モンゴルのいろいろ by нэг モンゴル人

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ことわざ

2007-01-23 16:40:27 | いい話 昔話
   
最初からあった耳より
次に生えた角が長い  (青は藍より出でて藍より青し)
   
父のいるうちに人に会い
馬のあるうちに土地を回れ 
   
食べたあごが死に腐れ
食べられた草は茂る  (悪口言われたものが強くなる)
   
相撲さんは太い草に(躓いて転ぶ)   (河童の川流れ)
   
他人に頼むより自分のたんすに探せ  (人に頼らず自分の能力を生かせ)
   
下手に隠すより上手に白状せ
   
自分で転んだ子は泣くな   (自分の失敗だから他人に訴えても意味ない)
   
母の思いは子に
子の思いは山に      (山は遠い所や目的を表している)
   
名を折るより
骨を折る (方がいい)
   
座る賢いより
歩く馬鹿          (色々見歩くことが大切)
   
馬鹿は食べた物を
頭のいい人は旅を (自慢する)

 「自分で転んだ子は泣くな」直接的な意味で小さいときに、転んで膝を刷れた時とかよく言われました。大人になってからは、失敗をしたときの励ましになります。「強くあれ!」
 「母の思いは子に 子の思いは山に」 聞くといつもぐっときます。母は子を何よりも大切に思っているが、子は自分のことや将来の心配ばかりする。自分が母親になったらよくわかるんだろうなと思います。かといって母の元を離れないでいつまでも親のすねをかじるのもいいこととは思いませんが。
 「馬鹿は食べた物を 頭のいい人は旅を(自慢する)」モンゴル人は伝統的に食べ物のことはあまり重要視していないのです。
 「他人に頼むより自分のたんすに探せ」まさに今のモンゴル人に言う言葉です。外国からの援助、支援ばかり頼っているけれど、自分たちの能力、国の自然資源を生かしうまく使えれば何でもできるし発展もできると思いますけど…
 
 他に日本と同じことわざもたくさんあります「七転び八起き」「急がば回れ」など。

 
 

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