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あれもこれも今日のできごと

トランペットの発表会が終わりました。只今、学芸員資格取得のため、レポート書きに追われ中。

「SHINOBI」 CM…その後

2005-09-18 18:29:55 | おすすめ映画・DVD
先日、「SHINOBI」試写会後に劇場内で映画の感想を述べる機会があったのですが、気付いたらCMで採用されてました!

採用の場合は、松竹からなんらかの連絡が来ると聞いていたのですが、何もなかったのでボツになったかと思ってました。その間は気分的にこんな感じ⇒(´Д`)

松竹からは、いくつかの記念品が届いたようです(一緒にでた坂巻佑ちゃんの家に二人分届きました。写真は彼女が撮ってくれたもの♪)。

しかし、映る時間が短すぎて、TVに映った自分の顔を、未だに認識できないとは…ちょっと寂しい( ̄▽ ̄;)

「SHINOBI」試写会に行ってきました

2005-09-09 14:17:55 | おすすめ映画・DVD
霞ヶ関・イイノホールにて、「SHINOBI」の試写会があり、行ってきました。

写真は一緒に観にいった坂巻佑(さかまき・ゆう)ちゃん。中学校からの友達です
現在、アクション系の女優を目指して、舞台・TVなどで頑張ってます。彼女の一直線な努力にはいつも脱帽。注目されてます!

さて映画ですが、原作は山田風太郎の『甲賀忍法帖』。
かつて実写の困難さから、映像化は無理といわれた大作ですが、CG演出で実績のある下山天監督により、今回の映画化が実現したそうです。(下山監督の最近の映画は「アバウト・ラブ/関於愛」)

見所はやはりCG・ワイヤーアクション。逆にストーリー性はあまり重視してないようで・・・。完全にアクション重視の映画として捉えたほうが楽しめる映画と感じました。
他、風景描写や衣装などもとても丁寧につくりこまれています。
オダギリジョーというよりは仲間由紀江にスポットが当てられているように感じた今回の映画。
オダジョーには、『メドン・ド・ヒミコ』のほうを期待しろ、ということかな?


「ビヨンド the シー」

2005-03-13 21:28:44 | おすすめ映画・DVD
 金曜日のレディースデーに、シネスイッチ銀座で「ビヨンド the シー」を観てきました。(シネスイッチ銀座では、金曜日は女性に限り入場料が900円に!いいシステムです。しかし、19時からの回を見る場合、最低でも18時30分頃には会場にいっていないと観られない可能性大)

 ケビン・スペイシーが製作・監督・主演をこなした映画。実在の歌手、ボビー・ダーリンの生涯を描いています。
 「Ray」や「アビエイター」「ピーター・セラーズの愛し方」など、実在の人物を主人公にした映画が最近多いですね。その中で、「ボビー・ダーリン」なる人物が、何をした人かぱっと思い浮かばなかったのですが、雑誌の映画評でみたボビー・ダーリンの写真と、主演のケビン・スペイシーがくりそつであり、かつスペイシーが吹き替えなしで歌に挑戦と書いてあるのに惹かれて観にいってみました。

 映画の題名ともなっている「ビヨンド the シー」という曲のメロディーを思い出したのは、映画でボビー(=スペイシー)が歌っているときでした。やっと誰のことかわかった(笑)
 モテる男性歌手になるために、かつらをつけるボビー。しばしば情緒不安定で、傲慢な一面も覗かせますが、それすら彼の魅力の一部となります。
 映画は60年代から70年代にかけての時代の流れに沿い、ベトナム戦争への反戦運動へ目覚めたボビーの社会的な一面と、自らの根底にかかわる事実を教えられ、葛藤する内面的な一面が同時に表され、とても丁寧なつくりになっています。ラストもしめっぽくならず、エンターテイナーとしての姿を全うしたであろうボビー。ケビン・スペイシーはその輝く姿も、みじめな姿も演じることで「人間らしさ」がにじみ出ていました。さすが、ケビン・スペイシー!というところ。
 
 一つ難をいえば、その「人間らしい」部分も含めて、演出からなにから全てケビン・スペイシーの思うツボになっているような気がして・・・その点だけが鼻についたというか。
 
 歌あり、恋あり、夢もあり、挫折もある人間の話です。思いのほか素晴らしいスペイシーの歌唱力とタップを見るだけでも鑑賞の価値があるといえそうです。

「きみに読む物語」

2005-02-25 18:01:04 | おすすめ映画・DVD
 新宿・松竹で「きみに読む物語」を観てきました。
 レディーズデー(水曜)だったので、客層は女性が中心。が、中には40代らしき男性が一人で観てきていたり。意外と客層広いです。

 この映画の配給会社は、リピーター推進の手段として、当日券の半券を持ってきた人には半額割引、などのサービスをやってるんですね。リピーターで観にくる人なんているのかなぁ。と思いながらも上映開始。
 
 結果から言うと、
「もう一回観にいこう」と思ってしまった映画でした(笑)

 前半は、施設で暮らすアリー・カルフーン(ジーナ・ローランス)のためにデューク(ジェームズ・ガーナー)の読む話の内容がメインになっています。
 アリー(レイチェル・マクアダムス)とノア(ライアン・ゴズリング)が若い日の恋人同士としてお似合いなら、7年後のアリーの婚約者であるロン(ジェームズ・マーズデン)もまた、アリーの家柄にふさわしい相手としてとても説得力がありました。アリーじゃなくても迷うだろうな・・・
 個人的にはノア(ライアン・ゴズリング)の抑えた感じのたたずまいがとても好き。けしてハンサムではないですが、実際にこういう人いるな、という想像力を持たせてくれる演技でした。比較するとロンはおいしいとこ取りのようなキャラクターで、一緒にいてもつまらなさそう・・・
 
 後半で、アルツハイマーであることを自覚しており、記憶がもう戻らなくなるのでは、と怯えるアリーにデュークが「また逢おう」と答えるシーン。ここでキテしまった・・・滂沱
 昔、祖母がアルツハイマーにかかり、一番かわいがっていた息子(父)のことを全くわからなくなったときに見せた父の表情が浮かびました。大事な記憶を忘れてしまう側も、また忘れられる側もつらいですね・・・それでも前向きに「また逢おう」と言ったデュークの気持ちに、大いに感情移入してしまった映画でした。

 


「下妻物語」観たよ

2005-02-14 00:55:46 | おすすめ映画・DVD
 ずっと観たかった映画「下妻物語」を、ビデオでやっと観ました! 
 そして、(意外なことに)この映画で「なるほど」と思う部分がたくさんありました・・・

 まず、「ゴスロリ」について。観るまでは(観てからも)、ゴスロリとは、フリルのたくさん着いた、人形のような服を着る人のことかな?くらいの認識しかなく・・・
 ”はてなダイアリー”で調べてみたところ、「ゴシック」「ロリータファッション」のことだそうです。(何のこっちゃ)中世ヨーロッパの美術様式である「ゴシック」は、北フランスで派生したものであり、やがて「ロマネスク」様式に移行していったらしいのですが、それと、ロリータ・ファッションがどう結びつくのか理解できず・・・まだまだ勉強不足のようです。

 物語は、ゴスロリにはまる桃子が深田恭子、ヤンキー一直線のイチコ(いちご)が土屋アンナで、この二人の交流が軸になってます。が、自分の好きなこと(=刺繍)にはまり、ゴスロリ路線にはいっていった桃子と、いじめられていて、声をかけてくれた人の縁でヤンキーにはまっていくイチゴ、どちらも状況やきっかけは日常ありそうなことですが、突き進んでいってしまう度合いが突き抜けていて、気が付いたら周囲からはかなり浮いたもの同士。

 周囲と妥協しがちな私としては、ある意味、うらやましいものがあります・・・。中学・高校時代、好きなもの・ことをはっきり主張できる人というのは輝いてみえました。自分自身は人に主張するのが照れくさいというか、周囲の反応を伺ってしまった部分がありましたので、特に。そして、そういう主張を持った人たち、その主張=個性?を活かした方向へ歩んでいける人だと思います。
 映画では、自分の好きだと思うことに対して迷う二人の姿もありますが、それを通して、お互いを大事な存在と認められるようになっていきます。

 コメディタッチで描いてあり、実際、土屋アンナのヤンキー姿や大人計画の俳優たちなどの怪演でかなりどぎついインパクトを与えますが、おもろいだけでなく、いろいろ得るものが大きかった(?)映画でした。