Be Cool Fool!

Go@tee's Spongelife in 葉山

空港にて

2008-05-30 00:55:46 | etc.

DCは、もちろん政治の街。空港にも政治がらみのお土産屋さん(日本でいえば、晋ちゃん饅頭みたいなノリかねえ)があんねん。3年前には、ちょうどブッシュが再選された後で、ここで「oh no! not Bush again」というTシャツ買うてんけど、今回は、写真のようにオバマとマケイングッズ売ってました。もう、ヒラリーは表から下げられてて、みやげ物屋でも劣勢で、中には50%オフになってるヒラリーグッズもありました。政治の一瞬先は闇やねえ。

下は、行きしなの成田のユナイテッドのラウンジ。 なぜか、まるで首吊りしてる童女のような人形が飾ってあって、気味悪いことこの上なし。


B・U・R・G・E・R!

2008-05-30 00:48:09 | Gourmand

以前、とある在京外資系企業のアメリカ人社長さんと食事をしてたときに、日本(東京)は、何でも食いもんが美味いなあっちゅう話になったんやけど、そのときに全会一致(僕含め3人)で合意したのが、「でも、日本にうまいバーガーがない!」ということ。社長さんの本社は、LAなんで、帰国すると空港からIn-N-Outというバーガーチェーンに直行するらしい(僕は行ったことないけど。西海岸にしかないんかなあ?)

でも、もちろんアメリカでは、チェーン店よりも、バーとかダイナーのバーガーがとにかく美味いわけです。僕も、出張等で来るたびに、一度は美味いバーガーを探し求め、食べるようにしてるねん。

今回のDC出張では、ずっと忙しくって、わざわざ食べに行く暇なかってんけど、ようやく最終日に時間できたんで、地下鉄でアレキサンドリアまで足延ばしました。アレキサンドリアは、ポトマック河沿いの古い町並みが残るとこやねんけど、ここにBirkenstockサンダルの専門店があるのを前に見つけてたから、そこへビルケンを買いに行こうと思ったわけやねん(ビルケンは、旅羊が愛してやまないサンダルでもある)。

残念ながら僕のサイズがなくって(日本では足が大きすぎてサイズが無く、アメリカでは、よく出るサイズで品切れでない場合がよくあるねん)、ビルケンはあきらめてんけど、ぷらぷらしてると「Best burgers in Alexandria!」ってお店があったんで(えらい狭いエリアでの#1やけどね)、そこでバーガーを食べることに。

夕方まだ早い時間やったから、まだお客は一人もいなくって、ブルーグラス・バンドがセッティングしてたり(ブルーグラスのライブでも有名な店らしく、僕がいる間に何人かがライブの開始時間を聞きにきてた)、バイトのロシア人の女の子がオーナーのおばちゃんとだべってたり、なかなかのんびりした雰囲気です。

で、肝心のバーガーは、悩んだあげく、カナディアンベーコン&チーズバーガーに決定。ハムのように分厚いカナディアンベーコンがのってるねん。
で、お味はというと、多分アレキサンドリア一という名に違わぬもので、香ばしく、かつジューシーなバーガーと、スモークの効いたカナディアンベーコン、アメリカンチーズのとろけ具合が絶妙で、めっちゃうまかった!これは、やっぱり日本では食べられへん味やね。なんでやろ?

お店の表↓


バーガー食って満足のあとは、バイトのロシア娘が、しきりに良い良いと言ってた映画「Iron Man」が、ちょうど向かいの古めかしい映画館でやってたから見ることに。

この映画館、おもろくって、雰囲気はちょっと違うものの、New Cinema Paradiseの映画館のような感じ。建物は古くってどっしり。最近のシネコンプレックスみたいに小さいスクリーンと低い天井ではなく、舞台もある大きな劇場。それでいて、従業員(オーナー)は、じいちゃんが一人で、切符売り、切符きり、ポップコーン焼き、ドリンクバーなどなど、全部一人でやってるねん。
当然、全然予定の時間通り始まらず、劇場で30分近く待ちぼうけ。しまいに「後10人入らんと、もうけ出ないから、あと10人入るまで待ってや~」とニヤニヤしながら観客席に向かって叫ぶ始末。確かに、最新映画やのに15人くらいしか客おらんかったから、経営が成り立つかちょっと心配。でも、あと10人ちゅうのは冗談で、その後、予告編やら広告編を全部すっ飛ばして上映開始。
映画は、ようやく?ドラッグ厚生施設から出てきたロバートダウにーJr.がなかなかの熱演で、つまらんストーリーの割りには、楽しめる映画でした。


DC's #1 Pakistani restaurant

2008-05-30 00:25:05 | Gourmand

出張続きで、ちょっと間が空いてしもたけど、DCでのネタをもう少し。

うちの本部の入ってるビルから歩いて15分ほどのところに、めちゃめちゃ美味いパキスタンレストランがあんねん。ここを教えてくれたのは、もちろんパキスタニのラフィーク。彼、会計担当官なんやけど、実はサウジアラビアの王族とのコネも持ってるスーパー会計担当。でも、普段は、とっても物静かで、ナイスな人柄。

毎年、本部出張の際には、ラフィークもお勧めというパキスタニレストランでランチするのが、儀式と化してるねん。なんでも、DCエリア一美味いパキスタニということで、24時間営業の店には、文字通り一日中お客が絶えんらしい。特に、DCはパキスタニのタクシーの運ちゃんが多いけど、みんなここでランチするのが楽しみなんやとか。ラフィークは、休みの日に家族を連れてくることもあるそうな。

で、この日、僕が食べたのは、骨なしチキンのカバブ。じっくりマリネされた鶏肉を注文してから炭火でグリルしてくれるねんけど、とにかく美味い!しかも、付け合せの豆の煮込みみたいなやつもめっちゃうまい。そして極めつけが、無料の紅茶。発泡スチロールのカップに入ってくるのが玉にキズやけど、ここの料理とよく合う、美味い紅茶です。

この日は、僕のボスでもあるオリビエと、インドネシア・ディレクターのパク・ヤトナと4人で行きました。ラフィークのおごりで!ご馳走様、ラフィーク!


Adams Morgan

2008-05-12 01:06:58 | etc.

今回泊まったエリアは、アダムズ・モーガン地区にも近いねん。
アダムズ・モーガンは、バー、レストラン、カフェ、クラブなんかが集まってる地区で、週末は夜遅くまで賑わってます。僕は、夜型人間ちゃうから、夜の賑わいはあんまり関心ないねんけど、それを目的に多くの若者が集まってる地区みたいやね。

上の写真は、アダムズ・モーガンのメイン通り。映画にも良く出てくる交差点で、Few Good Menでトム・クルーズがいつも新聞買ってたり(実際にはNewsStandないけど)、In the Line of Fire(確か邦題は、シークレットサービス?)ではこの角を左に入ったとこにクリント・イーストウッド住んでててん。

僕は、大学院のときにDCでインターンしてたとき、この地区にひと夏住んでてん。そのときのアパートももちろんまだありました↓


当時、よく週末にブランチを食ってたカフェ・ロートレックは、壁のペインティングはそのままやけど、なくなってたわ↓


この地区、移民が結構多くって、エチオピアン・レストランなんかが軒を連ねてるねん。というか、昔は軒を連ねてたけど、今回久々に行ってみたら、1軒しかなかったわ。その1軒がこれ。DukeUniversityのアフリカ研究の教授がプロデュースしたということで、結構有名店。エチオピアンは、あのすっぱいスポンジみたいなパンが苦手っちゅう人が結構多いけど、肉や野菜の煮込み料理が僕は結構好きやね。巨大なホーローのたらいに入って出てくるのには最初びっくりしたけど↓


他には、イスラムの聖なる肉(?)ハラーレ肉を売る店もあります↓ ボヘミアンな雰囲気いっぱいのAdamsMorganなのだ。

National Zoo

2008-05-05 10:04:27 | etc.

昨日の土曜日は、疲れ果ててたのか、朝ごはんを食べにダイニングルームまで行った以外は、一歩も部屋を出ることなく、ほとんで寝て過ごしてしまった。せっかく天気予報が外れてええ天気やったのにもったいなかったなあ。

ということで、今日は、ぷらぷら歩いて、動物園まで散歩しました。

ワシントンの動物園は、スミソニアン博物館の傘下になってて、入場料は無料。今日は、天気もよくって、多くの家族連れで賑わってたわ。いろんな国の言葉が飛び交ってるのは、さすがアメリカの首都やね。

ここも、最近の動物園の流行りに合わせて改修を進めてて、動物の自然のままに近い形の「行動展示」が増えてました。
上は、せせらぎの中を目まぐるしく泳ぎまくる、カワウソくん。あまりに速くてうまく写真に写らなかったけど、ちらっと頭が出てる。


↑オランウータン。旭山動物園ほでではないけど(ってまだ行ってないねんけどね)、オランウータンがロープ渡ったり出来るようになってた。ちょうど、えさを持って登っていくところ。


↑旅羊が好きなプレーリードッグ。2本足立ちして、キーって叫ぶのやるかなと思って30分くらい待ってたんやけど、鼻をふんふんするだけで、眠そうな顔して穴倉に戻ってしまった。横にいたおばちゃんが、(英語で)「そういえば、ライオン・キングは、確かプレーリードッグだったわねえ」って、なんでやねん!「ライオン」って言うてるやん!!


↑パンダの赤ちゃん。外には、立派な森が作られてるんやけど、まだ生まれてそんなに経ってないのか、出してもらってないみたい。

U st./Cardozo

2008-05-05 09:28:13 | etc.
最近は、ワシントンDCに出張で来るときは、Dupont Circle近くのBed & Breakfastに投宿するのがほとんどやねん。DCもすっかりホテルが高くなってしもて、ホリデイインが一泊$250したりするねん。そんなん、いくら会社持ちやと言っても(で、結局その分は、自分で稼いでこなあかんしね)アホらしいから、いろいろ探した結果見つけたのが、このB&Bhttp://www.thedupontcollection.com/やねん。いつもは、メトロの駅に近くて便利屋からまさにDupontCircleにあるやつに泊まるねんけど、今回は2週間連続で空いてたのが、Dupontから北西へ10分ほど歩いたとこのB&Bやったんで、まあそっちに泊まってるわけです。

部屋は狭くて、バス&トイレも隣の部屋とシェアやねんけど、小ぎれいやし、朝ごはん美味しいし、結構気に入ってます。今回の部屋(シングルベッド1つにライティングビューローでほとんどいっぱいの小さな部屋やけどね↑写真)は、1泊$110。この値段で泊まれたら御の字ですわ。

DupontCircle界隈は、僕が学生んときに、やっぱり環境NGOでひと夏インターンした頃(今から16年前やね)は、ゲイの街で、夜で歩くのが別の意味で危なかったんやけど、どうやら最近は、ごく普通のお洒落な、でもちょっと高級ぶった街って感じになってる感じ。まあ、交通の便が非常に便利やからいつもはメトロに近い方にとまるねんけど、今回のB&Bのネイバーフッドは、Dupontからわずか10分ほどやねんけど、がらりと雰囲気が変わっておもろいねん。なんか、こっちの方が、通りを歩いてる人もいろんな国や人種の人がいるし、お店もちょっと変わった感じなのが多くて、ボヘミアンな感じやね。個人的には、こっちの方が好きやわあ。


↑B&B


↑B&Bの向かいにある韓国人経営の小さなスーパー(NYでいうところのデリって感じ)。お世話になってます。Freedom Martって名前は、9-11以降に付けたんやろか。


↑少しAdamsMorgan側へ行ったとこのお気に入りのカフェ。店員さんは、全員エチオピアンでした。


↑B&BからメトロGreenLineの駅の方へ行くと、ますますボヘミアンな雰囲気に。


↑こんな感じでライブJazzやってるお店もある


↑人気らしいケーキ屋さん。でも、多分めっちゃ甘いんやろなあ


↑この辺は、靴屋もかなりファンキー


パラダイム・シフト

2008-05-05 09:08:07 | Conservation
今年も、本部での恒例の年次戦略会議の季節が来ました。毎年この時期に2週間やってくれるおかげで、この5年間、ゴールデンウィークはいつも仕事やねん。まあ、しゃあないねえ。

うちの東京事務所は、「極東」にあって、よく言えば放し飼い、悪く言えば忘れ去られた存在なこともあって、なかなか本部で何が起こってるのかが分からんのが悩みの種やねんけど、今年の戦略会議で驚いたのは、「conservation」から「human well-being」へのシフト。

元々、生物多様性の保全と人の生活との共生をミッションにしてきたものの、生物学者がほとんどの組織では、やっぱりどうしても「自然」優先になってきた部分もなきにしもあらずやってん。でも、ここ数年は、やっぱりそれじゃあかんと(うちが出すカレンダーも、最近は人の写真が増えてきてはいてんけどね)。

特に我々の組織は途上国での事業がほとんどやから、現地の貧困削減、コミュニティのエンパワーメント、持続可能な開発への貢献は、キーやってんけど、今年の会議では、ついに「human well-beingのデベロップメントを生物多様性の保全を通して実現する」という方向性がトップから打ち出されてん。

これ、けっこう衝撃的な方針転換になると感じてます。さっきも言ったように、ほとんどのスタッフ(幹部も含めて)が生物学者あるいはバイオロジーのバックグラウンドを持つ人たちの集まりやから、まだまだ舵を切りきれてないけど、この転換が実現すれば、かなりの変化になるんちゃうかな。

まあ、僕は、バイオロジストじゃないし、開発業界にもちょろっと身を置いたから、この方がより腑に落ちるんやけどね。
もうすぐ、洞爺湖でG8サミットが開かれるけど、生物多様性も議題になる予定になってんのは、ようやく、生物多様性が人が生きていく、生活する、経済・産業活動するために必要不可欠な基盤やっちゅう認識が、国際社会の中でされてきたからやねん。

【写真は、本部で開発された、ビジネスにおける生物多様性への影響(フットプリント)を評価するためのソフトウェアの発表の様子。ハッピーアワーで、なぜかコント形式で発表】