驚き！身近なヒヨドリは世界的に珍しい鳥だった。

身近な鳥といえば、ヒヨドリを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
公園や住宅街などでよく見かける、すっきりとした姿が印象的な鳥です。
しかし、実はヒヨドリは世界的に珍しい鳥なのです。

ヒヨドリは主に東アジアと東南アジアに分布しており、その分布域はヨーロッパやアメリカの野鳥ファンにとっては希少な鳥なのです。

ヒヨドリが世界的に珍しい理由は、その生態にあります。
ヒヨドリは繁殖期になると、木の枝に巣を作り、その中に2～4個の卵を産みます。
しかし、ヒヨドリの卵は、他の鳥や爬虫類などに狙われやすく、孵化するまでにたどり着く卵は少ないのです。


また、ヒヨドリは森林や草原などの自然豊かな環境を好む鳥ですが、近年は都市化や開発によって、その生息地が減少しています。

そのため、ヒヨドリの個体数は減少傾向にあるとされています。

身近な鳥なのに、世界的には珍しい鳥だったヒヨドリ。
見方ひとつで、大きく異なる世界があることを、あらためて思い知らされます。