気ままにハンドメイド

マルシェルで販売中のハンドメイド作品を紹介!

ハーバリウム「サプリ」

2020-07-15 09:52:17 | ハンドメイド
どんよりした雲。止まない雨…。
毎日入ってくる新型コロナウィルスや豪雨災害のニュース…。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

なんだか気分が晴れないなぁという日が続いていたり、病院へ行くほどではないけどなんとなく体調も優れない…という方もいるかもしれません。
私も、雨の日になると頭痛がしたり古傷が痛んだりするタイプです。

そんな中、インテリアにちょっとした癒やしがあるといいなと思い、今回のハーバリウムを作りました。
医薬品ではないけれど、栄養を補給するもの…という意味から「サプリ」と名付けました。
オレンジとグリーンを中心としたビタミンカラーのハーバリウムです。
沈んだ心に栄養を届けられたら…と思いながら作りました。

・元気
・明るい
・リフレッシュ
・ビタミンカラー
・健康
・いきいき

…そんなワードを思い浮かべつつ作業。
フルーツを入れようと思った時、レモンという選択肢もないわけではなかったのですが、敢えてオレンジにしました。
レモンも「元気」「明るい」「ビタミン」…というイメージですが、オレンジってそれに加えて「あたたかみ」を感じませんか?私だけかな??

実は、アロマテラピーも高校生の時に資格を取ったほど大好きなのですが、オレンジの精油は憂鬱な気分をやわらげてくれるといわれているのです。
なので、そのイメージもあって、「やっぱりオレンジを使おう!」と決めました。

■材料
ハーバリウム用瓶(角型)
花材(オレンジ、はなかんざし、あじさい、ヘリクリサム、ソフトイモーテル、ペッパーベリー)
ハーバリウム用オイル
透明シート

■作り方
①オレンジや花材を貼り付ける透明シートを瓶の形に合わせてカットします。
②花材を選別し、カットします。
③配置を決めます。
④グルーガンで花材を透明シートに貼り付けます。
試作のときの画像↓
⑤透明シートを瓶に入れます。
⑥あじさいをグラデーションになるように入れます。裏側にもオレンジも入れました。
⑦オイルを注ぐ
⑧気泡を抜く
⑨蓋をして完成

花材を入れたところがこちら↓(オイルはまだ入れていない状態)
後ろ側はこんな感じです↓
健康に良さそうなフルーツサラダのイメージ!

ちなみに、試作は丸瓶で作りました。
試作だけど、試作と言いたくないくらい気に入っています!
こちらがその画像です↓
丸みのある瓶とはなかんざしの組み合わせって、可愛さがでるんですよね。
裏側は、あじさいとカールラメワイヤーのレイヤーデザインになっています。
その画像がこちら↓
横から撮ってます。試作とはいえ、360度楽しめるように作っていますよ。
■こだわりポイント
①花材の配置
オレンジの配置は、デザインを決める上で一番大切にしました。オレンジ同士の間隔を開け過ぎず詰めすぎず、他の花材の大きさや配置も考えながら何度も調整しました。
配置に規則性を感じさせつつも、天然のものということを意識し、不自然にならないように気をつけました。
配置が動きづらいように前面の花材は透明シートにグルーガンで貼り付けています。
グルーの糸引きは冷めた後にカットしてできるだけ取り除き、仕上がりが美しくなるようにしています。
角瓶の背面のグラデーションは下から淡い→濃いではなく、上下が淡く中心に向かって濃くなるようにして、上部と下部に明るさを感じるようにしています。

②オレンジの選別
ドライフルーツのオレンジを購入しても、黒く変色していたり、形が悪かったり、「いまちち…」と思うこともしばしば。天然素材なのでそういったものがあるのは当然で、反対に活かすということもできます。
しかし、今回は「元気さ」や「明るさ」をテーマにしたハーバリウムですので、複数枚のオレンジの中からなるべく明るい色でみずみずしさを感じるものを選びました。

■取り扱いの注意点
①ハーバリム専用の安全性の高いオイルを使用していますが、飲んだり肌につけたりしないでください。
②ハーバリム専用オイルの引火点は250℃以上で消防法上においても非危険物です。ただし、可燃性の液体なので火気に近づけないでください。
③収れん火災の危険があります。直射日光が当たる場所を避けてお楽しみください。
④お子様やペットの手の届かないところで保管してください。
⑤ボトル内の植物はすべて天然のものです。ひとつひとつ色合いや形が異なります。また、花びらや実の落ちなども起こる場合があります。
⑥時間の経過とともに退色していきますが、品質に問題はありません。
⑦破棄する場合は、食用油と同様に自治体のルールに沿って破棄してください。
⑧配送中の動きで配置が変わりやすいです。竹串などでそっと調整してください。