ふるさと大分県日田市には、小鹿田(おんた)焼という焼き物があります。「バーナード・リーチが絶賛した小鹿田焼」のリーチ先生のことが、ようやく分かりました。
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■美術教室に窯が
40年前の話です。
高校の美術室に、陶芸用の窯がありました。
美術の先生が、焼き物が好きで、それが高じて窯を設置していたんです。
日田市には、小鹿田焼(おんたやき)という焼もがあり、美術の先生はよく
「小鹿田焼は、世界のバーナード・リーチが絶賛したとばい」
と言っていました。
でもバーナード・リーチのことは誰も知らないので、
「ふ〜ん」
という程度で聞き流していました。
■リーチ先生
・・・・・・・・・・・・・
イギリス人のリーチは、留学していた高村光太郎(高村光雲の子)と親しくなり、ついには1909年、22歳の時に一人来日する。
日本人の謙虚さ、自然の美しさ、芸術性の高さに感動しながら、カメタロウという助手とともに次第に陶芸の道を歩みだす。
柳宗悦や武者小路実篤、岸田劉生らの友人を得ながら充実した毎日のリーチ。
15年の月日が経ち、
「日本の陶芸を欧州に伝えたい」
という思いから、カメノスケ、濱田庄司とともに、イギリス・セントアイブスに窯を構える。
やがてそこは、多くの作品と陶芸家を生み出すことになる。
1954年。
来日していたリーチは、友人達とともに小鹿田焼(大分県日田市)を訪れる。
作品を手に取り、
「好い」
と静かに口にするリーチ。
3週間の滞在期間中、彼を支えたのは10代の高一だった。
あるときリーチは、こう尋ねるのだった。
「君の父上は、ひょっとしてカメちゃん、カメタロウさんじゃないかい?」
・・・・・・・・・・・・・
■いい感じです
事実に基づいた小説です。
この小説には、誰一人として悪い人が登場しません。
ひたむきに芸術を追求し、それを温かく見守り人たち。
そして最後は・・・、感動しました!
高校の頃の美術の先生が口にした
「小鹿焼を、バーナード・リーチが絶賛した」
の人物が分かったとともに、本当に幸せな読書となりました。
佳作です。
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![]() | リーチ先生 |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
■美術教室に窯が
40年前の話です。
高校の美術室に、陶芸用の窯がありました。
美術の先生が、焼き物が好きで、それが高じて窯を設置していたんです。
日田市には、小鹿田焼(おんたやき)という焼もがあり、美術の先生はよく
「小鹿田焼は、世界のバーナード・リーチが絶賛したとばい」
と言っていました。
でもバーナード・リーチのことは誰も知らないので、
「ふ〜ん」
という程度で聞き流していました。
■リーチ先生
・・・・・・・・・・・・・
イギリス人のリーチは、留学していた高村光太郎(高村光雲の子)と親しくなり、ついには1909年、22歳の時に一人来日する。
日本人の謙虚さ、自然の美しさ、芸術性の高さに感動しながら、カメタロウという助手とともに次第に陶芸の道を歩みだす。
柳宗悦や武者小路実篤、岸田劉生らの友人を得ながら充実した毎日のリーチ。
15年の月日が経ち、
「日本の陶芸を欧州に伝えたい」
という思いから、カメノスケ、濱田庄司とともに、イギリス・セントアイブスに窯を構える。
やがてそこは、多くの作品と陶芸家を生み出すことになる。
1954年。
来日していたリーチは、友人達とともに小鹿田焼(大分県日田市)を訪れる。
作品を手に取り、
「好い」
と静かに口にするリーチ。
3週間の滞在期間中、彼を支えたのは10代の高一だった。
あるときリーチは、こう尋ねるのだった。
「君の父上は、ひょっとしてカメちゃん、カメタロウさんじゃないかい?」
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■いい感じです
事実に基づいた小説です。
この小説には、誰一人として悪い人が登場しません。
ひたむきに芸術を追求し、それを温かく見守り人たち。
そして最後は・・・、感動しました!
高校の頃の美術の先生が口にした
「小鹿焼を、バーナード・リーチが絶賛した」
の人物が分かったとともに、本当に幸せな読書となりました。
佳作です。
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こういうエピソードを聞くとやはり歴史をしっかりと学んでおくことに重要性を認識します。いろいろな場所へ行っていますが、その土地の歴史などを知っていれば、もっといい旅ができるんだろうと。。。
日本人の感性や文化って、やはり世界に誇る物なんですね!
それは凄いですね
陶芸部もあったのかな
でも陶芸用の窯があった高校すごいな~♪