福井県民のソウルフード「ソースカツ丼」を食べてみた

人気の観光地を巡ったり、大自然に包まれたりと、旅行にはさまざまな楽しみがあります。その土地ならではのおいしいものを食べるのもそのひとつなワケで、食いしん坊な記者なんかはまんまと花より団子状態になってしまうのです。

記者は先日、ひとりぼっちで福井県坂井市の「東尋坊」へ行ってきました。せっかく福井県まで来たのだからおいしいものが食べたい……そうだ、ソースカツ丼だ！　そんなこんなで、福井県福井市にある元祖・カツ丼の店「ヨーロッパ軒総本店」でソースカツ丼を食べてみました。

【福井県民のソウルフード「ソースかつ丼」】
福井県では「カツ丼」を注文すると、卵でとじたものではなく「ソースカツ丼」を出すお店が多いといいます。その元祖として知られているのが、創業100年以上の老舗「ヨーロッパ軒総本店」。大正2年（1913）に初代の高畠増太郎さんが東京で創業し、関東大震災を経て福井に移転したそうです。今では、福井県内に計19店舗を展開しています。

【ウスターソースもパン粉もオリジナルです】
「ヨーロッパ軒」のウスターソースは、初代がドイツで習った特製レシピをもとに、日本人の好みに合わせて作ったもの。特製のパン粉はとっても細かいため、揚げたカツにソースがよく染み込んで舌触りもいいのだとか。

【薄いカツとごはんとソースのハーモニー♪】
実際に食べてみたところ、厚さ8ミリのロース肉のカツ、秘伝のウスターソース、そしてごはんのハーモニーがめちゃいいね！　カツも薄いけれど衣も薄くてサクサク＆ジューシー。甘めのウスターソースが、カツにもごはんにもよく合います。

記者は、こういうタイプのカツ丼を生まれて初めて食べたのですが、これはこれで美味。これが福井県民のソウルフードなのかぁ～って、なんだか感無量でした。みなさんも福井県を訪れた際は、老舗の「ソースカツ丼」を食べてみるといいかもしれません。

■店舗情報　『ヨーロッパ軒総本店』
住所：福井県福井市順化1-7-4
電話：0776-21-4681
営業時間：11:00～20:00
定休日：火曜


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