気ままな糖質OFF生活

八ヶ岳南麓と東京の二地域居住しているオヤジのつぶやきです。長年、糖質OFF生活を過ごし、楽しく生活しているおやじです。

こんな状況下の交差点。あなたはどう思う【渋谷 スクランブル交差点】

2020年04月12日 | 日記
あなたは下の写真を見てどう思われますか。
撮影日は2020年4月8日15時少し前です。




「お前は何故、こんな時に外出しているんだ」と思われる人もいるでしょう。
自分でもそう思う。
外出を控えるべきとも思う。

しかし、かかりつけの病院に通院して、薬を処方してもらうため、渋谷を通らないといけなかった。
出来れば外出したくなかった。

渋谷のスクランブル交差点がこんなに人が少ないのは見たことがない。
そして歩いている人も、家に居たかったかも知れない。
外出したくなかったかもしれない。

でも、生活のために働いている人はどう思うだろうか。
感染のリスクを感じながらも外出する。

また、都市機能を維持するために、働く人もいるかもしれない。
偉いと素直に思う。

今でも電車は動いているし、電気・水道・ガスも維持されている。
食料品を購入できる。
病院も開かれている。

今回の私の場合でも、お医者さん、看護師さんにお世話になった。
医療関係者は感染リスクを認識している。
それでも、従事していただいている。
もうこれは感謝しかない。

しかし、驚くこともある。
九州の学校で、感染者の多い地域に行った家族がいるかとアンケートをして、長距離トラック運転手の子供の通学を規制した。
教育機関でこのような決定がなされたことが驚きだ。
建前は子供を守ると言うことだと思うが、職業差別と指摘されて陳謝した。
教育者が複眼を持っていないことが驚きだ。

スーパーに野菜が並んでいる。
色々な産地から来ている。
それを維持してくれているのは誰。
トラックなどの物流は都市機能を維持してくれている。

「生活物資が無くなるのは困る」「生活は今まで通り」と思っているくせに、それを支えてくれる人に感謝どころか、差別する人は悲しい。
宅配業者にも差別的に接する人がいると言う。
感染リスクが怖い、だから宅急便を使う。
そのくせ、宅配業者に消毒スプレーを吹きかける。
それなら宅急便を利用するなと思う。

写真をみて交差点を歩く人を、街を支えてくれて、ご苦労様と思う人。

こんな時期にも交差点を歩いている。
そんな人が新型コロナを蔓延させるのだと、怒りを覚える人。

色々と思うのは自由だと思う。
どちらも真実かもしれない。

しかし恐怖は人を変える。
感染のリスクは人を変えてしまうかも知れない。

でも、考え方を少し変えてみよう。
もう誰が新型コロナを持っているかわからない状況。
だから感染する恐怖から、感染させてしまう恐れに変えてみてはどうだろうか。

どちらの場合でも、「三密」を避ける。
出来るなら外出を自粛する、人と会う機会を少なくするということは同じだ。
でも気分が随分違うような気がする。

「恐怖」から「他人を思う」に立ち位置が変わるような気がする。

都市は沢山の人に支えられている。
感謝しよう。
そして、ありがとうと言おう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最強の官庁はどこ?そう聞く... | トップ | ある駅前商店街を歩く。注意... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事