金曜日のレディースデーに、シネスイッチ銀座で「ビヨンド the シー」を観てきました。(シネスイッチ銀座では、金曜日は女性に限り入場料が900円に!いいシステムです。しかし、19時からの回を見る場合、最低でも18時30分頃には会場にいっていないと観られない可能性大)
ケビン・スペイシーが製作・監督・主演をこなした映画。実在の歌手、ボビー・ダーリンの生涯を描いています。
「Ray」や「アビエイター」「ピーター・セラーズの愛し方」など、実在の人物を主人公にした映画が最近多いですね。その中で、「ボビー・ダーリン」なる人物が、何をした人かぱっと思い浮かばなかったのですが、雑誌の映画評でみたボビー・ダーリンの写真と、主演のケビン・スペイシーがくりそつであり、かつスペイシーが吹き替えなしで歌に挑戦と書いてあるのに惹かれて観にいってみました。
映画の題名ともなっている「ビヨンド the シー」という曲のメロディーを思い出したのは、映画でボビー(=スペイシー)が歌っているときでした。やっと誰のことかわかった(笑)
モテる男性歌手になるために、かつらをつけるボビー。しばしば情緒不安定で、傲慢な一面も覗かせますが、それすら彼の魅力の一部となります。
映画は60年代から70年代にかけての時代の流れに沿い、ベトナム戦争への反戦運動へ目覚めたボビーの社会的な一面と、自らの根底にかかわる事実を教えられ、葛藤する内面的な一面が同時に表され、とても丁寧なつくりになっています。ラストもしめっぽくならず、エンターテイナーとしての姿を全うしたであろうボビー。ケビン・スペイシーはその輝く姿も、みじめな姿も演じることで「人間らしさ」がにじみ出ていました。さすが、ケビン・スペイシー!というところ。
一つ難をいえば、その「人間らしい」部分も含めて、演出からなにから全てケビン・スペイシーの思うツボになっているような気がして・・・その点だけが鼻についたというか。
歌あり、恋あり、夢もあり、挫折もある人間の話です。思いのほか素晴らしいスペイシーの歌唱力とタップを見るだけでも鑑賞の価値があるといえそうです。
ケビン・スペイシーが製作・監督・主演をこなした映画。実在の歌手、ボビー・ダーリンの生涯を描いています。
「Ray」や「アビエイター」「ピーター・セラーズの愛し方」など、実在の人物を主人公にした映画が最近多いですね。その中で、「ボビー・ダーリン」なる人物が、何をした人かぱっと思い浮かばなかったのですが、雑誌の映画評でみたボビー・ダーリンの写真と、主演のケビン・スペイシーがくりそつであり、かつスペイシーが吹き替えなしで歌に挑戦と書いてあるのに惹かれて観にいってみました。
映画の題名ともなっている「ビヨンド the シー」という曲のメロディーを思い出したのは、映画でボビー(=スペイシー)が歌っているときでした。やっと誰のことかわかった(笑)
モテる男性歌手になるために、かつらをつけるボビー。しばしば情緒不安定で、傲慢な一面も覗かせますが、それすら彼の魅力の一部となります。
映画は60年代から70年代にかけての時代の流れに沿い、ベトナム戦争への反戦運動へ目覚めたボビーの社会的な一面と、自らの根底にかかわる事実を教えられ、葛藤する内面的な一面が同時に表され、とても丁寧なつくりになっています。ラストもしめっぽくならず、エンターテイナーとしての姿を全うしたであろうボビー。ケビン・スペイシーはその輝く姿も、みじめな姿も演じることで「人間らしさ」がにじみ出ていました。さすが、ケビン・スペイシー!というところ。
一つ難をいえば、その「人間らしい」部分も含めて、演出からなにから全てケビン・スペイシーの思うツボになっているような気がして・・・その点だけが鼻についたというか。
歌あり、恋あり、夢もあり、挫折もある人間の話です。思いのほか素晴らしいスペイシーの歌唱力とタップを見るだけでも鑑賞の価値があるといえそうです。

ケビンスペイシーは、意外と歌もダンスもうまいことに驚きました
劇場の前で、知らないおばさんがチケットをくれて、ただで見れました
ケビン・スペイシー、本当に歌も踊りも上手でしたね。
ボビー・ダーリン本人が歌ってるCDと、ケビンの歌声が入ってるサントラを聴き比べてみたいものです。