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ハイイロのおと。(移転しました)

感じたこと、考えたこと、備忘録。

ヒトを展示する動物園

2005-08-28 18:00:38 | 時事話(テレビ・新聞など)
【こぼれ話】ロンドンに「人間動物園」誕生=ヒト本来の生態探る? (時事通信) - goo ニュース
「人間」観察しませんか?8人が元クマ山に 英の動物園 (朝日新聞) - goo ニュース

 ロンドン動物園でヒトが展示されているとのこと。
 イチジクの葉などで裸体を隠しただけのボランティア(観察の対象となる8人は、音楽家、俳優、モデルなど、さまざまな職業を持つ若者。応募した30人の中から選ばれた。)が、動物園のクマ山であくまで動物として扱われる。あられもない姿で戯れあい、音楽やゲームに興じるという。
 展示中は、飼育員が他の動物と同様の世話をするが、夜間は帰宅を許されているという。



 写真を見る限りでは、葉っぱのみで隠しているわけではなさそうですが、何も無い岩山で裸同然の若い男女が、音楽やゲームに興じる光景を想像すると、動物園側の本来の目的を超え、シュールな印象を受けますね。

「クマ山で、ゲーム(何のゲームかはわからない)に興じるボランティア」


ホリエモンが広島6区から出馬を表明

2005-08-21 10:17:53 | 時事話(テレビ・新聞など)
広島6区からの出馬を決め、自民党本部で記者会見する堀江氏
堀江氏、無所属で広島6区から出馬を正式表明
 ライブドアの堀江貴文社長は19日午後、自民党本部で記者会見し、国民新党の亀井静香・元建設相が出馬する衆院広島6区に、無所属で出馬することを正式に表明した。
 会見で堀江氏は、「小泉首相の改革路線、郵政民営化に賛成だ。志も共通だ。初めての立候補であり、ぜひ無所属で自分の志を試してみたい」と述べた。
 広島6区での出馬を選んだことについては、「(広島6区には)郵政民営化に賛成している候補者が今のところいない。小泉首相の改革路線を止めてほしくないという思いがあり、象徴的意味で改革を止めないという私の強い意志を試したい」と説明した。(読売新聞)

ホリエモンは政界の、いや、国民の救世主になりえるか?
 昨年のプロ野球1リーグ制問題では、野球を「企業宣伝の道具」としか見ていない、ファンのことなどこれっぽっちも考えていない、旧態依然の企業がひしめくプロ野球界に乗りこんだ。
 フジテレビの件では、これまた、保守的な面を持つ経済界に殴りこみをかけた。
 今度は政界という、もっとも古い体質が残る世界へ殴りこみをかける、ホリエモン。政治を「金儲けと社会的地位の道具」としか見ていない、国民のことなどこれっぽっちも考えていない、旧態依然の国会議員がひしめく政界に乗りこむのである。

 2つの前例の流れから見ると、政界参入という当初の目的は達成されないかもしれない。どの試みも、なぜかもう一歩というところで失敗しているのだ。その代わり企業の知名度は格段に上がったけれど。
 しかし、前の2つの例が示すように、古い体質に凝り固まっている世界に、なんらかの影響を及ぼすことは間違いないだろう。

 なにより、「ホリエモンが出馬」というだけで、政治が面白くなりそうな期待が持てる。もしかすると、プロ野球のときみたいに、(ホリエモンが当選しようがしまいが)何かが変わるかもしれないという希望が持てる。

背広を着た生ゴミ達=今の政治家達を一掃してくれ、小泉&ホリエモン!
 今の大半の政治家のように、郵政民営化の議論をしているはずなのに、第三者から見ると、醜くてくだらない勢力争いしか見えてこない税金泥棒達に比べれば、ホリエモンはかなり良い人材なのではないだろうか。

 ホリエモンが若いから良いというのではない。実際ホリエモンは(手法こそ強引なものの)、頭がいい。自分の目的を果たすべく、実際に戦略を立てることができ、具体的な行動を起こすことができる。

 政治家こそ、誰より頭が良くなくてはならない。自分の利益ばかりに固執し、選挙のときだけ国民にいい顔をする、国民をなめきった(何が国民新党だぁ!?「国民のことを考えた政治をやります」って、抽象的過ぎて信用できないんだよ。「先生、先生」と、献金団体からヨイショされすぎて、脳ミソが腐ってんのとちゃうか?頭の悪いパフォーマンスばかりしてんじゃねぇ!)今の大半の政治家を総入れ替えするためにも、小泉首相の刺客戦略は有効なのである。

 がんばれ、小泉!かんばれ、ホリエモン!「政治改革を止めてはだめだ!政界に蔓延る背広を着た生ゴミ達(と、それにむらがるハエども)を一掃しよう!」

スーパーマリオブラザーズの復刻~20年目のクロニクル~

2005-08-21 04:55:23 | 時事話(テレビ・新聞など)
ダリ・記憶の固執
 1985年9月13日に「スーパーマリオブラザーズ」が発売され、今年で20年目となる。
 このスーパーマリオが引き金となり、任天堂の「ファミリーコンピューター(ファミコン)」が大ブレイクし、一大ゲーム文化を築いたといっても過言ではない。

 その節目となる今年の9月13日、スーパーマリオブラザーズの復刻版が、任天堂の新製品「ゲームボーイミクロ」(これも9月13日発売)で発売されるとのこと。(ちなみにミクロでは、ゲームボーイアドバンスのすべてのソフトが利用できるそうです。)



 20年前というと昭和60年。
 そういえば、日航機が墜落したとき(1985年8月12日)って、まだマリオは存在してなかったんだね。
 チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)も、まだ起こっていなかったんだ。

 この際だから、1985年に起こったことを、書き出してみようか。
 まず、プロ野球では、阪神が優勝したね。そして、この年の11月、ドラフト会議で清原が西武入りした(11月20日)。
 健康関係では、厚生省(現厚生労働省)が、エイズ日本人患者第一号確認を発表(3月22日)。この年からエイズの恐怖が、日本をはじめ世界を覆うことになる。
 そして経済。日本電信電話公社が日本電信電話株式会社(NTT)に、日本専売公社が日本たばこ産業(JT)に民営化されたのも、この年(4月1日)。20年後の今年は、残念ながら郵政民営化に失敗しましたね・・・。
 テレビでは、「さんまのまんま」が放送開始(4月8日)。そして「夕やけニャンニャン」(4月1日)、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(4月14日)、「ニュースステーション」(10月7日)が放送開始。ついでに「8時ダヨ!全員集合」は最終回(9月28日)となる。
 芸能では、神田正輝と松田聖子が結婚した(6月24日)。
 国際政治では、ゴルバチョフがソ連共産党書記長に選出される(3月11日)。

 改めて思い返すと、懐かしさよりも、盛りだくさんな年だという印象が強いなぁ・・・。
 20年前といっても、その当時の話題が今も世間をにぎわせる、そんな年、1985年。



 ここまで読んでくれたあなたに、スーパーマリオ世界最速(?)クリア動画を紹介いたします。
 http://www.economicbrains.com/wmv-files/smb1.wmv

 参考ページ
 http://www.80s.ne.jp/chrono/1985/chrono.html
 http://www.kahoku-orikomi.co.jp/orikomi_gallery/1985topics/1985topics_frame.htm

エレーナ・イシンバエワの尻

2005-08-13 16:58:36 | 時事話(テレビ・新聞など)
世界陸上ヘルシンキ大会の女子棒高跳びのエレーナ・イシンバエワ(24)。
女子で初の5m台の世界新記録を作り、見事金メダル。
余裕のあるジャンプも記録も興奮したが、プリプリのプリ尻もエロいのである。
興奮した。

ケツに食い込む青いハイレグパンツ、スラリと伸びる長い美脚、引き締まったお腹まわり。
これこそ人類の英知と美しさの結晶である。
思わず手元にあったデジカメで撮影してしまうのである(アホ)。

イシンバエワ01 イシンバエワ02 イシンバエワ03

イシンバエワ04 イシンバエワ05 イシンバエワ06


先月のモントリオール世界水泳でも感じたが、つくづく、ロシア人はスタイル良いよな、すげぇよな、と思うのである。



お盆休みの間、更新休みます。

広島平和記念式典について

2005-08-07 09:06:36 | 時事話(テレビ・新聞など)
キノコ雲
 広島原爆投下から60年のときがたち、今年も8月6日に平和記念式典が行われた。
 今回も「原爆は悲惨さしか生まない。原爆を使うな、核兵器を全面撤廃せよ。戦争をするな、平和を願おう・・・・」と、さまざまな世代、立場の人々が持つ核兵器廃絶への願いを聞くことができた。
 しかし、同時に原爆(核兵器)の使用の悲惨さ、戦争の愚かさ、平和の大切さを訴えるのみで終わってしまっており、非常にもったいない印象を受けた。



 悲惨さのみを訴えるだけではなく、核兵器撤廃のための具体的な方策をもう少し考え、訴える必要があるのではないかと感じる。
 現実に核兵器を必要としている国がある。核兵器がなんのメリットも無いゴミのような存在であれば、誰も持とうとしないだろう。持つに値する価値があるから、持つ国があるのだ。
 それらの国の意図を理解し、核兵器を持つに至った経緯を分析し、その経緯を回避させるような方策を考え、実行するという、核兵器の利用価値をなくす活動を起こさなければ、いくら核兵器の悲惨さを訴えたとしても、核兵器撤廃は難しいだろう。



 なかには、核兵器使用の悲惨さを訴えるだけで十分だ、核兵器に利用価値など無いという主張もあるだろう。確かに核兵器の使用は、破滅的な破壊や悲しみしか生まない。それは事実であり、訴えるに足ることである。

 しかしながら、現実には、核兵器を持つことで他国(敵国)をけん制したり、外交カードとして使用したり、国の威信を内外に示したりする国が存在するのも事実である。
 それら核兵器を持つ国々には、それぞれ核兵器を持ちたくなるような事情があるだろう。これらの国々に対して核兵器使用の悲惨さのみを訴えるだけでは効果は薄い(これらの国だって核兵器を使用すれば大変なことになるのは十分承知のはずである。その「悲惨さ」を核抑止力として利用しているのだから)。
 やはり、核兵器保有を主張する国々が抱える問題をひとつひとつ解決し、核兵器の利用価値を失わせるような活動を行わなければ、いつまでたっても、撤廃・非撤廃議論は平行線となり、せっかくの平和式典も実質的な効果を持たない形式的なセレモニーで終わってしまうだろう。



 式典のたびに、繰り返し演説・放送される原爆の悲惨さ。しかし、その悲惨さは、平和資料館に展示されている写真や被爆者の手記等を見、体験談を聞けば十分に伝わるものである。
 今60年のときをむかえ、一歩進んで、その悲惨さを二度と繰り返さないための、即ち、核兵器を撤廃させるための具体的な方策を考え実行に移す時期になっているのではないだろうか。

2005世界陸上ヘルシンキ大会と日本企業

2005-08-07 02:59:06 | 時事話(テレビ・新聞など)
100m走
 世界最速を決める100m走、華麗な女子走り高跳びなど、世界陸上の番組をぼんやり眺めていると目に付くものがある。

 選手のゼッケンなどにやたらと掲げられている「TDK」の文字。世界レベルのイベントで一際目立つ広告を出している企業であるが、同じくゼッケンに多く表示されている「TOYOTA」と並び日本の企業である。設立当初の会社名は「東京電気化学工業株式会社」。Tokyo Denki Kagakuの頭文字をとって「TDK」ということらしい。

 世界ブランドとして、国際社会で通用している日本企業の存在を改めて知り、少し感動。持たざる国である日本は、やはり頭脳を使う技術立国としてのみ存在しうるのだと再認識した。

マダガスカルの綺麗な海と巨大なイセエビ

2005-07-25 00:05:02 | 時事話(テレビ・新聞など)
(「世界ウルルン滞在記」MBS:2005年7月24日・午後10時~10時54分)

 今日の世界ウルルン滞在記は、マダガスカルの海で巨大なイセエビを獲るとのこと。日本の俳優鈴木信二がマダガスカルの小さな島へと向かう。
アウトリガーカヌー


 イセエビがいるのは、水深10メートルの海の底。素潜りの10メートルは、やってみればわかるが難しい。(僕の場合、プールで5~6メートルが限界)
 現地の人が言うには「素潜りは、水中ではなるだけ動かず、落ちついて足だけを使って潜る。最初はゆっくりでもいい。激しく動くと酸素が無くなって息が続かなくなる。」とのこと。
 息が続かなくなるものそうだが、素潜りを始めた人にとっては、耳抜きも難しい作業だろう。潜りながら耳抜きをするのは、慣れないとかなり難しい。水深10メートルを潜るには、耳抜きを頻繁にしないと多分耳を傷めるのではないか。
素潜り1 素潜り2


 マダガスカル本島では魚が少なくなっているそうだが、番組の舞台となった小島周辺は豊かで綺麗な海が広がり、魚が沢山取れるそう。
焼き魚 美しい島 綺麗な海


 鈴木は、イセエビにモリの狙いを定め、獲れる寸前まで成長したものの、惜しくも狙いがはずれ、結局タイムアップ。代わりに現地の人が獲ってきてくれたイセエビを貰い、スタジオまで持ち帰った。番組のサブタイトルになるだけあって、でかい。
イセエビ1 イセエビ2 イセエビ3




≪更新のお休み≫
 突然ですが、来週の金曜、土曜、日曜の更新はお休みします。無人島に旅行するためです。
 行き先は、山口県周防大島の前小島・鍋島。上記のウルルン滞在記ほどではないですが、モリを携え、ベラ、アイナメ、タコ、カワハギ、アジ、サザエなどを捕り、自給自足の生活をする予定です。まぁ、死なないようがんばってきます。

北朝鮮と国防~鳥取県・福井県の国民保護計画が閣議決定へ

2005-07-23 18:59:35 | 時事話(テレビ・新聞など)
陸上防衛隊まおちゃん
 北朝鮮の核開発問題、拉致問題、中国における反日教育と反日感情の高まりなどというニュースが連日マスコミを騒がしている。将来これらの国と、弾道ミサイルや工作員によるNBCテロを端緒とした衝突が起こり、僕らの日常生活を脅かすこともあるかもしれない(たぶん、日本の平和憲法のおかげで日本が一方的に攻撃を受けることになるのだろうが)。
 その中で国民保護法に基づく国民保護計画が7月22日、閣議決定された。日本海に面した鳥取県と福井県が、全国に先駆けて作成したとのこと

 国民保護法とは、外国からの武力攻撃(ミサイル攻撃や工作員等の侵攻)を受けるという「有事」に備え、国、地方公共団体、民間団体等がとるべき基本的な体制・対策を定めた法律である。国民保護計画とは、上記の国、地方公共団体等が有事の際にどのような体制・対策をとるのかをより詳細・具体的に定めた計画のことで、2005年度中に全都道府県が作成し、2006年度中には全市町村が作成する予定である。
 


 この法律をめぐっては、「国民を保護する」というより「国民の権利を制限し統制する」という意見を主張する輩がいる。確かにそういう側面はある。法第71条を例にとってみると「有事にあっては、必要な援助物資や避難住民を運ぶため、あらかじめ行政が指定した民間の運送業者等に行政が指示を行い、指示を受けた運送業者等は、正当な理由がない限りその指示に従わなければならない」からである。要するに、有事の際は国民に必要最低限とはいえ、権利の制限、義務の追加等が定められているのである。



 しかし、だからといって国民保護法が「悪法」であることはない。
 もし、ミサイルなどにより攻撃を受ければ、それが核でなく通常弾頭にあったにせよ、僕らの心や経済活動、日常生活に多大な悪い影響を及ぼし、攻撃対象が大都市であればあるほど、日本の重要な各種システムは破壊され、国はマヒ状態に陥るだろう。
 国民の権利を保障してくれる国や社会が破壊されマヒすることになれば、そもそも「国民の権利の制限と統制を防ぐ」などという低次元のことを言っている場合ではなくなるのではないか。
攻撃を受けても、日本国民の生活への被害を最小限に抑えるための権利の制限、義務の追加なのである。無制限に権利を制限するという趣旨の条文はどこにも書いていない。

 どうも先の「国民の権利を制限し統制する」と主張する輩は、目先の「権利の保持・権利の獲得」という狭い次元の視点にとらわれすぎているという印象を受ける。確かにその視点も重要かもしれない。しかし、刻々と変化する国際社会の中の日本という高次元の視点の上に立つことが「より重要」ではないだろうか。



 これを機会に、国際社会の中の日本の立場について再考しても良いかもしれませんね。

屋内でも起こる熱中症

2005-07-23 10:22:32 | 時事話(テレビ・新聞など)
(「ベリーベリーサタデー」フジテレビ:2005年7月23日・午前8時半~9時55分)

ソフトクリーム

 熱中症と聞くと、炎天下のグラウンドやアスファルトの上で起こるものというイメージがあるが、家の中(屋内)でも起こる可能性がある。
 そもそも、熱中症とは、「湿度・温度が高く、発汗による体温調節の限界を超え、脱水症状を起こした状態」である(ちなみに、日射病は熱中症の一種で、「炎天下で、体の熱を逃がすために脈拍が速くなり血圧が下がってしまった状態」である)。それゆえ、家の中でもクソ暑ければ、熱中症で倒れることもありうる。

 熱中症を避けるためには、できるだけ①涼しい服装にする、②暑い時は、暑さに体が慣れるまで激しい運動を控える(急に暑い場所に行くと、体が慣れていないため、発汗による冷却が追いつかず体温調節ができない場合がある。)、③寝る前はクーラーで部屋を冷やす、④こまめに水分を補給する(ビールやアルコール類は利尿効果があるので逆効果。のどが渇いてからでは遅いので、頻繁に水分補給すること。)。その際、水分と一緒に塩分も補給する。水分+塩分の補給源としては、スポーツ時には市販のスポーツドリンクが最適であるが、糖分が多いので水で薄めたほうが良い。もしくはスポーツドリンクの粉末を買ってきて自分で作成するのも良い。



 西日本は今、ものすごく暑いです(関東はそうでもないそうですが)。関東から西日本に出張する人は、水分+塩分補給に気をつけてくださいね。

世界水泳モントリオール2005~シンクロ・ソロ~

2005-07-23 08:25:19 | 時事話(テレビ・新聞など)
世界水泳選手権:カナダ・モントリオールで開催中。期間:2005年7月18日~8月1日)

ゼシカ_魔法の水着
 シンクロと聞くと、集団で華麗な水中の演技を行うイメージがあるが、ソロで演技をする種目もあるとのこと。7月22日は、その「シンクロ・ソロ」の決勝が行われた。
 日本からは、鈴木絵美子(23)が出場。日本の美脚エースと呼ばれ、脚技が得意。テーマ曲は「花の乱」であるが、脚による表現が実に見事である。テーマ曲のとおり、花が咲き乱れるように脚が舞う演技が美しい。しかし、結果は4位であり、惜しくもメダルには届かなかった。
 優勝したのは、フランスの水の妖精ヴィルジニー・ドデュ(26)。前回の大会では、オール10点満点で金メダルをとった。今回は、オール10点満点ではなかったものの、芸術点でオール10点満点を獲得、見事優勝し前人未到の大会2連覇を打ち立てた。テーマは恋する女性、曲は「Its Oh So Quiet」。優勝するだけあって、技に切れがあり、面白い表現をふんだんに取り入れているため、見ていて楽しい。
 ドデュは、試合後、会見の場で「ついに目的を達成した。これで辞められます」と、涙の引退宣言。会場を後にした。
 2位は、ロシアのナタリア・イーシェンコ(19)。常に高さをキープした演技、長い脚。ドデュの最大のライバルといわれ、次に優勝するのはこの人か。3位はスペインのヘマ・メングアル。映画「サロメ」のテーマに乗って、スペインらしく情熱的な演技を披露した。



 仕事と飲み会で疲れた金曜日、こういった華麗なシンクロを見ると癒されますね。イーシェンコの脚が長い!ロシア系はやっぱりスタイルが美しいなぁ。

熱帯雨林の再生~日本一多くの木を植えた男~

2005-07-19 00:04:34 | 時事話(テレビ・新聞など)
(「知るを楽しむ・この人この世界」NHK教育:2005年7月18日・午後10時25分~10時50分)


 伐採され、荒野になった熱帯雨林地帯。その熱帯雨林を再生させた日本人、宮脇昭。その手法は「宮脇方式」と呼ばれ、その土地の森を構成していた樹木、即ち「極相」の森の樹種を大量に集積し発芽させ、その苗を土地の自然条件に合わせて大量に混植・密植するものである。こうすれば、植えられた苗は厳しい自然条件の中で互いに競争せざるを得なくなる。競争のおかげで、みな強く育ち始める。すると数年もすれば自然淘汰が起こり、元の自然に近い森が再生されるとのこと。

 宮脇氏の説く「宮脇方式」理論はわりあい分かりやすい。
 しかし、厳しい自然で生きる野性の樹は、一筋縄ではいかない生態を持ち、苗を用意するだけでも様々な問題にぶち当たる。種を集めるにも花がなかなか咲かず集まらない。花が咲いても実がならない。実がなっても虫がついて食べられてしまう。実を植えても人工的な条件では芽が出ない。芽が出ても、熱帯雨林の樹の芽は本来日陰で育つため、日をさえぎるものがない荒野に植えるためには、太陽の光に慣らさなければならない・・・・。
 それら困難な問題を、現場の泥臭い試行錯誤を繰り返し、一つ一つ乗り越えたからこそ、結果が生まれると同氏は説く。



 得た教訓とか。「成功が輝かしければ輝かしいほど、その現場では、泥臭い裏話が沢山埋もれているものである。」

性犯罪と再犯

2005-07-18 11:44:36 | 時事話(テレビ・新聞など)
(「スーパーモーニング」テレビ朝日:2005年7月18日・午前8時~午前10時半)


 性犯罪者は再犯率が高いといわれる。性犯罪被害者の多くは18歳以下の少女となっており、再犯者の犯罪はエスカレートしていく傾向にあるという。
 性犯罪者も収容する京都刑務所。刑務官の話によると、刑務所で刑期を終えても60%~70%※は戻ってきてしまうとのこと。
 再犯で服役中の男性(40代)曰く、「出て行っても良い職がなく、日雇いを続ける。そうすると長続きしないし、時間がたつにつれて自分が犯罪を起こしたことを忘れてしまう。」

 刑務所は再犯者があふれ、過密状態(京都刑務所は8年以上入所率100%以上が続いている)。過密のストレスから刑務所内ではけんかが多く発生する。また、再犯による刑務所生活への慣れから刑務官の指示に従わないものも現れているとのこと。

 現在、性犯罪者に対する全国で共通した更生プログラムはない。性犯罪(薬物犯罪も含める)は性格に根ざしたものが多く、更生が難しいからである。
 しかし、性犯罪の再犯・エスカレート問題について、行政も遅まきながら対応を開始している。
 法務省主催の再犯罪防止プロジェクトに参加する藤本哲也氏(中央大学法学部教授)曰く、「性犯罪者については、入所までに再犯の恐れ・危険度の高さで犯罪者を選別し、選別に応じて全国で統一された更生プログラムを行うことを予定している。更生プログラムは、
①「受講型:自己の感情統制等をメインとした犯罪防止のための知識を与える」
②「参加型:感情統制のスキル向上等を主な目的とした、性犯罪者同士での対話・研究」
③「個別対応型:上記の受講型・参加型プログラムで対応できない性犯罪者に対応」
という3つのパートからなり、これらプログラムについて法整備を行っている。」
とのこと。
 しかしながら、性犯罪者の再犯防止に効果的な手法は、手探り状態であるのが現状とのこと。

 ※再犯者が性犯罪者のみか、その他の犯罪者も含むのか少しあいまいだった・・・。



 性犯罪者の再犯率の高さに改めて驚く。社会に受け入れ先が無いのも大きな問題なのだろうが、我慢できないものなのかな。風俗では満足できないのかな。
 たぶん、少し我慢して風俗に行くということもできないくらい、一瞬の衝動を抑えられない性格(頭の構造)であるからか、風俗に行ける十分な収入もsexの相手もないからか、「そういう趣味。そうでないとイケない」からなのだろうけど。
 法務省が有効な施策を打ち立てることを期待します。

自律歩行ロボットVisiON NEXTA

2005-07-18 09:29:28 | 時事話(テレビ・新聞など)
(「みのもんたの朝ズバッ」TBS:2005年7月18日・午前5時半~午前8時半)


(C)AIC (C)サンライズ (C)創通エージェンシー・サンライズ (C)ダイナミック企画 (C)東映 (C)光プロダクション (C)ビックウエスト (C)BANPRESTO 2003



 「朝ズバッ」を見ていたら、すごいロボットを発見。「VisiON NEXTA」。なんでもロボットによるサッカー競技大会「ロボカップ2005大阪 世界大会」ヒューマノイドリーグ(2足歩行ロボット部門)で優勝したロボットらしい。(大会自体は2005年7月13日~19日に開催)
 VisiON NEXTAは、産学連携の共同開発グループ「Team Osaka」が開発した自律型歩行サッカー競技ロボット。自律の名のとおり、外部からのコントロールなしで、ボールを自ら識別し、障害物(ゴールキーパーなど)との距離感を見定めて、障害物を避けるようにボールを蹴ることができる。また、ゴールキーパー時にはヘッドスライディングのような守備もでき、おまけに自分で自動的に立ち上がることができる。
 ボールを見る、ボールを蹴る等、一つ一つの仕草に人間臭いところがあってかわいらしい印象を受ける。デザインも配線剥き出しではなく、綺麗な仕上がりのロボットとなっているのも好印象。



 スーパーロボット大戦を除いて、日頃ロボットには全く関心がない僕でも、生物・有機化学専攻でアンチ機械(人工内臓・クローン・生体錬成には関心があるのですが)な気がある僕でも、感動しました。生きているうちにアンドロイド生活できそうだ。

キヤノン社長の経営理論

2005-07-17 11:23:46 | 時事話(テレビ・新聞など)
(「経済羅針盤」NHK:2005年7月17日・午前8時25分~8時55分放送)



キヤノンの御手洗富士夫社長
今から10年前にキヤノン社長に就任。キヤノンの経営を建て直す。2005年度のベストファーザー賞を受賞。



経営理論その1~ハイテク製品は国内生産にこだわる~

 2日に1台の割合で新機種が登場するデジタルカメラ市場。キヤノンでは売り上げにあわせて大量のカメラを効率よく生産できるよう「セル生産方式」という生産ラインを採用している。これは少人数(10人程度)ながら1時間でデジカメなどの生産ラインを構築することができる。
 デジカメはコンパクトなボディの中に精密な部品を詰め込むため、組み立ての段階でどうしても問題が生じる。しかし工場が国内にあれば、開発部隊のいる東京から担当者が向かいすぐに解決することができる。



ハイテク製品の生産拠点は外国に移す必要はない。開発部隊が大勢いる国内の方が絶対都合が良い。また、人件費削減のため、やたらと生産拠点をアジア諸国に移す企業があるが、それは良くない。移せばそこも先進国になる。豊かな市場が世界に広がるのはいいことであるが、そう日本に都合が良いようにアジア諸国の人件費が安い状態が続くわけではない。安い人件費の国を渡り歩くのではなく、やはり日本でいかに安く速く作るかを考えなければならない。





ここで少し余談。

キヤノン、SEDを開発。来春商品化も
 キヤノンは、液晶・プラズマに続くディスプレイ技術であるSEDを20年かけて開発した。現在東芝と共同開発しており、来年春の商品化を急ぐ。SEDは平面大画面ながら色が鮮やかで、かつ消費電力が少ない。またプラズマでは文字が動くと残像が生じやすいが、SEDでは起きない。
 ブラウン管技術を応用したもので、ブラウン管では電子を放出する電子銃が発光面から離れたところに一つしかないため奥行きが必要であったが、SEDは画面の画素一つ一つに電子放出部を設けたため、大型平面化が可能となった。



閑話休題。

経営理論その2~日本流とアメリカ流のいいとこ取り~

 社長の座右の銘は「熟慮断行」。じっくりかんがえて、決断したらすぐに実行する。もともとアメリカ支社で仕事をしていた御手洗氏は、社長に就任時、アメリカ流に倣ってパソコンやワープロなど不採算部門を思い切って捨てた。利益は失ったものの、赤字拡大は防げた。日本の経営文化は「経営の悪い部分を切らずにいつまでも引きずる」と同氏は断言する。
 しかし、事業は辞めても、社員は手放さない。優れた技術を違う部門に生せるよう、会社としてバックアップしている。このため自社の優れた技術を流出させず、ついには世界最速の連写性能を持つデジカメ及び世界最高レベルの液晶プリンタなどを開発することができた。




アメリカは非常に流動的。人をどんどん変えてどんどん生産に対応する。日本はそうではない傾向がある。しかし、年功序列にも良いところもある。それを生かしただけ。その国にあった雇用形態を生かすことも必要である。





感想とか。
 概念的にはそう目新しいものではない感じもする。ようするに生産と組織の効率化という何年も前から新聞や書籍をにぎわしていることを行っただけとも思う。それでもキヤノンの経営が改善されたのは何故だろう。
 多分、もともとキヤノンには優れた技術があったけれど、経営が下手なせいで業績不振に陥っていた。御手洗社長の就任後、まともな経営が行われたから、当然のごとく経営改善がなされたということではないか。前社長までの経営がいかにクソであったのかが推測できる番組だった。

部分やせダイエット

2005-07-10 21:32:40 | 時事話(テレビ・新聞など)
(2005年7月10日放送「特命リサーチ200X」を見て)

 久米宏の「A」の2ヶ月打ち切り後、急遽穴埋め的に復活放送されたけれど、やっぱり面白いね。穴埋めじゃなくてもう一度復活すればよいのに。



 10日間という短期間で、やせたい部分の脂肪を落とす「部分やせダイエット」。
 運動をすると、脳下垂体から交感神経を通して全身に指令が出て、全身でノルアドレナリンがでる。ノルアドレナリンの作用によって脂肪細胞から遊離脂肪酸が遊離しエネルギーとして消費される。ただし、全身で脂肪が遊離されるので、おなかとか太ももなど望む部分の脂肪を減らすことはできない。これが一般的なダイエットの仕組み。
 番組で謳う「部分やせダイエット」の仕組みは、このノルアドレナリンを局所的に分泌させ、局所的に遊離脂肪酸を生じさせることで効率よくやせることである。
 詳細な仕組み等は解明されていないそうだけど、「やせたい部分に対し「振動、痛覚、摩擦、圧力」などの刺激を与えることで、ノルアドレナリンが分泌され、やせたい部分の脂肪が遊離する。遊離脂肪酸は放っておくと再び元に戻るので、運動などによって消費しないといけない。」という仕組みであるらしい。

≪部分やせダイエットの具体例≫
①まず、脂肪を遊離させる。細胞や血管をいためる恐れがあるので強すぎる刺激は避ける。手のひらを使ってゆっくりやわらかく揉むようにマッサージ(パームマッサージ)する(3~5分間)。
 太もも(二の腕)の場合、足(腕)の付け根からひざまでゆっくりと揉む。おなかの場合、脇からへそにかけて、肉を手のひらで挟むように揉む。おなかの脂肪をつかみ上に引き上げるように揉む。
 また、体調が悪くなる可能性があるので、飲酒後及び食事後90分以内は避ける。
②次に、遊離脂肪酸の消費。運動はマッサージしてから10分以内に行う。50キロカロリー消費を目標とする(ウォーキングなら15分程度)。また、雨の日などで外へいけない場合は、ボディバイブレーションという運動も効果的である。
<ボディバイブレーション>
足→片方の足を浮かせ小刻みに振動させる。
腰→左右にひねりながら振動させる(背筋はまっすぐに)。
腕→まっすぐに前に伸ばし小刻みに上下にふる(ひじが曲がらないように)。
肩→小さく小刻みに上げ下げにふる。
 以上を1種類につき50回程度行う。

 以上の脂肪酸の遊離と消費を1日2回行えば、10日間で効果が得られるらしい。また、継続して行えば、さらなるサイズダウンができるとのこと。



 おなかの周りが特にやばくなってきたので、ちょっと明日から実践しようと思います。やはり良い番組、悪い番組の違い(ここでは前者が「特命リサーチ200X」、後者が「A」)は、番組を見た人の言動に何らかの良い影響を及ぼすことができるかどうかだと思う。