エレキギター弾きの徒然日記

ウェスに、デュアン・オールマンに、スティーブ・レイ・ボーンに、ロベンフォードに、そしてGov't Muleしびれる日々

ロイ・ブキャナンにはたまげた!

2006年12月01日 18時49分00秒 | Weblog

"When A Guitar Plays The Blues"のジャケ



僕が、中三か高校生の頃、Eric Claptonが
脱帽した無名のブルースギタリストとして
デビューしたのがこの人。
購入したのが確かベストだったと思うが、
今は、"THE BEST OF ROY BUCHANAN The
Millennium Collection "に吸収されたようで
amazonでは見つからなかった。
曲の構成は違い、"FILTHY TEDDY"から始まって
たように感じるが忘れた。

当時、まずは、ジャケットの写真を見て驚いた。
なにせ一九分け髭もじゃで目つきだけがやけに
鋭い一見ただのおっちゃんである。徳利セータ
ーに地味なジャケット。この人、実は酔狂な牧
師で、曲は賛美歌ばかりだったらどうしようと
思って、ビビリながら針を落とした記憶がある。
実際は、聴いてみてびっくり・くりくり・くりっくりっ!!

較べると、クラプトンはポップミュージックね。
ジェフ・ベックまっ青のバイオリン奏法、ピッキ
ングハーモニクスのオンパレード。フレーズは
ブルースギタープレーの教則本。
オールドTERRYの音のベンチマークと言える最高の
音色のtelecasterを縦横に弾きまくる。
さきほどの"FILTHY TEDDY"始め、"AFTER HOURS"
"SIX STRING BLUES"など、一聴をお薦めする。
The Millennium Collectionには"HEY JOE""ROY'S
BLUES"なんかも入っていて楽しめる。

"When A Guitar Plays The Blues"は、1985年の
アルバムで、グラミー賞候補にもなったらしい。
愛用のブロンズのテレを、ナチュラル・ローズ指板
のテレに替え、ややトレブリーな音作りながら、結構
はげしく弾いている。この人の若い頃の、求道家的と
いうか、もろオヤジという風貌は、シックに渋カッコ
良くなり、演奏は若々しい。気力充実と言う感じで、
急死したのが今も信じられないが、白人では、もう、
こんなギタリストは出てこねーだロウなーと、聴き直
してつくづく思う。




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