とらっくどらいば~の屁理屈?日記

こだわりってものがないもんで、いろいろ書いてみようかなと・・・。

岩国市長選、艦載機移駐容認派の福田氏が初当選

2008年02月11日 22時41分08秒 | Weblog
岩国市長選、艦載機移駐容認派の福田氏が初当選(読売新聞) - goo ニュース

『米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐の是非を争点とした山口県岩国市長選は10日、投開票され、移駐容認派が推す前自民党衆院議員の新人・福田良彦氏(37)(無所属)が、再選を目指した前市長・井原勝介氏(57)(同)を破り、初当選した。

 難航していた艦載機移駐は進展する見通しで、政府は、米軍再編を受け入れる自治体へ配分する米軍再編交付金の支給検討に入る。こうした動きは、沖縄県の米海兵隊普天間飛行場移設など、在日米軍再編全体の流れを加速しそうだ。

 市長選は井原氏が昨年12月に任期途中で辞職したことに伴うもので、移駐問題をめぐって市民の賛否が問われたのは3回目。福田氏の勝利で、市民が「現実的な対応」を望んだ結果が反映された形となった。

 市長選で、福田氏は企業誘致や岩国基地での民間空港早期再開を強調し、生活に密着した政策を掲げて支持を広げた。移駐については、防音対策など、国が具体策を示して対応するよう求めた。井原氏が移駐反対を貫く中、市の借金が1065億円に達するなど財政は悪化。井原氏を支持していた市民からも「移駐を容認して国の支援を求めるべきだ」との声が上がり、井原氏支持層が福田氏に流れたとみられる。

 両氏とも政党の支援を受けない「市民党」の立場で選挙戦を展開。水面下では自民、公明両党が福田氏を支援したのに対し、民主、共産党などは井原氏側につき、福田氏の議員辞職に伴う衆院山口2区補選(4月27日投開票)をにらんだ与野党対決の前哨戦ともなった。福田氏の任期は10日から4年間。

 投票率は76・26%で、激戦を反映して2006年の前回(65・09%)を大幅に上回った。』

私の高校生時代の友人である「福田良彦」が市長になった。
普通考えればうれしいことだし、おめでとうと言いたい。
しかし話はそう簡単なことではない。
私自身は「井原勝介」に票を入れた。
なぜか?
1つに艦載機移転を容認できないのはあるが、それ以上にNLP(夜間離発着訓練)を行う施設がまだどこになるか決まっていない時点での容認はありえないからだ。
岩国には大きな企業が少なく、財政は自然と国に頼ることになる。
基地頼みなのだ。
だから容認は仕方ないにしても現時点で話が進んでしまえば、必ずNLPは「暫定」という形で行われるに違いないのだ。
昼間の騒音はまだ耐えることは出来るが、夜間は耐えることは出来ない。
たった一日、夜11時まで通常の訓練が行われても市役所には抗議、苦情の電話が鳴り響くというのに、NLPがやられでもしたら・・・。

2つ目に「ネガティヴキャンペーン」だ。
通常のそれとは違い相手(井原氏)の悪口だけではなく、デマまでも持ち出し、岩国市民の不安をあおるやり方。
福田本人でなく、自民、容認派団体などによるチラシなどの配布である。
見るに耐えないものばかりであった。
品位というものがまるでないのだ。

3つ目、あまりに多くの公約。
市の借金(1000億)は無くすは、小学生までの給食費、医療費はただにするは、民間空港を実現させるなどなど、まだまだお金のかかる公約満載。
はっきり言って、無理です。
これらが実現できずに市民の怒りを買わないかと、友人として心配なのだ。

だから「おめでとう」は彼が公約を実現し、岩国市民に感謝されたときに言おうと思う。



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