ちょっと前にマスコミなどで取り上げられた「ファミコン言葉」なるもの。ファミリーレストラン、コンビニエンスストアーなどの店員さんが使う言葉で、文法がおかしいから改めなさいと大学の先生や有識者が指摘されていました。
「1000円からいただきます。」は、「から」は必要ないとか、「こちらが、コーヒーになります。」は、「じゃあ、コーヒーになる前はなんだったの?」など、とてもどうでもいいようなことです。
これらを指摘した大学の教授たちは、本当にこれらの言葉がどのような成り立ちで使われ始めたのかを調べたのだろうか?インターネットで調べてみても、マスコミ関係にしても、この大学教授たちの話を鵜呑みにして、あたかも自分たちは言葉をよく知っている振りをしている。
「1000円からお預かりします。」は1000円ちょうどのものに対してではなく、おつりが必要な場合、たとえば900円のものを買った場合に1000円札を受け取った場合に「1000円から900円いただきます。」となり「900円」が省略されただけで、900円ちょうどならば「900円ちょうどいただきます。」となる。
「こちらがコーヒーになります。」でも「こちらがご注文のコーヒーになります。」となり「ご注文の」が抜けただけ。
これらの解釈が当たっているかはわからないが、もう少し研究してみてはどうでしょうか、大学の教授さんたち。ただ助詞の使い方が変だとか言ってるのは教科書どおりのものであり、教授じゃなくても国語の詳しい人でいいのでは?それも受験用国語の。
普段、古文や国語の授業でこの文章の中にはこういう意味が含まれているとか言っている割には、現代の言葉の意味を安易に考えていませんか?
まぁ国語の授業が嫌いでいまだに辞書が手放せない私の戯言なんで気にしないでください。