気ままにハンドメイド

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淡路結びがかわいい!和風なヘアクリップ

2021-03-15 14:44:29 | 日記
今回は、水引をつかったヘアアクセサリーを作成しました。
3月といえば、桃の節句。3月後半にもなれば、桜が咲き始め、4月にかけてお花見の季節ですね。
そんな春の入り口をイメージして、ピンク系の配色でヘアクリップをつくってみました。

■材料

水引…90センチのものを5本
濃いピンク×1本
薄いピンク×2本
パープル×2本
ヘアクリップ(土台)…1個
ボンド、グルーガン、ハサミ

■作り方
1:水引を5本どりにして、連続あわじ結びを結びます。

2:結び終わりは、結び始めと同じ形になるように、輪のなかに出ている先を入れ込みます。
3:後ろはボンドでとめます。ボンドが乾くまで1時間程度待ちます。

4:ボンドが乾いたら、左右に出ている先を、表から見て不自然にならないような位置でカットします。
5:グルーガンで土台となるヘアクリップに固定します。

6:しっかり固まるまで待ったらできあがり!

■工夫ポイント
水引をしっかりとしごくことで、水引が扱いやすく、なめらかな曲線を実現できます。
水引を引き締めて形をつくるときに、内側になる水引から1本1本丁寧に、輪の大きさなどを調整しながら引き締めていきます。
少し時間はかかってしまいますが、一気に5本を引き締めてしまうよりも、きれいで均等に仕上げることができます。
連続あわじ結びは、つくっているうちにねじれてきてしまうことがあります。
その都度、ねじれを直すように形を整えながら作りました。

■あわじ結びとは?
「あわじ結び(淡路結び)」と呼ばれる水引の結び方ですが、「あわび結び(鮑結び)」や「あおい結び(葵結び)」という呼び方もあります。
どの呼び方をしても、結び方は同じで、結びきりの結び方になります。
結びきりとは、一度結んだら解けない結び方のこと。
「二度と繰り返さない」という意味が込められており、結婚などの一度きりのお祝い事や、不幸ごとといったときに使われます。
あわじむすびも、慶事にも弔事にも使われる結び方です。
不祝儀の場合は、地域や宗派によって「白×黒」「白×色」「黒×銀」「銀のみ」「白のみ」といった色が使われます。
白×黒のヘアアクセサリーもモノトーンで素敵ですが、水引の使われ方を知ると、こうした配色は避けたほうがよさそうだと個人的には思います。
今回使用した水引はピンク色を基調にしていますので、日常でも安心してご使用いただけます。


レジンでつくる雫型のピアスとヘアピン

2021-02-12 14:52:39 | 日記
今回は久々にレジンをやりました。レジンには2種類あるとご存知でしたか?
1つはおなじみのUVレジン。もう1つはエポキシレジンです。
今回は、UVレジンを使って、雫型のピアスとヘアピンを作りました。
中にはブルーのカスミソウと貝殻をメインに封入。遊色がきれいなラメフレークもいっしょに閉じ込めました。
小さな雫の中に海の中のワンシーンがあるような、そんなピアスとヘアピンのセットです。

■材料

UVレジン液
UVライト
シリコンモールド
ピアスパーツ
ヘアピンパーツ
花材
ラメフレーク
貝殻

■作り方

1.花材はシリコンモールドにおさまる大きさにカットします。
花びらを傷つけないよう丁寧に…。
カスミソウはピンセットで花の部分の形を整えます。
2.少量のレジン液を流し込んだシリコンモールドに、前面にもってきたいものを先に入れます。カスミソウと貝殻を入れました。

3.レジン液を足し、あじさいやラメフレークを入れます。
爪楊枝で微妙な配置を調整。
4.水泡を表現したいため、今回は気泡はぬきません。
(気泡をぬきたいときは爪楊枝でつぶすように抜くと良いですよ)
5.UVライトで硬化します

6.しっかり固まっているのを確認してからモールドから外します。
7.どうしてもバリがでてしまうので、ヤスリできれいに整えます。
8.ピアスパーツやヘアピンパーツにレジン液をぬり、接着。
9.UVライトで硬化したらできあがり!

■特徴
UVレジンは、1剤だけで仕上げられるレジン。UV(紫外線)に当てることで硬化できます。
厚みの著しいものや、より透明度を求める場合、2剤を混ぜて硬化させるエポキシレジンのほうが向いています。
しかし、エポキシレジンは黄変しやすいというデメリットも。(最近のエポキシレジンは昔よりも黄変しにくいようですが)
今回は小物であることと、封入物が多いことからそこそこの透明度があればOKということで、より黄変しにくいUVレジンを使いました。
UVレジンは気泡ができやすいといわれますが、気泡も作品によっては「味」が出ます。
今回はブルー系の配色×貝殻…と、マリン調のものにしたので、水泡に見立てるのには気泡ができたほうが好都合だったりするのです。

■最近のレジン事情
私がレジンを始めた頃は、UVレジンとエポキシレジンが主流。エポキシレジンよりもUVレジンを手軽に楽しむ人が多かったような気がします。
UVレジンを硬化させるには、太陽光でもよいのですが、太陽光で硬化させる場合は時間がかかります。
雨降りや曇の日が続くと…なかなか固まってくれません。
そこで、UVライトを購入するのですが、最近はUVライトではなくLEDライトで硬化できるレジンもあるようです。
すこし調べてみたところ、LEDで硬化するレジンは2018年頃から発売され、
・硬化時間が短い
・黄変しない
・硬化後にべたつきにくい
といった特長があるのだとか。
ただ、LEDライトはUVライトよりもお値段が張ったり、作品が反り返ってしまうこともあるみたいです。
今回はUVレジンを使いましたが、機会があればLEDのレジンも扱ってみたいと思う今日このごろです。




マチがひろがる!お弁当・お惣菜用エコバック

2021-01-12 19:12:38 | 日記
コンビニやスーパーで買うお弁当やお惣菜。
マチのない袋に入れたばかりに傾いてしまい、せっかくのお弁当やお惣菜が台無し…なんて経験がある方もいるのではないでしょうか。
今回は、見た目はまるでレジ袋のようにスッキリしているのに、お弁当やお惣菜といった幅のあるものを入れるときにマチが広がるエコバックを作りました。

【材料】
薄手の布
【作り方】

1:布を本体×2枚、持ち手×2枚に裁断します。
2:持ち手の両端を縫います。2枚とも同じように縫います。
3:本体を縫い合わせます。
4:持ち手を本体につけます。

5:表に返して端にステッチをかけ、アイロンで再度形を整えて完成。

【こだわりポイント】
★スッキリしてて邪魔にならない
今回作ったエコバックは、あくまでサブのエコバックだと思っています。
買い物に行く時、大きなメインのエコバックを持っていくという方も多いと思います。
お弁当やお惣菜を入れるだけのエコバックが嵩張って、バッグのスペースを占拠したり、「邪魔…」と感じてはストレスですよね。
なるべく薄く、気軽に持ち運べるように…ということを意識して薄手の布を選んでいます。

★洗えるからいつも清潔!
薄手の布を使用している利点はもうひとつあります。
それは、洗ってもすぐに乾くこと!
ウィルスなどが気になる昨今、また、お惣菜などの汁が誤ってエコバックについてしまった…そんなときに気兼ねなく洗えて、すぐに乾いて翌日また使うことができるのも薄手の布を使用しているからです。

【実際に入れてみた】
実際のお弁当やお惣菜をいれるわけにはいかないので、お弁当と同じくらいの大きさのタッパーを入れてみました。

タッパーのサイズは大体ですが、17センチ×26センチくらい。
ごはんが160グラム程度、おかずが3品くらい入っているお弁当の容器のサイズがだいたい17センチ×23センチなので、しっかりと入れることができるはずです。

【こんな使い方もできます】
お弁当やお惣菜を入れることを想定していますが、お肉やお魚を入れるのにも利用できます。
お肉やお魚のパックも幅が広めのものが多く、マチがないと傾いてしまうこともしばしば。
他の食料品とは別けて持ち帰りたいという方もいます。
このエコバックを使えば、お肉やお魚をまっすぐ入れて持ち帰ることができます。



水引×リザーブドフラワーのクリスマスリース

2020-12-06 13:50:07 | 日記
ご祝儀袋で目にすることが多い水引。こより状にした和紙に、直接色がつけられたものや、絹やフィルムを巻いて作られたものがあります。最近では、小物やアクセサリーなど、ハンドメイドにも水引が取り入れられています。
今回は水引とプリザーブドフラワーを使ってクリスマスのリースを作りました。

■材料
水引(絹巻水引、特光水引)
プリザーブドフラワー(木の実、シナモン、かすみ草など)
パールガーランド
ワイヤー
グルーガン
麻ひも

■作り方
1.まずは、水引でリースの土台を作ります。

赤と緑の水引を束ね、ねじりながら輪っかにします。
輪っかにした部分をワイヤーで固定。
ワイヤーで固定した部分は「枝巻き」という技法で水引をまいていきます。
2.水引で「梅結び」をつくります。

梅結びは「淡路結び」を応用した結び方です。5枚の花びらになるのが特徴。
固く結ばれてほどけないという意味もあり、結婚式などのおめでたいシーンにも利用される結び方です。
「金×白」の組み合わせと、「ブラウンのグラデーション」の組み合わせで作りました。
色の配置を変えたり、大きさ、水引の引き締めぐあいによっておなじ梅結びでも表情はかわります。
3.グルーガンでプリザーブドフラワーや2で作った梅結びを固定していきます。

4.さいごに麻ひもを通して壁などにかけられるようにして完成です!

■こだわりポイント

今回のこだわりポイントは、水引を専門店で購入したことです。リースになる部分なので、しっかりとした水引を使いたかったのです。リース部分は、ある程度耐水性のある特光水引をチョイス。
やはり専門店で購入する水引は品質、結びやすさともに優れています。

■デザインのコンセプト
クリスマスのキラキラした感じもありつつ、大人っぽさや落ち着き、家族でまったり過ごすクリスマス…そんなイメージを表現したいと思いました。
リース部分や、白×金色の梅結び、ラメ付きのカスミソウ、コーティングされた木の実でキラキラ感を表現しつつ、ややマットな質感の絹巻水引で作った梅結び、シナモン、ホワイトレディ…といった素材で落ち着き感を出してみました。
リースの直径は、だいたい15㎝ほど。おうちのドアやキッチンの壁など「ちょっとしたスペース」に気軽に飾れるサイズに仕上げました。

■取り扱いの注意点
プリザーブドフラワーは天然のものを使用しています。
大変デリケートなので、配送中に実や花がとれたりすることもございます。

グログランリボンでつくるおしゃれなヘアゴム

2020-11-12 14:31:02 | 日記
今回は、広幅のグログランリボンを使って秋冬コーデにぴったりのヘアゴムをつくりました。
深いグリーンで作ったので、さり気なくクリスマスカラーを取り入れたい方にもおすすめです。
クラシックで上品な雰囲気に仕上げました。

■材料

・グログランリボン
・ヘアゴム
・フェルト
・ほつれどめ
・ボタン

■作り方

①グログランリボンの端にほつれどめを塗り、乾かします

②グログランリボンを半分に折り、開いている方を縫っていき、引き締めます
③端を縫い合わせ、もう一度ほつれどめをつけます
④ボタンをつけ、裏にフェルトを縫い付けます
⑤フェルトにヘアゴムを縫い付けます

■作り方のポイント

①グログランリボンの開いているところを縫ったあとにしっかりと引き締めます
ここで引き締めが弱かったり、ゆるんできたりすると、仕上がりが美しくなくなるので、最も重要なポイントだといえます。
②ゴムはフェルトの中に入れない
ゴムをフェルトの下(フェルトとリボンの間)に通すと、ゴムが切れたり劣化したりしたときに取り替えづらくなってしまいます。ゴムはフェルトの部分に縫ってあるので、劣化したら縫い糸をほどき、新しいゴムに取り替えることも可能です。

■意外と高級なこだわりのボタン
今回の材料で一番こだわったのはボタン!意外かもしれませんが、こうしたヴィンテージボタンというのでしょうか、ちょっと古い感じのデザインのボタンはなかなか手に入りにくいのです。
量販店を2軒まわっても「コレだ!」と思うものがなく、ハンドメイド好きの姑さんの紹介で地元の古いミシン店(品揃えがスゴイのです!)で仕入れてきました。
深いグリーンのグログランリボンに合うボタンを考えると、レトロでクラシックなイメージのボタンがどうしても欲しかったのです。
お値段もなかなか…ですが、雰囲気にぴったりのボタンを見つけることができました。