やすいようちえんな日々

園での様子や日常の子どもたちの素顔をお届け

交通教室

2012-06-13 21:00:00 | 日記
年長さんにとって来年はもう1年生
小学生になると今までのようにお母さんと
毎日一緒に登校、というわけにもいかなくなります
 
Img_1547

そこで安井幼稚園では年に2回、6月と1月に
右京警察署から警察官の方に来ていただいて
道路の渡り方などお母さんと一緒に学んでいます

今回、実際に子どもたちだけで道路を渡ろうとするとどうなるか
お母さんに見てもらいました
 
まず、道路の前に3色それぞれの果物やお菓子が描かれたカードをばらまいておきます
それを1つ選んで道路を挟んだ向こう側にある同じ色のカゴにいれるという
ゲーム感覚でやってみました
注意事項として、同じ色のカゴの前まで移動してから渡る(道路を斜めに渡らないため)
道路を渡る前には必ず右左右と車が来ていないか確認する
安全だと思ったら自分の意志で渡る
この3つに注意して渡ってもらいました
 Img_1552
正直に言いますと、すべての点に注意して道路を渡れたお友だちはほとんどいませんでした
もちろんそれが悪い事ではありません
子どもはどうしても周りのお友だちの動きにつられたり
わかってはいても自分の意志で1歩を踏み出すのに一瞬躊躇してしまう・・・
思わず「右左は」と声に出してしまうお母さんもたくさんおられました
 
口では伝え、教えたりしたつもりでも
やっぱり実際に子どもが体験し、経験を積んでいかないと
事故にもつながる、と警察官さんにも教えてもらいました
 
今日はそのための第1回目であり、
子どもたちが実際にどんなところができなかったのかを直接お母さんが見て、
できれば1月の第2回までに
自分が進む小学校の登校ルートを一緒に歩いて
どこを注意するべきか、どこが危険なのかを何度も確認していただきたいと思います
小さな路地を横切るときも常に左右を確認するくらい
交通の訓練は大切かもしれませんね