goo blog サービス終了のお知らせ 

障害と英語と夢と

16歳で障害者になった40代主婦。
苦しみ続けた日々と人生を変えた独学英語について

なりたい自分になる!

2017-05-14 23:13:40 | 私のこと
GWが終わり、さらにまた一週間が終わりました。

どんどんこうやって時間は経っていきます。

ホントに人生はあっという間

多少の長い短いはあるものの
平均して80数年ほどでみんな一生を終える。

これからは科学と医療の更なる発達で
平均寿命がもっと伸びることが予想されていますが、

私の年代は生涯80数年でしょう。


仮にもっと長く生きれたとしても能動的に生きれるとは
思えないわけで

一人前とみなされる成人となってからはたったの
60数年。

10年なんてあっという間に感じてしまうこの頃。

そう思うと人生は短い。

まだまだやり残していることもやりたいこともたくさんある。

時間の無駄遣いはしたくないと思う今日この頃です



大学の勉強がスタートしてから、予想通り忙しくなりました

というより、私は出来れば4年でちゃんと卒業したいという思いがあり、
早め早めにレポートやらに取り組んでいるので

あれもこれもやらねばと、結構いっぱいいっぱいでもあります。

でもその傍らで、中断しているTOEICも気になり出しました

今年の目標を先日見返していました。

「今年中にTOEIC900取ります!!」

でした。

もう5月。6月の申し込みは終了している。

その上、日曜日は大学のスクーリングやら試験などもあり、
私がTOEIC受験できる回数は限られてくる。

やばい

あと何回受けれるの?となりました。

今年中に達成しなければ。

自分との約束であり、宣言なのです。

とりあえず7月はスクーリングも重なっていないことも確認したので

次回受験は7月です。
色々ありますが背水の陣で臨もうと思います。


さて、タイトルのなりたい自分になる、ですが、

GW中は友達に出会ったり、実家で兄妹家族で集まったりする中で
色んなことを感じました。

兄夫婦は同級生でとても仲がよく3人子どもがいます。
今は土日は中2の末っ子の野球の試合を見に行き
気の合う親同士家族ぐるみで楽しんでいるようです。

こうやって子どもの追っかけみたいなことをしている親は
私の周りを見ても多いです。

それも楽しいし幸せだと思います


でも私の息子はサッカーをしていますが、
ほとんど応援に行ったことはありません。

片手が使えず、きびきびとも動けず
お茶出しやらそういう気の利いたことができないので
なんとなく行くのは気が引けるのです。

そうこうしているうちに英語に夢中になり
どんどん試験の山に挑戦していく中、

いつのまにか子どもの追っかけよりも
自分のことを優先するようになってしまいました。

はたから見ればひどい親に映っているかもしれません。

でも、私は交通事故に遭い、普通じゃない道を用意された
人間なんだ

だからみんなと同じである必要はないし、
私は私に与えられた道を精一杯生きていく。

その中でなりたい自分や理想を見つけたら
諦めずに向かっていきたい。

そう思うようになりました。

人間、本当に「こうなりたい!」と思えば
たいていのことは達成できると思うんです。

そのために、まずは一つ一つの目の前の目標から
こなしていく。

私自身、やりたいことやなりたい自分像はありますが、
はっきりと「これ」というのは決まっていなく、
今の時点ではまだぼんやりです。

でも一つ一つ目の前の目標をこなしていく過程で
そういうものもはっきりしてくるのかなと思います


最後に最近読んだ本について。

大学のレポートは教科書だけでは書けず、参考になる本を探しに
よく図書館に行くのですが、
そのときチラッと目に入り、気になって手に取ってみたのが
この本でした。

お金がなくても東大合格、英語がダメでもハーバード留学、僕の独学戦記
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社



私なりに独学を経験してきたわけですが、レベルが格段に違う
この人は一体どんな方法でやってきたのか、非常に興味が沸きました。

あっという間に読破しました。
努力のレベルも違いますが、人間、挑戦したら何でも出来るんじゃないかという
思いと、まだまだ甘い、ぬるま湯につかっている自分にも気づかせてくれました。
感動もあり、私には刺激になる良い一冊でした。

次に目に飛び込んできたのはこれ

英文版 新訳 坊っちゃん - Botchan
クリエーター情報なし
講談社インターナショナル


本を読んでこなかった私は夏目漱石すら読んでないのです・・・
英訳なら英語の読書にもなり一石二鳥かなと思い、
朝読書時間をとり読み進めています。

アメリカ人が英訳しているのでリアルな英語表現に触れられる上、
やはり名作というのは引き込まれます。さすがだな、と思いながら
興味津々で読み進めています。


自分の目標に向かって、まずは目先の目標、
一日一日を大切に決めたことをこなして行きたいと思います。




瞬間最大風速!!

2016-09-22 15:30:49 | 私のこと

瞬間最大風速。英語では
The maximum speed moment というみたいですが

今日は台風の話題ではありません。

これはあの大阪の主婦さんの名言です

主婦さんは見事、コレを出してTOEIC900超え達成されましたね



ののさんの洋書セミナー参加後、
さてさて私は今洋書に埋もれているのかと言えば

そうではありません。

でも燃えています


何に?

はい、これです。

新TOEICテスト 文法問題 でる1000問
クリエーター情報なし
アスク


洋書セミナーから帰った夜に届きました。


そしてこれも

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R)テスト 非公式問題集 至高の400問
クリエーター情報なし
アルク



洋書セミナーの参加者の皆さんにお会いし、
その質の高さに驚きました。

英検1級、TOEIC900超えがまるで
スタンダードであるかのような人たち

そしてその上で美の追求やプラスアルファのことをされている。


主催者のみきっちさん
セミナー講師のののさん
英検1級、TOEIC満点近く持っておられるんですね。


そして私の思ったこと。

英語上級者のスタンダードを満たしたい
てことです。


そして、主婦さんの名言、「瞬間最大風速」を出すべく
TOEIC特化勉やります。






これはその目標を達したときのご褒美


しばらく洋書堪能生活はお預けですが
10月TOEICやるぞー!!てことで
宣言しときます


3年間の屈辱

2016-09-10 19:22:10 | 私のこと
ブログを始めてから、過去のことを色々思い出すようになりました。

誰にも言えず閉じ込めてきた感情、こんな風に吐き出せる場があることを
不思議に感じながら、誰に宛てるでもなく書いています。



今だから分かることができる過去の自分と今の自分とのつながり。

今日は私の3年間のOL時代のことについて書きます。
タイトル通り、屈辱の3年間でした。



初めての就職


事故から約4年後、20歳の時でした。

無事面接試験に合格し、障害者採用で中途入社した企業は
大手の電機メーカーでした。



今はもう支店に合併されてありませんが、当時車で約20分のところに小さな営業所があったのです。


16歳から事故の後遺症とだけ戦って来たような私は
あまりにも無知でした。


社会のしくみや大企業で働くということを、ここで一つ一つ学んで行くことになりました。


それは、初めて口にする、苦い苦い薬ばかりでした。
(その苦い薬が今の私を作ってくれています)


喜んで入社したのも束の間、周りはエリートだらけでした。

有名私立大学や国公立卒業の営業マンたちと働くことになったのです。

私は教育熱心な家庭に育ったわけでもなく、そういう大学の名前を言われてもピンときませんでした。
(今思うと本当に恐れ多いです

営業事務として仕事をスタートした私ですが、直属の上司Aさんは某国立大卒の人でした。
天は二物を与えずと言いますが、その人は二物も三物も備えたような人で、
イケメンで背も高く、頭もよく仕事も出来、目立った存在でした。

その上の上司は某有名私立大卒で神奈川県出身のBさんでした。
関西出身の私にとっては異国の人に思えました

お坊ちゃま育ちの雰囲気を醸し出し、仕事は出来るタイプではないものの
プライドは超高い感じでした。

あからさまに自分のレベルの低さを突きつけられました

全国の支社や支店、そして得意先の企業も有名メーカーばかりなのでエリートだらけ。

そんな中に何も知らずに飛び込んだのでした。


私より半年前に入社していたもう一人の事務の女性は(彼女は短大卒)
そんな環境にも馴染み周りの人たちとも上手くやっているように見えました。

障害者で何のバックグラウンドもないどころか、当時の私は日曜日に
通信制の高校に通っていました。

交通事故したのか。可哀想に・・・
なんて言ってくれる人は一人もいなく、当たり前ですがみんな競争社会の実力主義で必死。

出来ない者はいらないのです。

私はのけ者にされているように感じました。


今まで大事に大事に保護されて来たことにも気付き、社会の厳しさを初めて知りました。


身体の自由も利かず、あまりにも自分とはかけ離れた世界にも対応できず、
こんなはずじゃなかった・・・と、自分の運命を恨み苦しみました。


それでも負けたくなかったし、3年は頑張ろうと辛抱しました。


あるとき、会社のBBQに誘われました。
某国立大卒のAさんです。

自分に相当引け目を感じていたので当然気が向かなかったのですが、
幸い、用事がありました。

「今、私日曜日高校に通っているので行けません。」


と返事したとき、Aさんはぷっ!と笑いました。

しまった恥さらしなこと言うんじゃなかったと後悔しました。


同じチームにちょっと変わったCさんがいました。
その人は毎日毎日、隅から隅まで日経新聞を読み、隣に座っていた私に、「3年後にはこうなるんやで」
とか経済界の動きや新製品の開発状況など、色々話してきました。

そして、毎日夜中まで誰よりも遅く会社に残り、エクセルで色々データを作り研究したりしていました。


また私を一人前に育てようと、色々世話を焼き口うるさく忠告もしてくれる人でした。
(当時の私はその優しさに気付けず、ありがた迷惑にさえ思ってました)


そのCさんがある日、私の交通事故について聞いてきたことがありました。
詳しくは思い出せませんが、その時私が通信制の高校に通っていることを「偉いな」
と言ってくれたことは忘れられません。

会社の中でそんな事を言ってくれた、たった一人の人でした。

そして、今になって気付くことがあります。


Cさんは工業高校を卒業し18歳で入社しています。
大企業に入社し、学歴のないことから給与や昇進などの待遇で悔しい思いを
いっぱいしていたのではないか?

だからこそ、何を聞かれても答えられるように誰よりも情報収集をし
夜中までパソコンのスキルを磨いていたのではないか?

その甲斐あって実際、AさんもBさんもよくCさんを頼って助言を求めている光景を
目にしました。


今になって思います。


自分が悔しい思いを経験しているからこそ、私のことも受け入れてくれたんだなと。


思い返せば悔しい思いのかたまりの人生でした。


でも今やっといくつかの「自信」と言う収穫も得られたように思います。



今日出会った素敵な言葉を一つ


" I can and I will.
Today is going to be a great day."




私は出来るし、やる!

これからもそんな自分でありたいです





英語との出会い

2016-08-28 00:34:17 | 私のこと

英語に出会ったのが34歳です。(16歳までは学校で英語を習っていたのでやり直し英語ですね)


私は23歳で結婚し、子供が二人います。
障害者としての自分を受け入れきれないまま、一応社会復帰もし、
結婚、出産もできました。

でも心のどこかに大きなトラウマを抱え、何とかして障害を隠したい。
普通に健常者として受け入れられたい。それだけが私の目標でした。
逆にいうと障害者扱いをされたり差別をされることが怖くて仕方ありませんでした。

人を見ると左手に目が行き、それが子供であれお年寄りであれ
左手が動いていることが羨ましく、劣等感を感じました。


でも生来負けず嫌いの私は、自分はこんなもんじゃない、私はもっと色々できる人間。
この障害さえなかったらもっと堂々と生きて世間にも認められるのに・・・。
あれもこれもできるのに・・・。

この障害さえなければ・・・。

そんな満たされない日々でした。


その頃、ちょうど世間ではインターネットブームが起きていました。
各家庭にインターネットが普及し始めた時期でした。
パソコンに詳しかった主人のおかげもあって、私はインターネットを使って
家で仕事ができるようになりました。

人に会わなくてもいいし子育てもしながらできる。
結構稼げるし、もうこれでいいやと思う反面、人に会わない孤独と不安もありました。
それが約8年ほど続いたでしょうか。

その後インターネット市場も飽和状態になり(私がやっていたのは物販です)
そろそろ潮時かなとも感じ、思い切って他の仕事をしようと思うようになりました。

そしてひょんなことから営業の仕事をするようになりました。
右も左も分からない私でしたが、負けず嫌いの私は一生懸命でした。
営業はある意味一匹狼なので、結果さえ出せば障害者でも
差別されず認められるかもしれないと思いました。

営業のテクニック関連の本やオーディオブックを聴きまくり
実践した結果、たくさんの収入を得られるようになりました。
それなりにやりがいもありました。


しかし3年間営業をやってみて、毎月のノルマ、営業成績も毎月リセットされる
この仕事を定年まで続ける自信もないし魅力も感じられなくなりました。

何より、ここでいくら頑張ってもやっぱり健常者にはかなわないし、
私がやりがいを持って堂々と生きていける世界ではないと感じました。


前置きが長くなりました。

そんな時です、ある日突然
英語をしよう!そして英語を教える仕事をしよう

と思い立ったのです。このときの私の英語レベルは "This is a pen."レベル。
周りの人からすれば、頭おかしくなったのか?大丈夫か?
という状況でした。

それでも私はそのときの上司に「英語を教える仕事がしたいので辞めます」
と言い放ち退職しました。


これが私の英語との出会いです。

次は何から手を付けていったのかについて書きますね。

現在の私

2016-08-26 21:43:36 | 私のこと

現在の私のことをちょっと書きます。


今年2016年2月に英検1級に合格しました。







34歳から独学で英語を始めた頃は英検1級など考えたこともありませんでした。
でも継続は力なりです。英検1級についてはまた後日記事にしたいと思います。


準1級に合格してから塾講師をしています。
個別塾講師で中学生に教えています。
もう5年目になります。
今年の4月からはステップアップを狙い、集団授業もデビューしました。



平日午前中は家事、リハビリ、メイク等をやりながら主にポッドキャストを聴いています。
午後からはリーディングの時間をとるようにしていて、TIME、洋書を読んでいます。

あとは隙間時間にCNN ENGLISH EXPRESS、CNN視聴などが日課です。



とにかく暇があったら英語に触れる、それが日課になっています。




英検1級は私にとって一つの大きな大きな目標でした。
次の目標はTOEIC900点超えです。




英語を始めてから目標を持つようになり、そして一つ達成しまた次、
というふうにがむしゃらにやってきました。
ただの障害者で終わりたくない、という思いだったと思います。
その甲斐あってようやく今、英語学習者としての自分を確立できたように思います。


そして何より、自分の力や努力でコントロールできないこともあるけれど、
努力が必ず報われる分野がこの世の中にはいっぱいあることを知りました。


ブログ初心者ですが、これから絵文字やリンク、画像など使いこなし
充実した内容にしていきたいと思っています。