Work Shop Museum

私達は、多くの「出逢い」「気づき」「発見」を促す素敵な体験型学習の方法を集め、マニアックにアレンジしています。

マナーとは?

2006-05-30 00:02:17 | Weblog
今日は、道徳の公開授業があって見学しに行ってきました。

テーマ:マナーについて・・・

子どもの感想を少し見させてもらって感動したところを少し。。。

マナーとは
・人間関係をまろやかにするもの
・難しいものだと思っていたけどその裏側に隠れていたものは相手への思いやりだった

なかなか、素敵な言葉じゃないですか?

人間関係まろやかにできていますか?
難しいもの苦手なものの裏には何が隠れているかわからない。

なんて、素敵な言葉を紡ぐのだろう。
国語で苦労して書いた作文じゃなくて道徳の感想から出てきた言葉だったことがますますうれしく感じる



ふりかえりについて

2006-05-27 06:02:02 | Weblog
唸ってしまいました

小紙を使った授業パート2で感想を書いてもらいました。

授業概要は、住まいの使い方を考える。
「住まいの中にある空間」というKJ法を行い、黒板上で分類をしていく。
そして、就寝分離や食寝分離といった住み方の法則について学ぶ。といった感じです。

感想は

・授業内容についての感想(住まいにある空間は目的を持っていることがわかったとか、食寝分離や就寝分離がよくわかったとか)
・自分ひとりでは考え付かなかったけど「住まいにある空間」はたくさんあった。みんなで意見をだすのがおもしろい
・クラス全体で考える授業ってないからおもしろかった
なかなか好評な様子・・・
・面白かったけど、静かな授業も受けたいとか

そのほか、私に対するフィードバック。
どれもなるほど。


などなど、短時間しか取れないのにしっかり書いてくれているのですよね。すごい!

そして、そして、こないだ唸らされた感想とはこういうものです。

『授業中は騒がしかったけど、いま感想を書くときはみんなめちゃくちゃ静かで驚いた。』

!!!
ほう!なるほど!言われてみればそのとおり!授業中は騒がしい(意見が出ていたり、すこし遊んで笑いを取ったりよいとおもうのですが)そんな彼らなのですが、感想での時間はめちゃくちゃ集中していたかもしれない!
しかも、全員がなにかしらの感想を書けるって多分すごいことでそれぞれ受身だけじゃなかったからかなぁ。とか思いました。

というか、この感想から授業でも「ふりかえり」が大切だよ!って逆に気づかされた気がしました。

「ふりかえり」とか「リフレクション」とかそういうこと知らないだろうに、なんとすばらしい!!!

授業だけでいっぱいいっぱいにならないで振り返りの時間をつくっていきたいと思う。

ファシリテーション協会中部6月の定例会

2006-05-24 21:59:19 | Weblog
久しぶりにファシリテーション協会の定例会に参加して来ました!

本当は、のりちゃんも一緒に行けるだったのに、残念ながら定員オーバーのため渡し一人で行ってしまいました。誘うの遅くて、ごめんねのりちゃん。

さて、ワークのテーマは「ふりかえりを振り返る」というもの。

ワークショップや会議などなにか事を行った後にそれについてふりかえることは重要といわれているけれどどのようにふりかえることがより効率的かつよりよいふりかえりとなるのだろう。というような内容だった。

ワークとしては、

趣旨の説明や会の説明。

グループ分け
  ↓
ワーク①
日本には何台の自動販売機があるか?
  ↓
一人観察者を作って、ワーク①のふりかえり
  ↓
ワーク①のふりかえりを観察者中心にふりかえる。

 休憩

ワーク②
電車の中でのマナーについて許せない行為に各自順位をつけチームとしての答えを出す。
  ↓
一人観察者を作って、ワーク②のふりかえり
  ↓
ワーク②のふりかえりを観察者中心にふりかえる。
(ワーク②は①に比べて価値観の違いや道徳的な問題を取り扱うため、より話し合いが高度になる。)

それらを踏まえて
より具体的に「ふりかえりをより効率的にする方法・要素」をチームでまとめる。

ポスターセッションにより発表。

終了。

こんな流れでした。

デジカメを忘れてしまって、写真がなくてごめんなさい。

私の今回の感想は、ふりかえりが大切ということをもっと自覚してとにかく振り返りの時間を確保することが大切だと思った。だから、そのふりかえり(リフレクション:内省)の重要性に気づけている人がいるのだとしたらその人は時間を確保する努力をしないといけない。

時間が確保できたら、いろいろ工夫してワークや会議などの目的を果たすためにどのような振り返りがより有効か考え実践していく努力が必要だ。

そうすると、どうして振り返りがたい切だと思うの?という心の声が聞こえてきた。
「ふりかえり」をすることで、ひとつのワーク(限られた時間を使って行ったこと)がより深く学べる。より深い理解だったり、問題点や課題の発見への近道だったりすると思う。そして、振り返りを一人でなくグループなど多数のメンバーと行うことでお互いの意見や体験を共有することができて気づき発見が倍増する!!
なんとお徳な時間なんだろうと思いませんか!!

しかし、そうは思っていても、実際に何かやろうとすると時間がなくてなぜか振り返りの時間を削ってしますのですよね。

それは、メンバーにもよりますが「ふりかえり」の際にグループをうまくファシリテーションする人物が必要でそのアシストがないと難しいと思っているからじゃないかしら。でも、実際振り返りにファシリテーターは必要だと思うけど。。。

あぁぁ。
最近の授業ふりかえりどころか体験もなかなか入れられていないのだけど。。。
苦しいなぁ。

いとう






Oioi.反省したのかい??

2006-05-20 08:41:03 | Weblog
本年度初のガラス破損事件がおきました。

理由は、ふざけて遊んでいて割ってしまったというものなのですが。けが人が出なくてやれやれ・・・。というところ。

そして、かかわった生徒は全員反省文を書いていろいろな先生に反省した内容を報告して言葉とサインをもらいます。

反省しているんだかなんだか。言うことはいいこというんだけど、ニコニコ笑って言いにくるのだ。。。

凡人の考えとしては、ニヤニヤニコニコ笑っているようでは反省が足りないぞ!!と思って不安になるところですが、こんな考え方もあるみたい。

「そりゃー。○○先生のことが大好きなんだなぁ。いいなぁ。そうやってきたら冗談のひとつも飛ばしてやれるのに。俺のところに来るときはどんよりくらーくやってくるぞ!」

・・・そうか。そういう考え方もあるのかぁ。
反省文を書いた時点で相当反省もしているし、かなりたくさんの先生方からコメントとサインをもらっている彼らなので改めて同じことを言うことにも価値はあるかもしれないけど。せっかくの名言もいろんな人からどんどん言われたら薄れていくこともある。だったら、趣向を変えて違った角度からの関わり方ができたら新しい発見につながるかもしれない。

そんなことを、暗示してくれているのかもしれない。

たくさんの人からコメントをもらうってちょっとワークショップに活用できそう。
コメントを集める人には情報集約のスキルや理解力がつくかもしれないし、情報を与える人にとってはいかに自分に与えられた時間・立場で相手のこころに響かせるか!!など。。。

反省文方式WSはいかが??

いとう

久しぶりに更新☆

2006-05-16 20:41:19 | Weblog
さてさて、何を書こうかというと…。

就職して一ヶ月半がたち、ふと思ったのですが、教員ってとってもクリエイティブな仕事だなぁーと。。。

こんなこと考えていたら問題があるかもしれないけど、生徒にとって授業は一回きりのものかもしれないけど同じ内容の授業はクラスの数だけ教員は体験できるわけで、一回一回が勝負なのは当然ですが前回のクラスの反省を生かしてよりわかりやすくよりよい授業を練ることができるのです!!
そうして、前よりももっとよい授業にするための努力を惜しまず振り返りをしっかりしていけば回を重ねるごとに向上していくことができるのです。

授業内容もそうだし、自分自身も授業の進め方がよくなっていく。ポイントを押さえたわかりやすく身になる授業を作り上げることができるようになってくる。

うぅ!!おもしろい!!

まだまだ、駆け出しだけどそんな教員のクリエイティブな楽しさを感じながら明日の計画、来週の計画・・・・先のことを考える。おもしろい。

まだまだファシリテーターとして参加する授業とまでは行かないけど。クリエーターぶっている私は教員として一歩前進できたような気がする。

いとう

ヤラレタ。

2006-05-02 23:16:04 | Weblog
伊藤です

こんな私的なことを書くなら個人ブログを立ち上げろ!!(怒)
と沼田さんに怒られてしまいそうな気もしますが。

どうにかワークショップにこじつけて文章を終えられることを祈ってヤラレタ出来事を綴りたいと思います。

いろいろ毎日感動することばかりなのだが、唖然とした出来事もありました。

大人になって、こんなに日常的な生活の中で驚かされるというのはなんて新鮮なものなのだろう。久しぶりに感じた自分の感覚でした。

その①ホウキチャンバラ??野球??
その②給食中にパンが飛行。

当然、唖然としながらもどうにか指導するのですが。。。
発見したときは唖然としました。

あまりに驚いて唖然となると皆さんはどうなりますか?
といっても、そうそう唖然とさせてくれるような出来事って起こらないのではないでしょうか。


私は、なんだかそこで時が一瞬止まったような感覚がしましたね。そして、食事中だと、食べ物がのどを通らなくなるということがわかりました。

これも、気づきのひとつ??

こんな、まっさらな感覚が入る衝撃的なワークショップというものもいいかもしれませんね。



・・・

そして、一回目はすごい衝撃なのだけど2回目からは冷静に対応できるので一回目の威力ってすごいなぁ。と変なところで感心したりしています。

幼児の発達と同じで繰り返しの中で学んでいくのです。

繰り返し、根気よく指導をつつけます。