災などの「減災効果」と不特定利水が目的のダム。

・異常洪水時防災操作(緊急放流):ダムが貯水限界に達した時に、上流から流れてくる水と同じだけの水をダムから流すこと。

 「緊急放流」と言っても、ダムに流入する水量と同量の放水しかしないので、放流時点では「元々ダムが無かった状態」の川と条件は同じです。放流後に被害者が出たとしても、それは緊急放流を原因とする被害とは言えず、ダムが貯水している時間は「被害を防いでいた」と言うべきです。ダムが無かった場合はその貯水時間だけ早く被害は発生した事になります。

 台風19号での利根川における八ッ場ダムの洪水調節効果の試算(170mm)が正しいかどうかは判りませんが、これは利根川の特定の地点での水位計算で、合流地点や更なる下流地点での複合的な水位計算を無視しています。利根川が山から海まで真っ直ぐな「剛体堤防」の一本川ならば、理論計算は正しいと言えますが、現実の世界では「トリレンマと三体問題」でも書いたように、複雑な相互作用があり、正確な予期は難しい(或いは不可能)と言えます。

 今回の台風で、利根川下流域では「反乱危険水位4.4M」の場所での「実測水位は4.5M」に達し、利根川本流の被害は無かったのですが、本来利根川に流れ込む筈の河川が溢れ出し、甚大な被害を受けました。川幅が違うので簡単には計算できませんが、利根川中流域で170mmの調節効果は下流域でもそれなりの減災効果が有ったと考えられます。

・「八ッ場ダムを、称えている愚かな人たちは、銚子市の浸水被害は、見て見ぬふり?」

・「八ッ場ダム・利根川水系を、称えれば称えるだけ、矛盾しまくるのを、気がつきなよ。」

等々、安易なツイートをして「八ッ場ダムの減災効果」を見て見ぬふりしている人は、矛盾に気付かなかったようです。