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ハイイロのおと。(移転しました)

感じたこと、考えたこと、備忘録。

仕事大学院

2005-07-09 15:23:26 | 時事話(テレビ・新聞など)
(2005年7月8日(金)日経新聞 朝刊を読んで)

パソナが、若者の就業支援を専門に手がける「仕事大学院」事業を始めるそう。勉強もせず就業もしない「ニート」などを対象に就業意識や経験、技術を身につけさせ、将来の日本経済の担い手を育成するとのこと。20代~30代くらいの若者を年間1200人程度受け入れ、有名企業のベテラン社員が1人10人程度の若者を担当し、教育するとのこと。卒業後の就職先も斡旋する。



そもそも勉強・就労意欲のないニートから、どうやって希望者(希望がある時点でニートではない感じがするが)を集め教育するのか、非常に面白いところである。ニートだけど、きっかけがなくて働きにいけない人、学校・知人・家族からの紹介された人などで構成するのかなぁ。(ニートというよりフリーター対策に偏りそうだけど。)

白川郷の合掌造りとその葺き替え費用

2005-07-08 23:02:36 | 時事話(テレビ・新聞など)
(「素敵な宇宙船地球号」を見て)

あの重厚な茅葺き屋根は、実は梁の上に乗っかっているだけ。そのため、冬の風を受けても、屋根の下の部分に負担をかけない構造となっている。茅葺き屋根にとって肝心の茅(ススキ)は、最近地元で取れなくなっており、富士山の富士演習場付近に生えているススキも使用しているとのこと。



茅の葺き替えは、2ヶ月程度かかる大規模なもの。当然金もかかるだろうが、その資金はどこから来るのだろうか。
「屋根葺きの費用がおよそ2000万。(茅代、材料代、など)これに関しては国・県・村から9割補助金が出る。しかし、手伝いに来てくれた人の食事代は補助金対象ではなく、700万くらいかかっている。自己負担金は全体で1000万弱。」ちなみに、世界遺産事業を運営しているユネスコからは原則として援助はないらしい※・・・。
1000万か。世界遺産の登録によって地域経済の活性効果(おもに観光事業)があるとしても、きつい感じがするなぁ・・。

※NHKスペシャル「80年ぶりの大屋根ふき~白川郷”結”復活の記録~」(2001年5月19日放送)http://202.214.202.101/special/libraly/01/l0005/l0519s.html

参考番組:「素敵な宇宙船地球号」
2005年7月3日オンエア
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/

円周率8万桁の記憶術

2005-07-04 00:25:50 | 時事話(テレビ・新聞など)


(情報ライブEZ!TVを見て)


59歳で円周率を8万桁も覚え、ギネス入りした男性(原口證さん:千葉県茂原市)がいる。人間の脳の容量でどうしてそれだけ覚えられるのか?実は、無機質な数字をそのまま丸暗記するのではなく、数に一定の文字を当てはめ、円周率を文字に変換し、物語にしていくそう。これで、8万桁の円周率は単行本一冊分の物語(日本の旅行記らしい)になるという。当人曰く「これで覚えられる」らしい。(単行本一冊を一字一句暗唱するだけでも、凡人には不可能だと思うが・・・。)100桁の数字を覚えている最中の原口さんの脳波を調べると、同じ数字を覚えている若者(20代)に比べて、ベータ波が多く出ている状態、即ち脳が活性化されており、そして脳はリラックスしている状態であった。専門家曰く「(原口さんは)リラックスした状態で、非常に楽しみながらやっている。楽しみながらやることで、脳が活性化し、新たな能力を身につけることができる。それは、年齢に関係なく、誰でもできることです。」とのこと。



8万桁の記憶術の真相まではわからなかったが、とりあえず「好きこそものの上手なれ」がある程度科学的に証明されたということか。やはり何事も楽しみながら行うことが良いのだろう。

参考番組:「情報ライブEZ!TV」
http://www.fujitv.co.jp/EZTV/index2.html
2005年7月3日(日)PM10:00~オンエア

脱北女性と人種差別

2005-07-03 21:42:54 | 時事話(テレビ・新聞など)
(サンデーモーニングの北朝鮮特集を見て)

中国へ脱北後、人身売買のブローカーにつかまり、花嫁不足の中国の農村に嫁として売られたことがある難民花嫁(33)。かつて中国人中年男に売られ、向かった家で男の7人の兄弟から輪姦されそうになる。犬や豚以下の扱いを受け、自殺も考えた。前夫から「別れるなら腎臓を売れ、でなければ殺す」と脅されたりもした。現在は、中国の人権団体に保護され、世話をしてくれた男性と結婚し生活しているとのこと。彼女の夢は「明るい家庭を作り、夫に愛され尊敬し、子供を育てること」。



今の世の中でも、白人と有色人種間だけでなくアジア人の中であっても、どこであっても人種差別は生じるのがわかる。人の中に、人とは違うことで優越感、達成感を感じる部分(これは経済活動を行う上で基本的で重要な感情)があるからか。他人を差別し、他人と違う境遇(それも他人に優越する境遇)を求め得ることで、心の安定をもたらすプラスの感情を得ることができるのも、人の心の現実。だから差別はなくならない。(金持ちの経済的優位、階級の上下、学歴の高低、美人とブスの扱いなども、人種差別ほど大きくないにせよ一種の差別であり、厳密に言えば差別はなくなりえない。)

「地球に住む人は、みんな同じ仲間だ」と思わせる状況(地球人みんなで一致団結して立ち向かわなければならない状況等)でも生じない限り、人種差別のような大きな差別はなくならないだろう。(たとえば、地球外生命体など、地球人と異にして対抗する存在の出現とか)それでも、それら異種のものに対する差別が生じるが。

日本のものづくりについて。

2005-07-03 14:11:22 | 時事話(テレビ・新聞など)
不況・・・日本の製造業の将来は暗いといわれている今日、
そんなイメージを払拭する、
すごい技術と経営能力を持った中小企業の番組を見た。

そこで見たものは、

○パラボラアンテナ(正確な放物線の型が必要なパラボラアンテナ部品)、H2ロケットの部品、パソコンの部品など、一枚の金属板をミクロン単位で精密部品に削り上げる、年商数億の中小企業(株式会社成立社長)。
曰く「どうやったらできるか考えること、企むこと」(北嶋絞製作所社長)

○夜光塗料(年商80億)・・・10分の光で10時間発行(世界100%シェア)
曰く「ひとつのものに集中させて、資金や努力、時間をつぎ込み、他の追随を許さないやり方」(根本特殊化学工業社長)

○特殊ガラス(年商85億)・・・曰く「現場主義(徹底した現場の状況把握。現場の社員の知っていること、できることは、当然社長も知っており、できなければならない)」(岡本硝子社長)

僕の仕事とはどれも業種が違うけれども、職種を超えて良い仕事をするうえで共通する概念、信念を確認することができる番組だった。



参考番組:「~応援!日本経済~がっちりマンデー」
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/
2005年7月3日(日)AM7:30~8:00オンエア
マンデーって書いてあるから、「今日は月曜か?」と錯覚しそうになった・・。
(「日曜に勉強!月曜から実践!」という狙いの「マンデー」らしい)