旅先で知り合った人をさりげなく撮る。笑顔だったり、うつむいていたり、しわがあったり。さりげない一枚、だけど貴重な一枚。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
にほんブログ村
あなたの応援に大感謝です!
そのワンクリックでモチベーションが急上昇します!
(この文字の上を押してくださいね)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
◆旅の途中で
この本は、沢木耕太郎さんが世界中を旅する中でおさめたさりげない写真と300字ほどのコメントにより構成された本です。
アジアをあてもなくブラブラしていると、子供や老人から声をかけられることが多い沢木さん。簡単な現地語と身振り手振りでコミュニケーションをとるなかで、写真をパチリ。
この本には、子供や老人の写真がたくさん収められています。
笑顔の子供、下をむいた顔、猫に語りかける老人、しわだらけの老婆、何時間も座ったまま動かない人、路地で20分もかけてじゃがいもをむく女・・・。
飾らず、騒がず。
それぞれの写真に300字のコメントが付けられています。
沢木さんと旅をした気持ちになれる一冊です。
◆未だに
ホッとする写真が多く収められている中、少し異質な写真もあります。

この写真、どんなふうに見えますか?
この写真は、アトランタオリンピックを取材したとき、ある競技の観客を撮った一枚です。
観客は全員、白人。
さて何の競技でしょうか?
水泳です。
水泳は、未だ黒人が進出していない数少ない競技の一つ。
進出していないというか、「許されていない」というのが正しいのかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼らは何を見ているのか。
野球かアメリカンフットボールかボクシングか。
そのどれでもないことはなんとなく感じられるだろう。なぜなら、観客の中に、ほとんどアフリカ系やヒスパニック系のアメリカ人の姿がないからである。
彼らが見ている競技は水泳。
つまり、アメリカでは依然として水泳が「白人」のスポーツでありつづけているということなのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
未だに超えられない人種の壁が、アメリカにはあるのですね。
大の沢木耕太郎ファンの私YH。
次回の作品も楽しみです。
■■■最後までお読みくださってありがとうございます!■■■
にほんブログ村
大応援をお願いしま~す!
そのワンクリックでモチベーションが急上昇します!
(この文字の上を押してくださいね)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

あなたの応援に大感謝です!

そのワンクリックでモチベーションが急上昇します!
(この文字の上を押してくださいね)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
![]() | 旅の窓 |
幻冬舎 |
◆旅の途中で
この本は、沢木耕太郎さんが世界中を旅する中でおさめたさりげない写真と300字ほどのコメントにより構成された本です。
アジアをあてもなくブラブラしていると、子供や老人から声をかけられることが多い沢木さん。簡単な現地語と身振り手振りでコミュニケーションをとるなかで、写真をパチリ。
この本には、子供や老人の写真がたくさん収められています。
笑顔の子供、下をむいた顔、猫に語りかける老人、しわだらけの老婆、何時間も座ったまま動かない人、路地で20分もかけてじゃがいもをむく女・・・。
飾らず、騒がず。
それぞれの写真に300字のコメントが付けられています。
沢木さんと旅をした気持ちになれる一冊です。
◆未だに
ホッとする写真が多く収められている中、少し異質な写真もあります。

この写真、どんなふうに見えますか?
この写真は、アトランタオリンピックを取材したとき、ある競技の観客を撮った一枚です。
観客は全員、白人。
さて何の競技でしょうか?
水泳です。
水泳は、未だ黒人が進出していない数少ない競技の一つ。
進出していないというか、「許されていない」というのが正しいのかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼らは何を見ているのか。
野球かアメリカンフットボールかボクシングか。
そのどれでもないことはなんとなく感じられるだろう。なぜなら、観客の中に、ほとんどアフリカ系やヒスパニック系のアメリカ人の姿がないからである。
彼らが見ている競技は水泳。
つまり、アメリカでは依然として水泳が「白人」のスポーツでありつづけているということなのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
未だに超えられない人種の壁が、アメリカにはあるのですね。
大の沢木耕太郎ファンの私YH。
次回の作品も楽しみです。
■■■最後までお読みくださってありがとうございます!■■■

大応援をお願いしま~す!

そのワンクリックでモチベーションが急上昇します!
(この文字の上を押してくださいね)
沢木さんらしい、人の心を感じる作品ですね。
読んで(見て)みたい本です。
黒人の水泳選手って、言われてみれば見たことありません。
なるほど、人種の壁なんですね・・・。
すばらしい選手が隠れているのかもしれません。
いまだに、アメリカでは、
水泳は白人のスポーツ!
大統領がオバマ氏なのに…。
知りませんでした!
ドイツ語と思しき言葉で話しかけてくれたので、一緒にいた言葉のわかる人が通訳してくれ、列車を待つ間ずっと話しをしていました・・・
そのときの会話は全く覚えていないのですが、そのときにおばあさんと撮った写真は今でもアルバムの中に貼ってあります・・・
陽気で素敵な笑顔、名前も知らないあのおばあさんは今でも元気でいるかな~なんて懐かしく思い出しました。
水泳に限らず、肌の色で制限を受けるなんて、今の時代おかしな気がします・・・
水泳にボルトみたいな選手が出場したら、世界記録なんてあっという間に塗り替えられてしまう気がするのは自分だけではないと思います・・・
こういった写真集もあるんですね。
とても興味深いなと思いました。
私も読んでみたいです。
ポチッ
おはようございます!
>沢木さんと旅をした気持ちになれる一冊です。
どの写真もきっと素敵な笑顔やはにかんだん顔が写っているのだと想像します(^^)
水泳に黒人選手がいないということ、言われて初めて気が付きました。
まだまだ人種差別があるのですね・・・・。」
ポチッ!
この記事をシェアしたら、水泳の関係者の友人からコメントが入りました
>アメリカチームにもいたし、ロンドンも北京にもアテネにも参加してたよ。メダルも獲ってるよ~!!
ということです。