お盆です・・・と言えば日本香堂のCMを思い出しますが、故人を偲ぶのは勿論として
当ブログではロイヤルホテル土佐ゲームコーナーを偲んでみたいと思います。
早いもので、土佐ゲームコーナーが2024年1月に終了して1年半以上が経ちました。
やはり、失ってからどれだけ貴重な場所だったかを痛感しています。
車で1時間以内の距離に、大好きなギャプラスやアルカノイドのテーブル筐体があるゲームコーナーがあったなんて
今にして思えばつくづく贅沢な状況でした。
「もっと毎週のように行けば良かったな・・・」なんて思っても後の祭りですね。
ただ、末期は「行っても遊ぶものがない」のもまた事実でした。
まず、土佐ゲームコーナーの最終ラインナップは次の通りです。
・テーブル筐体
ギャプラス、1942、アルカノイド
・体感筐体
スーパーハングオン
・大型筐体
リッジレーサー2、太鼓の達人12、グレートビシバシチャンプ
・アップライト筐体
ナムコクラシックコレクション2、SUPERワールドスタジアム95、
スペースインベーダーズDX、テトリス、雷電Ⅱ、メタルスラッグ2
文句のつけようのない、実に素晴らしいラインナップだと思います。
この中で僕は「インベーダー・ギャプラス・アルカノイド」が超がつくほど大好きで、数えきれないほど遊びました。
しかし・・・遊び過ぎました。結果、インベーダーとギャプラスは極めてしまって1プレイで何時間も持つようになり、
ゲーセンで一番楽しい「クリアできるか否かのギリギリの戦い」が出来なくなりました。
幸いアルカノイドはクリア率が4割くらいだったのでずっと楽しく遊べたのですが、
こちらは晩年、調整中や故障中の時が多く思うように遊べませんでした。
さらに、2019年7月に太鼓の達人とビシバシチャンプが入荷して以来5年以上タイトルの追加はありませんでした。
(記事の最後に筐体の変遷表を置いておくのでご参考ください)
・大好きなゲームは遊び尽くしたり調整中で出来なかったりした
・新台追加もなかった
「あ~、今日もアルカノイドは調整中か。しかもインベーダーもか!じゃあギャプラス一周だけするか・・・」
こんな状態がずっと続いてたので、土佐に行ってもワクワクすることはほぼ無くなってました。
しかし、それでも土佐ゲームコーナーが大好きな場所には変わりありませんでした。
たとえワクワクしなくても、そこにいるだけで得られる安心感と満足感。
自分が若い頃に夢中で遊んでいたゲームたちに囲まれて、デモ画面を見ながらひとりドリンクを飲んだりアイスを食べたり・・・。
実際、ほぼ僕以外に人がいなかったので、貸し切り状態でまったり過ごすのは至福の時間でした。
「もう、あの時間を過ごすことは出来ないのか・・・」時々そう思い出し、軽い絶望感に苛まれます。
ところで、「このゲーセンはこの曲!」みたいなものが皆様にもあったと思いますが、土佐の場合は圧倒的にこれです!
スーパーワースタ95!
他のゲームが静かに稼働している中、デモで音楽をガンガン流すワースタ95が間違いなく「土佐の曲」でした。
今年の初め、この動画を見つけて聴いた時は懐かしくて泣きそうになりました。
ああ、いつもこの曲を聴きながらリッジレーサーのシートに座ってドリンクを飲んでたなあ・・・。
ちなみにこのホテルは近くに阪神のキャンプ地があったので、よく阪神の選手やスタッフさんが宿泊しに来たのですが、
ワースタ95の頃って阪神暗黒期ど真ん中なんですよね。
「上得意様なのだから、配慮してもっと良い年のワースタにしてあげたらいいのに・・・」と密かに思ってました。
でも調べたら初代ACワースタが出た88年以降、10年間でAクラスは92年の2位の一度きりなので至難だったのかも知れません^^;
ああもう、偲ぶならやっぱり行くのが一番!?ってことで、久しぶりにバーチャル土佐ゲームコーナーに行ってきました!
はあ、やっぱり最高や・・・。
画質は荒いですが、映像を空間で残せたことは本当に良かったと思います。
360度カメラ&VRゴーグルのコンビ、マジでおススメですよ!
僕は比較的安価な「RICOH THETA SC2」と「メタクエスト2」を使用していますが、
合計10万円以内で大切な思い出の場所を「体験できる形で残す」ことが出来るのは素晴らしいと思います。
何か面白いアイテムはないかな~とお探しの方は、ぜひぜひご検討ください。
ちなみに動画はVRゴーグルが無くても普通に視聴可能ですし、スワイプで画面をグリグリ動かせて面白いのでぜひご視聴ください。
(あと改めて動画を見ると、ワースタよりもビシバシチャンプやクレーンゲーム(エレメカかも)の音のほうが大きいのに驚きました。
でもワースタの音はその二つよりも遥かに馴染みがあったので、特に印象に残ったのだと思います。)
・・・などと取り留めもないことを書き綴りましたが、こうやって時々思い出すのが何よりの供養だと思います。
ロイヤルホテル土佐ゲームコーナー、最高の場所でした。
現時点で人生ナンバーワンのゲーセンですし、
この先ここより好きなゲームセンターやゲームコーナーに巡り合うことは無いと思われます。
またちょくちょくバーチャル空間に浸って、元気を貰いに行こうと思います。
長い間、楽しませてくださり本当にありがとうございました!
それでは、今回はこの辺で。
日本香道というワードが出てきたので、僕の動画を一つ貼らせて頂きます。(その為にこの記事を書いたとの疑惑も)
あと土佐ゲームコーナーの筐体の変遷も置いておくので、ぜひご覧になってください。
暑い日が続きますが、どうかお身体に気をつけてください。
どうもご無沙汰しておりました。おっさんなので気を抜くと2~3ヶ月が吹っ飛んじまいます。
さて、前回のブログで「ワンスアゲインは打ち止めにする」と書きましたが・・・
まだ舌の根も乾かぬ先月の6月、狂ったようにワンスアゲインをしておりました。(ノ∀`) アチャー
その結果・・・
ついに出ました280秒台!
ハード最終8面にて今までの298.59から284.06と大幅に記録更新が出来ました!別に抜かれた訳でもないのに^^;
でも「全て完璧なら270秒で、そこから紛れを考慮したら285秒くらいは出せるんだよなあ・・・」と
モヤモヤしていたので本当にスッキリしました。動画もうpしたので、ご視聴いただければ幸いです。
ちなみに、ちょっと盛ってタイトルに「世界1位」とつけたら以前より再生数が伸びました!
やっぱりアピールって重要なんですねえ・・・。
ところで、僕のように1位なのにタイムアタック(以下TA (=Time Attack) と表記します)を続けている人って
意外と多いのじゃないかな~と考えたので、そのことなどについてつらつら書きたいと思います。
まず、TAでトップ集団に入る人は以下のような特徴を全て持つ人だと思います。
1 対象のゲームが超絶的に好き
2 ヘビーゲーマー
3 執念深くて負けず嫌い
4 凝り性で試行錯誤が好き
・・・図らずも自己紹介になった気がw
中でも「3 執念深くて負けず嫌い」「4 凝り性で試行錯誤が好き」について一番病的な人がトップに立つと思われます。
5chかどこかで「TAは異常者選手権」なんて言葉を見たことがありますが、完全同意せざるを得ません。
一方で、TA競争は以下の2パターンに収束することが多いと思います。
1 メジャーゲームで参加者が多く、極限まで戦いが続くもの
2 メジャーではなく、そこそこの記録で戦いが終わるもの
メジャーで代表的なのはスーパーマリオが挙げられます。
参考ページと動画はコレ↓ですが・・・
・前回とは0.066秒差!初代『スーパーマリオブラザーズ』RTA、Any%世界記録が更新
0.066秒差て!のっけから変態臭がプンプンします。
もちろんプレイも変態全開で、「ゴールの旗に捕まるのは大ジャンプして直前に落ちて小ジャンプがベスト」だとか
文章にしてもワケワカメなのでとにかく動画を見てください~状態です。当然、最速正解ルートも解明済みで、
あとはどれだけ幸運を味方につけるか、さらにどれだけコンマ何秒の入力を正確にこなせるかの勝負です。
ここまでされたら、ゲームも開発者も浮かばれますよね~。
対して「2 メジャーではなくそこそこの記録で戦いが終わるもの」については、
間違いなくこちらのゲームのほうが圧倒的に多く、ワンスアゲインもこのカテゴリに当てはまるでしょう。
このパターンは、まだまだタイムが縮む余地が残っている状態で競争が終わります。
するとどうなるか?おそらく1位の人が取り残される状況になることが多いのではないでしょうか。
どんなゲームであれ1位の人は、先述の言い換えみたいになりますが・・・
・とにかくそのゲームが好き
・研究も練習もいくらでもやれる
・次々とタイム削減のアイデアが浮かぶ
・いつまでもTA競争をしていたい
…なんて人が多いハズです。そんな人が競争が終わってどんな心境になるかと言うと、
「ライバルがほぼ絶滅してしまった・・・既に1位でタイムを縮める意味も薄いし、辞め時かな・・・
でもあーしてこーしたらもっとタイムが縮むんだよなあ・・・」となり、これが想像以上にツラい状態なのです。
前回のブログでも少し触れた内容ですが、詳しく書いてみようと思います。
まず、人と競争してると本当に楽しいし燃えます。「〇〇さんやるな~、でも絶対抜き返すぞ!」てなノリで
僕も10時間以上ぶっ通しでプレイすることがしょっちゅうありました。
しかし、ただ自分の記録を伸ばす場合は「もう2時間もやっちゃってる・・・他にすべきいっぱいあるのに・・・」と
曇った気持ちでプレイすることが多く、これは決して僕だけではないハズと睨んでます。
それほどベスト記録を縮めるのは苦行であり、1秒縮めるのに10時間で済めば僕的には大成功ですし、
100時間かかって0.1秒も削れないなんてことはTA界隈で日常茶飯事だと思います。
それでランクアップを狙うならまだしも、既にトップで記録更新のためだけにやってるのは異常と言うしかありません。
しかし生来執念深くしつこい性格のため、タイムが縮むのが分かってるのにスルーするのはやっぱり悔しい!
さらに常日頃からタイム短縮のアイデアを考えるのが癖になっており、実際使えそうなものも次々浮かんでしまう。
それでも何とか辞めて真人間に戻り、有益なことをしたり他のゲームを遊んだりもするのですが、
やっぱりそのゲームが好きなので軽い気持ちで再開し、ついつい記録更新に手を出して沼ってしまう・・・。
こんな虚しいチャンピオン達の挑戦が、TA競争の終わったゲームの数だけ人知れず繰り広げられてるような気がします。
なんというマンパワーの無駄遣い!「おまえらもっと為になることしろよ~」と言いたくなるでしょうが、
コレに決着をつけないとうわの空で実生活に支障が出たりしますし、本当にメンドクサイ連中だと我ながら思います。
しかし同時に、競争が終わってホッとしている自分もいます。
冒頭で「全て完璧なら270秒で現実的に285秒くらいは出せる」と書きましたが、
もしワンスアゲインのTA参加者が100倍いたなら、今まさに270秒前後をめぐる戦いになっていたかも知れません。
これ、間違いなく地獄です。きっと今までの争いがお遊戯に思えるほどの地獄でしょう。
なにせどのシーンも操作ミスや判断ミスがないのは大前提で、敵が常に最善の行動をしてくれるプレイなんて
いったい何万回プレイすれば、何千時間プレイすれば出来るのか・・・想像するだに恐ろしい!
まさに0.1秒削るのに1万時間じゃ足りない状態のような気がします。
そしてその状態になっていると思われるのが先述のスーパーマリオで、僕もあそこまで人間を辞めるつもりはなく、
お山の大将としてもトップで終われたのは幸運だったなあ・・・と思うのも紛れのない本音です。
TA競争の果てに、ほとんどの人はトップに立つのを諦め、1位は1位で競争中はいつ逆転されるかと常にビクビクし、
いざ競争が終わるとまだ競い足りない気持ちと終わって良かったという気持ちを両方抱えたまま
しなくていい記録更新に挑戦しているという廃人状態。
ひょっとするとTAガチ勢は、バッドエンドを迎える人が大多数なのかも知れませんね・・・。
・・・なんて終わったと思って油断してたら、また逆転してくれる人が現れたりして?
実は今回TAに沼ったのは、あるカテゴリで2位の人が記録を伸ばしているのに気づいたのがきっかけでした。
これ、メチャクチャ嬉しかったです。「まだ人がいたんだ!僕を抜こうとしてくれてたんだ!」という感じで。
TA走者はプレイと記録で会話するものだと思ってますが、今回はまさに
「まだおるぞー」とその人と会話できたような気がします。でもその度に沼ったらそれはそれでどうかと思いますがw
とにかく、世の中に蠢いている幾多のゲームのTAチャンピオン達、さらにはすべてのTAガチ勢達に、
心の平安が訪れることを切に願います。ゲームは苦しむためではなく、楽しむためにやるべきものだと思うので。
だけどこれまた厄介なことに、TAで苦しみ抜いた末に新記録を出した時の多幸感は唯一無二なんですよねえ・・・。
PS4版、Switch版の素晴らしきライバル達です。苦しいことも多かったけど、共に楽しんだ時間も間違いなくありました。
誰ともお会いしたことはないけど大切な戦友だと思ってます。皆さん、幸福でありますように・・・。
ところで、ザ・ニンジャウォーリアーズ ワンスアゲインは先日の2025/7/25で発売6周年を迎えましたが
僕はそのことをすっかり失念しておりました。
今までは7月25日にはなんかしらアクションを起こすか、少なくとも発売日は忘れずにいたのですが、
それがすっぽり抜け落ちてたのは卒業が近い証なのかもな~と思います。
卒業と言えば、このgooブログも約2ヶ月後の10月1日で新規記事・コメント投稿終了、そして11月18日でサービス終了です。
その後どうするかは未定ですが、せめて書き残しのないようにしたいです。
それでは今回はこの辺で。終わりに本文に関係ありそでなさそな動画を置いておくので、ご視聴くだされば嬉しいです。
クッソ暑い日が続きますが、どうかお身体に気をつけてください。
よく「人生悲喜こもごも」と言いますが、
最近趣味の分野で悲と喜が2つずつあったので書いてみたいと思います。
・悲の1 とあるレトロゲーセン店長さんの急逝
先日、青森県にあるレトロゲーセンの店長さんがお亡くなりになりました。
その経緯を見ると、お気の毒すぎて絶句してしまいます。
・2019年 「レトロゲーム秘密基地」オープン
・2021年 コロナ禍により閉店
・2022年 クラファンの助けを得て新店オープン
・2024年 隣の火災が燃え移り全焼、閉店
・2025年 再建作業中に病気により急逝
・・・もう「ここまで不運な方はおられるのか!?」と思われるほどの残酷さです。
ただただ、ご冥福をお祈りするばかり・・・なのですが、さらに追い打ちをかけるのが残った筐体の問題。
店長さんに身内はおられなかったらしく、誰も引き取ることができずに廃棄処分になるかもしれないそうです。
また悲しいことに、ロイヤルホテル土佐のスーパーハングオンもその中に含まれていたりします。
(店長さんのお知り合いから教えて頂きました)
「大好きだったホテルのゲームが良い人の元に渡って良かったなあ」と喜んでいたのに・・・。
ありし日のロイヤルホテル土佐スーパーハングオン
とにかく全廃棄だけはなんとか避けて、少しでも故人が浮かばれる結末になって欲しいです。
幸いなことに議員さんも動いてくださってるようなので、吉報を待ちたいです。
・喜の1 ワンスアゲイン新記録
ずっと遊んでいるザ・ニンジャウォーリアーズワンスアゲインについて、ノーマル1面の新記録を出せました!
何が嬉しいって、全ての始まりである「ノーマル1面」で会心のタイムが出たことです。
ノーマル1面はこのゲームを遊んだ人の99.9%(※)が最初にプレイする面であり、
間違いなく最も遊ばれてる面だと思われます。(※ もしかすると他人のセーブデータを用いて他の面から遊んだ人もいたかも?)
そのような意味で他の面より明らかに重要度が高い面であり、僕も非常に思い入れが深い面でした。
そして長い間ライバルとしのぎを削ってタイムを縮め、「71秒72」でトップに立って久しかったのですが、
「これ・・・70秒切れるんじゃね?」とずっと思いながら日々を過ごしてました。
でも挑戦すると修羅界に落ちることは明白だったので (散々時間をかけて出したベストタイムをさらに削る作業なので)
躊躇してたのですが、最近思い立って挑戦し、やはり修羅界に落ち、
もがき苦しみ抜いた末にやっと70秒切りの「69秒67」が出せました。
嬉しかった・・・。
今までのゲーム人生でもベストテンに入るくらい嬉しかった瞬間だったと思います。
これでワンスアゲインについて、始まりのノーマル1面と終わりのハード8面において納得できるタイムが出せました。
残りの面についてもタイムを削れる面はまだまだあるのですが、
現在全面でトップをキープしており、今後抜かれたり、革新的なアイデアが浮かんで
数秒タイムが縮む可能性があったりしない限り、この辺で打ち止めにしたいと思います。
なぜなら、他に抜くべき人&タイムが存在する場合は燃えますし挑む意味も見い出せますが、
自分の記録を伸ばすだけの作業は「こんなことやる必要あるのか?」とか
「他のことに人生使ったら?」とか、内なる自分の声が聞こえてきてかなりツラいものがあるのです^^;
なので、特別な面であるノーマル1面で70秒切り、ハード8面で300秒切りを達成して終えるというのは
落としどころとして適切ではないかと思うのです。
ハード8面の300秒切り。こちらも苦しかった・・・。
とにかく、クリアラーだった僕にRTAの楽しさを教えてくれたワンスアゲインには本当に感謝しております。
世間的にはマイナーですが、僕にとって最高のゲームです!
#TNWOA ノーマル1面 69.67sec
— zo (@zofy_dokidokiP) April 11, 2025
試行回数の暴力とバングラー軍の全面協力により70秒切り達成!
見どころは2発のチャージフィニッシュ(PP↑P)で、特に対クノイチが綺麗に決まりました(32sec頃)。
やっぱりワンスアゲインは最高です! pic.twitter.com/yQihw79k8t
ノーマル1面69.67secのプレイ動画です。よろしければご視聴ください。
・悲の2 gooblog、サービス終了
先日、gooblogのサービス終了告知がされました。
2022年のteacupブログに続きgooblogも終了か・・・ってこのブログもgooblogやんけ!?
ちょっと前に移転したばっかなのに・・・悲しいorz
またどうするか考えねばなりません。
とりあえず選択肢としては・・・
・移転して継続
・休止ののち再開
・終了
・その他 (全く別のブログをスタートなど)
あたりだと思いますが、おそらく僕は「休止ののち再開」を選びそうな気がします。
ネットで色々やってますが、やはり「ブログ」と「動画投稿」が僕には合ってるんですよね・・・(内容が面白いか否かは別にして)
とにかく今年の11月までgooblogは続くので、それまでにゆっくり考えたいと思います。
それではいつものアレを置いておきます。
・喜の2 ずっと知りたかったテレビ番組の名前が分かりました
80年代に、以下のような特徴のテレビ番組がありました。
・家庭用、業務用のゲームをいろいろ紹介
→業務用ではリターンオブザインベーダー、Doランラン、ダライアス、パックマニア、A-jax などを紹介
・シリーズではなく単発放送
・2~3時間の尺
・深夜の時間帯
当時ビデオに録画して何度か見たのですが、今はもちろん残っておらず、
「あれは一体なんの番組だったのだろう・・・」とずっと頭の片隅に引っ掛かってました。
しかしこれだけの手がかりで5chとかに聞いても誰も知らないでしょうし、
おそらく一生解明されない謎だろうな・・・とほぼ諦めておりました。
そんなある日、いつものように「game watch」のクラシックゲーム記事一覧を見ていると
「『リターン・オブ・ザ・インベーダー』が稼働40周年」という記事がありました。
そうか、もう40周年になるのか~と読んでいたら、次のような文章が。
「リリースから2年後の1987年にフジテレビで放映された「糸井重里の電視遊戯大展覧会」という
糸井重里氏がナビゲーターを務めるゲームの歴史やカルチャーを紹介する番組の中で、
当時ライターだったゲームフリークの田尻智氏が自前の基板と筐体を使ってこのゲームを紹介しており・・・」
「糸井重里の電視遊戯大展覧会」
ぞわっ!!と来ました!
というか一目見ただけで確信めいたものがありました、「これに違いない!!!!」と。
そしてあれこれ調べた結果、動画がありました!
2:15からリターンオブザインベーダー、8:07から日本では幻のゲームDoランラン!
31:59「アーケードゲーム新作展示室」で、ダライアス・パックマニア・A-jaxほかもろもろ!
「これだよこれ、ついに見つけたわ・・・」
まるで旧友にあったような懐かしさに包まれました。
特にA-jaxについて、面クリアの音が日本版と違ってて「海外版かな?」と思った記憶が蘇りました。(40分4秒あたり)
ちなみに海外版もクリア音は同じなのでひょっとしたら開発バージョンだったのかも?
新たな謎が生まれましたが、これは別に解明されなくてもいいです^^
アフターバーナーIIやR-typeなどが紹介されてたのも思い出し、もう「なにもかもみな懐かしい」状態です。
当時、他のコーナーは目もくれずアーケードゲームのコーナーばっかり繰り返して見てたので・・・。
それにしても、番組の名前だけでも分かればと思っていたのが、当時の映像まで見れるなんて感無量です。
もっとも上のYOUTUBE動画は無断転載で誉められたものではないかも知れませんが、
でも長年探し求めていた身としては本当にありがたい限りです。
あらためて、素晴らしい番組を作られた糸井重里氏、リターンオブザインベーダーの記事を書かれたライター様、
そしてYOUTUBEにアップロードされた方に、心から感謝をいたします。
世の中ツラいことが非常に多いですが、たまに予想だにしない幸運が落ちてくることもあるんだな・・・と
しみじみ思い知らされました。
趣味も実生活も問題が山積みな僕ですが、いつか良いこともあると信じて頑張っていきたいと思います。
それでは、今回はこの辺で。
PS 僕とA-jax
ちょっと気が向いたので、僕とA-jaxについて書かせて頂きます。
僕とA-jaxとの関わりは、
「上記の番組(電視遊戯大展覧会)で見て興味を持つ」
まずこれが始まりだったと思います。次に、
「87年の稼働直後、ゲーセンで遊ぶが一面で終わり、以後プレイしなくなった」
あまり性が合いませんでした。普通ならここでフェードアウトするのですが・・・
「サントラCDを中古で見かけて購入した」
LAOXで半額くらいで売ってたので買ったのですが、これが実に素晴らしい内容で、
A-jax・バトランティスなど名曲揃いで聴きまくり、今でも聴いているお気に入りの一枚になりました。
さらに、
「90年代、大阪高知特急フェリーで見かけて数回プレイした」
個人的に好きなゲーセントップテンに入る「大阪高知特急フェリーのゲームコーナー」で驚きの再会!
もちろん何度かプレイしましたが、やっぱり1面はクリアできませんでした^^;
個人的に、苦手なゲームでここまで人生に食い込んできたのはA-jaxと1942くらいなものです。
なんと言うか、縁の深いゲームなんだろうな…と思います。人とゲームの間に縁が発生するのかは不明ですが^^;
そんな僕にとって不思議な存在のA-jax、今後もやり込むことはたぶんないでしょうが、
サントラはずっと聴き続けて行きたいと思います。
以上です。お付き合いくださりありがとうございました。
これ(↓)は以前作ったファミうたで、ほとんど上記の内容のままですがご視聴いただければ幸いです。
ミクさんズにA-JAXの曲を歌ってもらった pic.twitter.com/jeXc4DdiOV
— zo (@zofy_dokidokiP) June 3, 2017
1942と大阪高知特急フェリーのゲームコーナーについても以前ブログに書いているので、よろしければご笑覧ください。
・いきなりクライマックス、1942攻略
・1942 攻略覚え書き
・僕と1942
・動画紹介 & 思い出のゲーセン
2ヶ月ぶりの更新ですが、最近は主に沙羅曼蛇の攻略をしてました。
そして、サターン版ですがノーコンクリアを出来るまでになりました!
嬉しい・・・ず~っとクリアしたいタイトルだったので感無量です。
中でも一番嬉しかった瞬間は初めて4面をクリアした時!ってか知識がないと絶対クリアできないでしょこれ!
小隕石地帯は自機を画像(↓)通りの横位置(スコアの1の位とHの間)に合わせないとアウトとか!
大隕石は撃ったら詰みだとか!
極めつけはボス!
こんなん安全地帯を知らないと100%無理ですよホンマ! (※ 安地以外の方法もあるそうです)
振り返ると80年代当時、ゲーセンでプレイした時は4面でいつもゲームオーバーになってたのですが、
「そりゃ方法を知らなければクリアできる訳ないわ!」とシャウトしたくなりましたw
なので今回、4面をクリアできた時は本当に嬉しかった・・・なにせ1986年稼働以来の初突破だったので^^
その後は5面6面も4面ほどハマらず(最終シャッターは苦しみましたが)、ほどなく一周クリアできるようになりました。
それにつけても、噂に違わぬ名作ゲームですね~!
ダイナミックな仕掛け、名曲の数々、緻密なゲーム性など紛れもない一級品で、
1千万点を目指してハマり狂う人が続出したのも納得できます。
もっとも僕はスコアラーではないし実力も気力もないので、あとはゲーセンでのクリアを目指そうと思います。
サターン版の攻略が全て通用するかは心配ですが、名移植と言われてるのでたぶん大丈夫・・・だといいな^^;
ところで「なぜ今になって沙羅曼蛇?」と思われるかも知れませんが、ザリガニの焼失が大きなきっかけでした。
ありし日のザリガニ店内です。モニターが点いてないゲームも多い中、沙羅曼蛇はだいたいいつも点いており、
昨年の12月に見かけた時に「いつかはここでクリアしたいな~」なんて思ってたところに突然の火災による閉店。
「あぁ、もうザリガニで沙羅曼蛇はプレイできないんだな・・・」との思いが、攻略衝動に繋がったのだと思います。
もっとも沙羅曼蛇はまだ全国あちこちで稼働してるので今後どこかでプレイ出来るとは思いますが、
なんとなく「初クリアはザリガニで」と思ってたので、やはり寂しい気持ちが大きいですね・・・。
蛇足ですが(沙羅曼蛇だけに)、当時クリアまでやり込まなかった理由はだいたい以下の通りです。
・行きつけのゲーセンに無かった
・他にハマってるゲームが沢山あった
(グラディウス、スぺハリ、テーカンワールドカップ、ファンタジーゾーン、くにおくん、アルカノイド等)
・難しく感じた
今にして思えば、他にハマってるゲームのラインナップが豪華なことこの上ないですね・・・。
1985年から86年にかけての名作ラッシュは正にゲーセン黄金期だと思います。(→参照ページ・Arcade Fan様のゲーム年表)
これだけの名作がホームや準ホームのゲーセンにあるものですから、わざわざ他のゲーセンに行くこともあまり無く、
結果として沙羅曼蛇はスルーで終わってしまった訳なのです。
つくづく「行きつけのゲーセンに何が入って何が入らないか」がそこに通う人のゲーム人生を左右すると思います。
世間一般ではマイナーゲーやクソゲーでも、自分のホームにあったタイトルはかけがえのないものになったりしますし。
しかし、ゲーセンでスルーはしたものの沙羅曼蛇は大好きなグラディウスの続編であることからずっと興味や憧れがあり、
ファミコン版・PCエンジン版・サターン版を買って遊びましたし、音楽集(レコード)も中古で買いました。
そして家庭用はコンティニューを駆使してクリアしたのですが、やっぱりゲーセン版をノーコンクリアする達成感は
今風の言い方で言えば「それでしか摂取できない栄養がある」のですよね~。
今回の沙羅曼蛇も、39年間熟成させた栄養分を存分に摂取することが出来ました!
あとはゲーセンに行ってクリアするのみ!ザリガニの弔いの意も込めて、いつか必ず成し遂げたいです。
また達成したら、こちらでご報告させていただきたく思います。
それでは今回はこの辺で。
80'sアーケードゲーム5本アンケート by OPENSPACE FUKUOKA 、集計その2です。
今回は年別ランキング・前編で、各年ごとに簡単な説明をつけていきます。
◎ 年別ランキング・前編
1980年 1981年 1982年 1983年 1984年
・アンケート元サイト:OPENSPACE FUKUOKA様
・集計結果置き場 ・データ(xlsx)ダウンロード
(↑のランキング画像をクリックすると、1980年全44機種のランキング結果に飛びます。以下も同様です。)
「ニチブツイヤー」
80年はニチブツイヤー!1位のムーンクレスタと2位のクレージークライマー、どちらも大傑作です。
また、ナムコのパックマン(3位)も大ヒット。日本以上に北米のブームがもの凄かったそうです。
ちなみに4位のギャラクシアンは79年製ですが、元のアンケートを尊重してこのままにしたいと思います。
「面パターンの違うゲーム」
81年、主流だった固定シューティングはギャラガ(1位)でほぼ完成の域に達し、以後は減少していきます。
対して、ドンキーコング(1位)とスクランブル(3位)は面ごとにパターンが違うのが画期的で、
・ワンパターンじゃないので飽きにくい
・次の面が見たくなる
・冒険している気分になれる
・最終面に来た時の高揚感
・一周クリアの達成感
・・・などなど長所だらけで大ヒット!
それまでもムーンクレスタ(80年)など「面ごとに違う敵が出る」ゲームはありましたが、
ドンキーコングとスクランブルは敵だけではなく背景やゲーム性さえも大幅に変化させて劇的な進化を遂げました。
6位のジャンプバグをはじめ、この手のゲームは後にどんどん増えて行くことになります。
また、81年密かに活躍したのは「アルファ電子」!
先述のジャンプバグとクラッシュローラー(4位)というヒットを飛ばし、長く遊ばれることになります。
10位にドンキーコングのコピー品「クレイジーコング」が入ってるのも面白いです。
「戦略性の高いゲーム」
アクション全盛で、1位のディグダグとペンゴは駄菓子屋でも大人気でした。
この二つの共通点は「戦略性」ではないでしょうか。
ディグダグは「モリで倒すか、岩石落としを狙うか」、
ペンゴは「スノービーを倒すか、アイスブロックを揃えるか」。
どちらも前者は確実性があり、後者は高得点が狙えるもので、人によって個性が出るのも面白く、
「面クリアに複数の解法が存在する」というこの2作品はプレイヤーに受け入れられ大ヒットを納めました。
そして、以後の固定画面ゲームの模範になったと思います。
また、この年はデータイーストがバーニンラバー(5位)・ハンバーガー(6位)とヒットを飛ばしました。
「ゼビウス革命」
ゼビウスがインベーダー以来の大ヒット!
全てが革命的かつ圧倒的で、ゲームの進化を一気に2~3年早めたのでは・・・と思います。
百聞は一見に如かずで、83年の1~8位を並べた画像をご覧ください。
明らかにゼビウスだけ次元が違います。
これは他のゲームがどうこうではなく、とにかくゼビウスが異常で革命と呼ぶに相応しいものだったからです。
事実、虜になるゲーマーが続出してどのゲーセンでも複数台設置、それでも中々開かずに順番待ちが発生してました。
また、ゼビオス・バトルスなどのコピー品が駄菓子屋に溢れかえるなど、まさに大フィーバーでした。
いま一度、ゼビウスの革新的だった点をおさらいしてみると・・・
・従来とは比較にならないリアルな映像 (色彩の統一、影の描写など)
・縦スクロールシューティングの確立
・地形、エリアの概念
・地上物、対空物の概念
・地上、対空物の打ち分けという攻撃方法
・圧倒的なキャラ数
・度肝を抜かれる巨大ボス
・キャラの凝った設定 (名称とコードネーム、系統、改良、素材、味方など)
・隠れキャラの存在
・厨二心をくすぐるバックストーリー
・クリア不能と思えるほどの激ムズ地帯の存在
・名所の存在 (ナスカの地上絵、ソル8本、ドモグラム盆踊り、ゾシーバックアタック地帯etc)
・暗記が重要な攻略方法
・・・などなどで、これだけの要素が初出だったり従来のものを大きく進化させたものだったりしたので、
そのインパクトは計り知れないものがありました。
さらには2位のマッピーも大人気で、83年はナムコ初期の最盛期と言っても過言ではないと思います。
その一方で、3位以下のエレベーターアクション・マリオブラザーズ・ハイパーオリンピックなども名作で、
ナムコ包囲網が徐々に築かれつつあります。
「ポストゼビウスと謎や隠しキャラ」
ゼビウスとは別ベクトルのスターフォースが1位! 見事、ナムコの4連覇を阻止しました。
それにしても、ゼビウスの約1年半後で「空中・地上の敵を同一ショットで破壊する」という
発想が生まれたのはスゴイことだと思います。
他にも、地上物を廃して空中戦のみにした「1942」(3位)、
多彩なウィングで戦略性が大幅にアップした「B-ウイング」(7位)など、
各社、ただのゼビウスの二番煎じにとどまらない名作をリリースしています。
また、ゼビウスのソルやスペシャルフラッグがウケたことから謎や隠しキャラが一気に増えました。
スターフォースのクレオパトラ、1942の弥七、パックランドの隠しフューチャーなどが有名で、
中でもドルアーガの塔(2位)は謎だらけ、むしろ謎しかないゲームで非常に話題になりました。
これに即対応したのが、83年の秋から始まった「スーパーソフトマガジン」。
メーカーが奥の深いゲームを作る → 雑誌で攻略や裏技などをフォロー → ゲーマーが積極的に取り入れる、
という好循環が誕生し、業界はますます活気を帯びていきました。
ここでちょっと脱線しますが、ディグダグやペンゴよりずっと以前に面クリア方法が複数あり、
さらにゼビウスより以前に隠し要素が話題になったゲームがあります。
それはズバリ、スペースインベーダー!
クリアへの戦法として「通常撃ち」と「名古屋撃ち」があり、
無難だけど被弾の危険性は高い「通常撃ち」か、占領は恐いけどノーミスクリアも狙える「名古屋撃ち」か、
これは紛れもなく戦略の選択だと思います。
さらに、UFOの300点の法則はれっきとした「謎・隠し要素」と言えるでしょう。
80年代、ゲームは様々な面で進化していきますが、その一部をすでに78年で実現していたインベーダーは
やはり伝説級の名作だと断言できると思います。
・・・以上、年別ランキング前編でした。
このアンケート集計シリーズは2回で終了のつもりでしたが、色々と書けそうなので続けていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
最後に、残念なニュースがありました。
先日1月21日に、大阪府のレトロゲームの聖地、ザリガニで激しい火災が発生してしまいました。
なんてこった、貴重な体感筐体とかが山のようにあったのに・・・。
前々回の記事には書きませんでしたが、僕も昨年の12月、かすが娯楽場を訪れた帰りに寄りました。
その時に撮った写真です。いつかこのボスコニアンで遊びたかったのですが、叶わぬ夢になってしまうのか・・・。
なんとか奇跡の復活を成し遂げて欲しいのですが、状況はかなり厳しそうです。
九州の聖地、指宿いわさきホテルも6月から休館するそうで、2025年のレトロゲーセン界隈は寂しい門出になりました。
何か明るい話題が届くことを願うばかりです。
そして今日(1月28日)は、ロイヤルホテル土佐が営業終了して丸1年になります。
これを記念して、ありし日のゲームコーナーの風景をYOUTUBEに投稿しました。
VR動画ですが、普通にWEBでも見れますしスワイプで周囲を眺めたりも出来るのでぜひぜひご視聴ください。(4K推奨です)
あれから一年、やはり以前と比べて気落ちしている自分がいるので、そろそろ吹っ切らなくてはと思います。
土佐えもん、ぼくこれからも頑張るよ・・・。
それでは、今回はこの辺で。