yellow korean

元・在日韓国人の独り言。

近頃の疑問

2005-07-12 02:01:55 | 独り言
青年会のBBSにて帰化する際の名前についての言及があった。

本名(民族名)か通名

どちらで帰化するか・・・・・

どっちだって良い、と言うと怒られそうだ(笑)
言い直すと完全に個人の自由だと思う。
本名でも通名でも、本人が納得してればそれが一番良いのでは?

その前に帰化することを家族に反対される人もいるから、帰化するって本当は大変なことかもしれない。

幸い私の身内では反対する人はいないし、約半数はもうすでに帰化済み。
日本人として生きている。
少し前までは「帰化する理由」を書かないとダメだったらしい。
もう今では理由とかもいらないみたいで、かなり簡略化されたという話をよく聞く。
日本政府が気を遣ってくれてるのか?と最近思えるようになった。
(これも在日韓国人・朝鮮人だけの優遇と言わないでね

話を元に戻すが、帰化することを快く思っていない人からすれば、
日本風の名前である通名で帰化するなんて絶対に許せないのだろう。
いわゆる
 「韓国人である自分を否定」
             することになるのかな?
私からすれば名前ぐらいで・・・って思うのだけど。
名前が日本風でも、国籍が日本でも、自分という人間は変わらないし、体に流れる血は変わらないと思う。
まあ奇麗事かもしれないが・・・・・

ちなみに私は日本風の名前で帰化する予定。
私が成人してから自分で決めた名前。
本名でもないし、通名でもない。
親からもらった名前でもない。

そもそも韓国の文化、歴史、習慣など知らないことが多い。
日本で生まれたわけだから、当然といえば当然のこと。
だから多くの若い在日は、自分でルーツをたどっていき、アイデンティティーを確立しているはず。
まず「自分が在日であること」から始まって、日常の中の疑問、違和感が発生する。
そして自分の置かれている立場に気づき、自分が何者で、自分が分類されているカテゴリーに沿うようにする。

分かり難いかもしれないが、私が見てきた一般的な若い在日はこんな感じ。
まあ近頃では自分のルーツも要らないし、知らないという人も多いが・・・・・

私の場合もそうで、自分のルーツ(先祖や身内は大事にしたいけど)にもあんまり興味が無い。
というよりも無くなった。
子供を産んでからだけど、今を生きることにとても執着している。
過去よりも、今と未来が大事で・・・

韓国人の場合、法事も一仕事である。
供える料理を何種類も作らないといけないし、お金と時間もかかるし、回数も多い。
法事するのは大抵その家の長男で、そのまた長男が継いでいく。
親戚が集まることも現代ではあまり無いから、そういう面では良いのだが
いろんな作法を覚えたりしなきゃいけないし、男がいないとできない!点にも疑問を感じる。
(他にもいろいろ問題があるけど)
なので私の子供には私の法事はして欲しくない。
私の親の法事を私がすることはあるかもしれないが、子供にはさせたくない。
そしてこんなことで民族としての誇りを持って欲しくない。
そもそも民族としての誇りって何なんだろう?
以前はわかっていたような気がするが、今はよくわからない・・・

また、まとまりの無い文になってしまった
もう少し考えてまた書いてみます。

最近の疑問は「民族としての誇り」