

昼過ぎまで家族が出かけたので、広い居間を利用して
作業をした。
ジャックをスイッチクラフト社クライオ処理
ジャックHUMANGEAR製に。
ジャックから基盤へのホットとコールド(アース)
をクライオ処理NEワイヤに。トグルスイッチからの
アースも同じにする。
スイッチからのミックス、ネック、ブリッジは、
それぞれ、GE(ジェネラルエレクトリック)の
1950'sの22AWG撚線に。
撚線は、賛否有るようだが試したこと無いので
使うことにした。
配線が終わり、チェックしてからOKだったので、
ふたをする。
むむっ!!?、ブリッジ側ピックアップの音がおかしい。
再びふたを開けて、チェック。
結局、ピックアップの線がしっかり絡んでいなかった。
ハンダを吸い取り、しっかり絡げてからKESTERを落とす。
ばっちり。
果たして音はどうだろうか?
撚線ってこんな音なのかぁーと、結構感動した。
抜けはクライオ処理の部分があるので別として、
音は、’70年代っぽいゾリソリギャンギャンした
感じだが、下品さが無い。というか比較的輪郭が
しっかりしていて、音響的にも悪い感じがしない。
そして何よりも、エレキギターの音らしい音に
なってくる。
スモーキーなWEに対して、GEの撚り線は、1960年
代末から、1970年代中盤みたいなワイルドで派手目
の音、トレブリーで明るい音になる。
それにしても、ワイヤの影響は大きいな。
①ワイヤーの影響は大きいので、ピックアップ
とスイッチをつなぐワイヤは、色々試すと良い。
ピックアップの個性を引き出すだけでなく、個性
そのものにも色づけがされる。
②ジャック、ジャックからスイッチ、アースへの
配線は、抜けの良いクライオワイヤが良いように
感じる。
③クライオ処理のパーツ(スイッチ、ジャック)に
ついては好みしかないだろう。
スイッチまで交換すると、キンキンはしないが、
トレブルが立って、かなり明るくなるので、自分の
耳で試すしかない。
ただ、ジャックと短い部分のワイヤ換装は、個人
的にはお薦めだ。
また、スイッチをいくつか購入して、配線まで
済ませたセットを作っておくと、交換が楽だろう。
上記全ての換装について注意点としては、かなり
ロックっぽいBUZZYな音になるので、JazzやFUSION系の
演奏をする人は、換装は慎重にすべきだろう。
また、改造についての感想は、あくまで私の個人的
見解に過ぎないので、自分で試行錯誤することを
お薦めする。