八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長
〒581-0823
TEL 072-999-3555
FAX 072-991-5693 

1/31の労働学校「ワーカーズスクールinカワチ」のご案内

2009-01-28 19:30:18 | Weblog
労働学校「ワーカーズスクールinカワチ」のご案内
1月31日(土)夜7時
 会場 八尾市議 すえみつ事務所
 八尾市桂町6-18-20

 第6回 「動労千葉のようにたたかおう」
      民営化反対、解雇撤回を貫くなかに勝利がある
      講師  橘 日出夫(国労奈良電車区分会、国労5・27臨大闘争弾圧被告)


 世界大恐慌がはじまった。労働者が時代の変革を求めて立ち上がる時代だ。実際、森精機の派遣労働者は解雇撤回を求めてストライキでたたかっている。彼らが求めているのは労働者派遣法の撤廃であり、労働者を人間ではなくモノとして使い捨てにする資本主義そのものをうち倒すことである。「俺たちの闘いは、資本家階級と労働者階級のガチの戦争だ。だから絶対に勝利する!(森精機第3波スト宣言・関西合同労組大阪東部支部)
 許せないのは、「派遣村」の現実だ。連合・民主党や全労連・共産党などあらゆる体制内労働組合が、資本家どもにクビを切られた労働者を「失業者」と呼んで、生活保護の世話など救済の対象に落とし込めていることだ。資本家への怒りを抑え込んで、資本家どもを助けている。ふざけるな!労働者は救済の対象ではない。労働者は社会の全てのものを生産し、回している主人公だ。森精機のように職場で解雇撤回、生きさせろのストライキをやろう。
 そのための労働学校だ。今回の講師の橘さんは、国家の総力をあげた国鉄分割・民営化と唯一ストライキで闘った動労千葉とともに、国鉄1047名の解雇撤回の闘いの先頭で闘っている労働者です。新自由主義の最初・最大の攻撃であった国鉄分割民営化に反対してたたかう労働者から学ぼう。唯一新自由主義の攻撃と闘って勝利し、団結を拡大する動労千葉と同じたたかいを職場でやろう。
 規制緩和と民営化で労働者を奴隷のようにこき使い自ら破綻した資本家どもが、居直ってもっと悪どく国家丸ごと民営化し、労働組合をつぶして、公務員も民間も労働者を全部非正規にたたきこもうと道州制の導入を狙っている。道州制こそ資本主義の最後のあがきだ。あいつらがかつぎあげている橋下もろともぶっとばそう。300年続いた資本主義はもう終わりだ。労働者を食わせられなくなった資本主義をうち倒す時がきた。今こそ、労働組合をよみがえらせよう。労働学校への参加を呼びかけます。

連絡先 関西合同労組大阪東部支部 八尾市高砂町2-45 TEL 072-951-8177
     八尾北医療センター労働組合 八尾市桂町6-18-1 TEL 072-999-3555
     解放同盟全国連合会西郡支部・青年部 八尾市桂町6-18-20
     八尾市議会議員 末光事務所 八尾市桂町6-18-20 TEL 072-991-7729

府労委事務局への申入れ書

2009-01-26 14:54:19 | Weblog
 八尾北労組の大阪府労働委員会事務局への申入れ書(2009年1月21日付け)を掲載します。


                             2009年1月21日
大阪府労働委員会事務局 様
                           八尾北医療センター労働組合
                             執行委員長 藤木好枝

            申 し 入 れ 書

 私たちの再三の抗議の申し入れにもかかわらず、貴大阪府労働委員会が「平成20年(不)第59号健進会事件」と称して調査を続けていることに対して、あらためて抗議します。ただちにデッチ上げ「不当労働行為」の調査を中止するよう申し入れます。

 昨年口頭で申し入れたように、2008年9月9日付けの河内合同労組による「団体交渉の申し入れ」について、彼らの出している要求そのものがデッチ上げであるということです。甲第11号証(河内合同労組が府労委に提出したもの)にあるように、6PでU「組合との話をやめてほしいのが一番。それなかったら、別に送迎させてもらってやってるからね」と言い、8PでU「いや、仕事に関してはないです」と言っています。
 U君は「組合との話」以外には「仕事に関しては(何も)ない」と言っています。「団交申し入れ」の①「労働条件」については何もなく、②の「パワハラ」は、事実は「組合との話」と白状しています。「パワハラ=上司によるいやがらせ」がデッチ上げであることを自白しています。「組合との話」に、「パワハラ防止に関する経営責任」などありえようはずもありません。

 さらにU君は「組合との話」について、同じく甲第11号証で以下のように言っています。3PでU「支部大会あったやないですか。その後、組合と話したやないですか。あれはちょっと僕はあの場にいててきつかったんですよ。」「労組としての話し合いやと言ってたのに、僕が13日の集会に吉岡君と行ったという、団体として、労組と支部はちがうやないですか」と。どうしてほしいのかと問われて、(6P)U「今言ってる、組合の話し合いをやめてほしいのが一番。それなかったら、別に送迎させてもらってやってるからね」、さらに「いや、仕事に関してはないです。」と、先に引用した発言につながっていく。
 結局、支部大会をめぐる労組との話し合いがいやだった、やめてほしいという以外にU君の訴えはない。これに対して労組副委員長は「U君、別の団体って。聞くわ。うちの組合員の3人が給料差し押さえられて、明け渡しの攻撃受けてる。組合としてどうする。だまっとくん。組合員の攻撃に対して。組合員を守るための団体や。組合も必死になる。それをU君。そのために必死に組合のことを。3人の組合員やで、給料差し押さえられてさ、家出ていけって組合としてどうする?必死になれんの。それがちがうというなら話にならん。仲間を。」と怒りをこめて説得しています。あとからわかったのですが、こうした真剣な討論にU君が向き合うのではなく、こっそりテープで録音しているあり方に怒りを感じずにはおれません。

 私たちは、この「団交申し入れ」が第二組合=河内合同労組のデッチ上げによる団結破壊であるとはっきりさせて、闘ってきました。八尾北医療センターの民営化、西郡市営住宅の民営化攻撃に対して、絶対反対の団結で闘いぬこうと決定した労組定期大会の方針で一緒に闘うことを求めて、U君との討論を行いました。民営化とは、労働者・西郡住民を生きさせない攻撃です。私たちは労働者としての生きざまをかけて、U君と向き合い団結を作り出そうとしました。彼らが言うところの「理事」とか、「理事」でないとか、そんな区別なんかない。みんなが労働者(組合員)として真正面からぶつかっていきました。それは彼らが書証として提出している「反訳文(テープ起こし)」を読めば明らかです。

 世界大恐慌は資本主義の終わりを示しています。破綻した資本主義が、道州制(自治体丸ごと民営化・労組破壊)で生き残ろうとあがいています。道州制は、国のあり方を全部資本のためにつくりかえる、そのために公務員を全員いったん解雇し「半分の人員で倍働く」者だけ選別的に雇用する攻撃です。国鉄の分割民営化で、労働者20万人のクビを切った攻撃を公務員労働者全体に拡大するものです。道州制絶対反対・橋下打倒の闘いで、資本主義を打倒する労働運動をつくりだそう。連合・全労連は道州制の手先だ。公務員も民間もない、正規も非正規もない、ひとつの労働者として団結してともにたたかいましょう。