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横浜教会ニュース

インマヌエル横浜キリスト教会の様子をお知らせします

清水の舞台

2007年03月13日 | Weblog

横浜キリスト教会のメンバーの体験談より

『先日京都に旅行へ行き、あこがれの清水の舞台を訪れようとしました。たくさん歩いて探したのですがなかなか見つかりません。あのテレビで見た迫力ある映像は?とさがし求めていました。とうとう近くにいらした壮年の男性に聞きました。「あのう・・・清水の舞台はどこでしょう?」

するとその方は「ガハハハ!!」と大笑いし、「ここだよ、あなたの乗っているところだよ!」と教えてくださったのです。無知な私は非常に恥ずかしい思いをしました。

あとでそのことを思い出しているときに、聖書の詩篇という書の言葉がうかんできました。
「あなたのみ言葉はわたしの足のともし火、わたしの道の光です。」

「あー私は、大人になって何でも自分で選べて人生をわかっている気になっている。でも、本当は神様の前では、神の言葉なしには自分のいる場所さえ正しく知ることができない者だ」
と謙虚にさせられる思いでした。』

ということです。そうですね。私たちは、自分が自分の運命をにぎりしめ、神さまなど関係ないかのように満足させるものを捜し求め、心配し、心身をすり減らします。私たちのおかれている社会も「勝ち組」になることを求めて私たちを追い込みます。けれど、前述の人がすでに清水の大きな舞台にのっていることを知ったように、ある日、ふとしたときに、私たちの命はすでに宇宙よりも大きな神様の愛の上にのっかっていたと気がつくのでしょう。聖書を見るときに、神の究極の愛は御子イエス・キリストを人間に遣わしたことによって表されたと語られています。

教会では、キリストの受難(十字架の苦しみ)を思う季節を迎えています。
よろしければお近くの教会にもお出かけください。