やっさん的日常

ついに帰ってきた、期待の星。
まだまだ18歳(自称)を続ける昭和生まれ♂のブログです。

水にぬれた写真プリントの救済について

2011-04-05 | 写真関連
今回の地震で多くの方が写真プリントを水にぬらしてしまったとのことで、富士フイルム、コダックといったメーカーが写真プリントの救済方法についてウェブサイトで紹介しています。

「こんな過疎ブログで紹介しても意味はない」と言われるかもしれませんが、念のため記事にしておきます。




富士フイルムの記事転載

■ プリントや記録メディアが水や泥をかぶってしまったときの対処法

プリントが(泥)水に濡れてしまった。

1. プリントをきれいなぬるま湯(約20℃~30℃)に浸す。
2. プリントの表面を傷つけないように注意しながら洗浄する。
※ 指の腹部分などを使用して、温水中で軽くこすると効果的です。
3. 洗浄後、プリントの端をつまんで、ほこりなどのつかない場所につるして、陰干し乾燥させる。
※ ヘヤ-ドライヤーで乾燥しても構いませんが、弱風乾燥することをお勧めします。

プリントがアルバムごと水没(水濡れ)した。

泥水などに濡れているプリントをそのまま放置しておくと、くっついてしまったり、変色したりします。
生乾きになっているプリントは、台紙やビニールカバーから無理に剥がさず、次の手順で対応してください。

1. アルバムの台紙ごと、きれいなぬるま湯(約20℃~30℃)に浸ける。
2. プリント表面を傷つけないように注意して洗浄し、プリントを台紙などからゆっくり剥がす。
3. 洗浄後、プリントの端をつまんで、ほこりのつかない場所につるして、陰干し乾燥させる。
※ ヘヤードライヤーで乾燥しても構いませんが、弱風乾燥することをお勧めします。

重ねていたプリントが水没して、くっついてしまった。アルバムの台紙がくっついてしまって開かない。

無理に剥がそうとせず、次の手順で対応してください。

1. プリントや台紙(もしくはアルバム)ごと、1回洗浄する。
2. その後、きれいなぬるま湯(約20℃~30℃)に浸ける。
3. プリント表面を傷つけないように注意して洗浄し、プリントを台紙などからゆっくり剥がす。
※ 剥がれない場合は無理に剥さず、もう少しお湯に浸けておき、自然に剥がれるようになるのを待ちます。
4. 洗浄後、プリントの端をつまんで、ほこりのつかない場所につるして、陰干し乾燥させる。
※ ヘヤードライヤーで乾燥しても構いませんが、弱風乾燥することをお勧めします。

記録メディアが泥まみれや水浸しになった。

乾いた布で表面を拭き、デジタルカメラなどで画像が再生できるかどうか確認してください。
※ その際、砂や塵などで金属接点や記録面に傷を付けないように注意してください。



コダックの記事転載

* 重なって貼りついたブロック状の写真のかたまりを、冷水や氷を入れた水の中に30分~45分浸します。(冷水を使うことで乳剤の軟化を防ぎます)
* 水道水は(消毒の)塩素を含むので、雑菌の繁殖を防げますが、1日~2日で塩素の効果は消えますので、作業が長期にわたる場合は容器の水道水は毎日交換して下さい。 ただし、高濃度の塩素は写真乳剤を傷めるので、絶対に塩素(次亜塩素酸など)を水に添加してはいけません。
* 時々プリントの束をトランプを切る時のように前後に曲げてみて、端の部分から剥がれるようになるまで待ちます。
* プリントの束の角の部分から、ゆっくりと一方向に剥がしていきます。別の角からも順々に剥がしていき、一枚ずつ写真全部を剥がします。
* 無理に剥がすことはしないでください。無理に剥がすと乳剤を損傷し、修復は不可能になります。剥がれなければさらに水に浸します。水の中で束をときどき前後に曲げると、より剥がれやすくなります。
* 剥がしたプリントは完全に乾くまで陰干しします。
* 表面を傷めずにきれいに剥がせれば、元のプリントの表面の光沢は戻ります。うまく剥がれなかった場合、プリントの一部に表面が曇ったようなムラが残ることがあります。複写やスキャンして光沢面の印画紙で新しいプリントを作成すれば、光沢プリントが得られます。
* 写真プリントの裏面のバック印字(ラボ名やコマ番号などの印字)のインクが、貼りついたプリントの乳剤面に転写している場合、写真フィルム用途の「フィルムクリーナー」を使用して取り除くことが可能です。アルコールや他の溶剤は乳剤を傷めるので使用できません。
* 上記は応急的な救済方法です。画像を長期に保存するためには、後処理としてスキャナーで取り込み再プリントすることをおすすめします。



あくまでどちらも応急処置なので復活したら再度スキャンするか、カメラ屋さんでスキャンしてもらってください。
本当に大切な写真を失うのはつらいですから。


 

今日から始めるデジカメ撮影術

2009-11-06 | 写真関連
デジカメでの写真撮影に凝り始めると、いろいろとテクニックを使いたくなります。

特に、デジタル一眼レフカメラになると撮影設定の自由度が高い分、いろいろと考えてしまいます。
画角がどうだの、絞りがどうだの…いろいろと考えなきゃいけないことが多くて何がなにやら分からなくなります。

もちろん、コンパクトデジタルカメラでも構図がどうだの、光の具合がどうだのと考えることが多いです。


でも、カメラ用語ってなんだかよく分からないなぁ…
でも、本を買って勉強するほどでもないなぁ…  とお思いの方々、ネットで勉強してはいかがでしょうか。


そんな方々におすすめするのが下記のサイトです

IT media 今日から始めるデジカメ撮影術

個人的には、分かりやすくて大好きなサイトです。
ただ、ページ数が多い!
毎日、少しずつ勉強する人にぴったりなサイトだと思います。