最近赤ちゃんがやけにかわいくて愛おしく見える。まわりに妊娠している人が何人かいるせいでしょうか。
そして最近1人が出産しました。
なんてちっちゃい!まるで壊れやすいおもちゃみたいで簡単には触れないような。。。
寝ている赤ちゃんの枕元に厚紙のキツネが置いてあった。「フェルトが手に入らないし、ないよりは、ってお父さんが切ったんだ」と言ってお母さんが笑っていた。
モンゴルでは本来はフェルトで切って赤ちゃんの頭の上におもちゃと一緒に下げるのだ。
うちの場合は、父が削って作った木製の狐が大きくなってからどこかから出てきたような、あるいは、それは兄が息子のために削ったものだったっけ?とにかく、フェルトの狐と考えるとき一番に思い出されるのがその木製の狐なのだ。
で、キツネと赤ちゃんはどういう関係かって?キツネがいると赤ちゃんが安眠できるとされています。キツネが赤ちゃんの夢に出てきて「お母さんを連れて行っちゃうよ」と赤ちゃんをからかう。赤ちゃんは泣きそうになると「冗談、冗談、お母さんここにいるよ」とお母さんを見せ、赤ちゃんは安心して寝ると言う。
キツネはずる賢いというイメージは日本にもありますよね?モンゴルも同じで、いたずらをして赤ちゃんを飽きさせないという意味でキツネを赤ちゃんのところにつるすのだ。
赤ちゃんが寝ている時に泣きそうになって口を動かしたり、笑ったりするのをモンゴル語でunegchleh(キツネを見る)と言います。
この赤ちゃんは少し経ったら、鼻に煤を塗られることになる。大げさに言いました、もし夜外出することになったら、です。
赤ちゃん、小さい子供(3,4歳ぐらいまでかな)は、夜暗いとき外出さないようにします、もしどうしても出なければいけないときは、鬼につれていかれないように鼻に(指に煤を取って額から鼻に線を引く)煤を塗ります。
昔ある女性が自分の赤ちゃんの鼻に煤を塗って、夜中帰る途中で会った鬼をごまかしたことからこの風習が来ていると言われます。鬼は赤ちゃんではなく額にマークのあるウサギだと勘違いしたと言います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/fb/4af690fcd4ff7a7b716e55e486117de0.jpg)
ウサギの写真がなかったので、子馬で代用しました。こんな感じの生き物に鬼には見えたんですね。
そして、赤ちゃんが歩けるようになったら、靴に鈴をつけます。赤ちゃんがどこにいるか、そして無事に歩いているか確かめるために、モンゴルの忙しいお母さんが考えたずっと昔からの知恵です。
赤ちゃんにまつわるモンゴル的な風習を紹介しました。
いつか私も赤ちゃんにキツネを切って、額に煤を塗って、靴に鈴を結んで、そして一回丸坊主にしてみたり、、、したいな~
そして最近1人が出産しました。
なんてちっちゃい!まるで壊れやすいおもちゃみたいで簡単には触れないような。。。
寝ている赤ちゃんの枕元に厚紙のキツネが置いてあった。「フェルトが手に入らないし、ないよりは、ってお父さんが切ったんだ」と言ってお母さんが笑っていた。
モンゴルでは本来はフェルトで切って赤ちゃんの頭の上におもちゃと一緒に下げるのだ。
うちの場合は、父が削って作った木製の狐が大きくなってからどこかから出てきたような、あるいは、それは兄が息子のために削ったものだったっけ?とにかく、フェルトの狐と考えるとき一番に思い出されるのがその木製の狐なのだ。
で、キツネと赤ちゃんはどういう関係かって?キツネがいると赤ちゃんが安眠できるとされています。キツネが赤ちゃんの夢に出てきて「お母さんを連れて行っちゃうよ」と赤ちゃんをからかう。赤ちゃんは泣きそうになると「冗談、冗談、お母さんここにいるよ」とお母さんを見せ、赤ちゃんは安心して寝ると言う。
キツネはずる賢いというイメージは日本にもありますよね?モンゴルも同じで、いたずらをして赤ちゃんを飽きさせないという意味でキツネを赤ちゃんのところにつるすのだ。
赤ちゃんが寝ている時に泣きそうになって口を動かしたり、笑ったりするのをモンゴル語でunegchleh(キツネを見る)と言います。
この赤ちゃんは少し経ったら、鼻に煤を塗られることになる。大げさに言いました、もし夜外出することになったら、です。
赤ちゃん、小さい子供(3,4歳ぐらいまでかな)は、夜暗いとき外出さないようにします、もしどうしても出なければいけないときは、鬼につれていかれないように鼻に(指に煤を取って額から鼻に線を引く)煤を塗ります。
昔ある女性が自分の赤ちゃんの鼻に煤を塗って、夜中帰る途中で会った鬼をごまかしたことからこの風習が来ていると言われます。鬼は赤ちゃんではなく額にマークのあるウサギだと勘違いしたと言います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/fb/4af690fcd4ff7a7b716e55e486117de0.jpg)
ウサギの写真がなかったので、子馬で代用しました。こんな感じの生き物に鬼には見えたんですね。
そして、赤ちゃんが歩けるようになったら、靴に鈴をつけます。赤ちゃんがどこにいるか、そして無事に歩いているか確かめるために、モンゴルの忙しいお母さんが考えたずっと昔からの知恵です。
赤ちゃんにまつわるモンゴル的な風習を紹介しました。
いつか私も赤ちゃんにキツネを切って、額に煤を塗って、靴に鈴を結んで、そして一回丸坊主にしてみたり、、、したいな~
いつ終わるかと思っております。
yanzaga様読みましたか。
これで、yangzaga様が今回のウイグル暴動をどう思いますか。
衝撃的でした。性について初めて深く考えさせられた作品だったと思います。
ウイグル暴動は、中国の圧力に耐え切れなくなった人たちがつい堪忍袋の緒が切れたんだろうなと思います。
内モンゴルの人はどう考えているのですか?
内モンゴルのモンゴル人たちも、少数民族として生きなければならないので、いろいろ大変なことが多いと思います。
中国は「国内の56民族が団結して仲良く暮らしている」ということをしきりに宣伝していますが、実際には相当な圧力に耐えながら暮らしているのが現状ではないでしょうか。
少数民族だけではなく、経済的に自立できない小国の立場も弱くて、圧力を受けることがありますよね。
モンゴルの中にも、関係は違うけど、少数民族がいて、政府から弾圧はされてないが民族独自の方言が笑われたりということもあるので、民族の問題はとてもデリケートですね。
yanzaga様が俺たち内モンゴルのモンゴル人の考えかたをしていますと思う。
内モンゴルのモンゴルについて俺がずっと心配してきました。おれ自身もあの心配通りになっております。(彼女が漢族でございます)。
私たちの世代では皆モンゴルを話せる、書ける人の割合が高いけど、我々の次ぎの世代がモンゴル語を話せる人が少ない。両親二人でモンゴル族でも。
私の知り合いの内モンゴル大学モンゴル学院の先生(夫婦二人でモンゴル族、これでモンゴル学院の先生)の子供が今年小学校へ入る予定で、漢族学校へ送りますと聞いた。
モンゴル学校へ送るつもりですが将来の就職、発展に考慮してやっぱり漢族学校へ通うようにしたときて心が痛い。 しょうがないでしょうね。
私がモンゴル人が経済的、科学できに発展しなければモンゴルの未来が見えないと思う。(酒だけやめなければだめでしょう)
今は文化どころじゃない、とか言う人もいる。経済も海外援助に頼りっぱなし。
だが、モンゴル帰ってきても将来性がないし、日本で働いたほうがいいよ、と言っていた人たちが、帰ってきて自分の手で何かやったほうがいい、モンゴルでは新しいものを作るチャンスがいくらでもあると言うようになりました。
モンゴル人は自分たちの手で、そして海外に出ている人たちの知識も使って、皆で立ち上がろうという意識が見栄えてきたらしい。うらしいことです。世界の経済の波に文化ごと飲み込まれないようにしっかりがんばらなくては!
モンゴル国という国があるからこっちの人の反発が収まり、それも確かかと思っております。(不思議ですが)
内モンゴル人はよく守ってきたと思います。文字も守れたし、言葉もモンゴル国のモンゴル語よりも外来語を避けてモンゴル語を使おうとするし、弾圧に耐えながらよくがんばってきたな、と関心していましたが、違うのでしょうか?
これは嫌いなのです。