の授業を受ける。
なんだかもう全てのモチベーションが下がる。
あれだけの重鎮だし、昭和の演劇界の黄金期をトップで走った世代なんだろうし、同期の人達も皆凄い人ばかりっす。
そんな重鎮に、68才のじじぃのパワーに、軽く吹き飛ばされてしまうオレなのだ。
涙、涙。
授業と説教が入り混じり、なんとも緊張感があったっす。
高校のスパルタ英語教師 倉田先生を思い出すのであった。
前持って渡されていた憐さんの戯曲の一場について生徒順番に質問される。
主に役の出ハケについて。
この登場人物は何故ここで台所へ行ったのか…とか。
作家とは都合良く話を進める為に上手に嘘をつかなきゃいけないと。
その嘘の構造を見抜けなければ、自分で戯曲を書くことは出来ない…そんなかんじのことです。
嘘だけじゃなく、ここでこの役が登場したのは何故かとかね。
この人物が登場することでどれだけの効果があり、客の心理に作用するかとかね。
ただ漫然と面白かった~なんて読んでるようじゃダメな訳です。
これはなかなかどうして結構難しい質問ですよ。
みんなもうヘロヘロです。
結構まともな読みをした生徒には「70%は合ってるな。でも他にもあるぞ。」なんて答えが帰って来ますが、トンチンカンなこと言っちゃった生徒には「君、それじゃ戯曲は書けないぞ!」ってバッサリ。
以下も「バツ!はい次!」とか、分からなくて考え込んじゃって答えに戸惑っていると、「時間が勿体無いから、パスならパスしろ!」
てなかんじでじじぃ様はテンションめちゃ高かったっす。
自分が答える番の時にはペンを持つ手が震えたっす。武者震いっす(?)
そりゃあもう「喝!!」ってかんじで気持ちの良い授業でありんす。
ところが今の小劇場の話になり、形勢が一層不利に。
「今の人達は安易に演劇をやりすぎている…」てなところから始まり、「小さな劇団がゴロゴロあって、どこも大した客も入らず収入を得ることも出来ない…若い内はそれでも良いかも知れないが、大人になったらネット難民だ!」
あ痛痛痛ー。
「君達は教養が無さ過ぎる」確かに。
「本を読まなすぎる」確かに。憐さんは年間300冊とか…1日1冊か…。
つまり、安易に皆やっているが、クオリティが低い!意気込みが足りない!ってなかんじですよね…痛痛痛。
反骨精神はオレにはないのか…ひたすらごもっともでぃとモチベーションが下がるのであった。
しかし、若者に迎合しない姿がステキであるし、やはり全く叶わないパワーに漲る姿にきっと若い時から変わらない反骨精神を感じるのであった。
なんだかもう全てのモチベーションが下がる。
あれだけの重鎮だし、昭和の演劇界の黄金期をトップで走った世代なんだろうし、同期の人達も皆凄い人ばかりっす。
そんな重鎮に、68才のじじぃのパワーに、軽く吹き飛ばされてしまうオレなのだ。
涙、涙。
授業と説教が入り混じり、なんとも緊張感があったっす。
高校のスパルタ英語教師 倉田先生を思い出すのであった。
前持って渡されていた憐さんの戯曲の一場について生徒順番に質問される。
主に役の出ハケについて。
この登場人物は何故ここで台所へ行ったのか…とか。
作家とは都合良く話を進める為に上手に嘘をつかなきゃいけないと。
その嘘の構造を見抜けなければ、自分で戯曲を書くことは出来ない…そんなかんじのことです。
嘘だけじゃなく、ここでこの役が登場したのは何故かとかね。
この人物が登場することでどれだけの効果があり、客の心理に作用するかとかね。
ただ漫然と面白かった~なんて読んでるようじゃダメな訳です。
これはなかなかどうして結構難しい質問ですよ。
みんなもうヘロヘロです。
結構まともな読みをした生徒には「70%は合ってるな。でも他にもあるぞ。」なんて答えが帰って来ますが、トンチンカンなこと言っちゃった生徒には「君、それじゃ戯曲は書けないぞ!」ってバッサリ。
以下も「バツ!はい次!」とか、分からなくて考え込んじゃって答えに戸惑っていると、「時間が勿体無いから、パスならパスしろ!」
てなかんじでじじぃ様はテンションめちゃ高かったっす。
自分が答える番の時にはペンを持つ手が震えたっす。武者震いっす(?)
そりゃあもう「喝!!」ってかんじで気持ちの良い授業でありんす。
ところが今の小劇場の話になり、形勢が一層不利に。
「今の人達は安易に演劇をやりすぎている…」てなところから始まり、「小さな劇団がゴロゴロあって、どこも大した客も入らず収入を得ることも出来ない…若い内はそれでも良いかも知れないが、大人になったらネット難民だ!」
あ痛痛痛ー。
「君達は教養が無さ過ぎる」確かに。
「本を読まなすぎる」確かに。憐さんは年間300冊とか…1日1冊か…。
つまり、安易に皆やっているが、クオリティが低い!意気込みが足りない!ってなかんじですよね…痛痛痛。
反骨精神はオレにはないのか…ひたすらごもっともでぃとモチベーションが下がるのであった。
しかし、若者に迎合しない姿がステキであるし、やはり全く叶わないパワーに漲る姿にきっと若い時から変わらない反骨精神を感じるのであった。