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闇日記

レトロゲーム好きおっさんのブログです。

趣味も悲喜こもごも

2025-04-26 12:46:17 | 追悼

よく「人生悲喜こもごも」と言いますが、
最近趣味の分野で悲と喜が2つずつあったので
書いてみたいと思います。


・悲の1 とあるレトロゲーセン店長さんの急逝

先日、青森県にあるレトロゲーセンの店長さんがお亡くなりになりました

その経緯を見ると、お気の毒すぎて絶句してしまいます。

・2019年 「レトロゲーム秘密基地」オープン
・2021年 コロナ禍により閉店
・2022年 クラファンの助けを得て新店オープン
・2024年 隣の火災が燃え移り全焼、閉店
・2025年 再建作業中に病気により急逝

・・・もう「ここまで不運な方はおられるのか!?」と思われるほどの残酷さです。
ただただ、
ご冥福をお祈りするばかり・・・なのですが、さらに追い打ちをかけるのが残った筐体の問題
店長さんに身内はおられなかったらしく、誰も引き取ることができずに廃棄処分になるかもしれないそうです。
また悲しいことに、ロイヤルホテル土佐のスーパーハングオンもその中に含まれていたりします。
(店長さんのお知り合いから教えて頂きました)
「大好きだったホテルのゲームが良い人の元に渡って良かったなあ」と喜んでいたのに・・・。


   ありし日のロイヤルホテル土佐スーパーハングオン

とにかく全廃棄だけはなんとか避けて、少しでも故人が浮かばれる結末になって欲しいです。
幸いなことに議員さんも動いてくださってるようなので、吉報を待ちたいです。


・喜の1 ワンスアゲイン新記録

ずっと遊んでいるザ・ニンジャウォーリアーズワンスアゲインについて、ノーマル1面の新記録を出せました!



何が嬉しいって、全ての始まりである「ノーマル1面」で会心のタイムが出たことです。
ノーマル1面はこのゲームを遊んだ人の99.9%(※)が最初にプレイする面であり、
間違いなく最も遊ばれてる面だと思われます。(※ もしかすると他人のセーブデータを用いて他の面から遊んだ人もいたかも?)
そのような意味で他の面より明らかに重要度が高い面であり、僕も非常に思い入れが深い面でした。

そして長い間ライバルとしのぎを削ってタイムを縮め、「71秒72」でトップに立って久しかったのですが、
「これ・・・70秒切れるんじゃね?」とずっと思いながら日々を過ごしてました。
でも挑戦すると修羅界に落ちることは明白だったので (散々時間をかけて出したベストタイムをさらに削る作業なので)
躊躇してたのですが、最近思い立って挑戦し、やはり修羅界に落ち
もがき苦しみ抜いた末にやっと70秒切りの「69秒67」が出せました。

嬉しかった・・・。

今までのゲーム人生でもベストテンに入るくらい嬉しかった瞬間だったと思います。
これでワンスアゲインについて、始まりのノーマル1面と終わりのハード8面において納得できるタイムが出せました
残りの面についてもタイムを削れる面はまだまだあるのですが、
現在全面でトップをキープしており、今後抜かれたり、革新的なアイデアが浮かんで
数秒タイムが縮む可能性があったりしない限り、この辺で打ち止めにしたいと思います。
なぜなら、他に抜くべき人&タイムが存在する場合は燃えますし挑む意味も見い出せますが、
自分の記録を伸ばすだけの作業は「こんなことやる必要あるのか?」とか
「他のことに人生使ったら?」とか、内なる自分の声が聞こえてきてかなりツラいものがあるのです^^;
なので、特別な面であるノーマル1面で70秒切り、ハード8面で300秒切りを達成して終えるというのは
落としどころとして適切ではないかと思うのです。


   ハード8面の300秒切り。こちらも苦しかった・・・。

とにかく、クリアラーだった僕にRTAの楽しさを教えてくれたワンスアゲインには本当に感謝しております。
世間的にはマイナーですが、僕にとって最高のゲームです!

   ノーマル1面69.67secのプレイ動画です。よろしければご視聴ください。


・悲の2 gooblog、サービス終了

先日、gooblogのサービス終了告知がされました。
2022年のteacupブログに続きgooblogも終了か・・・ってこのブログもgooblogやんけ!?
ちょっと前に移転したばっかなのに・・・悲しいorz

またどうするか考えねばなりません。
とりあえず選択肢としては・・・

・移転して継続
・休止ののち再開
・終了
・その他 (全く別のブログをスタートなど)

あたりだと思いますが、おそらく僕は「休止ののち再開」を選びそうな気がします。
ネットで色々やってますが、やはり「ブログ」と「動画投稿」が僕には合ってるんですよね・・・(内容が面白いか否かは別にして)
とにかく今年の11月までgooblogは続くので、それまでにゆっくり考えたいと思います。
それではいつものアレを置いておきます。




・喜の2 ずっと知りたかったテレビ番組の名前が分かりました

80年代に、以下のような特徴のテレビ番組がありました。

・家庭用、業務用のゲームをいろいろ紹介
 →業務用ではリターンオブザインベーダー、Doランラン、ダライアス、パックマニア、A-jax などを紹介
・シリーズではなく単発放送
・2~3時間の尺
・深夜の時間帯

当時ビデオに録画して何度か見たのですが、今はもちろん残っておらず、
「あれは一体なんの番組だったのだろう・・・」とずっと頭の片隅に引っ掛かってました。
しかしこれだけの手がかりで5chとかに聞いても誰も知らないでしょうし、
おそらく一生解明されない謎だろうな・・・とほぼ諦めておりました。

そんなある日、いつものように「game watch」のクラシックゲーム記事一覧を見ていると
「『リターン・オブ・ザ・インベーダー』が稼働40周年」という記事がありました。
そうか、もう40周年になるのか~と読んでいたら、次のような文章が。

「リリースから2年後の1987年にフジテレビで放映された「糸井重里の電視遊戯大展覧会」という
 糸井重里氏がナビゲーターを務めるゲームの歴史やカルチャーを紹介する番組の中で、
 当時ライターだったゲームフリークの田尻智氏が自前の基板と筐体を使ってこのゲームを紹介しており・・・」

「糸井重里の電視遊戯大展覧会」

ぞわっ!!と来ました!
というか一目見ただけで確信めいたものがありました、「これに違いない!!!!」と。
そしてあれこれ調べた結果、動画がありました!

2:15からリターンオブザインベーダー、8:07から日本では幻のゲームDoランラン!

31:59「アーケードゲーム新作展示室」で、ダライアス・パックマニア・A-jaxほかもろもろ!

「これだよこれ、ついに見つけたわ・・・」

まるで旧友にあったような懐かしさに包まれました。
特にA-jaxについて、面クリアの音が日本版と違ってて「海外版かな?」と思った記憶が蘇りました。(40分4秒あたり)
ちなみに海外版もクリア音は同じなのでひょっとしたら開発バージョンだったのかも?
新たな謎が生まれましたが、これは別に解明されなくてもいいです^^
アフターバーナーIIやR-typeなどが紹介されてたのも思い出し、もう「なにもかもみな懐かしい」状態です。
当時、他のコーナーは目もくれずアーケードゲームのコーナーばっかり繰り返して見てたので・・・。

それにしても、番組の名前だけでも分かればと思っていたのが、当時の映像まで見れるなんて感無量です。
もっとも上のYOUTUBE動画は無断転載で誉められたものではないかも知れませんが、
でも長年探し求めていた身としては本当にありがたい限りです。
あらためて、素晴らしい番組を作られた糸井重里氏、リターンオブザインベーダーの記事を書かれたライター様、
そしてYOUTUBEにアップロードされた方に、心から感謝をいたします。
世の中ツラいことが非常に多いですが、たまに予想だにしない幸運が落ちてくることもあるんだな・・・と
しみじみ思い知らされました。
趣味も実生活も問題が山積みな僕ですが、いつか良いこともあると信じて頑張っていきたいと思います。

それでは、今回はこの辺で。


PS 僕とA-jax

ちょっと気が向い
たので、僕とA-jaxについて書かせて頂きます。
僕とA-jaxとの関わりは、

「上記の番組(電視遊戯大展覧会)で見て興味を持つ」
まずこれが始まりだったと思います。次に、

「87年の稼働直後、ゲーセンで遊ぶが一面で終わり、以後プレイしなくなった」
あまり性が合いませんでした。普通ならここでフェードアウトするのですが・・・

「サントラCDを中古で見かけて購入した」
LAOXで半額くらいで売ってたので買ったのですが、これが実に素晴らしい内容で、
A-jax・バトランティスなど名曲揃いで聴きまくり、今でも聴いているお気に入りの一枚になりました。
さらに、

「90年代、大阪高知特急フェリーで見かけて数回プレイした」
個人的に好きなゲーセントップテンに入る「大阪高知特急フェリーのゲームコーナー」で驚きの再会!
もちろん何度かプレイしましたが、やっぱり1面はクリアできませんでした^^;

個人的に、苦手なゲームでここまで人生に食い込んできたのはA-jaxと1942くらいなものです。
なんと言うか、縁の深いゲームなんだろうな…と思います。人とゲームの間に縁が発生するのかは不明ですが^^;
そんな僕にとって不思議な存在のA-jax、今後もやり込むことはたぶんないでしょうが、
サントラはずっと聴き続けて行きたいと思います。

以上です。お付き合いくださりありがとうございました。
これ(↓)は以前作ったファミうたで、ほとんど上記の内容のままですがご視聴いただければ幸いです。

1942と大阪高知特急フェリーのゲームコーナーについても以前ブログに書いているので、よろしければご笑覧ください。

いきなりクライマックス、1942攻略
1942 攻略覚え書き
僕と1942
動画紹介 & 思い出のゲーセン
 

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追悼・大山のぶ代さん

2024-10-24 18:15:17 | 追悼

10月の初めに関東に行く用事があったので、ゲーセン巡りをしてきました。
その中で、ナツゲーミカドに大山のぶ代さん寄贈のアルカノイド筐体があったのでプレイしてきました。



調子はイマイチで11面でゲームオーバーでしたが、楽しかったです。
そして帰宅後にブログの準備をしていた矢先、大山さんの訃報が飛び込んできました。

悲しい。ただただ、悲しかったです。

ガキの頃からドラえもんやザンボット3の神勝平の声などで慣れ親しんだのに加えて、
僕の大好きなアルカノイドをやり込んでいると知って以来、非常に親近感を持っていました。
しかし、近年は痴呆などで闘病されていたと聞き、そろそろ危ないのかな…とは思ってたのですが、
いざその時が来ると想像以上の喪失感に襲われました。
同じゲームを愛したお方、しかも超ガチ勢で全国2位(当時)のスコアを叩き出す腕前ということで、
ただの有名人ではなくて同志のような、そして師匠のような気持ちを勝手に抱いていたのだと思います。



上の筐体画像のイラストを拡大しました。(ブレブレですみません)

亡くなられたのは9月29日なので、僕がプレイした時(10/1)にはすでに逝去されていたのですね…。

長い闘病生活、本当にお疲れさまでした。
なにげに、平成末期に家族で見ていたアニメ「秘密結社鷹の爪」に出演されていたのも嬉しかったです。
アルカノイドの心の師匠、大山のぶ代さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


 

コメント (2)
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