気ままな糖質OFF生活

八ヶ岳南麓と東京の二地域居住しているオヤジのつぶやきです。長年、糖質OFF生活を過ごし、楽しく生活しているおやじです。

雲をつかめると思いますか。 坂の上の雲は、坂を駆け上がると、つかめる気がします。【長野県佐久市 旧中込学校】

2018年10月31日 | 旅行
明治という時代はそのような空気があった時代。
楽天的な、明るい未来を感じさせる。
不可能と思えることさえ現実にできると思わせる時代。

例えば「末は博士か大臣か」。
楽観的な希望に満ち溢れている時代。
そして教育はその後ろ盾。

その為、明治5年に学制が発布されると、各地で学校が建築された。
長野県佐久市の旧中込学校もその一つです。
建設費用は、官費ではなく村民有志の募金等で賄われた。
長野の山国の村人が子供の教育のために募金をしたのだ。
それだけの熱があったのだ。
それも、思いを込めた半端ない近代西洋建築。
貴重なステンドグラスを使った誇れる美しくもある建築物。

旧中込学校は明治8年に建築され、我が国に現存する擬洋風学校として最も古い学校建築物の一つとなっている。
まだ、明治初期であるのにかかわらず、太鼓楼の天井には、世界の主要都市がそれぞれの方位ごとに記され、子供らに世界的視野を開かせようとした村人の心意気が感じられる。

この旧中込学校を訪れた日は、晴れて空の雲も、まぶしく見れた。
司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」の出だしの一文がよぎる。
「まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている。」

再読するか。。
「坂の上の雲」は8巻に及ぶ長編力作。
読破に時間が取られる。
幸せではあるが、熱に浮かされる。
まるで明治のように。

YouTubeに旧中込学校の動画をアップしました。
ご覧いただけると幸いです。
下にリンクします。

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)
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文藝春秋




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