音響熟成木材(うずくりの床厚み38ミリ)の床張りが終わり、2階に上がる階段を取り付け中。ここでも棟梁、疲れないよう緩やかに作っています。もちろん階段材も杉材です。桧を使わず感木の家は杉材を使っているのですか、桧材が健康で癒されると他社の営業の方は言ってましたけど、とお尋ねに来られました。私たちは安全で健康な住まいを造っています。いろんな実験が行われていますがひとつの例を言えば白ネズミを杉の床、桧の床、松の床を三分のーずつ均等に貼別けして生活させた場合、白ネズミは杉の床を一番好んで生活します。これは杉材が熱を奪わず、保温してくれるからです。ー方、桧、松は冷たく熱を奪いやすく、ストレスを感じさせるからと考えられます。まあ、とにかく体感してみてください。また、タイトルから話がずれてしまった。
崎岡町の現場で床張りをしています。ちなみに黒く写ているのは湿気、しろあり対策の敷き炭です。これも自社だけです。そして床の特徴を少し説明しますと、その1。常温で音響熟成するので、木材の細胞が破壊されず生き生きしている。その2。保水性が高く、乾燥時に水分の発散を行い、風邪やインフルエンザの予防になる。その3。調湿性能が良くなり結露防止や防カビ対策に役立ち、木材強度が増します。その4。保温性に優れ、体感温度が人肌に近く、-年中素足の生活が楽しめます。その5.油分が多く含まれているため、見た目も美しく、防菌作用優れています。などなど、体に良いのです。木材も生物として常温熟成庫の中でクラシック音楽を聴かせ、熟成乾燥させているからです。