第9回神楽ふれあい鑑賞会ヒロシマ 160207
2月7日、本川小学校(広島市中区)で『第9回神楽ふれあい鑑賞会ヒロシマ』が開催されました。
少女少年神楽団ヒロシマ夢の団員”が懸命に舞う演目(塵倫)が
1つあり、撮影OKの鑑賞会で、久しぶりに神楽を楽しみました。
<演目とあらすじ>
・神降ろし(羽佐竹神楽団)
神楽を奉納するにあたり、その神楽殿へ最初に神を勧請する
儀式舞です。
・曽我兄弟(羽佐竹神楽団)
ほろほろと鳴く山鳥の声聞けば、父ぞ恋しや、母ぞ恋しや、
曾我の十郎祐成、弟五郎時宗は、過ぐる18年前に伊豆の
赤沢山の麓で、父河津三郎祐重が工藤祐経に討たれる。
父の恨を報ぜんと18星霜の長い間兄弟がなめた艱難辛苦を紹介し、
降りしきる雨を幸いに、夜廻り姿に変装し富士の陳屋に討ち入り、
父の無念を晴らし、母の胸を安んぜんとする。兄弟愛の物語です。
・塵倫(少女少年神楽団ヒロシマ夢の団員)
第14代「仲哀天皇」の時代に、大和の国征伐を企て異国から数万の
軍兵が攻め入ってきた。
その中に、「塵倫」という身には翼をつけ、黒雲に乗り虚空を
自由に飛行する、神通自在の大将軍がおり、国々村々を荒し回り
多くの人民を滅ぼしてきた
そこで「天皇」は、家来に「竹丸」を従え、「天照大神」の
ご神徳と弓矢の威徳をもち、「塵倫」に立ち向かった。
生命が惜しければ、この国を我に譲り早々に立ち去れと叫ぶ
大悪鬼「塵倫」に応戦し、激しく立ち会い勝負を争ったが、
遂に強敵「塵倫」を退治し、日本の国を守りました。
続いて、羽佐竹神楽団の「戻り橋」、「八岐大蛇」が演じら
ました。