八尾北労組の大阪府労働委員会事務局への申入れ書(2009年1月21日付け)を掲載します。
2009年1月21日
大阪府労働委員会事務局 様
八尾北医療センター労働組合
執行委員長 藤木好枝
申 し 入 れ 書
私たちの再三の抗議の申し入れにもかかわらず、貴大阪府労働委員会が「平成20年(不)第59号健進会事件」と称して調査を続けていることに対して、あらためて抗議します。ただちにデッチ上げ「不当労働行為」の調査を中止するよう申し入れます。
昨年口頭で申し入れたように、2008年9月9日付けの河内合同労組による「団体交渉の申し入れ」について、彼らの出している要求そのものがデッチ上げであるということです。甲第11号証(河内合同労組が府労委に提出したもの)にあるように、6PでU「組合との話をやめてほしいのが一番。それなかったら、別に送迎させてもらってやってるからね」と言い、8PでU「いや、仕事に関してはないです」と言っています。
U君は「組合との話」以外には「仕事に関しては(何も)ない」と言っています。「団交申し入れ」の①「労働条件」については何もなく、②の「パワハラ」は、事実は「組合との話」と白状しています。「パワハラ=上司によるいやがらせ」がデッチ上げであることを自白しています。「組合との話」に、「パワハラ防止に関する経営責任」などありえようはずもありません。
さらにU君は「組合との話」について、同じく甲第11号証で以下のように言っています。3PでU「支部大会あったやないですか。その後、組合と話したやないですか。あれはちょっと僕はあの場にいててきつかったんですよ。」「労組としての話し合いやと言ってたのに、僕が13日の集会に吉岡君と行ったという、団体として、労組と支部はちがうやないですか」と。どうしてほしいのかと問われて、(6P)U「今言ってる、組合の話し合いをやめてほしいのが一番。それなかったら、別に送迎させてもらってやってるからね」、さらに「いや、仕事に関してはないです。」と、先に引用した発言につながっていく。
結局、支部大会をめぐる労組との話し合いがいやだった、やめてほしいという以外にU君の訴えはない。これに対して労組副委員長は「U君、別の団体って。聞くわ。うちの組合員の3人が給料差し押さえられて、明け渡しの攻撃受けてる。組合としてどうする。だまっとくん。組合員の攻撃に対して。組合員を守るための団体や。組合も必死になる。それをU君。そのために必死に組合のことを。3人の組合員やで、給料差し押さえられてさ、家出ていけって組合としてどうする?必死になれんの。それがちがうというなら話にならん。仲間を。」と怒りをこめて説得しています。あとからわかったのですが、こうした真剣な討論にU君が向き合うのではなく、こっそりテープで録音しているあり方に怒りを感じずにはおれません。
私たちは、この「団交申し入れ」が第二組合=河内合同労組のデッチ上げによる団結破壊であるとはっきりさせて、闘ってきました。八尾北医療センターの民営化、西郡市営住宅の民営化攻撃に対して、絶対反対の団結で闘いぬこうと決定した労組定期大会の方針で一緒に闘うことを求めて、U君との討論を行いました。民営化とは、労働者・西郡住民を生きさせない攻撃です。私たちは労働者としての生きざまをかけて、U君と向き合い団結を作り出そうとしました。彼らが言うところの「理事」とか、「理事」でないとか、そんな区別なんかない。みんなが労働者(組合員)として真正面からぶつかっていきました。それは彼らが書証として提出している「反訳文(テープ起こし)」を読めば明らかです。
世界大恐慌は資本主義の終わりを示しています。破綻した資本主義が、道州制(自治体丸ごと民営化・労組破壊)で生き残ろうとあがいています。道州制は、国のあり方を全部資本のためにつくりかえる、そのために公務員を全員いったん解雇し「半分の人員で倍働く」者だけ選別的に雇用する攻撃です。国鉄の分割民営化で、労働者20万人のクビを切った攻撃を公務員労働者全体に拡大するものです。道州制絶対反対・橋下打倒の闘いで、資本主義を打倒する労働運動をつくりだそう。連合・全労連は道州制の手先だ。公務員も民間もない、正規も非正規もない、ひとつの労働者として団結してともにたたかいましょう。
2009年1月21日
大阪府労働委員会事務局 様
八尾北医療センター労働組合
執行委員長 藤木好枝
申 し 入 れ 書
私たちの再三の抗議の申し入れにもかかわらず、貴大阪府労働委員会が「平成20年(不)第59号健進会事件」と称して調査を続けていることに対して、あらためて抗議します。ただちにデッチ上げ「不当労働行為」の調査を中止するよう申し入れます。
昨年口頭で申し入れたように、2008年9月9日付けの河内合同労組による「団体交渉の申し入れ」について、彼らの出している要求そのものがデッチ上げであるということです。甲第11号証(河内合同労組が府労委に提出したもの)にあるように、6PでU「組合との話をやめてほしいのが一番。それなかったら、別に送迎させてもらってやってるからね」と言い、8PでU「いや、仕事に関してはないです」と言っています。
U君は「組合との話」以外には「仕事に関しては(何も)ない」と言っています。「団交申し入れ」の①「労働条件」については何もなく、②の「パワハラ」は、事実は「組合との話」と白状しています。「パワハラ=上司によるいやがらせ」がデッチ上げであることを自白しています。「組合との話」に、「パワハラ防止に関する経営責任」などありえようはずもありません。
さらにU君は「組合との話」について、同じく甲第11号証で以下のように言っています。3PでU「支部大会あったやないですか。その後、組合と話したやないですか。あれはちょっと僕はあの場にいててきつかったんですよ。」「労組としての話し合いやと言ってたのに、僕が13日の集会に吉岡君と行ったという、団体として、労組と支部はちがうやないですか」と。どうしてほしいのかと問われて、(6P)U「今言ってる、組合の話し合いをやめてほしいのが一番。それなかったら、別に送迎させてもらってやってるからね」、さらに「いや、仕事に関してはないです。」と、先に引用した発言につながっていく。
結局、支部大会をめぐる労組との話し合いがいやだった、やめてほしいという以外にU君の訴えはない。これに対して労組副委員長は「U君、別の団体って。聞くわ。うちの組合員の3人が給料差し押さえられて、明け渡しの攻撃受けてる。組合としてどうする。だまっとくん。組合員の攻撃に対して。組合員を守るための団体や。組合も必死になる。それをU君。そのために必死に組合のことを。3人の組合員やで、給料差し押さえられてさ、家出ていけって組合としてどうする?必死になれんの。それがちがうというなら話にならん。仲間を。」と怒りをこめて説得しています。あとからわかったのですが、こうした真剣な討論にU君が向き合うのではなく、こっそりテープで録音しているあり方に怒りを感じずにはおれません。
私たちは、この「団交申し入れ」が第二組合=河内合同労組のデッチ上げによる団結破壊であるとはっきりさせて、闘ってきました。八尾北医療センターの民営化、西郡市営住宅の民営化攻撃に対して、絶対反対の団結で闘いぬこうと決定した労組定期大会の方針で一緒に闘うことを求めて、U君との討論を行いました。民営化とは、労働者・西郡住民を生きさせない攻撃です。私たちは労働者としての生きざまをかけて、U君と向き合い団結を作り出そうとしました。彼らが言うところの「理事」とか、「理事」でないとか、そんな区別なんかない。みんなが労働者(組合員)として真正面からぶつかっていきました。それは彼らが書証として提出している「反訳文(テープ起こし)」を読めば明らかです。
世界大恐慌は資本主義の終わりを示しています。破綻した資本主義が、道州制(自治体丸ごと民営化・労組破壊)で生き残ろうとあがいています。道州制は、国のあり方を全部資本のためにつくりかえる、そのために公務員を全員いったん解雇し「半分の人員で倍働く」者だけ選別的に雇用する攻撃です。国鉄の分割民営化で、労働者20万人のクビを切った攻撃を公務員労働者全体に拡大するものです。道州制絶対反対・橋下打倒の闘いで、資本主義を打倒する労働運動をつくりだそう。連合・全労連は道州制の手先だ。公務員も民間もない、正規も非正規もない、ひとつの労働者として団結してともにたたかいましょう。