以前
ラン合宿で初めて訪れた宿での会話
「これは何の集まりなの?」
男女合わせて10余名
ひとっ風呂浴びて
楽しいお食事の時間で
お給仕の女性のクエスチョン
チラチラとみんなが私を見る
「何でしょうね?」
とぼけようとするも
追求の手は止まらない
「何かみんな運動する格好だね」
「山登りってかんじでもないし」
「クライミングってかんじでもないし」
ここはクライミングのメッカ
クライマーさんたちも
ちらほらと訪れるようだ
しかし違う
「あんた先生かい?」
「あ、あだ名がセンセ・イなんです」
なおもとぼえるも
「んで、あんた何の運動してるの?」
一番近くのご参加者さんに尋問
「走るの習ってるんです」
「走るの習うの???」
どうやら走るということは
誰でも出来ること
何なら自分も得意だったというかんじです
そうですね
ランニングは
一人でも
時間も場所も選ばずにはじめられる
とっても敷居もハードルも低いスポーツです
しかし難しい
スポーツ障害の割合の高さからも分かるように
他のスポーツに比較して
逆に難しいのでは
というデータもある
どのスポーツがということではありませんが
とにかく走るということは
簡単ではありません
むしろ
一番難しいのでは
そのように思っています
いろんな怪我やスランプを乗り越えて
それでも走りたい
頑張りたいというみなさんが
私の元へと集まってくださいました
指導に熱が入らないわけが
ないですね!
「走るの習わないの?」